ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1109191
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

西表島 マヤグスクの滝トレッキング

2017年04月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
carimero326 その他1人
GPS
104:00
距離
10.3km
登り
212m
下り
200m

コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
0:50
合計
5:20
10:05
35
10:40
75
11:55
25
12:20
12:35
10
12:45
75
14:00
14:35
20
14:55
30
15:25
0
15:25
ゴール地点
天候 ほとんど曇り ときどき晴れや雨
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
石垣島まで飛行機
石垣島から西表島の上原までフェリー
移動はレンタカー
浦内川の河口付近から上流の船着き場まで遊覧船
コース状況/
危険箇所等
船着き場で遊覧船を降りてからカンピレーの滝を越えたら道は急に悪くなる
川の渡渉あり(増水に注意)
岩は苔で滑るところ多数
底なし沼のような湿地帯ありでここはガイドさんか誰かがおいた木の枝を踏んで歩くと良い
ヒルに注意(首から下は肌を露出しないこと)
その他周辺情報 ミトレアキャンプ場(冷蔵庫、温水シャワー、洗濯機完備)
南風見田キャンプ場(電気、ガスなし)
中部国際空港で午前中からビール
幸せ
2017年04月14日 09:43撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/14 9:43
中部国際空港で午前中からビール
幸せ
石垣島から西表島までのフェリー
皆寝てる
2017年04月14日 16:11撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 16:11
石垣島から西表島までのフェリー
皆寝てる
西表島が見えた
2017年04月14日 16:27撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 16:27
西表島が見えた
二回目の西表島上陸
2017年04月14日 16:35撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 16:35
二回目の西表島上陸
ミトレアキャンプ場に到着
2017年04月14日 17:04撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 17:04
ミトレアキャンプ場に到着
ミトレアキャンプ場内
ハンモックなんかもある
2017年04月14日 17:07撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 17:07
ミトレアキャンプ場内
ハンモックなんかもある
結構年期の入ったレンタカー
ナビはついてない
一日4,000円
2017年04月14日 17:07撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 17:07
結構年期の入ったレンタカー
ナビはついてない
一日4,000円
ミトレアキャンプ場前の看板
2017年04月14日 17:08撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 17:08
ミトレアキャンプ場前の看板
ピナイサーラの滝
2017年04月14日 17:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 17:26
ピナイサーラの滝
マングローブ
2017年04月14日 17:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 17:30
マングローブ
アダンの実
2017年04月14日 17:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 17:32
アダンの実
ヒルギ(マングローブ)の花?
2017年04月14日 17:36撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 17:36
ヒルギ(マングローブ)の花?
何かいる
2017年04月14日 17:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 17:41
何かいる
ミナミトビハゼ          
2017年04月14日 17:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 17:44
ミナミトビハゼ          
ピナイサーラの滝の河口
干潮だった
2017年04月14日 17:49撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 17:49
ピナイサーラの滝の河口
干潮だった
シオマネキ?
2017年04月14日 17:58撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 17:58
シオマネキ?
夕日の道が海に浮かんだ
2017年04月14日 18:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 18:52
夕日の道が海に浮かんだ
貸切状態のキャンプ場
2017年04月14日 19:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 19:34
貸切状態のキャンプ場
ゴーヤチャンプル
2017年04月14日 20:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 20:00
ゴーヤチャンプル
キャンプ場にいたゴキブリ?
2017年04月14日 22:40撮影 by  NEX-7, SONY
4/14 22:40
キャンプ場にいたゴキブリ?
浦内川の遊覧船乗り場
2017年04月15日 09:41撮影 by  NEX-7, SONY
4/15 9:41
浦内川の遊覧船乗り場
マングローブだらけ
2017年04月15日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 9:43
マングローブだらけ
ジャングルクルーズに出発
2017年04月15日 09:52撮影 by  NEX-7, SONY
4/15 9:52
ジャングルクルーズに出発
船着き場
2017年04月15日 10:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 10:05
船着き場
しばらくは歩きやすい道
2017年04月15日 10:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 10:06
しばらくは歩きやすい道
マヤグスクの滝まではアップダウンはそんなにない
2017年04月15日 10:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 10:36
マヤグスクの滝まではアップダウンはそんなにない
川をいくつか渡渉する
2017年04月15日 10:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 10:36
川をいくつか渡渉する
カンピレーの滝
2017年04月15日 10:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 10:37
カンピレーの滝
穴ぼこだらけの川原
2017年04月15日 10:42撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 10:42
穴ぼこだらけの川原
こんな穴がたくさんある
長年、小石なんかで削られて出来るんだって
2017年04月15日 10:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 10:48
こんな穴がたくさんある
長年、小石なんかで削られて出来るんだって
こんな大きなものも
2017年04月15日 10:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 10:48
こんな大きなものも
たまに苔で氷のように滑る箇所がある
2017年04月15日 10:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 10:48
たまに苔で氷のように滑る箇所がある
沢の渡渉
2017年04月15日 10:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 10:49
沢の渡渉
ジャングル探検みたい
2017年04月15日 10:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 10:57
ジャングル探検みたい
雨が降り出した
2017年04月15日 11:55撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 11:55
雨が降り出した
イタチキ川出会
ここで縦走路と分岐する
2017年04月15日 11:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 11:56
