雲取山（小袖から、年山、西暦2017年記念、湿雪に難儀）

2017年04月05日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,338m
• 下り: 1,339m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:58
• 合計: 8:31

6:55 丹波山村村営駐車場
6:59 小袖緑道あがり
8:12 堂所
9:00 七ッ石小屋下分岐
9:43 9:46 ブナ坂
10:23 10:25 奥多摩小屋
10:59 小雲取山
11:19 雲取山避難小屋
11:23 12:16 雲取山
12:37 小雲取山
12:57 奥多摩小屋
13:25 ブナ坂
14:00 七ッ石小屋下分岐
14:27 堂所
15:21 小袖緑道あがり
15:26 丹波山村村営駐車場
15:26 ゴール地点

上り
06：55　小袖駐車場
08：12　堂所
09：00　七ツ石小屋下分岐
09：43　ブナ坂　09：46
10：23　奥多摩小屋
10：59　小雲取山
11：23　雲取山　12：16　お昼休憩
下り
12：16　雲取山
12：37　小雲取山
12：57　奥多摩小屋
13：25　ブナ坂
14：00　七ツ石小屋下分岐
14：27　堂所
15：26　小袖駐車場

上り　4：25
下り　3：10
総行動時間　8：31

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　4：50　中央ー圏央　日の出IC、100km
小袖駐車場　6：40　トイレあり、60台程、6台目
帰り
小袖駐車場　15：40
　もえぎの湯　（奥多摩駅）780円　16：45
世田谷自宅　18：30

コース状況／危険箇所等

○小袖乗越駐車場ー堂所
ゆるい傾斜の林間歩き、岩、木の根もなく大変歩きやすい、雪もほとんどなし
○堂所ー七ツ石分岐
傾斜も急になり日陰は結構雪が残る、ほどなくアイゼン等のすべり止めをつける必要あり、ただしこの暖かさだと数日で消失しそう。チェーンスパイクが多かったが私は軽（6本）アイゼン、ほかに前爪ありアイゼンの方もいました。
○七ツ石分岐ーブナ坂分岐（まき道）
さらに雪量が増え湿った雪で重たく斜面になると歩きにくい。日なたはすっかり雪が無いところも。日蔭はしばらく残りそう。最初のはしごの通過付近は注意。
○ブナ坂ー雲取山
ここも雪があるところとないところのミックス、帰りは溶けてぐちゃぐちゃになるところ多し。雪が水気多く小雲取への急登は前爪ないアイゼンだとききが悪く滑りやすく足が重い。
危険個所は総じてなし。

その他周辺情報

もえぎの湯 780円、奥多摩駅近く、トンネル出口そばから側道に入る、
露天は階段をかなり下った先にある、休日は混みそう、２時間制
　http://www.okutamas.co.jp/moegi/

