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Yamareco

記録ID: 1117577
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ハイキング
奥武蔵

満開の山頂桜を求めて棒ノ嶺へ(北東尾根→棒ノ嶺→白谷沢)

2017年04月29日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.1km
登り
783m
下り
767m

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
0:25
合計
4:16
8:19
8:19
60
9:30
9:33
34
10:07
10:29
13
10:42
10:42
19
11:01
11:01
58
11:59
11:59
17
12:16
12:16
0
12:16
ゴール地点
恒例となった棒ノ嶺の満開山頂桜登山です。

昨年は満開と天候に恵まれず雲の中の満開桜となりましたが今年は天候も良いのでこの週末の登山となりました。
天候の欄でも書きましたが予報では土曜日は午後は急に天気が崩れて雷雨もあり得ると言う予報だったので本当なら日曜日の方が良いのですが、4/30(日)は半年以上も前からある予定が入っているので本日となりました。午前中に登って下りてくれば何とかなるだろうと。
気がかりだったのはこれに先立つ棒ノ嶺の山頂桜の開花状況がほとんど無かった事で、飯能市観光のアカウントは4/27の朝に花が咲きかけの様な写真をツイートしていたのと、4/25の記録で少しだけほころんでいるのが分かった(https://yamap.co.jp/activity/811105)だけでした。しかし昨年の経験則では咲き始めてから一週間経たずに満開になっていたので4/25に咲いていたのなら4/29で大丈夫だろうとの判断でした。

今回は先週の蕨山登山で向かい側に見える棒ノ嶺の山体にかなり桜があるのが分かり、だったらあの辺りを通る道は無いだろうかと探したら登山詳細図に北東尾根コースと言うのが書かれていて、ヤマレコの記録にも三例ほど記録があったので北東尾根コースを使ってみる事にしました。最初は下山に使おうかと思ったのですが、ヤマレコの記録では下山には向かない様な事が書かれていたので登りに北東尾根コース、下りに白谷沢コースをとる事にしました。
天候 晴れ

前日のテレビの天気予報では盛んに土曜日は午後から不安定な空模様になって突然の雷雨もありうると言うものでした。そんな訳で出来る限り早い時間帯に登山をして帰って来ようと始発バスに乗る事にしました。
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き
飯能着6:44の各駅停車
飯能発7:10の飯01-2湯の沢行き
先週日曜日の蕨山登山でも利用したバスです。先週は丁度良いタイミングとなるちちぶ61号で行ったら既にバス停は長蛇の列だったので今回は26分前に到着する電車にしました。

バス停に行ったら先に並んでいたのはたった三名で若干拍子抜け。いつ混むのかと思ったら6:55着の電車からぞろぞろとやって来ましたがそれでも先週ほどにはなりませんでした。結局満員だった先週とはうって変わってほとんど全員着席して飯能駅を出発しました。
この違いは何だったのか。
今日の雷雨を恐れてみんな明日にしたのか。

帰り
さわらびの湯バス停に12:15に下りて来たら次のバスは12:45発です。
そうです、先週と全く同じスジになりました。
相変わらずバスは13:25飯能発の急行にはギリギリで間に合わず(先週よりも3分程遅く着いたし)。
コース状況/
危険箇所等
・さわらびの湯→北東尾根コース登山口
いつもの白谷沢コース入り口まで同じです。そこを通り過ぎて少し行った先のヘアピンカーブの所に取り付きの階段があります。
但し先行された方の記録写真が無いと「これ?」と心配になる階段です。何も目印がありませんので。

・北東尾根コース登山口→林道交差部
取り付きの階段とそこからやや少しはキツイです。足を滑らせない様にしましょう。尾根コースに入ったら後は問題ありません。踏み跡も極めて明瞭で林道交差地点まではリボンに頼る事は無かったです。
結構な斜度はありますが、初級者でそこそこもう山に慣れた方なら苦労はしないと思います。私でも息が切れたりはしませんでした。
林道交差部近くになると防鹿網の隣を歩きます。

・林道交差部→棒ノ嶺山頂
取り付きがまたキツイ。ロープがあります。ロープが無いと私には無理な斜度と土の具合です。しかしそれも僅かの区間で、またすぐ防鹿網の隣を歩く事になります。
或る程度防鹿網の隣を歩いたら急に開けた場所となり、道が不明瞭になりますが、この区間だけはリボンを頼りにします。
山頂近くの最後の地点では傾斜がややきつくなり藪漕ぎみたいになりますが、これも僅かな区間です。