イタチキ川出会
ここで縦走路と分岐する
この支流にマヤグスクの滝がある
2017年04月15日 11:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 11:57
この支流にマヤグスクの滝がある
道は川から出たり入ったり
2017年04月15日 11:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 11:58
道は川から出たり入ったり
もしかして
2017年04月15日 12:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 12:16
もしかして
着いた!
マヤグスクの滝
水量は多めのようだ
2017年04月15日 12:27撮影 by  NEX-7, SONY
4/15 12:27
着いた!
マヤグスクの滝
水量は多めのようだ
辿り着けた
嬉しい
2017年04月15日 12:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 12:28
辿り着けた
嬉しい
元来た道を戻る
2017年04月15日 12:44撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 12:44
元来た道を戻る
出会まで戻った
2017年04月15日 12:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 12:47
出会まで戻った
道にはこんなところも
2017年04月15日 12:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 12:57
道にはこんなところも
きのこ
2017年04月15日 13:13撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 13:13
きのこ
サキシマキノボリトカゲ?
先島諸島にしかいない
2017年04月15日 13:14撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 13:14
サキシマキノボリトカゲ?
先島諸島にしかいない
恐怖の沼地
2017年04月15日 13:26撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 13:26
恐怖の沼地
横断道入口まで戻って来た
2017年04月15日 13:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 13:52
横断道入口まで戻って来た
雨も止んできた
2017年04月15日 13:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 13:52
雨も止んできた
2017年04月15日 13:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 13:56
横からみたカンピレーの滝
2017年04月15日 14:01撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:01
横からみたカンピレーの滝
テナガエビ
2017年04月15日 14:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:05
テナガエビ
出た!
ヒルの恐怖
2017年04月15日 14:15撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:15
出た!
ヒルの恐怖
つつじの仲間
2017年04月15日 14:18撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:18
つつじの仲間
カンピレーの滝
2017年04月15日 14:19撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:19
カンピレーの滝
お昼ごはんのパンはこんな無残な姿に
2017年04月15日 14:21撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:21
お昼ごはんのパンはこんな無残な姿に
滝を眺めながら昼食
2017年04月15日 14:22撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:22
滝を眺めながら昼食
カンピレーの滝で私達の食べ物を狙うカラス
2017年04月15日 14:28撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:28
カンピレーの滝で私達の食べ物を狙うカラス
ちぇっ
なんもないのかよ
2017年04月15日 14:29撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:29
ちぇっ
なんもないのかよ
滝とカラス
2017年04月15日 14:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 14:36
滝とカラス
マリユドゥに降りる道は今は立ち入り禁止
2017年04月15日 14:40撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:40
マリユドゥに降りる道は今は立ち入り禁止
エクレアみたいなアマビコヤスデ
西表島と石垣島にしかいない
本には分類もまだはっきりしてないと書いてあった
2017年04月15日 14:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 14:51
エクレアみたいなアマビコヤスデ
西表島と石垣島にしかいない
本には分類もまだはっきりしてないと書いてあった
ぐるぐる
2017年04月15日 14:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 14:55
ぐるぐる
マリユドゥの滝
2017年04月15日 14:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 14:56
マリユドゥの滝
こんな小さな滝もたくさんあった
2017年04月15日 14:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 14:58
こんな小さな滝もたくさんあった
サキシマスオウ
2017年04月15日 15:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 15:06
サキシマスオウ
キノボリトカゲ
かわいい
2017年04月15日 15:07撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 15:07
キノボリトカゲ
かわいい
体長30センチくらいのキシノウエトカゲ
2017年04月15日 15:17撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 15:17
体長30センチくらいのキシノウエトカゲ
船着き場に戻った
2017年04月15日 15:27撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 15:27
船着き場に戻った
浦内川の支流
なんかいそう
2017年04月15日 16:10撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 16:10
浦内川の支流
なんかいそう
マングローブの根っこがすごい
2017年04月15日 16:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 16:21
マングローブの根っこがすごい
カラスアゲハ
2017年04月15日 16:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/15 16:32
カラスアゲハ
ミトレアキャンプ場のカエル
2017年04月15日 22:29撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/15 22:29
ミトレアキャンプ場のカエル
炭鉱跡
飲み込まれた支柱
2017年04月16日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/16 9:46
炭鉱跡
飲み込まれた支柱
船のエンジン
2017年04月16日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/16 9:46
船のエンジン
ラピュタの世界
2017年04月16日 09:48撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 9:48
ラピュタの世界
穴ジャコの穴?
2017年04月16日 09:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/16 9:49
穴ジャコの穴?
カンムリワシ
絶滅危惧IA種だそうだ
2017年04月16日 10:08撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/16 10:08
カンムリワシ
絶滅危惧IA種だそうだ
カラスアゲハ
