満身創痍！ 残雪と激藪の『川内山塊』を行く【悪場峠〜銀太郎〜五剣谷岳〜青里岳〜矢筈岳】

2023年03月31日(金) ~ 2023年04月02日(日)

• GPS: 33:15
• 距離: 43.1km
• 登り: 3,323m
• 下り: 3,310m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:30

距離 14.0km 登り 1,505m 下り 606m

5:32 スタート地点
6:06 6:08 悪場峠
6:33 6:35 水無平。悪場峠-杉川分岐
6:38 水無平
8:08 8:44 木六山
10:23 10:27 七郎平山
11:23 11:33 銀次郎山
13:00 13:25 銀太郎山
15:02 五剣谷岳

2日目

• 山行: 10:18
• 休憩: 0:57
• 合計: 11:15

距離 15.4km 登り 1,250m 下り 1,253m

5:09 五剣谷岳
7:33 7:50 青里岳
10:37 11:17 矢筈岳
16:24 五剣谷岳

3日目

• 山行: 7:17
• 休憩: 1:18
• 合計: 8:35

距離 13.6km 登り 570m 下り 1,476m

6:29 五剣谷岳
7:30 8:01 銀太郎山
8:52 9:05 銀次郎山
9:57 10:03 七郎平山
11:54 12:06 木六山
13:25 水無平
13:31 13:47 水無平。悪場峠-杉川分岐
14:11 悪場峠
15:04 ゴール地点

天候

1日目：快晴
2日目：快晴
3日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

視後平ノ滝駐車場 約4台

コース状況／危険箇所等

【銀太郎山】までは一般道とされているが、この時期は雪山登山

写真

3/31 5:32

【視後平ノ滝駐車場】
五泉市の観光課にも聞いて、除雪は済んでいると確認済
先にお一人休まれていた（後に行動を所々でご一緒するTさん）

3/31 5:45

『林道哺土原線』雪有り倒木有りそして陥没有り
（2023年4月2日時点）

3/31 6:07

30分ほど林道を歩いて、ようやく取り付き地点の【悪場峠（灰場峠）】に到着

3/31 6:23

夏道？らしい踏み跡を進む
登山道沿いには『カタクリ』の群落が
まだ、陽が出ていない為、皆花は閉じている

3/31 6:44

【佛峠】でお会いしたか方（以後Tさん）と話しながら歩いていると【水無平】に到着
広すぎて何処へ行けば良いのか？
とりあえず稜線の方へ適当に向かう

3/31 7:16

15分ほど右往左往してようやく夏道らしき所に出た

3/31 7:20

『ショウジョウバカマ』

3/31 7:53

最近誰か歩いたのだろうか？
踏み跡がある

3/31 8:08

まずは【木六山】
以前【矢筈岳】山頂で見た『村松町』の名前が

3/31 8:18

山頂から【菅名岳】
その右後ろに【五頭連峰】が見える

3/31 8:49

『カタクリ』が太陽の陽を浴びて目いっぱい花を開いている

3/31 8:50

谷は深くV字に切れ込み、美しい

3/31 9:00

沢山の『イワウチワ』も顔をのぞかせている

3/31 9:12

そして春を代表する『マンサク』も

3/31 9:17

登山道沿いには歓迎するように『イワウチワ』群落が数mもの長さに続いている

3/31 10:06

【七郎平】への登り

3/31 10:25

【七郎平山】
一面雪が覆っていた

3/31 10:41

奥が【銀次郎山】

3/31 11:24

ここも一面雪が覆い、山頂標柱雪の中に埋もれている

3/31 11:28

正面がこれから向かう【銀太郎山】
奥が本日のテン場がある【五剣谷岳】

3/31 11:34

雪庇の際を通過

3/31 12:14

【銀太郎】への登り
ブッシュ帯が見える

3/31 12:27

【銀太郎】への登りはアイゼンを履いた

3/31 13:05

【銀太郎山】標柱は雪で埋もれ押しつぶされていたので、掘り起こしました

3/31 13:24

さて本日最後のピーク【五剣谷岳】へ向けて

3/31 13:42

雪壁

3/31 14:54

【五剣谷岳】の山頂稜線に出ると向こうに見えるは真っ白な【青里岳】

3/31 14:54

ブッシュが沢山出ているが山頂へ向かう

3/31 15:06

【五剣谷岳】山頂
『二等三角点』

3/31 16:56

【五剣谷岳】のテント場
本日西寄りの風13mの予報が出ているので壁を作った

3/31 17:46

そしてすぐに雪を溶かして水作り
するとTさんがテント場に到着した

3/31 19:00

やっぱり飲みたいね

4/1 5:29

翌日・・・
早朝の【青里岳〜矢筈岳】
本日はあの二つを落とします

4/1 5:32

【御神楽岳】左からご来光が・・・
本日も天気が良さそうだ

4/1 5:39

『川内山塊』に温かい陽射しが当たる

4/1 6:29

【青里岳】への登り

4/1 6:35

川内名物『藪漕ぎ』突入

4/1 6:50

【青里】方面
ブッシュ区間が長い

4/1 7:26

【青里岳】目前

4/1 7:33

【青里岳】山頂
ついに来たかった山頂に来れたのだ！
感慨もひとしおだ

4/1 7:42

Tさんが【浅草岳】だと教えてくれた

4/1 7:52

さてまだ終わってはいない
ファイナルピーク【矢筈岳】へと向かう

4/1 8:05

Tさんが先へ進んでいる

4/1 8:07

名峰【守門岳】が美しい

4/1 9:55

さあ矢筈の肩に

4/1 10:01

【矢筈】のブッシュはナカナカ長い

4/1 10:03

ほとんど藪漕

4/1 10:40

【矢筈岳】山頂
二度目の登頂です♪
山頂でTさんと休憩しながら余韻に浸る

4/1 13:08

さて戻ります

4/1 16:23

テン場手前で本日初の登山者とすれ違う
女性ソロと二人組の2パーティだ
結局、山中3日間ですれ違ったのはこの2パーティのみ

4/2 5:06

夜中の2時頃目が覚める
寒くて震えが止まらない
早朝、外へ行こうと靴を取り出すとテント内の靴がカチンカチンに凍っていた（驚）

4/2 6:32

最終日
日の出後に出発

4/2 9:17

【銀次郎】の降り

4/2 10:11

初日見つけられなかった【七郎平の雪解け水】
Tさんに教えてもらった
もうがぶ飲みです(^^♪

4/2 13:16

『キクザキイチゲ』

4/2 15:03

【悪場峠】を過ぎ下山終了

4/2 17:01

日帰り入浴【さくらんど温泉】の桜はブラボー満開だ(^^♪

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

zenith

毎年この時期は『南ア深南部』を登っていましたが、どうしてもやりたい場所がありました。それが新潟県『川内山塊』の【五剣谷岳〜青里岳】
ともに登山道の存在しない山で夏はブッシュの激藪エリア
この界隈では【粟ヶ岳】マイナー12の【矢筈岳】は日帰りで登っている
しかし、日帰り困難な山ならやはり【青里岳】だろう
【矢筈岳】登頂の際に調べていた時、【悪場峠】からにしようか迷っていた
結局、日帰り可能な【室谷洞窟】側からにした
しかし、【矢筈岳】が日帰りできても、どうにもしっくりこなかった
やはり【矢筈岳】は【悪場峠】からだろうと、今回の山行を決行
三日間と長丁場ではあったが、無事そして満身創痍で登頂出来た
この方がやはり記憶にも残るね

そしてこれにて『室谷ルート』からと赤線でも繋がって目的達成！