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Yamareco

記録ID: 1098755
全員に公開
山滑走
北陸

金剛堂山BC

2017年04月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:20
距離
11.8km
登り
1,100m
下り
1,098m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
1:10
合計
6:20
距離 11.8km 登り 1,102m 下り 1,109m
5:43
111
スタート地点
7:34
7:41
81
9:02
9:04
25
9:29
9:39
16
9:55
10:08
29
10:37
11:06
34
11:40
11:49
14
12:03
ゴール地点
天候 曇り山頂部はガス
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旧スノーバレー利賀スキー場駐車場(のすぐ下のスペース)に駐車
コース状況/
危険箇所等
スキー場わきの尾根からシール登高するが、最初からしっかり積雪はある。ウインドパックされた雪面もあるので、クトーはあったほうがいい。”前金剛”直下の尾根は雪が吹き溜まりになっているので、少し注意が必要だが、さほど難しい斜面はない。片折岳から北北西に延びる尾根の滑降は、最初は気持ち良かったが、標高を下げるにつれターンしづらい雪質となった。夏道も同様と思われる。
-
その他周辺情報 天竺温泉の湯(600円)おススメ。くつろげる。
http://www.tenjiku-onsen.com/
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出発地点にて、空はどんよりしている。
2017年04月01日 05:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 5:39
出発地点にて、空はどんよりしている。
旧スキー場の駐車場から出発。
2017年04月01日 05:43撮影 by  DSC-TX10, SONY
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4/1 5:43
旧スキー場の駐車場から出発。
すぐに雪壁となるので、乗り上げる。
2017年04月01日 05:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/1 5:43
すぐに雪壁となるので、乗り上げる。
橋の上にも雪が詰まっている。
2017年04月01日 05:44撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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橋の上にも雪が詰まっている。
この建物の裏から尾根に取り付いていく。
2017年04月01日 05:46撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/1 5:46
この建物の裏から尾根に取り付いていく。
ニシデンさん、ルーファイ中。
何回も来ているところだし、今日はトレースも残っていて地図なんか見なくても行けるんですが、1021mの辺りのアップダウンはいいかげんに行くと損するので、地形確認しました。(Ni)
2017年04月01日 06:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
4/1 6:32
ニシデンさん、ルーファイ中。
何回も来ているところだし、今日はトレースも残っていて地図なんか見なくても行けるんですが、1021mの辺りのアップダウンはいいかげんに行くと損するので、地形確認しました。(Ni)
林間をシール登高。
2017年04月01日 06:45撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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林間をシール登高。
180僂離好ー板では、キックターンが大股開きになり、流れるような体重移動操作ができない。
2017年04月01日 06:48撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 6:48
180僂離好ー板では、キックターンが大股開きになり、流れるような体重移動操作ができない。
きれいな雪の稜線をシール登高していく。
2017年04月01日 06:54撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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きれいな雪の稜線をシール登高していく。
柔らかい雪なのにシールが効きにくい変な雪質だったので、すぐにクトーを装備した。
2017年04月01日 06:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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柔らかい雪なのにシールが効きにくい変な雪質だったので、すぐにクトーを装備した。
林間の尾根を登る。
2017年04月01日 07:17撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/1 7:17
林間の尾根を登る。
”てんきとくらす”では、金剛堂山のお天気は”A”だったのになぁ。
富山地方の予報では一日通して曇りでしたよ。(Ni)
2017年04月01日 07:31撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 7:31
”てんきとくらす”では、金剛堂山のお天気は”A”だったのになぁ。
富山地方の予報では一日通して曇りでしたよ。(Ni)
樹氷のあいだを登る。
2017年04月01日 08:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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樹氷のあいだを登る。
稜線の雪がたまった部分を登る。
2017年04月01日 08:43撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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稜線の雪がたまった部分を登る。
前金剛に到着。石碑は完全に埋まっていた。ガス晴れを期待して中金剛に向かう。
2017年04月01日 09:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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前金剛に到着。石碑は完全に埋まっていた。ガス晴れを期待して中金剛に向かう。
中金剛1650mに着いたが、ガスは益々濃くなった。ニシデンさんはガスを連れてくるのか?
見えないガスは出すけど、不透明なガスは友達じゃありません。(Ni)
2017年04月01日 09:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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中金剛1650mに着いたが、ガスは益々濃くなった。ニシデンさんはガスを連れてくるのか?
見えないガスは出すけど、不透明なガスは友達じゃありません。(Ni)
ホワイトアウト気味のなか、下降したら一気に見えなくなった。
2017年04月01日 10:08撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/1 10:08
ホワイトアウト気味のなか、下降したら一気に見えなくなった。
片折岳の登り返しはツボ足にて
2017年04月01日 10:36撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 10:36
片折岳の登り返しはツボ足にて
片折岳ピークにてのんびりくつろぐ。
2017年04月01日 10:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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片折岳ピークにてのんびりくつろぐ。
滑降路の北尾根、概ね中急斜面だが、ここは緩いところ。
2017年04月01日 11:12撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 11:12
滑降路の北尾根、概ね中急斜面だが、ここは緩いところ。
標高が下がると、テールがひっかかって滑りにくい。
2017年04月01日 11:26撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 11:26
標高が下がると、テールがひっかかって滑りにくい。
妖怪”板つかみ”がでてきよったか!
2017年04月01日 11:30撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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妖怪”板つかみ”がでてきよったか!
栃谷登山口の鉄橋を渡るニシデンさん。
2017年04月01日 11:39撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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栃谷登山口の鉄橋を渡るニシデンさん。
登山口にはこいつがいた。
2017年04月01日 11:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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登山口にはこいつがいた。
林道を駐車場までもどる。
2017年04月01日 11:49撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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林道を駐車場までもどる。
スキー場からさきの林道は通行止めでっせ〜!
2017年04月01日 12:01撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/1 12:01
スキー場からさきの林道は通行止めでっせ〜!
速攻でしたね!お疲れ様でした。
2017年04月01日 12:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/1 12:03
速攻でしたね!お疲れ様でした。

