青空の下の残雪歩き「恵那山」(日本百名山)[広河原登山口から]
- GPS
- 04:24
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:19
[標準CT 4:10(52%)]
恵那山7:33⇒駐車場8:59
[標準CT 2:45(52%)]
※他の山の標準CTに比べ、10%程度ゆったりな印象有り。
天候 | 快晴〜♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは20台程度可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:3〜4(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :2.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度 ★登山道の眺望:3(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :2(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:約10人)】 ◆林道ゲート前の駐車場から約2kmの林道を歩く。林道上部斜面には浮石が多く、落石の危険性があるので、強風時や雨天時は要注意。 ◆広河原登山口の渡渉箇所は、丸太橋となっているので、豪雨の増水時は注意が必要。 ◆本日は、標高1650m以上から残雪となり、全ルートの5割は、雪道歩きだった。特に急峻な雪面はないので、10本爪以上の本格アイゼンは不要だと思うが、気温が上昇すると腐れ雪になりやすく、簡易アイゼン程度はあっても良いだろう。今回は、ピン付長靴で登ったが、全く支障は無く歩きやすかった。 ◆ルート全体で、鎖場やヘツリ等の危険箇所は無く、登山経験の少ない人でも特に問題はないルートかと思う。 ◆山頂周辺は、トウヒやコメツガ等の高木性樹木が多いため眺望は無い。その中で、避難小屋裏の岩場と最高標高点の社からの眺望は、ある程度、周囲が開けているので、それなりの眺望を楽しむことができる。 ◆山頂には、比較的綺麗な小屋があり、近くにはトイレもある。本日は、1人の方が使用していたが、ゆったり登り小屋裏の岩場からご来光を望む山行も楽しそうに感じた。 |
写真
感想
フリーに登りに行ける本日、待ちに待った春の晴天予報。
百名山巡りを目的に、初めての中央アルプスの山々へ足を延ばしてみました。
朝一で「恵那山」に登り、午後から「木曽駒ヶ岳」に登ります。
まずは、恵那山へ。
林道ゲート前の駐車場で準備をしていると、ライトが無くても歩行できる明るさになってきました。
では、いざ、出発!
しばらく落石が多そうな林道を歩き、広河原登山口から沢を渡渉し対岸に渡ると、本格的な登山道に入ります。
登山道は、九十九折を繰り返しながら、標高を上げていき、4合目の標高1700mになると、残雪が多くなってきました。
新潟の雪山に比べると可愛い雪庇ですが、標高1780m以降は、雪庇が続く尾根を登ります。
また、昨日以前のトレースは、沢山ありましたが、今朝の冷え込みで凍みてくれたので、ノートレースでも踏み抜きもなく、快適な雪面歩きでした。
恵那山の山頂は、トウヒやコメツガに覆われ、本当の山頂がどこなのか分からない山容で、至って普通の山に思えました。
眺望もイマイチですし、なんで百名山かな〜?が正直な感想です。
恵那山周辺は、天照大神が産まれた時の胞衣を納めたという伝説が残っているので、そのあたりを故深田久弥氏が、信仰の山として選んだのでしょうかね〜?
とは言え、山頂の最高標高点(小さな社があるピーク)からの眺望は悪くはないです。
避難小屋に泊まったという木曽の若い登山者の方から、恵那山の登山ルートや周囲の山々の話を聞きながら、中央アルプス南端でコーヒーを飲みながら朝のひと時を過ごすことができました。
<午後からの木曽駒ヶ岳に続く>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1114784.html
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