大文字山 - 南禅寺山〜池ノ谷薬草園〜山頂〜北斜面〜山頂〜火床
- GPS
- 10:08
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,066m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 10:10
池ノ谷薬草園、池ノ谷地蔵尊、大文字山火床では到着時刻と出発時刻を記入しているため、多少の移動をしているものの、記録上は『滞在時間=休憩時間』となっています。
このため、実際の休憩時間よりも長めにカウントされています。
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■一般の登山道 標識も豊富で安定した道が多く、特に危険な箇所もないと思います。 やや注意を要するような箇所も少しはあるでしょうが、慎重に進めば問題ないでしょう。 ■大文字山北斜面 標識の類はほとんどありません。 基本通りに歩いている分には危険な箇所はほとんどないとの印象。 分岐がたくさんあるので、現在位置の把握をしっかりとした上で進むようにしたいですね。 何度か歩いているうちに迷ってもエスケープ可能だなと感じるようになりましたが、それでもGPSを携帯して歩くのが望ましいように思います。 色々と探りながら歩きたい人向けの山域でしょうか。 |
写真
感想
この週末は休もうかなとも考えていましたが、天気も良さそうだし、足の具合もまずまずな感じだったので、出かけてしまいました。
春本番を迎える前の大文字山北斜面を歩いておきたかったし、如意ヶ岳の北にある池ノ谷薬草園がどんな感じの所なのか知りたかったのです。
インクラインや他の場所の桜の開花具合も気になっていました。
以下、いつも通りに長文です。
蹴上駅からスタートし、インクラインの桜を確認しましたが、まだつぼみという感じで、あまり乗り気のしないままに写真を撮りつつのんびりと歩いた後、南禅寺方面へ。
ここでも同じように写真を撮りながらゆっくりと進み、最勝院の横を通り、登り口に到着。
尾根への取り付き地点を確認だけして、奥ノ院を経て、山道に入ります。
南禅寺山の山頂に立ち、その先は初めての道なので辺りの様子を見ながら進み、京都一周トレイルのコースに合流。
ここからは10月に激痛で足を引きずりながら歩いた道で、嫌な記憶が頭をかすめますが、この日はまずまずの状態でした。
いくつかの分岐を確認しつつ、京都一周トレイル東山45地点に到着し、池ノ谷薬草園へ向かうべく、如意ヶ岳方面へ。
雨社大神を経て、林道を歩き続けると、防獣ネットが目に入って来て、ようやく池ノ谷薬草園に到着。
案内表示は特に見られず、良く分からないままに適当に斜面へ入り、観察開始。
思っていたよりも手を加えられていなくて、ある意味でほったらかし感があるような中を歩いて周りますが、探し方が悪いのか、あまり花は見つからず。
ネコノメソウはたくさんあるんだけれども・・・
一周りした後、花壇ゾーンっぽい所でセリバオウレンを見つけ、少し写真を撮った後に、斜面へ戻り、もう少し観察。
こちらでもセリバオウレンがありましたが、もうピークを過ぎている感じでした。
花壇ゾーンに戻り、セリバオウレンの写真を撮り直し、池ノ谷地蔵尊へ。
こちらにも植物が色々と見られ、写真に収めました。
そんなに長居しているとは思っていなかったけど、1時間近く滞在していたようで、また時期を改めて観に来ようと思いながら、先へ。
途中からは往路と違う道を進み、違う角度からの比叡山を新鮮な思いで見たりしているうちに、山頂間近の辺りまで来て、にわかに増える人の流れと共に山頂に到着。
いつも通りのにぎわいで、相変わらず人気の山なのを実感。
やや霞んでいるものの、いつも通りに良い展望を眺めながらのパン休憩。
元気を取り戻し、そのまま北斜面へ。
以下、具体的な記述が多いので、北斜面未経験で予備知識を得たくない場合には読まない方が良いと思われます。
過去の北斜面では人をあまり見かけませんでしたが、この日は違っていて、少し下った辺りで写真を撮っていると、早くも単独行の人に追い抜かれました。
この人とは少し先で再会し、お話もさせてもらいました。