感想

 北陸の名峰・金剛堂山へさくっと登ってきました。あいにくお天気がいまいちで、標高の高い部分にはずっとガスが立ち込めて展望は望めませんでしたが、さすがの日本二百名山であり、なにかしら貫禄を感じました。翌日の初雪山へのいい足慣らしになりました。

 利賀(とが)村は、南砺市に合併されて、市の方針によりスノーバレー利賀スキー場が閉鎖(2013年3月)されるなど、ますます過疎が心配されますが、この金剛堂山がある限り、大丈夫だと思いました。天竺温泉もいい雰囲気であり、是非また来たい場所となりました。  クマ
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クマさん週末北陸遠征で、日曜日は初雪山に決まった。じゃ土曜日はどうしましょうと相談したら、クマさんの方から金剛堂山はどうかと。日曜日ハードなので少し軽め、僕が喜んで案内できる山なのでそう決まった。

(旧)スキー場ロッジが上に見える駐車場所から出発、すぐそこの雪壁からスキーで歩き出し、竜口谷の橋を渡ると目の前に尾根が下りて来ている。裾をやや右に進んで比較的緩い斜面に取り付く。ここら辺のルート工作は何度も来ていてお手の物。春の締まりつつある雪で早めにクトーを着けて急斜面もこなしていく。少し上に上がると表面にうっすらと新雪が乗っているが、中は湿り雪で帰りは重そうだ。数日以上前のものと思われるカンジキのトレースが残っている。空は厚めの雲で夜が明けても少しうす暗い。

1021mのピーク辺りでは猿ヶ山が見つけられる位の視界だったが、片折岳で雲が低くなり、1451mのピークを過ぎて遂にガスに巻かれた。雪庇、細い雪稜など要注意だが、すごく危険とは思えなかった。山頂付近はなだらかになり、GPSで探って無視界の前金剛山頂に到達。祠は雪に潜って見えないようだ。

