惣岳山・岩茸石山・黒山・棒ノ折山〜さわらびの湯
- GPS
- 00:42
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
天候 | 快晴〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:さわらびの湯〜(国際興業バス600円,40分)〜飯能〜(西武) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険を感じる箇所も無く、全ルート標識が整備されている。 登山ポストは気づかなかったが、御嶽駅に案内所があり受け付けていると思われる。 強いて言えば、棒ノ折山からの下り、小谷沢の途中鎖場がある程度。そこも足場はしっかり階段等整備されており復帰後バランスの悪い私でも不安は無い。 水場は惣岳山下の水場は枯れていて全くダメ。 小谷沢を下りきった名栗湖畔の「白谷の泉」は潤沢に出ている。 さわらびの湯は畳大部屋の休憩場所もあり、室内にレストラン等は無いが、ビール自販機はあるので、残った非常食等で風呂上がりに軽くいくには使える。湯質は至って普通。地下水なのか硫黄臭もヌメリ感も無いが、山での一日を癒すには充分。営業が18時まで店じまい(間際に来た男女グループは諦めていた)なので要注意。 |
写真
感想
このコースは震災翌日(3/12)に元来計画していたが事情で延期していたため、4月に2度奥武蔵で足慣らしができた。自身、復帰後3回目の登山。
JR御嶽駅で多くの人と押し出されたが無事集合。
初メンバー(1人)に軽く紹介と会話のあと駅左手から裏手にまわり、慈恩寺の左手から登山口となる。
いきなりの急登。若干準備運動したとはいえ朝一の体には応えるため、スローペースで行く。息を整えながらしばらく行くと第一の鉄塔。412mの最初の丘を越え更に行くと第2の鉄塔。ここまで30分弱。上着や靴ヒモの調整休憩とする。
この辺りは樹林帯で視界はほとんど無い。第3の鉄塔付近で東側の眺望が開ける。右に見えるのが高水山のようだ。
幾分平坦になった稜線を行くと惣岳山らしき頂上が見えてくる。少し行くと「しめつりの御神木」と札の立つ大木があり、記念撮影。
その先、山頂手前の水場(たぶん神社の小宮のところ)は全く枯れている。若干の期待があっただけに少しがっくりきたが、まあよくある話。気を取り直して最後の急登を行くと神社の社のある惣岳山頂に出る。
山頂は皆さん書いてるとおり眺望は全くないが、少し広場になっていたりベンチが揃ってるので、ひっそりとした山の静寂が楽しめる。
惣岳山から北の下りは急な岩場だ。とはいえ、危なそうなヶ所にはロープがあるので、剥き出しになった木の根っこに足許を注意して行けば問題ない。少しアップダウンを繰り返したら、いよいよ岩茸石山への急登だ。最後の急坂をがんばれば目の前にいきなり眺望が拡がる。やったね!って感じ。
しかし右をよく見ると山頂は右丘の上。どちらも北〜東の眺望が拡がり爽快!これからゆく黒山・棒ノ折山もその先に手に取るように見える。「岩茸石山」の山頂標識は写真では見たことがあったが、実際来てみると背景の山風景といい具合に遠近感が際だっている。
山頂で早飯(今日も手製おにぎりとシーフードヌードル)のあと、北に延びる急坂を下る。ひとしきり下ったあと、少し登ったかと思えば更に降下。あとで登り返すのかと思うと、この辺で勘弁と言いたくなる。とまた下り。。。とほほ・・・。
しかし、この辺りは気持ちのいい稜線歩きだ。快晴の天気もあって疲れ始めた体に当たる風が清々しい。
その後、10くらい頂上(丘)を乗り越えただろうか、いよいよという雰囲気だったが「逆川ノ丸」という頂上に到着。地図では標高は黒山とほぼ同じ(1m低い)くらいのれっきとした山であった。
その先少し行けば黒山到着。山頂はベンチなども完備され、木々はあるものの南方、特に岩茸石山から来た稜線が見て取れる。しばし休憩の後、権次入峠を目指す。
最後急斜面を登り切ると権次入峠。多くの人が休憩している。棒ノ折山までウワサ通りの階段だ。思ったよりあっという間の階段だったが、待望の棒ノ折山頂に到着。山頂からの眺めは本当にすばらしく、ここまでの疲れが一気に吹き飛ぶ。特に北〜東、武甲山・大持山〜伊豆ヶ岳〜日和田山〜西武ドーム(球場)の眺めがすばらしい。(モヤってなければ武尊や日光まで見えるらしい)
山頂で小パーティー。残った水で珈琲をわかし、各自持参の食料(お菓子)でしばし歓談。グレープフルーツを重い思いして持ってきただけのことはあった。皆から絶賛の声。
14時半過ぎに下山開始。権次入峠まで階段のあと、また更に階段。岩茸石で少し遊んだあと(数人が岩の上まで登って遊んだ)、小谷沢を目指す。沢音が聞こえると、林道を渡っていよいよ谷を下る。沢音を聞きながらの山はいいものだ。マイナスイオンなのか単純にせせらぎの音なのかとにかく飽きさせない。所々、岩場が連続する急坂もあるが、手すり状の鎖も完備されておりしっかり保持したり、時に後ろ向きに降りれば問題は無い。
最後、沢から離れ高巻くと沢も終わり。下に名栗湖が見えてくる。湖畔に出るところに水場があり「小谷の泉」と看板あり。急な谷を下ったあと飲む冷たい水は格別!
10分ほど「有馬ダム」を越えて下ると「さわらびの湯」だ。自分のバランスが悪いので山頂から標準1.5時間のところ2.5時間かかってしまった。女性陣は時間無かったので温泉も入らず帰還することに(ゴメンなさい)。男性陣3人で30分の早湯のあと、さわらび発の終バス(1759発)で飯能へ向かった。(5分ほど徒歩で下れば6時以降もバスあり)
(補足)
地震で延期になっていたが、8月にアメリカに帰る友人の送別ハイキングが実施できた。(実は彼の日本駐在が8月まで延びたのでもう1回は少なくとも行けることになった) 自身も復帰3回目であり、特に下りのバランスが課題だったが、案の定左脚付け根が痛くなりスローダウンだったが何とか下山できた。周囲のメンバーにはこういう状況と知りつつ参加してもらったとはいえ、待ってもらって申し訳なし。「さわらびの湯」で30分しかなかったが、湯船でしっかりマッサージしたので、翌日月曜も筋肉痛はほぼ皆無だった。登山後の温泉ってやっぱ優れものですね!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する