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Yamareco

記録ID: 1114646
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

矢筈岳 羨望の頂についに立つ!

2017年04月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
ricefieldspk その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:49
距離
25.1km
登り
2,077m
下り
2,104m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:47
休憩
0:21
合計
15:08
距離 25.1km 登り 2,079m 下り 2,117m
4:28
19
スタート地点
4:47
49
GPS取得地点
5:36
5:38
132
魚止山取付
7:50
7:52
98
9:30
44
三川分水峰
10:14
85
青い岩盤
11:39
39
前矢筈岳P
12:18
12:32
43
13:15
57
前矢筈岳P
14:12
53
青い岩盤
15:05
129
三川分水峰
17:14
17:15
58
18:13
18:15
81
魚止山取付
19:36
ゴール地点
スタート20分GPS不調。時間は補正しましたが行動距離にして、あと1キロメートル、プラスになります。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
磐越道津川ICでOUT。旧上川村方面へ向かう県道、室谷集落を目指す。室谷洞窟入口が県道終点。その先の林道は約1卆茲泙能雪が完了している。そこに5,6台分停められる車両待避所があり、そこに停めさせてもらう。
コース状況/
危険箇所等
林道を約1時間20分歩く。魚止山までは、急登が続くが藪はそれほどでもない。魚止山の先の1120Pから藪漕ぎが本格的になる。三川分水嶺までは藪5割。その先も藪と雪歩きが交互に続く。最大の難所「前矢筈の急登」は雪質が良くそれほどでの困難ではなかった。前矢筈のピークを超えれば、あとは矢筈岳までビクトリーロード。
その他周辺情報 矢筈を攻めるには、藪の繁茂、残雪の量、気温、天候ともにベストでした。
闇夜の車退避所には既に4,5台の車が停めてあった。支度をすませ、ここから長い1日が始まる。
2017年04月23日 04:31撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 4:31
闇夜の車退避所には既に4,5台の車が停めてあった。支度をすませ、ここから長い1日が始まる。
次第に夜が明けてきた。
2017年04月23日 04:54撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 4:54
次第に夜が明けてきた。
林道は雪が消えている所が3、4割。残りは残雪とデブリ。雪崩はほぼ終わっているようだった。
2017年04月23日 05:32撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/23 5:32
林道は雪が消えている所が3、4割。残りは残雪とデブリ。雪崩はほぼ終わっているようだった。
約1時間20分林道を歩き、ようやく魚止山取付き。ここから山に入る。
2017年04月23日 05:37撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/23 5:37
約1時間20分林道を歩き、ようやく魚止山取付き。ここから山に入る。
魚止山まではピンクテープが多く、道迷いしない。
2017年04月23日 05:44撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 5:44
魚止山まではピンクテープが多く、道迷いしない。
雪面の急登が続く。
2017年04月23日 06:10撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 6:10
雪面の急登が続く。
イワウチワの群生がいっときの癒しとなる。
2017年04月23日 06:27撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 6:27
イワウチワの群生がいっときの癒しとなる。
藪が出現する。このあたりの藪はまだほんの序章。
2017年04月23日 06:59撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 6:59
藪が出現する。このあたりの藪はまだほんの序章。
ようやく魚止山のピークを捉える。
2017年04月23日 07:21撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 7:21
ようやく魚止山のピークを捉える。
魚止山ピーク到着。取付から2時間10分かかった。ここで隊長は携帯を取り出し本日不在のTさんに電話する。
2017年04月23日 07:44撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 7:44
魚止山ピーク到着。取付から2時間10分かかった。ここで隊長は携帯を取り出し本日不在のTさんに電話する。
魚止山からこれから目指す矢筈岳への峰々を捉える。トンガっているのが前矢筈。このとき矢筈岳主峰はまだ雲がかかっていた。
2017年04月23日 07:45撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 7:45
魚止山からこれから目指す矢筈岳への峰々を捉える。トンガっているのが前矢筈。このとき矢筈岳主峰はまだ雲がかかっていた。
次なるターゲットの1120Pを目指す。
2017年04月23日 07:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 7:47
次なるターゲットの1120Pを目指す。
1120Pの手前鞍部にテント2張。
2017年04月23日 07:55撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 7:55
1120Pの手前鞍部にテント2張。
1120Pに立つ。矢筈主峰はまだ雲の中。
2017年04月23日 08:06撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:06