写真

4/5 6:54

新装なった小袖駐車場、ここまでの登りの舗装路も半分くらいはきれいになっていた。60台位、今日は6台目。ガラガラです。

4/5 6:54

新築物件、トイレ、大変きれい、中は杉材（地元材？）でできており、トイレ臭というよりまるで露天風呂のようないい匂い。

4/5 6:55

鴨沢からの登山道

4/5 6:55

4年前のGWはこのあたりにも路駐が凄かった。

4/5 6:59

しばし舗装路を歩き登山口

4/5 7:08

自然林と杉の植林を交互に上る

4/5 7:12

この廃屋を見た人は何人くらいいるのか知ってる？「35億！」
人はいなくなったがこの住人が育てていた？水仙が毎年出るのかな。

4/5 7:13

廃畑

4/5 7:15

見事な杉の美林

4/5 7:33

後方立派な山容は三頭山。

4/5 7:39

若干の残雪

4/5 7:44

木の根も少なく歩きやすい。スギ花粉デンジャラス地帯でもあるか。

4/5 7:50

1時間ほどで水場到着

4/5 7:52

出方が減ったような、今日はありがたかった。周囲は杉の葉だらけ、反射でくしゃみが出そうかと思いきや終日快調でした。

4/5 8:01

だいぶ明るくなり前方に石尾根の一部が見える

4/5 8:12

稜線に出たとこ、堂所、まさに「どうってないところ」です。

4/5 8:18

ここからは日陰は一面の雪に、朝方はまだしまってます。

4/5 8:25

うっすく富士山

4/5 8:27

午後は曇るとの予報だから撮れるうちにとっておこうと何枚も

4/5 8:27

富士山の右の三角錐は雁ヶ原摺山

4/5 8:27

完全夏道モード

4/5 8:27

4/5 8:28

4/5 8:28

4/5 8:29

斜度が上がって滑り出し、下りの方に上の状況を確認、上はかなり雪あり滑り止めいるとのことで

4/5 8:42

軽アイゼン装着します。

4/5 8:42

ここも帰りは溶けかけ滑りやすい。

4/5 8:43

4/5 8:48

前方は七ツ石山か

4/5 8:54

さすがに4月、日差しが強く暑い、

4/5 8:54

雪が消え、石が転がる斜面は歩きにくい。

4/5 9:00

七ツ石小屋下分岐、今日の目的は雲取山、西暦2017を見に行く、なので七ツ石山は余力があれば帰路に回しまき道へ。

4/5 9:01

今回一番の注意ポイント？

4/5 9:01

橋は歩きにくくないが渡った先の斜面が狭くツボるので注意。私は帰路でツボって足つりました。

4/5 9:14

葉を落とした林で明るいが日陰もほしいところ。

4/5 9:15

4/5 9:24

まき道は雪、乾燥、とミックスが続く

4/5 9:24

4/5 9:25

西に大きい飛龍山が見えてくる。

4/5 9:25

飛龍山のさらに遠方に南アの白い峰が見てくれと言わんばかりに

4/5 9:25

自己主張の強い面々

4/5 9:30

七つ石小屋からの平行路と合流

4/5 9:30

4/5 9:31

ようやく北西に目指す雲取山が見えてくる

4/5 9:32

4/5 9:35

北、間、農取、塩見、悪沢。

4/5 9:40

4/5 9:40

4/5 9:43

ブナ坂分岐に到着

4/5 9:43

七ツ石山方面もトレースあり

4/5 9:43

結構な雪の量、ないところもあり、石がゴロゴロしてたりとアイゼンつけると歩きにくい、そういっても登山道を外すと植生を痛めそうだし。

4/5 9:46

帰路はドロドロ、ぐちゃぐちゃ区間、

4/5 9:49

真南に富士山

4/5 9:49

言葉はいらない

4/5 9:49

日当たり良好、すぐ溶けそう

4/5 9:50

4/5 9:50

4/5 9:51

天気よすぎでものすごく焼けそう、うっかりUVケア忘れた。

4/5 9:52

ジリジリです

4/5 9:52

4/5 9:52

4/5 9:53

4/5 9:53

4/5 9:53

名所？

4/5 9:55

防火帯がなければ単調な林間尾根になってたか

4/5 9:56

雲取山で一番有名な木

4/5 9:58

防火帯さまさまの展望

4/5 9:58

右端の大菩薩嶺、そこから黒岳へ続く大菩薩連峯、大峠、雁ヶ原摺山、

4/5 9:59

4/5 9:59

4/5 9:59

南アの展望が素晴らしい

4/5 10:00

4/5 10:02

飛龍山、名前が格好いいと思う。

4/5 10:03

ブナ坂らしい？

4/5 10:04

ブナ坂という割に周囲は針葉樹が多くない？

4/5 10:04

4/5 10:04

4/5 10:04

大菩薩から黒金山、牛奥ノ雁ヶ原摺山、黒岳への稜線

4/5 10:04

南東方角には立派な山体の三頭山、出だしは見上げていたのにかなり眼下になったな

4/5 10:05

悪沢の手前は黒川鶏冠山

4/5 10:05

4/5 10:05

天気予報ではそろそろ曇ってくるかと思ったが結構持ってくれている。

4/5 10:06

快晴に近い、飛行機雲の白さが際立つ、

4/5 10:06

ただブナ坂は切り払われているため照り付けが厳しい、4月なのに熱い、1．5Lの飲料ではこの長いコースでは足りなくなりそう。

4/5 10:07

徐々に登りもきつくなり雪も増える、

4/5 10:15

丹沢もすっかり見える、

4/5 10:15

振り返り七ツ石山

4/5 10:15

三頭山と薄い丹沢

4/5 10:15

大室、御正体山

4/5 10:15

ちょうど大峠の向こうに富士山

4/5 10:15

4/5 10:16

4/5 10:17

やっとこゴール雲取山が見えた、

4/5 10:18

ズルズル、ベタベタで歩きにくい

4/5 10:18

避難小屋確認

4/5 10:23

奥多摩小屋、営業中、帰り飲料を買おうとしたらビールとお酒しかないとのことでした。

4/5 10:36

4/5 10:51

小雲取への上り、雪がまとわりつきいやな斜面

4/5 10:55

振り返れば真後ろに富士

4/5 10:58

小雲取山から

4/5 10:58

見事な眺望、

4/5 10:58

4/5 10:59

4/5 10:59

4/5 11:00

頂上ロックオン

4/5 11:00

飛龍の奥西側に奥秩父の甲武信、国師が見えてきた。

4/5 11:00

甲武信と三宝山　左奥は国師、金峰は隠れてるかな

4/5 11:02

雲取山荘へのまき道は

4/5 11:02

トレースぜーろー

4/5 11:05

4/5 11:05

4/5 11:05

4/5 11:12

いよいよ最後ののぼり

4/5 11:12

避難小屋なかなか近づかない

4/5 11:12

重たい

4/5 11:19

最後の登りは上を見あげず歩き続け、気づいたら小屋前だった。

4/5 11:20

山梨百名山の標柱はなぜか山頂から結構離れた南（山梨側）にある、ここが山梨の最高点なのかも？地図を確認すると確かに埼玉、東京の県境が真の山頂のようだ。ちょっと山梨に同情、

