東日原から鷹巣・雲取・長沢背稜周回
- GPS
- 32:00
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 2,603m
- 下り
- 2,602m
コースタイム
0520東日原駐車場→0633稲村岩0640→0839ヒルメシクイノタワ→0915鷹巣山山頂0945
→0955鷹巣山避難小屋1035→1155七ツ石山→1250奥多摩小屋水場1315→1410雲取山避難小屋
(合計8:50、休憩時間1:42、行動時間7:08)
16日(月)
0505雲取山避難小屋→0528雲取山荘0535→0544大ダワ→0630芋ノ木ドッケ0635
→0800長沢山0805→0910ヘリポート0920→1030酉谷山避難小屋1055
→1208ハナド岩1218→1251一杯水避難小屋1312→1452東日原
(合計9:47、休憩時間1:23、行動時間8:24)
天候 | 5月15日(日)快晴 5月16日曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
14日(土)2230成田の自宅発。国道16号経由で0150東日原着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
東日原から鷹巣山までは急登ですが危険箇所はありません。 鷹巣山から芋ノ木ドッケまでも問題なし。2週間前に歩いた時より整備されていたような気がします。 芋ノ木ドッケから長沢山辺りまでは倒木が多く異様な光景ですが通行には支障ありません。同行のTさんによると伊勢湾台風の時に倒れたものということです。踏み跡は明瞭なはずですが、あまりボーっと歩いていると道間違いの可能性はあります。 長沢山から一杯水避難小屋までは石尾根などと比べると道が狭いです。人が少ない平日などに滑落して行動不能になったりすると発見してもらうまでにかなり時間がかかりそうです。 なお水松山付近で天祖山方面に引き込まれ易い箇所は指導標が新しく設置されたのでしょうか、北側を巻く判断は問題なくなっているようです。 酉谷山避難小屋、一杯水ともに水場はよく出ていました。 東日原への最後の下りはなかなかの勾配ですが道はよく整備されています。 |
写真
感想
さて、下らない寸劇に少々お付き合い下さい。
腿: おまえたちはゼロか、ゼロの人間なのか? 悔しくないのか?!
私: 悔しいですっ! ニヤついて誤魔化してたけど今は悔しいですっ!
脹脛: …。…。なんでいきなりスクールウォーズごっこが始まるんですか?
腿: GWの石尾根だけどよー、あれって要するに敗退じゃねえの? 悔しくねえのかって話だよ。
私: そうかー? 曲がりなりにもテン泊装備で35kmも歩いたし上出来だろ?
脹脛: そうですよ。ちゃんと山頂まで行ったし七ツ石小屋も楽しかったじゃないですか。
腿: フンッ、腑抜けどもが…。予定した通りにいかなけりゃ敗退だろうがよ。
私: そうかも知れんけど体力的に限界だったんだから無理しなくて正解だろ?
脹脛: 勇気ある撤退と言っていいんじゃないですか?
腿: アホか。長沢背稜回るための体力温存で鷹巣山も巻いたのに富田新道から下山ってなんだよ?
私: まあ確かにそこまでしてもまだ体力不足ってのは情けないところはあるなあ。
脹脛: しかしそうした経験を重ねて我々も「登れるチーム」になっていくんですよ。これからです。
腿: カー! 情けねえ。ちょっとゴツい山では連敗してんだぞ。檜洞丸と雲取山と。負け癖がついちまうって言ってんだよ!
私・脹脛: ………。檜洞丸はお前がヘバったんだろっ!
腿: ぐっ…。過去の失態をいつまでも根に持ちやがって。それに俺様はもうあの時の俺じゃねえ。前回は俺は負けてねえっ!
脹脛: なるほどなるほど。ちょっと実力が着いてきたと錯覚して強気になってきたものですねえ。
私: で、結局どうしろって言いたいんだよ?
腿: 稲村岩尾根からぐるっと長沢背稜一周だっ!
という訳で日・月と休みが取れたのでリベンジ決行です。
今回はテン泊はやめて避難小屋を使わせていただくことにしました。
例によって国道16号をひた走ります。
午前2時前くらいに東日原に着き車中泊ですが寝つきが悪く
ようやく眠れたと思ったらやや寝坊気味でスタートです。
しかし初日は時間的に余裕があるのでそう心配ありません。
稲村岩尾根は噂通りの急登ですが道は悪くありません。
翌日のことも考えゆっくりと登ります。
それでも結構ヘロヘロになりながら鷹巣山に到着です。
全く眺望が得られない登りからいきなり360度の絶景で
天気も最高とくれば感動もひとしおです。
頭の中でロッキーのクライマックスシーンのBGMが流れます。
しかしこの辺りからアブがまとわりついてきてうるさいのはいただけません。
なお前回の富田新道から日原直前までうるさかった小バエは
今回ほとんど見ませんでした。
虫がうるさかったのは鷹巣山と滝谷ノ峰ヘリポートくらいです。
奥多摩小屋の水場で水を補給し雲取避難小屋に到着。
同宿は私を含めて6名でした。
同宿の方とお話していて長沢背稜を回ることを言うと
Tさんという方が一緒にそちらを回ってくれると言うお話になりました。
Tさんは御年70歳ながら毎朝10km走るという猛者で
私より重い荷物を背負って私よりはるかに速く歩きます。
しかも奥多摩のほとんどのルートを歩き尽くしておりまるでガイド登山です。
夜は星空を期待していたのですが曇り気味でダメでした。
翌日は天気が今一つでしたが植物の話などを聞かせていただきながら
楽しく回ってくることが出来ました。
平日の長沢背稜は人が少なく芋ノ木ドッケから一杯水までの間で
会ったのは5人いなかったと思います。
東日原に下山後は青梅の駅までTさんを送り、
その後はさいたま市の日帰り温泉で仮眠し時間調整をしてから帰宅しました。
日焼け対策を全くしていなかったので首の後ろと腕がひどいことに
なっていましたが、今回は久々にやりきった感のある山行でした。
昨年の10月に山を始めたばかりなので新緑の山の新鮮さが嬉しかったです。
Tさんには大変お世話になりました。
mustcut15kさん、はじめまして、Happiと申します。
同じく成田市の住人です。
私も、奥多摩方面に行くときは、高速を使わず、
16号を利用しています。
山に行くには、ちょっと遠いですよね。成田からは。
高速も都内を通過するには、1000円というわけ
には行かないですし。
これからも、山行記録楽しみに拝見させていただき
ます。
はじめましてHappiさん
なかなか北総地区は登山が難しい場所ですよね
成田山で登山という訳にもいかないですし…。
16号はバイパスになっている部分が結構あるし、夜中はスムーズに動くので意外と快適ですよね
そのうち一緒に山行できるといいですね
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