1120Pに立つ。矢筈主峰はまだ雲の中。
五剣谷岳のほう。
2017年04月23日 08:07撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:07
五剣谷岳のほう。
このあたりから本格的な藪漕ぎ。
2017年04月23日 08:25撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 8:25
このあたりから本格的な藪漕ぎ。
それでも人が入っているので、漕ぎ道がある。
2017年04月23日 08:33撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:33
それでも人が入っているので、漕ぎ道がある。
藪を抜けて岩を巻く。
2017年04月23日 08:45撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:45
藪を抜けて岩を巻く。
岩のピークを目指し尾根上の藪を進む。
2017年04月23日 08:48撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 8:48
岩のピークを目指し尾根上の藪を進む。
この困難でも恐るべし余裕の隊長。
2017年04月23日 08:49撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 8:49
この困難でも恐るべし余裕の隊長。
ここは岩登り。
2017年04月23日 08:50撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 8:50
ここは岩登り。
しばし残雪を歩くが、ここからまた藪へ。
2017年04月23日 08:54撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 8:54
しばし残雪を歩くが、ここからまた藪へ。
岩登り&藪。
2017年04月23日 08:54撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 8:54
岩登り&藪。
残雪が拾えるところは残雪を歩く。
2017年04月23日 09:00撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 9:00
残雪が拾えるところは残雪を歩く。
三川分水峰のあたり。矢筈岳が近くなってきた。
2017年04月23日 09:34撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 9:34
三川分水峰のあたり。矢筈岳が近くなってきた。
素晴らしい景観。
2017年04月23日 09:40撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 9:40
素晴らしい景観。
ここで落ちたらどこまでいくのだろうか。
2017年04月23日 10:11撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 10:11
ここで落ちたらどこまでいくのだろうか。
ガンガラシバナ(右)と前矢筈、矢筈主峰。
2017年04月23日 10:11撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 10:11
ガンガラシバナ(右)と前矢筈、矢筈主峰。
「青い岩盤」とよばれるところ。
2017年04月23日 10:14撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 10:14
「青い岩盤」とよばれるところ。
ここだけ岩盤が広く露出している。
2017年04月23日 10:15撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 10:15
ここだけ岩盤が広く露出している。
いよいよ難関の前矢筈の取付きまで来た。
2017年04月23日 11:11撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:11
いよいよ難関の前矢筈の取付きまで来た。
序盤。
2017年04月23日 11:19撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:19
序盤。
中盤からピッケルが頼りになる。
2017年04月23日 11:26撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:26
中盤からピッケルが頼りになる。
中盤の勾配はこんな。
2017年04月23日 11:26撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:26
中盤の勾配はこんな。
終盤。
2017年04月23日 11:30撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:30
終盤。
あと少し。
2017年04月23日 11:30撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:30
あと少し。
前矢筈のピークにて。
2017年04月23日 11:40撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:40
前矢筈のピークにて。
ここから見下ろす。
2017年04月23日 11:39撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:39
ここから見下ろす。
難関は越えた。矢筈主峰を目指す。
2017年04月23日 11:39撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 11:39
難関は越えた。矢筈主峰を目指す。
この先のピークが今日のゴールだ。
2017年04月23日 12:05撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 12:05
この先のピークが今日のゴールだ。
ラストのビクトリーロード。
2017年04月23日 12:11撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 12:11
ラストのビクトリーロード。
ついにやりました!宿願達成!