・棒ノ嶺山頂→権次入峠→岩茸石→林道交差地点
棒ノ嶺のメインルートなので言わずもがなですが、久しぶりに行くとこんな感じだったかなと思います。最初は階段が連続しますが、みな嫌がって階段の横に道が出来ています。但し下りならうまく歩調を合わせると階段のステップを下りられますね。
記憶よりも岩がゴロゴロしてる区間が結構あったなと言う感じです。

・林道交差地点→白谷沢登山口
棒ノ嶺の醍醐味の沢登り(こっちからだと沢下り)のコースです。ゴルジュ帯は足を滑らせたら危ないもののこのコースで一番楽しい場所でもあります。
下りは慎重に行きましょう。
その他周辺情報 トイレはさわらびの湯バス停だけです。
8:00 先週日曜日と同じ便のバスですが、先週日曜日と同じヤマノススメラッピングバスでした(何台かあるうちの同じタイプ)。
それにしても先週はさわらびの湯から大量に乗り込んで来たのですが、今日はほんの数名でした。一体先週との違いは何なんだ。
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8:00 先週日曜日と同じ便のバスですが、先週日曜日と同じヤマノススメラッピングバスでした(何台かあるうちの同じタイプ)。
それにしても先週はさわらびの湯から大量に乗り込んで来たのですが、今日はほんの数名でした。一体先週との違いは何なんだ。
8:09 名栗湖です。
晴れてます。嬉しい。
昨年はこの付近に桜の花が辛うじて残っていたのですが、今年はありません。
それはつまり山頂桜がほぼ確実に満開だろうと言う確信に繋がりました。
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8:09 名栗湖です。
晴れてます。嬉しい。
昨年はこの付近に桜の花が辛うじて残っていたのですが、今年はありません。
それはつまり山頂桜がほぼ確実に満開だろうと言う確信に繋がりました。
8:19 白谷沢コース登山口は今回は通過します。
因みにヤマノススメで描かれていた頃からあった道標に巻かれていた「熊出没情報あり」のプレートが無くなって雰囲気が若干変わっています。
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8:19 白谷沢コース登山口は今回は通過します。
因みにヤマノススメで描かれていた頃からあった道標に巻かれていた「熊出没情報あり」のプレートが無くなって雰囲気が若干変わっています。
8:24 北東尾根コース登山口
これは予め分かってないと見過ごします。
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8:24 北東尾根コース登山口
これは予め分かってないと見過ごします。
少し登って上から見下ろします。
うっかりすると滑落してしまいそうな急傾斜です。
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少し登って上から見下ろします。
うっかりすると滑落してしまいそうな急傾斜です。
しかし尾根にとりついてしまえば快適な登山道です。
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しかし尾根にとりついてしまえば快適な登山道です。
苔生す道
おや!
君はイワウチワ君ではないか。
こんな道にも居たのか。
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おや!
君はイワウチワ君ではないか。
こんな道にも居たのか。
結構な群落で、滑落が怖くてこれ以上近づきませんでしたがかなり咲いています。
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結構な群落で、滑落が怖くてこれ以上近づきませんでしたがかなり咲いています。
9:13 向きがやや左に折れたところで針葉樹林帯を抜け、右手が落葉樹林帯となり視界がやや良くなります。
気持ち良い登山道になります。
9:13 向きがやや左に折れたところで針葉樹林帯を抜け、右手が落葉樹林帯となり視界がやや良くなります。
気持ち良い登山道になります。
9:18 防鹿網に突き当たった所で目の前に棒ノ嶺山頂が見えます。
ここから先が防鹿網の隣を歩く事になり雰囲気が悪くなります。
2
9:18 防鹿網に突き当たった所で目の前に棒ノ嶺山頂が見えます。
ここから先が防鹿網の隣を歩く事になり雰囲気が悪くなります。
ちょっとだけ進んだ先が地理院地図でも706mと書かれている棒八の頭と言う地点となります。
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ちょっとだけ進んだ先が地理院地図でも706mと書かれている棒八の頭と言う地点となります。
これはちょっとねえ・・・
これはちょっとねえ・・・
9:30 林道交差部に出ました。
9:30 林道交差部に出ました。
林道の地点は開けた道になりますからちょっと周りをウロウロと。
こう言う樹が先週棒ノ嶺の山体は桜があるなあと言う感想になったんですね。
林道の地点は開けた道になりますからちょっと周りをウロウロと。