2017年04月16日 10:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/16 10:08
カラスアゲハ
白浜からフェリーで船浮集落へ
2017年04月16日 10:55撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 10:55
白浜からフェリーで船浮集落へ
集落到着
犬が泳いでた
2017年04月16日 11:06撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/16 11:06
集落到着
犬が泳いでた
こじんまりとした船浮集落
船でしか行けない
2017年04月16日 11:12撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 11:12
こじんまりとした船浮集落
船でしか行けない
たぶんメインストリート
2017年04月16日 11:16撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 11:16
たぶんメインストリート
集落は数えるくらいしか建物がない
2017年04月16日 11:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/16 11:18
集落は数えるくらいしか建物がない
イダの浜
透明度抜群
2017年04月16日 12:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/16 12:17
イダの浜
透明度抜群
大蛇発見!
2017年04月16日 12:17撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/16 12:17
大蛇発見!
岩場の方に極彩色の魚がたくさんいた
2017年04月16日 12:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/16 12:18
岩場の方に極彩色の魚がたくさんいた
このときはハブだと思っていたけど、サキシマスジオだった
2017年04月16日 12:18撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/16 12:18
このときはハブだと思っていたけど、サキシマスジオだった
私のツボに入った船の名前
2017年04月16日 12:56撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 12:56
私のツボに入った船の名前
西表島産パイナップル
小ぶりで身が白いけどおいしい
2017年04月16日 13:31撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 13:31
西表島産パイナップル
小ぶりで身が白いけどおいしい
2017年04月16日 13:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/16 13:54
西表山猫の像
本物をみたいなあ
2017年04月16日 14:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/16 14:16
西表山猫の像
本物をみたいなあ
マングローブの林にいたわたしのげんこつくらいの大きさのシジミ
2017年04月16日 14:54撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/16 14:54
マングローブの林にいたわたしのげんこつくらいの大きさのシジミ
南風見田キャンプ場
2017年04月16日 16:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/16 16:27
南風見田キャンプ場
Nさん宅
2017年04月16日 16:57撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 16:57
Nさん宅
Wさんが作ったブランコ
2017年04月16日 17:37撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 17:37
Wさんが作ったブランコ
キャンプ場内の東屋と囲炉裏
2017年04月16日 18:28撮影 by  NEX-7, SONY
4/16 18:28
キャンプ場内の東屋と囲炉裏
南風見田ビーチ
2017年04月17日 08:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/17 8:52
南風見田ビーチ
またもやキャンプ場に大蛇出現!!!
2017年04月17日 08:57撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/17 8:57
またもやキャンプ場に大蛇出現!!!
サキシマスジオにジャイアントスイングをかけるWさん
2017年04月17日 08:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/17 8:58
サキシマスジオにジャイアントスイングをかけるWさん
鳥たちが大騒ぎしていた
2017年04月17日 09:00撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/17 9:00
鳥たちが大騒ぎしていた
木の上に逃げたサキシマスジオ
2017年04月17日 09:27撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/17 9:27
木の上に逃げたサキシマスジオ
Wさん宅
2017年04月17日 09:36撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/17 9:36
Wさん宅
スジオが降りてきた
私達のテントに大蛇が
2017年04月17日 09:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/17 9:51
スジオが降りてきた
私達のテントに大蛇が
Wさんの携帯
これでもまだ使えるそうだ
2017年04月17日 09:56撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/17 9:56
Wさんの携帯
これでもまだ使えるそうだ
車を乗せるフェリー
ぱいかじは南風のこと
2017年04月17日 14:34撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/17 14:34
車を乗せるフェリー
ぱいかじは南風のこと
石垣島の狭い路地
2017年04月17日 17:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/17 17:40
石垣島の狭い路地
島ラッキョウと石垣牛のにぎり
2017年04月17日 17:52撮影 by  NEX-7, SONY
4/17 17:52
島ラッキョウと石垣牛のにぎり
この通りにはお店がたくさん
2017年04月17日 18:38撮影 by  NEX-7, SONY
4/17 18:38
この通りにはお店がたくさん
狭い路地にお店発見
ハシゴ2件目
2017年04月17日 18:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/17 18:40
狭い路地にお店発見
ハシゴ2件目
地元の人のための地元の人の居酒屋
2017年04月17日 18:43撮影 by  NEX-7, SONY
4/17 18:43
地元の人のための地元の人の居酒屋
ハシゴ3件目
2017年04月17日 22:52撮影 by  NEX-7, SONY
4/17 22:52
ハシゴ3件目
石垣島の夜は続く
2017年04月17日 22:54撮影 by  NEX-7, SONY
4/17 22:54
石垣島の夜は続く
サビチ鍾乳洞
2017年04月18日 09:17撮影 by  NEX-7, SONY
4/18 9:17
サビチ鍾乳洞
鍾乳洞を抜けると海
2017年04月18日 09:21撮影 by  NEX-7, SONY
4/18 9:21
鍾乳洞を抜けると海
亀の岩が見える
2017年04月18日 09:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/18 9:21
亀の岩が見える
鍾乳洞を出て右側
干潮のときは砂浜があるらしい
2017年04月18日 09:23撮影 by  NEX-7, SONY
4/18 9:23
鍾乳洞を出て右側
干潮のときは砂浜があるらしい
左側は砂浜
2017年04月18日 09:31撮影 by  NEX-7, SONY
4/18 9:31
左側は砂浜
平久保崎
2017年04月18日 09:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/18 9:58
平久保崎
太平洋側
2017年04月18日 10:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/18 10:02
太平洋側
雑貨屋さんの片隅
2017年04月18日 10:46撮影 by  NEX-7, SONY
4/18 10:46
雑貨屋さんの片隅
古民家の雑貨屋さん
2017年04月18日 10:47撮影 by  NEX-7, SONY
4/18 10:47
古民家の雑貨屋さん
時間がゆったり流れているよう
2017年04月18日 10:54撮影 by  NEX-7, SONY
4/18 10:54
時間がゆったり流れているよう