2017年04月23日 12:18撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 12:18
ついにやりました!宿願達成!
自撮りでツーショット!
2017年04月23日 12:19撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
4/23 12:19
自撮りでツーショット!
会いたかった、羨望の標柱と記念写真!
2017年04月23日 12:20撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
4/23 12:20
会いたかった、羨望の標柱と記念写真!
山頂からは360度素晴らしい景観が広がる。正面は青里岳。右、五剣谷岳。
2017年04月23日 12:20撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 12:20
山頂からは360度素晴らしい景観が広がる。正面は青里岳。右、五剣谷岳。
五剣谷から青里への稜線。
2017年04月23日 12:21撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 12:21
五剣谷から青里への稜線。
粟ヶ岳。
2017年04月23日 12:20撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 12:20
粟ヶ岳。
飯豊のほう。
2017年04月23日 12:21撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 12:21
飯豊のほう。
遠く、守門から浅草岳。
2017年04月23日 12:43撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 12:43
遠く、守門から浅草岳。
少しの休憩の後、遥かなる帰路へと立つ。
2017年04月23日 12:43撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 12:43
少しの休憩の後、遥かなる帰路へと立つ。
前矢筈の下り。かっ飛ばして下りた。
2017年04月23日 13:17撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 13:17
前矢筈の下り。かっ飛ばして下りた。
あっという間で下りた。
2017年04月23日 13:19撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 13:19
あっという間で下りた。
前矢筈見納め。
2017年04月23日 13:27撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 13:27
前矢筈見納め。
青い岩盤、帰りは残雪のほうを進む。
2017年04月23日 14:12撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 14:12
青い岩盤、帰りは残雪のほうを進む。
ガンガラシバナのほう。途中、轟音とともに雪崩が起きた。
2017年04月23日 14:24撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 14:24
ガンガラシバナのほう。途中、轟音とともに雪崩が起きた。
このピークを超えるのか!
2017年04月23日 14:25撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 14:25
このピークを超えるのか!
まだまだ続く藪。
2017年04月23日 16:32撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/23 16:32
まだまだ続く藪。
影が大分伸びてきた。
2017年04月23日 16:50撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 16:50
影が大分伸びてきた。
1120Pから魚止山を見下ろすところまで来た。
2017年04月23日 16:52撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 16:52
1120Pから魚止山を見下ろすところまで来た。
夕日があたり御神楽岳が鮮やか。
2017年04月23日 16:52撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 16:52
夕日があたり御神楽岳が鮮やか。
飯豊も幻想的に見える。
2017年04月23日 16:52撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 16:52
飯豊も幻想的に見える。
夕日と矢筈岳。
2017年04月23日 17:03撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 17:03
夕日と矢筈岳。
残陽が映え、美しい。
2017年04月23日 17:09撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 17:09
残陽が映え、美しい。
魚止山まで来た。ここからは下るだけ。明るいうちに林道に辿り着けるか!
2017年04月23日 17:08撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 17:08
魚止山まで来た。ここからは下るだけ。明るいうちに林道に辿り着けるか!
一気に下った。なんとか明るいうちに下山!
2017年04月23日 18:13撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/23 18:13
一気に下った。なんとか明るいうちに下山!
ここから長い長い林道歩きが待っている。
2017年04月23日 18:14撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 18:14
ここから長い長い林道歩きが待っている。
途中で闇夜となり、ヘッデンの灯りを頼りに歩きに歩いた。車を見つけたときの安堵感は忘れられない。
2017年04月23日 19:32撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/23 19:32
途中で闇夜となり、ヘッデンの灯りを頼りに歩きに歩いた。車を見つけたときの安堵感は忘れられない。