こう言う樹が先週棒ノ嶺の山体は桜があるなあと言う感想になったんですね。
9:33 さて先に進みましょう。
この取り付きがまた大変。
この先ロープ必須。
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9:33 さて先に進みましょう。
この取り付きがまた大変。
この先ロープ必須。
9:49 しばらくまた防鹿網の隣を歩くと防鹿網は左に回って開けた土地になります。
ここから道が一旦不明瞭になります。
方向ははっきりしているのでこの開けた土地をそっちの方角に突き進む事も可能でしょうが、他の人が足を入れていない場所は何があるか分からないので危険はおかさない事にします。
9:49 しばらくまた防鹿網の隣を歩くと防鹿網は左に回って開けた土地になります。
ここから道が一旦不明瞭になります。
方向ははっきりしているのでこの開けた土地をそっちの方角に突き進む事も可能でしょうが、他の人が足を入れていない場所は何があるか分からないので危険はおかさない事にします。
10:02 再び傾斜がきつくなりだしました。
地図から見たらこれが山頂手前の最後の踏ん張りどころの筈です。
10:02 再び傾斜がきつくなりだしました。
地図から見たらこれが山頂手前の最後の踏ん張りどころの筈です。
10:06 藪を漕いで道に出ました。
右側のリボンのある所から出てきたんですよ。
10:06 藪を漕いで道に出ました。
右側のリボンのある所から出てきたんですよ。
10:07 棒ノ嶺山頂に着きました。
山頂桜、満開です。
今年は天候と満開が絶好のタイミングで大勝利。
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10:07 棒ノ嶺山頂に着きました。
山頂桜、満開です。
今年は天候と満開が絶好のタイミングで大勝利。
ほぼ全部咲きほころんでますね。
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ほぼ全部咲きほころんでますね。
奥の白い方の桜も満開。
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奥の白い方の桜も満開。
山頂標識を絡めた定番の絵。
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山頂標識を絡めた定番の絵。
10:29 全然お昼には早いのですが、折角のこの景色なのでおにぎりを頂きます。
そして名残惜しいまま下山を開始しました。
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10:29 全然お昼には早いのですが、折角のこの景色なのでおにぎりを頂きます。
そして名残惜しいまま下山を開始しました。
10:42 権次入峠。
11:01 岩茸石。
11:10 林道交差地点。
11:10 林道交差地点。
11:29 鎖場です。
ある意味今日が棒ノ嶺のハイシーズンなので渋滞してるかなと思ったのですが、肩透かしでした。
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11:29 鎖場です。
ある意味今日が棒ノ嶺のハイシーズンなので渋滞してるかなと思ったのですが、肩透かしでした。
11:32 棒ノ嶺名物、ゴルジュな地点。
このあたりを歩いて思いました。やはり棒ノ嶺は白谷沢コースなんだなとw
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11:32 棒ノ嶺名物、ゴルジュな地点。
このあたりを歩いて思いました。やはり棒ノ嶺は白谷沢コースなんだなとw
12:08 有間ダムです。
見てください。やはり曇って来ましたね。
朝早くして良かったです。
12:08 有間ダムです。
見てください。やはり曇って来ましたね。
朝早くして良かったです。
12:16 さわらびの湯バス停に帰って来ました。
撮ったのはマンサク。
12:16 さわらびの湯バス停に帰って来ました。
撮ったのはマンサク。

感想

晴天、満開、昨年のリベンジを果たしました。

それにしてもこんな絶好のタイミングなのに登山者が少なかったですね。一体何故なのか。午後から雷雨かもと言う天気予報にみんな恐れをなしたのでしょうか。

初めて歩いた北東尾根コースですが、イイ感じもあれば防鹿網横を歩くと言う残念な場面もあり、これならやはりゴルジュな白谷沢コースを選びたくなるかもしれません。一方で歩いた感じでは白谷沢コースのあの階段責めみたいな場所はなく、かなり登りやすいです。但し踏み跡はあっても足場は斜面のままなので下りに使うのは足を滑らすのを気にしないとならないかと思います。いつもいつも白谷沢コースじゃなあと言う人には良いかもしれません。

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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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