装備

共同装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ロープ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード
備考 ヒルはちょっとの肌の露出でもくっつくよ

感想

南の島の旅第5段は二回目の西表島へ。
前日にやたらと荷物が多いのと空港で手荷物以外が出てくる待ち時間の短縮にもなるので、ザックやテント装備や食器や着替えやシュノーケルなどを石垣島のフェリー乗り場の近くの郵便局止めで送っておいた。
しかし、前回のときよりも、郵便局で手続きにかなり時間がかかった。ガスは入ってませんで済んだのが、電池やライターもダメで取り出す事に。箱の中身も局員が全部聞いて送り状以外の紙に書き出していた。
日曜日だったので窓口は一つしかなく、元々行列が出来てたけど、なんか気まずい感じかした。

14日、中部国際空港に着き、飛行機の待ち時間でビールを飲み始める。
平日の午前中から、刺身の盛り合わせ5点とビールのセットをいただくと、なんだか幸せで贅沢な気分になってくる。
その後出発したけど、強い向かい風で石垣島到着が遅れたみたい。ほとんど飛行機の中は寝て過ごしたので若干首が痛くなった。
空港からフェリー乗り場まで直行便のバスに乗り、降りてからは毎回バタバタだ。Hと二手に別れて、彼は郵便局、私は釣り具屋でガスを買いに行く。
Hは郵便局でザックに荷物を詰め直して大きなザック二つを持ってまたフェリー乗り場に戻ってくる。
そんなに距離はないが、それだけで汗だくになり、一仕事だ。
15時半発のフェリーに乗れそうだったので、チケットを買い、ハラペコだったので、ターミナルの中のお店でタコライスを頼んだ。メニューには提供時間が全部書いてあってタコライスは10分だった。ところが、10分過ぎてもタコライスは出てこない。他にお客さんはいないし、お店のおばさんは携帯電話でしゃべっている。電話を切ったところで、私は、
「3時30分のフェリーに乗りたいので、まだですか」
と言ったら、間髪入れずに
「できました」
できてるのかよ。と突っ込みたくなったけど、これがいわゆるウチナータイムというもので、島の洗礼をあびたという事だろう。

16時過ぎに西表島到着。
ほとんど一日が移動時間となる。
マリウドという民宿にレンタカーを予約していたのでスタッフの方にフェリー乗り場まで迎えに来てもらった後、車で今日の宿泊場所に向かう。
民宿の近くにあるミトレアキャンプ場にテント泊予定だったが、森に囲まれていて、看板が小さく、一度通り過ぎてしまった。
キャンプ場は少し高台にあり、おととし行ったピナイサーラの滝に通じる河口の景色と海が見える。
スタッフの方に今からの時間でもいける観光場所を教えてもらうと、星砂ビーチの近くの展望台から見る夕日が美しいという。
見えればの話だけど。

プロトレックの日の入り時間は18時10分くらいだったけど、ここは西表島。
1時間くらいは差があるみたいでその時間になってもまだまだ明るかった。
行ってみると残念なことに厚い雲が広がっていた。
しばらくすると雲から太陽が顔を出し、海にオレンジ色の光の道が現れて綺麗だった。

