ふらっと日立トレイルラン ハートの器を探す旅
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,157m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
---|---|
アクセス |
●戸頭 6:23発 ┃ 13分 関東鉄道常総線 (普通) 290 円 ○取手 6:36着 6:43発 ┃ 1時間17分 JR常磐線 (普通) ○水戸 8:00着 8:18発 ┃ 6分 JR常磐線 (普通) ↓勝田 8:24着 8:25発 ┃ 15分 JR常磐線 (普通) 1,620 円 ■大甕 8:40着 (帰り) ●日立 15:44発 ┃ 5分 JR常磐線 (普通) 180 円 ■常陸多賀 15:48着 湯楽の里 日立店 http://www.yuranosato.com/tenpo/hitachi.html JR常磐線常陸多賀駅から徒歩15分 15:30 〜 18:10 ●常陸多賀 18:41発 ┃ 20分 JR常磐線 (普通) ↓勝田 19:01着 19:02発 ┃ 1時間2分 JR常磐線 (普通) ○土浦 20:04着 20:06発 ┃ 25分 JR常磐線 (普通) 1,890 円 ○取手 20:31着 20:46発 ┃ 13分 関東鉄道常総線 (普通) 290 円 ■戸頭 20:59着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
長大な縦走路が続くので「日立アルプス」と呼ばれるコース。前半は奇跡的なフラットトレイルが続き、軽快に走ることができる。「フラットなコースをふらっと出かけて走ることができる」というダジャレを思い浮かべながら走りましょう。今回のコースは全長31km。しかし距離を感じさせない、疲労感の少ないコースでした。 大甕駅から風神山までは舗装路が続きます。走るもよし、歩くもよし。今回は坂道は歩きました。風神山からは雪が積もっていましたが、気にならない範囲でした。フラットなコースを軽快に走って進んでいましたが、途中の林道がドロドロ道になっていました。分岐などは適切に看板が出ており安全に進めます。前半は真弓神社、途中から高鈴山の標識に従いましょう。 ゴルフ場から高鈴山へ続くトレイルは、一人分の足跡が残るだけで、ほとんど雪が残っていました。膝下までの雪の中を進みます。ここからは急斜面も出てきます。雪で登りづらいです。 高鈴山まで行くとたくさんのハイカーがランチをとっていました。ここから神峯山までの道は雪が踏みしめられており、走りやすいトレイルが出来上がっていました。高鈴山からは神峯山という標識が出ていないので、まずは向陽台という標識にしたがって進んでいきます。 向陽台についてからは神峯山までの登り。少し急登ですが、距離は短いので気合いで神峯山まで登れます。 神峯山からは、日立の街、海、煙突といった絶景が迎えてくれます。また頂上にある巨大なハートの水たまりが心を癒してくれることでしょう。 ここまできたらあとは下り基調です。黒羽山(羽黒山)までは多少のアップダウンがあります。雪に埋もれながら、楽しく走ることができます。 蛇塚を超えたら、「アセビのトンネル 」がトレイルを包みこみます。なんともメルヘンな雰囲気を満喫できます。 かみね公園までは看板も多数設置されており迷うことなく進むことができるでしょう。 大甕駅:トイレ、コンビニ、交番 風神山:トイレ 日立高鈴ゴルフ場:トイレなど未確認 高鈴山:トイレ |
写真
感想
昨日までの雪やみぞれは嘘のように関東に晴れ間がもどってきた。
今日は、晴天の中、トラ友のぽにょにょさんと一緒に日立トレイルへ出かけてきた。
常磐線の大甕駅(おおみかえき)で下車。大甕駅前にはコンビニ、交番がある。交番へ登山計画書を提出するために立ち寄りるが交番を留守の様子。入り口に計画書を置いてから、いざトレラン開始。
日立研究所の脇をとおって舗装路を風神山へ進む。結構な急登なので、僕らはのんびりと歩いて登頂。約40分ほど山頂へ到着。このあたりでは数人のハイカーとすれ違う。
風神山からトレイルがスタート。標高が上がるにつれて雪がだんだんと多くなるが、まだ靴が埋もれるような雪ではない。気にせずに進む。フラットなコースが多く気持よく走れる区間が多数。時折、短い登りが出てくる。途中に数人のハイカーとすれ違う。
大理石の散りばめられら贅沢な林道を抜けて、再びトレイルへ入る。トレイルは雪のカーペットでふんわりをして気持よく僕らを迎えてくれる。再び林道に入るが、こちらは雪が溶けて泥んこ状態。足の踏み場を間違えると靴がビチャビチャに濡れてしまう。慎重に足を運ぶため、進む速度が遅くなる。しかし、結局、2度、3度と水の中に足を入れてしまい靴の中が濡れて冷たい。