装備

個人装備
行動食 ともに十分に必要です。カンジキ アイゼンを持参しましたが不要でした。前矢筈のアタックに備えピッケルがあると良いと思いますが それ以外の場所では荷物になります。(藪にピッケルが引っ掛かりロスになる)

感想

 矢筈岳は登山を再開し、「マイナー12名山」の存在を知って以来の憧憬の山だ。昨年は雪不足でチャンスを逸した。今年のレポは4月13日のosamuさんとcheeさんのが初で、状況から推察し挑むなら今週がベストでは想像した。今回のタイミングを逃すと今シーズンは無いと見て、いつものメンバーに声掛けする。隊長は同意したがTさんは反対だった。まだ雪の状態が安定していないとの意見だった。それも心配だったが、藪のほうがもっと心配だった。行けるところまで行こう。矢筈岳まで行ける確信は無く半信半疑のままの出発だった。

【登りルート】
 スタートから取付き:長い林道歩きで心が折れかかる。
 取付きから魚止山:急登が続く。ほぼ一直線の登り。後半藪が出現する。
 魚止山から三川分水峰:藪と雪道が半々。幾つものピーク超えの他、岩登りやヤセ尾根などバリエーションの多い区間。辛抱が続く。
 三川分水峰から前矢筈:青い岩盤への下りがこの区間のハイライト。絶景が力になる。藪3割。
 前矢筈から矢筈岳:前矢筈の急登は全コース中最難関と聞いていたが、確かに勾配が急でキツイ登りが続くが、これまでの藪漕ぎのほうがよっぽど堪えた。前矢筈のピークを過ぎれば、若干の藪漕ぎはあるがほぼ雪道のビクトリーロードで、感動のクライマックスとなる。

【下りルート】
 体力も落ち、何度も足がつりかけるが、気持ちで足を運び、藪をもがく。
 途中、雪道のクラックでジャンプ失敗し、まんまと3メートル下のクラック底まで墜落した。隊長に引きずりあげてもらったが、疲労からくる判断ミスだった。絶対に油断してはいけない。
 太陽が傾き、日没との勝負となったあたりで難所の藪が終わり、最後の力を絞りだすようにペースアップ。なんとか明るいうちに下山。オマケの暗闇の林道歩きは果てしなく長く感じた。終わってみれば15時間を超える自己最長のチャレンジになってしまったが、もう少しコンディションが悪ければあと1,2時間は間違いなくかかっていただろう。時期的にはベストタイミングだった

 自宅に帰り、自分の体を見るとひざ下と上腕部がアザだらけ。翌日にこのレポを書いているが、藪漕ぎによる上半身の筋肉痛が酷い。隊長は携帯を藪の中に落とすし、いろいろダメージもあったが、素晴らしい景観と原始の自然を生身で感じる貴重な体験、そして何よりもこの達成感がたまらない。
 無謀ともいえる計画に付き合ってくれた隊長に感謝。もうしばらくキツイ山には行きません・・・

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コメント

はじめまして
ricefieldspkさま、はじまして。
矢筈岳、登頂おめでとうございました。
隊長の携帯電話を矢筈岳(4/30)に、拾得したものです(京都の山やさんです)
まだ、この時は雪がもう少し多かった見たいですね〜。
私も、昨年は小雪のために魚止山の次のピークで撤退しておりました。
今年は、有る程度の残雪も有り無事に同じルートで登頂をさせて頂きました。
山頂からの景色は、私の山行の中でも忘れられないものになりました。
今後とも、よろしくお願いいたします(ヤマップメインでやっております。 ニックネームは、しもさんです。宜しければ活動日記を見てやって下さい。)
2017/5/28 21:19
Re: はじめまして
03190masaさま、はじめまして。コメントありがとうございます。
隊長から、携帯電話が発見されたとの報を聞いたときは信じられませんでした。
まさか、あの山奥の藪で、携帯が見つかるとは!
これも何かの縁でしょうか。
ヘタレな山好きオヤジですが、今後もよろしくお願いします。
2017/5/28 21:39
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