4/5 11:23

本当の山頂、西暦二千十七年記念の標柱、これが見たかった。

4/5 11:24

東京都最高峰の標柱、4年前にはなかった、さすが東京都最高峰、金がかかってます。

4/5 11:32

今日の山飯、コンビニ調達ビーフシチュー+完熟トマトのスープパスタのコラボ。

4/5 11:32

ちょっと贅沢、360円位。

4/5 11:32

全部一緒に放り込んで水をプラス。トマト味が強い。シチューだけのほうがおいしいだろうが、炭水化物も取りたいところ。

4/5 11:35

標柱の奥には富士山

4/5 11:35

山頂には一人だけでした。

4/5 11:35

4/5 12:09

4/5 12:09

三峰側からの方で上り返し、雪で大変だったとのことでした。

4/5 12:10

山座同定盤

4/5 12:10

北西側は樹林が邪魔してあまり展望効きませんが薄く両神山、浅間も見えました。

4/5 12:12

大菩薩連峰

4/5 12:12

4/5 12:12

奥秩父、

4/5 12:12

4/5 12:12

4/5 12:12

4/5 12:13

4/5 12:13

4/5 12:13

4/5 12:13

贅沢な山頂独り占め、

4/5 12:13

山頂から避難小屋を見下ろす。

4/5 12:15

誰もいないのでセルフ

4/5 12:16

4/5 12:16

4/5 12:16

南北に細長い山頂。山梨山頂は小屋の前あたりなので5m位は低いか

4/5 12:16

東京都最高峰の標柱後ろには確かに東京都、埼玉県の2つ書かれてますが山梨はなし。

4/5 12:18

立派な避難小屋

4/5 12:20

トイレも完備

4/5 12:20

4/5 12:21

中もきれいです。20人くらい泊まれそう。

4/5 12:22

さあ長い下り、

4/5 12:22

帰りますか。

4/5 12:22

石尾根、七ツ石山の向こうには奥多摩三山の大岳山と御前山

4/5 12:23

ひっそり山梨百名山の標柱

4/5 12:25

トレランの方が来られたが今日来たのは失敗だったとこぼしてました。

4/5 12:25

この最後でみんなへばっていた。

4/5 12:27

これじゃあ走れないよな。

4/5 12:29

4/5 12:32

4/5 12:37

小雲取山

4/5 12:37

4/5 12:37

小雲取山からの下り、

4/5 12:41

4/5 12:42

結構滑る

4/5 12:52

4/5 12:53

途中ピークのまき道では斜面からプチデブリ、

4/5 12:55

4/5 12:55

4/5 12:56

4/5 12:57

奥多摩小屋、水、ジュース類はなくビール、お酒だけありました。バッチも売ってます。

4/5 12:58

4/5 13:03

4/5 13:03

雲取山ヘリポート

4/5 13:17

4/5 13:17

アイゼン外したいがまき道で必要なのでそのまま進む。

4/5 13:25

ブナ坂とさよなら、七ツ石山にはもちろん登る元気なし。

4/5 13:29

まき道はまだまだ雪あり

4/5 13:40

4/5 13:57

あの滝？湧き水飲みたい、

4/5 13:57

この付近のみ注意

4/5 13:57

この木橋手前がいやらしい、狭くツボって足つった。

4/5 13:57

4/5 13:58

滝？

4/5 14:00

七ツ石小屋分岐

4/5 14:06

4/5 14:06

あっという間に溶けていきます、あと数日でなくなりそう。

4/5 14:13

朝アイゼンを装着した場所もかなり溶けた。帰りもここで外したが。

4/5 14:13

アイゼン外したばかりでこの斜面で滑った。

4/5 14:16

4年前にお昼を食べた場所だ

4/5 14:27

どうってないところ

4/5 14:34

石尾根ともさよなら

4/5 14:39

水場、今日は助かる、500ml追加です。

4/5 15:21

登山口到着

4/5 15:22

舗装路を歩く

4/5 15:26

駐車場に帰着

4/5 16:51

奥多摩駅近くのもえぎの湯　780円

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

reopapa

2017mで今年の山としてすっかり認知された雲取山。やはり都民だし今年中には行っておきたい。真新しい西暦二千十七年記念の標柱も見たい。小袖の駐車場もトイレ整備が終わりアクセス路も通れるようになり天気予報もまあまあなので決行。ただ数日前に降った大雪の影響がやや心配だった、日曜までのレコを見ると結構な雪だが滑り止めなしでも上がっている方もいるようでギアの選択に迷う、融雪も進んでいるだろうが朝の冷え込みでかえって凍ると厄介、なにがしかの滑り止めは必要と判断、6本の軽アイゼンを選択、結果はコースの3分の2は装着していた。今後は暖かい日が続くようなので急速に雪解けが進み必要なくなるでしょう。
　春間近のブナ坂は遠望もきき気持ちよかったが、4月に入っただけに紫外線が強く、雪面の反射でものすごい日焼けになった。UVケア必要な季節になりました。山頂では数人の方とお話ししましたが、三峰からは大変だったようです。トレランの方も今日の重く湿った雪に苦労したとこぼしてました。雪の山頂はきれいでいいがドロドロ、グチャグチャを乗り越えてですからね、完全に雪が消えてからのほうがかなり楽だったかな。