北斜面は初めてとの事でしたが、自分用の地図とGPSを駆使して歩いておられるようでした。
ヤマレコユーザーさんなのではと思いながら、短い区間ですが一緒に進み、別々の方向へ。
また鉢合わせするかなとも思いましたが、それっきりでした。
P328へ向かって歩いているつもりだったけど、違う尾根を進んだようで、程なく谷に出合いました。
これぐらいは想定内なので、谷をそのまま下ります。
倒木などが多少は見られるものの、進むのはそんなに困難ではなく、周りの風景を見ながらも足元に花を探しつつ進みます。
花はなかなか見つけられず、目に入ったのはネコノメソウぐらい。
P328が近づいて来た辺りで安全に登坂可能そうな尾根に取り付き、尾根道に乗り、そのまま進むと、P328に到着。
ここが熊山なのかと勝手に思っていたけど、ここは小熊山でした。
かわいいプレートに癒され、来た道を戻り、先へ進むと、地形図では分からないピークがあり、そこが孫熊山でした。
さらに進むと、熊山に到着。
こちらは標高が340m余りあり、こちらの方が小熊山よりも高い。
その後も訳が分からなくなるぐらいに分岐や出合があり、道中ずっといちいち写真を撮り、メモ書きしていたんだけど、次第に腹が立つぐらいになり、この山域を歩き尽くすのは大変だろうなと改めて思いました。
相変わらず行き当たりばったり気味に進んでいると、花が満開に近い状態のシキミを沢沿いで発見。
花が咲いているのをきちんと見るのは初めてで、思いの他に美しく感じられ、この道を通って良かったという感じ。
この沢は結構な水量なので、このまま進むと中尾の滝かなと思っていると、記憶にある風景が目に入って来て、そうなのを確信。
滝自体は前回と変わらないけど、近くの斜面が崩落していて、そこにあった木がぶら下がったような感じになっていて、そちらには近づかない方が良さそう。
中尾の滝を後にして、しばらく歩いていると、緩やかな谷が左に見えて来ました。
良い感じの谷だけど、これを見送り、先に進むと、似たような谷に出合いました。
ここを下らずに登り始めると、ケルンがあり、その向こうに見覚えのある岩が目に入りました。
ああ、ここを下れば、幻の滝だなと気付き、そちらへ向かいました。
こちらも前に来た時と特に変わらず、周囲の独特の地形や雰囲気に引き込まれてしまいます。
何枚か写真を載せていますが、実際にこの場に来てみないと、ここの良さは伝わらなさそう。
また違う時期に来てみたいなと思いつつ、先へ進み、尾根道へ。
ここは出逢坂または出合坂との名前が付いていて、熊山や小熊山にあったプレートと同じ作者によると見られるプレートがあるんですよね。
いずれも作り手の気持ちが伝わって来るような作品で、この山域の雰囲気向上に一役買っているような気がします。
そのまま進んで山頂に戻り着きました。
結局、北斜面で見かけたのは単独の方が5名ほどと1組のペアで、これまでとは違う北斜面徘徊になりました。
息を整えた後、火床方面へ。
ちょっとだけ寄り道して、火床に到着。
相変わらずの絶景で、何度来ても、すごいなと思ってしまいます。
前回と同じく横棒の端っこで遅い昼食です。
その後、初めてとなる右払いの方へ下り、そのまま霊鑑寺方面へ向かいます。
途中、やや急な所もあるけれど、別に問題はなく、無事に下山。
しかし、実際には下山し終わる少し前ぐらいから両足のアキレス腱辺りが痛み出し、ああ、またかという感じ。
早く帰りたいのだけど、市内中心部の桜の具合も気になるので、それっぽい方面へ。
予想以上に人通りは多く、自分には街歩きよりも山歩きが合っているのを再認識。
でかいザックで周囲に溶け込まないまま歩き続け、河原町駅の出入口に到着し、ここでゴール。
足の状態は上記の通りで、左足のアキレス腱辺りが新たに痛み出したのが気がかりですね。
痛む右足をかばうように歩く日々が続いたので、こうなるだろうとは思っていたけれど。
ただ、下山し終わるぐらいまでは目立った痛みもなかったので、歩く距離を抑えると、それなりの効果は見込めそう。
今後はその辺りも含めて、色々と対処法を試みつつ歩く事になりそう。
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