帰りにスーパーで買い物したけど、だいたいなんでも高めで、お肉は冷凍のものしかない。
夕食はゴーヤチャンプルに決めて、食材とお酒を買い込んだ。

キャンプ場に戻ると、テントを張っているのは私たちだけだった。
キャンプ場の敷地内にはプレハブっぽい小屋がいくつか立っていて、マリウドのスタッフが何人か暮らしているようだった。
キャンプ場は私たちの貸切状態だった。
ここはシャワーも洗濯機も冷蔵庫も完備していた。
蚊が結構いたので、キャンプ場にあった薪とバーベキュー台で火を焚いた。

夕食を食べて眠りについたけど、夜中に目が覚めると聞いたこともないような声をいくつも聞いた。
多分ほとんど蛙なんだろうけど、
「ポウ」
とか
「ギョウ、ギョウ、ギョウ」
とか
おっさんみたいな声で大騒ぎするのもいた。
島の90%がジャングルという西表島。今は別世界にいるんだなあと実感した。

翌朝、西表島で一番美しいと言われている、マヤグスクの滝までのトレッキングに出発した。
まずは浦内川の河口付近から遊覧船に乗って川をさかのぼり、船着き場まで行くのだけど、私がトイレに行っている間に、Hと乗船券売り場の女性とこんなやりとりが。
行き先をマヤグスクの滝だと告げると、
「経験者ですか?」
違うと答えると、
「絶対無理です」
と全力で言われたそう。
「許可がいります」
許可を取るために電話をかけてもらうと、一件目は話中、二件目はあっさりOKが出たそうだ。
船の運転手さんが、帰りの船は最終が16:00で、もしその時間に間に合わず、船をチャーターすると一万円だと言った。

9:30発の遊覧船に乗った。
Hのザックには一応ビバーク用のツェルトやロープ、スリング、カラビナ、非常食、食器が入っている。
出発してしばらくは川幅は広く、両岸はマングローブだらけ。その奥は山とジャングルが広がっていて、建物などの人工物は景色の中に一切無かった。
船の運転手が、途中でこの辺りに集落があったと教えてくれたが、見渡す限りそんな形跡はない。
こんなところに人が住んでいたのか、と驚いた。船以外は交通手段はなさそうだ。
ちなみに船着き場まで陸からの道もないそうだ。

船を降りて歩きはじめるとマリユドゥの滝を眺めるための展望台への道が現れたけど、時間切れになるのが嫌なので、ここは先を急いだ。
またしばらく行くと段々畑のようなカンピレーの滝があらわれた。
写真を撮りながらだけど、ここも足早に通り過ぎた。

ここから先はツアー以外は観光客が立ち入らないであろう道になる。
道は悪くなっていって、苔で死ぬほどすべる石や、川の渡渉の連続となる。
島の北側と南側を唯一結ぶ縦走路でもあり、昔は島の人の生活や産婆さんが通るのに利用していたという。
私達はザックを背負ってスポーツサンダルという格好でここを突破する。
途中、雨が降り出した。
天気予報では、1ミリの雨がときどき降る予報だったけど、結構な大粒の雨が降り出した。
帰りの乗船でビタビタでは迷惑がかかりそうだし、カッパを着てザックカバーを付けていると、ツアーのガイドさんと男女合わせて3人が私達を追い越して行った。
縦走のツアーだそうで、荷物はほとんどなく、沢靴を履き、Tシャツ姿だった。
あちらも時間に余裕はなさそうだった。

その後も悪路は続いて、底なし沼みたいな所で私は膝近くまで泥に足が沈み、両足が抜けなくなり、やっと抜けたけどサンダルは二つとも泥の中に残してしまったので手で掘りだす事になってしまった。
本当にこの道を産婆さんが通っていたのかと、感心するしかなかった。

しばらくすると私達はまた3人に追いついたのだけど、女性の足にヒルがくっついていた。
美人が泣きそうな顔をしてかわいそうだった。
足首の上まである沢靴とサポートタイツの間のたった数ミリの隙間にヒルはくっついていた。
私も確認すると、カッパのズボンに一匹くっついていたのを軍手をはめた手でつまんでひきはがした。

その後も雨は降り続き、川の渡渉が難しくなることが一番怖かった。
ガイドさんは
「水が濁って来たら気を付けてね。もし増水したら水が引くまで待って、安全な所で待機して。低体温症で死ぬことはないから。」
とアドバイスしてくれた。

イタチキ川の渡渉が終わったところで縦走路とマヤグスクの滝への道の分岐になり、3人とは分かれた。
そこから川に入ったり出たりを繰り返して、ついにたどり着いた。
マヤグスクの滝は想像よりも大きく、断崖絶壁に両側を挟まれ、シャンデリアみたいな段々に広がった姿はとてもかっこよかった。
この日は水量が多いようで、滝の上まで上がる人もいるようだけど、それは諦めた。
Hと二人でここに来られたことを喜び合い、マヤグスクは私の中で心に残る滝第一位になった。
時間にもまだ余裕があった。後は引き返すだけ。

