御在所岳(中道〜国見尾根)
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- GPS
- 07:15
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
天候 | 曇りのち小雨、そののち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 数年前の大雨で登山道が被害を受けたようで、何カ所か迂回している(そっちが登山道になっている)ところありますが、問題ないです。 下山後は、湯の山温泉の宿で入浴できるようです。 あと地サイダー「ポンポン水」もあります。ちょっと高いですが、売り上げの一部がカモシカの保護に役立てられているみたいです。 |
写真
感想
恐るべし、パワースポットのパワー
連休後半の7日、仕事でお疲れ気味の副隊長とともに、
奇岩がゴロゴロするパワースポット御在所岳へ行くことに。
隊員3号もかなりお疲れの様子でパワーを充電するため、
連れてきたいところであったが、この日も仕事するとのことで断念。
天候の方はあまり芳しくないがとりあえず出発。
大阪は風が強いものの雨は降っていなかったが、滋賀県と三重県の県境では案の定、雨。
それも結構きつい。
現地であまりひどいようなら引き返そうかと思いつつ、湯の山温泉へ。
現地へ着くと、何とか雨はやんでいた。
が、山の方はガスに覆われ全く見えない。(スタート時点で見えなくてかえって良かった)
7:30準備を整え、いざ出発。
温泉街は人気もなく静まりかえっており、川の音だけが聞こえる。
新緑もきれいで、温泉街もなかなかの趣があっていい感じ。
3〜40分歩くと国道に出て、ここからが登山道(中道)。
登山道は雨で濡れているが、花崗岩であるためかえって湿っている方が都合がよい。
登り始めは、結構登りがきつい。
しばらくするとロープウェイが見える。
搬器の中から従業員らしきおじさんたちが手を振ってくれていた。
岩がごろごろ出だしたかと思うと、目の前にひときわ大きな岩、出現。「おぼれ石」だ。
続くは「地蔵岩」
ここは不思議ゾーンだな。
好奇心旺盛な私と副隊長は、これらの岩に登られずにはいられない。
しかし自然の力には圧倒される。
なんでまたこんなけったいな、いやいや素晴らしい形に偶然とは言えなるのだろう???
それがパワースポットと言われる所以なのか。
ときおり視界も開け、登って良かったと思う。
頂上に着く頃には・・・と希望的観測を持ちつつ登る。
が、その希望はむなしくもあっさりと崩れさる。
真っ白で何も見えない。その上、雨が降ってきた。
ついでにスキー場の辺りで山頂までの道が分からなくなった。
リフトの整備をしてるおじさんに道を尋ねる。
実はこのおじさん、ビックリすることに登りの途中でロープウェイの搬器から手を振ってくれたおじさんだったのだ。
恐るべしパワースポット・御在所岳。
で、「ここまで来たんやったら、ゲレンデを登って行ったら」・・・ってなわけで、ゲレンデを直登。
ほどなく山頂。
しかし雨とガスで何も見えぬ。
足早に山頂をあとにし、ロープウェイの山頂駅へ向かう。
ここで雨宿り&昼食とする。
天気予報では昼からは晴れるとのことで、期待しながらの休憩だったが、
あんまり好転する気配なし。
仕方なく出発。
下山は、またまた奇岩がある国見尾根へ。
国見峠を過ぎ、尾根分岐へ。
雨はやんでいた。ガスも下界方向は晴れてきはじめた。谷向こうには藤内壁も姿を現した。
どんどん尾根を行くとやがて巨岩出現。(名前はないようだ)
大きな岩があると、とにかく登りたい衝動にかられるのだ。
これもパワースポットがそうさせているのだろうか。(いや、全く関係ありません)
もう少し下ると奇岩出現。「天狗岩」と「ゆるぎ岩」だ。
さすが見事な形です。
さっきの巨岩に名前がつかないのが納得です。
ここでは、すべての巨岩に名前付けてられないくらいゴロゴロしているのだから。
もちろん「天狗岩」と「ゆるぎ岩」にもアタック。
これまでにかなりリフレッシュできてきた様子の副隊長は、果敢に天狗岩の先端を目指す。
ヒェ〜、見ている方が怖い。
女性の方が怖いもの知らずなのか・・・負けました、副隊長。僕には、そこまで行けましぇ〜ん。
続くは「ゆるぎ岩」
もはや私は見ているだけ。見ているだけで汗が出てきた。トロー。
って、ごっつう晴れて来てますやん。
下界の見晴らしもサイコーっす。