走っていると手の先、足の先まで暖かい血液が流れているようで、濡れた靴でも意外と寒くない。風神山から1時間30分ほどかかってゴルフ場へ到着。ゴルフ場は雪のため閉園状態だった。ゴルフ場の脇にある舗装路を通って先へ進む。
ゴルフ場を抜けるとすぐにトレイル開始。看板も明瞭で分かりやすい。ここからの道は、僕らの先に一人分の足跡だけが残っていた。この先駆者の足跡をトレースするように先を進む。しかし、ここからの雪が膝下までの高さになってきた。
先駆者も雪と戦いながら先を進んだ様子が雪に残っている。この先駆者がいなければ、僕らも心が折れて引換したかもしれない。しかし、先駆者の足跡に力をもらい膝下まである雪の中を進む。
フラットなトレイルもここからは急登が始まる。しかし雪で足を取られてうまく登れない。必然的に両手を着き四つん這いの状態で登る。
ゴルフ場から1時間17分後にようやく高鈴山へ到着。山頂に上がるとたくさんのハイカーの姿が見える。みんな日立方面からのルートで登ってきたようだ。何人かの人と話しをしたが、地元の人は1人だけで残りは初めて高鈴山に登ったハイカーの方達だった。何がこの山に惹きつけるのだろうか。
高鈴山でランチ。ベンチはハイカーで埋まっており、空いていたのがトイレの前のベンチだけ。地面は雪で埋まっており、座って食べるにはトイレ前のベンチに座るほかない・・・。風もなく匂いもなかったので、トイレ前ベンチにてランチとする。
ここまでの行程で予定よりも1時間20分ほどの遅れが出ていた。ぽにょにょさんがしきりにエスケープを提案してくる(苦笑)自分としてはなんとか予定のルートを走覇したいが安全が大事なことも理解できる。地図を広げてエスケープルートなどを確認して、神峯山まで行ってから再検討しても遅くないことを確認し、ぽにょにょさんの了解を得る。
高鈴山から神峯山へ向かうルートがどこかわからず困ったが、地元のハイカーさんを発見して教えてもらう。向陽台という方面へ向かっていけばよいということが分かり先を進む。
雪はかなりの量があるが踏み固められており、ものすごく走りやすいトレイルになっていた。雪の中を気持よく疾走して向陽台へ向かう。28分ほどで向陽台へ到着。
向陽台から左に曲がるとジャンボ滑り台のある「きららの里」へ出れるが本日は時間も足りないので諦めて神峯山へ向かう。向陽台から神峯山までのルートも踏み固められた雪の中で気持よく進むことができ24分ほどで山頂へ出ることができた。
神峯山からは日立の街、日立の巨大煙突、そして日立の海が一望できる絶景が僕らを待っていた。なんとも言えない美しさに心を奪われた。
また、神峯山において今回のバレンタイ特別企画「ハートの器探し」を実施。雪で埋もれてしまっているのではないかと心配したが、山頂の奥にて無事にハートの器(水たまり)を発見。その美しい形に気持ちを癒される。
高鈴山から神峯山までの行程が順調にこれたこともあってぽにょにょさんの不安も払拭されて、予定どおりのルートにて下山することになる。ここからの下山道は踏み跡はあるものの人数が少なめで踏み固められたといレベルではない。膝下までズッポリと雪に埋もれながら、ピョンピョンと飛ぶような感覚でトレイルを下り降りる。これもまた楽しい(笑)
31分で黒羽山(羽黒山)へ到着。その後も順調に、トレイルを下り降りる。
ここからのトレイルの見所である「アセビのトンネル 」も雪とのコントラストでさらに美しさがましメルヘンな世界観を醸し出していた。
結局、予定より1時間遅れて日立駅へ到着。
トレランシューズはスパッツをつけていたもののベチョベチョのグジュグジュ状態。走っているおかげで指先は寒くないけれど。
日立駅から電車に乗り、ひと駅先の常陸多賀駅へ向かう。ここから15分ほど歩いて今回の温泉地「湯楽の里(日立店)」へ到着。人気店と聞いていたとおり、ひっきりなしに車が駐車場へ入っていく。天然温泉ではなく、地下水の沸かし湯なのにこの人気のわけは露天風呂からの絶景。実際に入ってみて噂以上の壮大さに圧倒される。
そして風呂上りにはビールで締め。
風呂から出て玄関にて、またあのベチョベチョのグジュグジュ状態のシューズを履くことになり、ちと憂鬱になる。
帰りの駅までの区間は寒かったので汗をかかない程度にジョグをしながら常陸多賀駅へ向かう。駅のコンビニでビールとツマミを買い足し、長い常磐線の旅のお供にしたのであった。
雪のトレラン、楽しいけれど、ゴアテックスのトレランシューズだったらもう少し快適だったのかな?次回は試してみたい。
★日立アルプス縦走コース概要 31km★
大甕駅→40分→風神山→1時間30分→日立高鈴ゴルフ倶楽部→1時間17分→高鈴山→28分→向陽台→24分→神峰山→31分→黒羽山(羽黒山)→14分→蛇塚→5分→大煙突展望台→30分→鞍掛山→7分→かみね公園→23分→日立駅
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