途中、二人でヒルチェックをした。
Hの足にヒルが一匹くっついていて、血を吸ってブクブクに太っていた。
Hのサポートタイツには元々穴がいくつか開いていたのだけど、その一つにヒルはいた。
「だから新しいの買えって言ったのに」
と私は言った。
ヒルはライターで炙るか、塩をかけて取るのがいいらしい。
私は持っていたライターでヒルを炙ったが、少しHのすね毛まで焦がしてしまった。
ヒルはポトッと地面に落ちた。
私は幸いヒルの被害にはあわなかった。靴下の上に足の甲までかぶるラッシュガードのトレンカを履いていた。肌は一切出さないのがいいようだ。

帰り道、トカゲなんかの動物を探したり、カンピレーの滝の所で手長エビを見つけた。
Hは手で捕まえようとしていたけど失敗に終わった。唐揚にしたら美味しそうだった。
この辺の固有種のキノボリトカゲや体長30センチのオオトカゲも見る事ができた。
カンピレーの滝のビューポイントでやっとお昼にした。
その頃には雨も止んでいた。

その後、マリユドゥの滝の滝の展望台にも登った。
ここは前には滝の近くに行ける道もあったらしいけど、事故が多いので立ち入り禁止になったそうだ。
物資も病院も少ないこの島では、事故など起きたら何かしら大変そうだ。
しかし、ジャングルへ入った人の遭難事故も少なくないという。

15時過ぎ、船着き場に戻ったけど、Hのスポーツサンダルに小さなヒルが3匹もくっついていたのには仰天した。
ライターで炙ってもピボットダーンみたいに移動するだけでなかなかとれなかった。
16時、船が来て運転手さんに
「マヤグスク行けた?」
と聞かれた。

西表島にはフェリーの発着場が北の上原と南の大原と二つある。
前は大原に上陸したが、北の方で遊ぶ為に今回は上原だった。
この辺りには小さなスーパーが二つあって、必ず二件ハシゴしたけど、今回はお刺身やお肉の生のものは一切並んでいなかった。
今日は島豆腐を買って、昨日のスパムの半分の残りを使って豆腐チャンプルを作る事にした。
キャンプ場に戻ると、今日も貸切の様だった。
オリオンビールと泡盛で晩酌をし、西表島産のパイナップルを食べた。
パイナップルは小ぶりで、切ると中身が白っぽいが、甘くてなかなかの味だった。
夜、Hが建物と資材の間に蛇を見つけた。
「ハブじゃない?」
ヘッドランプを付けてのぞいていると、スタッフらしき人がプレハブ小屋に帰って来て、
「どうしたんですか?」
「ハブがいる」
「この辺にもたくさんいますからね」
と、驚く様子もなかった。
ヘッドランプで隙間をのぞいていたけど、どこかに姿を消してしまった。

翌日、昨日乗った遊覧船の乗り場の近くの炭鉱の跡を見に行った。
レールを支える高さ4、5メートルある煉瓦できた支柱はすっかり木にのみこまれていてラピュタの世界みたいだった。
ここに演芸場、寮、売店などがあり子供達も暮らしていたというけど、全く面影がなく、過酷な労働やマラリアと戦った人達がたくさんいたという事に驚かされた。

その後、行きたかったところのひとつ、船浮集落へ向かった。
船でしか行けないところだ。
10時55分の船に乗って船浮へ渡る。
内離島・外離島(うちぱなり・そとぱなり)という島が見えた。
無人島のはずだけど、現在は知らないけど住み着いた人もいて、ここも昔の炭鉱の跡があるという。
浮島集落へ着き、イダの浜へ向かった。
西表島で一番透明感があり、美しいビーチと言われるところだ。
集落から500mほど歩くとビーチについた。
シュノーケルの用意をしていたので早速海に入るが、水の冷たさにビビる。
天気は曇りで暑いというほどでもなかったので、腰まで浸かったところで寒がりの私はもう心が折れそうだった。
「無理、無理」
と半泣きになっていると、Hが
「綺麗な魚がいるよ」
と言うので、勇気をふりしぼって頭まで海に浸かってみた。
サンゴと極彩色の魚たちが見え、海の透明度も半端なかった。
岩場の方ではオニカサゴの姿も見えた。
猛毒を持っているけど、祭りの羽飾りみたいに鮮やかで美しい魚だった。
岩場の奥に進んでみるとお魚天国で、青や黄色のたくさんの魚を見る事ができた。

西表島に着いてからは、曇天が多くてコバルトブルーの海を一度もみていなかったけど、海を出て戻ろうとしたところで太陽が顔を出し、海の色が一気に明るくなった。
「やったあ!青い海だ」
写真をパチパチ撮りはじめたけど、12時50分発の船の時間がせまって来ていた。
11時過ぎに島到着だったので、ほぼ弾丸ツアーのようなものだ。
旅はいつもどこか慌ただしくなってしまう。
次の船は15時半発なのでかなりの時間があったけど、その日は他にも行きたいところがあったので、その船には乗りたかった。