前金剛から下りようかと僕は思っていたが、待ってたら晴れるかもしれないから時間稼ぎに中金剛まで行ってみようとクマさんが言い、まだ9時だしそれも良いなと同意した。しかし視界は悪く、中金剛はおろか進むべき地形も把握できない。GPSと磁石を頼りに方向を定めてそろりそろりと進んでいく。が、途中でリングワンダリングを半周、反対向きになったのをクマさんに指摘されて修正する羽目となった。方角が不安定なGPSの読み方を勘違いしたことによる。

やはりGPSたよりで中金剛のピークに達し、周辺何も見えないことに変わりない。帰りは自分たちのトレースを辿って前金剛に戻ってシール剥ぎ。滑降ではあるがトレースを見失わないよう、慎重に下りて行く。この間単独のおじさんスキーヤーとすれ違い。少しずつ視界が戻ってきて、1451mピークに向けては雪庇に注意しながらも滑走らしくなってきた。

1451ピークは軽く巻いてトレースをつけておいたので、斜め登行を少しだけ頑張って通過、次の暗部までが締まった雪面で今日一番の快適滑降箇所。片折岳への登り返しはツボ足で、カンジキトレースを外すとごぼるが、上手く乗ってれば概ね大丈夫。片折岳で長め休憩。ここで男女二人組と会う。スキーとツボ足のペアだった。

片折岳からは登路を外れて、北北西方向に落ちる尾根、栃谷登山口に下りるルートを取る。出だしはまだ快適だが、次第に雪が重くテール掴みになり、木も混んでくるが藪で阻まれるには至らなかった。百瀬川が見えて来て、右手の谷筋にトレースが見えたのでそちらに真っ直ぐ下り、谷に着いたところで丁度、山頂近くで会ったおじさんが後ろから下りて来た。彼は登りも下りも夏道通りだったのだ。幅50cmの橋を渡ってトイレ(閉鎖中)のある登山口。おじさんはここまで車で来ていたが、僕らはシートラの林道歩きで駐車場所に戻った。

天気は少し残念でしたが、クマさんには遠征1日目の足慣らしになったでしょうか。

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コメント

マイBC!
ボクも金剛堂山お気に入りです。今年は行けなかったなぁ。この後、ヒュッテニシデンで美味しい思いをしたのですね。
2017/4/4 22:16
Re: マイBC!
イエッサー、ヤブ名人
金剛堂山BC、
ガスッてても、こんなに良い感じなのに、
もしお天気良かったら、
ヤバいかもです。

ほたるいか、カニスキ、さしみ、うどんすき・・・
海鮮三昧でしたね。
次回は、タコ焼きパーティを予定しています。はい!
クマ
2017/4/4 22:48
Re[2]: マイBC!
クマさん、ニシデンさんお疲れさまでした♪
金剛堂山、晴れたときにまた行きたいなぁ〜と思いました

美味しいものいっぱい食べられてヨカッタですね
次回のたこ焼きパーティはぜひ参加したいです
2017/4/4 23:35
Re[3]: マイBC!
カズミさん、まいど。
金剛堂山は、晴れていたら、さぞ素晴らしい斜面や展望があるのでしょうね!ボクの場合、遠征になるので、そうは頻繁に来れないのがとってもくやしいです。
次回は、エロイムエッサイム(悪魔くんの曲、モチ知ってますよね!)と念じながら登ろうと思います。(悪魔を召喚してどーすんねん!という意見もあり)

タコパー(近所の仲間ではこう呼ぶ)、ぜひやりましょう!
クマ
2017/4/5 10:28
あ、ここも忘れてた
今シーズンは思いつき山行が多く、予定していた初雪山も金剛堂山も逃してしまいました。今週末は帰省、来週末は立山なので来シーズンのお楽しみということで。
2017/4/5 9:53
Re: あ、ここも忘れてた
レッズさん、困りますね・・・
地元の名峰でのBCを忘れて、遠征していちゃあダメですよ。でも、お天気や積雪の具合によって計画通りにならないのが、このBCの世界!ボクも地団太踏むことが多いですが、どうやら気長にやっていくのが良さそうですね。
クマ
2017/4/5 10:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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