かなりの時間、ここで遊んでしまった。そろそろ下山、下山。
急勾配を下り、藤内小屋へ。
数年前の大雨で大打撃を受けたらしく、まだ修繕の途中であるが、営業はしている。
山頂方面を振り返ると、この頃にはすっかりガスも晴れていた。
ここから裏道と合流。
隣を流れる水もすごく透き通っている。
川沿いに下山するとやがて国道へでる。
国道を過ぎ、湯の山温泉へ向かうが、ここでちょっと寄り道。
最後のパワースポット「蒼滝」へ。
予想外に見応えあった。
マイナスイオンをバンバン浴びてるって感じでした。
蒼滝をあとにし、ゴールの湯の山温泉へ。
土産物屋で副隊長とともに地サイダーのポンポン水を飲む。
このポンポン水、決して安いとは言えない値段だ。
というのも売り上げの一部がカモシカの保護基金となるようである。納得。
副隊長はお土産用にもう1本、買っていた。
ポンポン水を飲みながら、今日登った山を見返す。
ふぅ〜楽しかった。
副隊長もかなりリフレッシュ、リチャージできたのではないだろうか。
なんてったって、帰りの車内で歌を歌い出したくらいなのだから・・・。(笑)
ちなみに歌は、松田聖子「夏の扉」
ps.お決まりの登山後の温泉は、湯の山温泉から下ったところの片岡温泉。
線路脇で、男湯の露天風呂から電車上部がみえる。
(電車が通るまでつかっていようと、がんばっていたらちょっとのぼせ気味になった。
なんせなかなか電車が通過しなかったのだから・・・)
仮眠室もあり、なかなかいい感じです。
ヤマは六甲縦走以来でしょうか…。
しかも仕事疲れで体力激減。連休中は昼夜逆転で体内時計は完全に狂っている。
一日もつだろうかと不安な気持ちを抱えつつ、とりあえず参加。
久しぶりの早起きに朦朧としながらも、早朝の雨上がり、湿った空気が気持ちいい。
ちょっとひなびた感じの温泉街もいい感じでわくわくする。
山の急斜面は苦しかったが、ツツジ科の花のピンク色が曇った空に映え、
足元にはイワカガミが群生してこれから花の時期を迎える様子を見せている。
すがすがしい気持ちになった。
御在所岳は、登りはとにかくひたすら急斜面を登り、下りはひたすら急斜面を下る。
ヤマだから当たり前かもしれないが、その斜度がすごい。
ついでに、ユニークな姿の大きな岩が「登っておいで〜」と誘うのだ。
手も足も存分に使って体中が刺激された…!
まさに心身ともに使い果たし、心地よい疲労感で終了…。
ずっと欠席続きだったのに、根気よく誘ってくださった隊長! 感謝します…。
あの岩はよく見ますが、あんなに普通に登っている人、あんまり見たことありません
私なんか基本一人で行くので、多少興味があっても登るにはかなり勇気が
副隊長って、なんかほんとすごいですね
いやぁ〜ほんと見てるのが怖かったっす
「もうそれ以上、行かんといて
何なんでしょう?
副隊長は何でも興味を示すかただとは、私も以前から思っていたのですが、
今回は、さらにすごい一面を見せていただきました。
帰りの車内の歌も・・・
クライミングをさせば凄いかも、
スキーを教えれば、エアーをドンドン決めるかも?
そうそう、副隊長はフリークライミングにかなり興味を持っています。
でも、もう年ですから・・・(副隊長に怒られる
スキーもそこそこの腕前(足前)ですが、しばらく休憩していたらしいです。
ほんでもって、今シーズン再燃していました。
来年は、一緒に雪山から滑走しようと画策中でございます
エアーは???
なんせ、年ですから
(また怒られる
ほんと、すばらしいです
ぜひ、いつか副隊長にお会いしてみたいです
みなさん、ほめてくださってありがとうございます。
私はすぐ調子に乗るので、ほめられるとうれしくなってしまいますが、
その実態は、休日は昼まで寝ているぐうたら人間です。
隊長のおっしゃるとおり、「年」ですから
体力も根性もないですし…。
Q-chan、お久しぶりです。
私もお会いしたいです
最近は山に登っていなかったし、ヤマレコも見ていなかったのですが、
ずっとコンスタントに登っておられるんでしょう?
今年の100キロは、ぜひ一緒に行きましょうねー
kidekiさん、私はそんなんじゃないんですぅ
やってみたいことはいろいろありますが、
何事もほどほどで終わってしまいます。
kidekiさんは、スキーのほかに、クライミングもされるんですか?
隊長…! また歌いましょうね
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