帰りの両側が森の道を戻っていると、私の左側に何かいた。
無言でHを引っ張ってダッシュした。
「ハブ!」
そこには体長2mくらいの蛇がいた。
私は蛇の進行方向に、そいつを追い越す形で逃げた事になった。
これまで何回も地面に落ちている長い葉っぱや枝をみてビクッとしていたが、今回は本物だった。
野生の蛇でこんな大きい物を見たのは初めてだった。
ビビりながらも二人で写真を撮っていたら、また時間がなくなった。
Hが港の食堂でソバはすぐ食べられると聞いたので、なんとか軟骨ソーキソバで食事する事ができ、また船に乗り、白浜に戻った。

その後、島の南側にある南風見田(はいみだ)キャンプ場に移動した。
途中のマングローブの林のある川に降りて生き物を探してみた。
ここも泥がすごくて足が抜けなくなったので、私はサンダルを脱いで移動したけど動きはスローモーションみたいになった。
いきものがかりのHが岩の間に、念願のノコギキガザミを発見した。
はさみは大きく、目が赤いのが特長だ。
甲羅だけで15センチくらいの大きさがあった。
大きいのはかかえきれないくらいのものもいるらしい。
指をはさまれたらただでは済まないという噂を聞いていたので、岩の間に手を突っ込む勇気はなかった。
その後も、橋の下の石垣の中をのぞくとガザミが何匹かいた。

マングローブ遊びを楽しんだ後はスーパーに寄って買い出しし、2年前に来た南風見田キャンプ場に到着。
そのときにメールアドレスを交換したNさんと会えるかどうか気になっていた。
彼は携帯電話を持っていないので、西表島でさとうきび刈りの仕事をしているけど、最後のメールでは、もうすぐきび刈りは終わりということだった。
2年前に来た時は、自分たち以外は長期滞在者ばかりだったという衝撃的なこのキャンプ場に、第1キャンパーを早速二人見つけた。
囲炉裏のある東屋で一人は三線を演奏していた。

その他にも何人かいて、聞いてみると、やはり皆一ヶ月以上の長期滞在者で長い人は3、4か月だった。
女の子二人組がいたけど、その子達は今日来たところだという。
その一人に、携帯の電波はこの辺りでは通じないのかと聞かれたけど、私はわからないと答えた。
ここではソフトバンクは通じないようだ。
その後、キャンプ場の自転車を借りて大原まで携帯を充電しに行くと出発したけど、途中にある坂が越えられず戻って来た。
このキャンプ場は電気もガスも通ってないのだ。
トイレもヘッドランプを持って行かないと暗くて何も見えない。
長期滞在者も携帯電話は一応持っているけど、充電はソーラーでしているらしい。
お風呂も薪を燃やしてドラム缶風呂だった。

キャンプ場の住人と東屋で話していると、Nさんが仕事から帰って来た。
真っ黒に日焼けしているのは前と変わらないけど、前に会った時より痩せて、さらにワイルドさが増していた。
キビ狩りを二つも掛け持ちしていて、世界中の山を歩くものすごい体力の持ち主だ。
空港で買ったものだけど、名古屋名物のえびせんべいを渡すことが出来た。

三線を弾いていた住人の一人Wさんは、裸足でふんどしで過ごしていたけど、ギャルが二人やって来たので急いで半ズボンを履いたらしい。
よくしゃべる、ひょうきんな人だった。
冷たいビールが飲みたくて、濡らした靴下の中に缶ビールを入れて吊るそうとしていたので、私達が泡盛を飲むために買って来た氷で一本冷やしてあげた。
他にも40代の男性、犬と暮らしている70代の男性がいた。
この二人はこの原始的な場所でハイテクな話をしていた。
確かこんなのとか。
今は500万円する全方向のセンサーが5年後には5万になって、完全自動運転が一般的になり、車の利用者はお酒を飲みながらでも移動できるという話だ。
たまにHと二人でどっちが我慢するか飲むか、本気のジャンケンをする事があるけど、それもなくなる訳だ。
そして、住人は皆テント泊で地元の人は一人もいなかった。

夜も更けて来て、囲炉裏の焚火を囲んでそれぞれ作ったご飯を食べながら話をした。
プロレスの話とか排泄の話など、皆の話は面白く、楽しい時間を過ごした。
そして今日ハブらしきものを見たと写真を見せたけど、残念ながらアオダイショウの仲間の可能性が高い事がわかってがっかりした。

翌朝、Nさんはキビ刈に出発し、70代の人は犬の散歩から帰って来て、手にはノビルなどの野草があった。
彼が言うには、今スーパーで売られているほとんどの野菜には栄養がないのだという。
野草に詳しく、そこら辺に生えているものを採っては食べているそうだ。
70代には見えず若々しく、この人から野草の事をいろいろ教わりたいと思った。

Wさんが、キャンプ場の脇の側溝にハブがいる事があるというので、キャンプ場にあった長い棒を持ち出して、側溝の落ち葉をめくって探したけど見つからなかった。
そのすぐ後、キャンプ場内に大蛇が現れ、Wさんがしっぽをつかんでジャイアントスイングをかけブンブン振り回した。
これもアオダイショウのようで、2メートルくらいあるので、やっぱりなんか怖い。
蛇は逃げて木に登っていったが、鳥の巣があったようで、小さな鳥が大騒ぎし始めた。
その後テントをたたんで、名残り惜しいけどキャンプ場を去った。

大原に着き、テントなどの荷物を自宅に送るために郵便局に行くと、キャンプ場住人の40代の男性が預金を引き落としに来ていたのですぐに再会することになった。
自転車でここまで来るので、彼は汗だくだった。
キャンプ場生活も、なにかとやはりお金はいるのだと言っていた。

レンタカーを返却し、石垣島へ渡った。
前と同じ街中のドミトリーにチェックインした。
箱型に上下二段の空間が蜂の巣のように並んでいて、カーテンがあるので一応プライベートは守られるけど、Hは夜中に寝返りで壁を何度も蹴飛ばしたそうだ。

その後、公設市場とか土産店などを回った。
石垣島の街は布小物や食器など、手作りの物を売っている店が多かった。
『てしごとや』というお店でヘアゴムとTシャツを買うと、お店のお姉さんが地元の人も行く居酒屋を教えてくれて、お腹もすいてきたので早速向かった。
歩いていると、16時から19時までビールが100〜150円というのぼりが何件かあって、居酒屋もたくさんあった。
お姉さんが教えてくれた店で150円ビールで石垣牛や島らっきょうをつまみにしながら飲んだ。
店を出て少しブラブラ歩くと、狭い路地に居酒屋が一軒。
路地マニアのHは
「次、ここにしよう」
と言って店に入ると、店主に今日はお客さんが多いから、オーダーしたものが出てくるの遅くなるよ。と言われたけど、2軒目だし遅れても問題なかった。
カウンター席に座ると、右隣に一人で飲んでいるおじさんがいたので、
「地元の方ですか?」
とたずねると、愛媛出身の方で、近くの飲食店で料理長をしており、その日は休みなので飲みに来ていた。
おじさんが泡盛の水割りを一杯ご馳走してくれて、お互いの料理もシェアした。
この店は何を食べてもはずれがなく、特に石垣牛A5ランクのたたきがおいしかった。
店主は地元の方で、地元の人のために店を開いたというので、A5ランクの肉をこんな値段で出していては儲けは出ないと言っていた。
おじさんがおすすめの店を紹介してくれるというのでついていくと、シャッターが閉まっていた。
仕方ないので違う店に連れていって貰った。
ダンディーな帽子をかぶって黒いコック服を着てパイプでタバコを吸う、独特な雰囲気の店主がいる店だった。
1杯たのんだらその都度支払いという店だったが、ローストビーフ、鶏のレバーのパテ、牛肉の赤ワイン煮など何を食べてもおいしかった。
元々は大阪の人で、名古屋のホテルでシェフをやっていたこともあり、そこのローストビーフのレシピは彼の作ったものだという。
とにかく私がいままで食べたローストビーフの中で一番美味しかった。
そしておじさんは次の店に行くといって出て行った。
月に飲み代が20万いくこともある強者だ。
隣でまかないで店の女の子がカレーうどんを食べて帰っていった。
「食べる?」
と店長がいうので出してもらったら、ルーはすべて手作りらしく、これまたおいしかった。
後々考えてみたら、島に来てから地元の人と会話はそんなにしてないことに気が付いた。

翌日、レンタカーを借りて少しだけ石垣島観光。
サビチ鍾乳洞は鍾乳洞を抜けると海という珍しい鍾乳洞だった。
灯台のある平久保崎は左に東シナ海、右に太平洋が見渡せた。
やちむん(陶器)のお店やスーパーに寄って、お土産を買ってレンタカーを返して空港に向かった。
待ち時間でビールやチャンプルを食べ、泡盛の紙パックがHのザックに入ったままだったので、残りを飲み始めたけど、コップ3杯くらい残ってて結構な量だったけど、やっと飲み干した。
その後Hは飛行機の中で玉のような汗をかきながら爆睡していたので、飛行機のドリンクサービスも受けられず、名古屋に着くまで飛行機には5分くらいしか乗ってないような気分だったようだ。

5日間の島旅はあっという間に終わってしまった。
西表島はつくづく魅力的な島だった。
今度行ったときは、念願の野生のヤシガニと山猫を見られるといいな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1935人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら