会津駒ヶ岳
- GPS
- 07:14
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,244m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:03
天候 | 晴れのち曇り一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10:15自宅発 15:30山びこ山荘着 4月29日 15:15桧枝岐「駒の湯」発 20:59自宅着(東北道事故渋滞の為1時間位の影響あり) 桧枝岐までは東北自動車道 西那須塩原IC 一般道を90キロメートルくらい走ります。これが結構遠いです。 滝沢登山口少し手前にテニスコート・サッカー場の駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から山頂まで、ずっと雪道でした。 冬山用登山靴で登りましたので、足が重くスピードが出ません。 雪はザレているので、登りではピッケルや10本以上のアイゼンは必須ではありません。私は終始トレッキングポールとチェーンスパイクで通しました。 尾根で時折冷たい風が吹く程度で、登りではアンダー一枚で十分、風対策でウィンドシェルを適宜きれば十分な温かい一日でした。 |
その他周辺情報 | 前夜伯 山びこ山荘(0241-75-2372)に宿泊し、提携の「燧の湯」(0241-75-2290)500円に無料で入ることができました。 下山後 駒の湯(0241-75-2655)500円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ウィンドシェル
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ワカン
チェーンスパイク
|
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備考 | ワカンは不用でした。10本歯アイゼンとピッケルも未使用でした。下りでは使ったほうがよかったと反省、一度10メートルくらい滑落してなかなか止まらなかったからです。 |
感想
○会津駒ヶ岳(2133メートル)
残雪期かなと思って登りましたが、例年より雪解けが遅いと地元の方が言っている通りで、会津駒ヶ岳は残雪期登山というより、最初から最後まで雪山でした。
スキーがまだ十分楽しめるくらい雪が残っていました。
山頂標識は「会津駒ヶ岳山頂」の「会」の字の上半分だけ雪の上に出ていましたから、まだ積雪は2メートルくらいでしょうか。
50センチメートルくらい雪の上に出ている山頂標識以外ぬれずに座れる場所がなく、申し訳ない気持ちもありましたが、その山頂標識に腰かけて燧ケ岳や至仏山などの山を眺めながら昼ご飯を食べました。
山頂はだだっ広く、広い山頂をずっと独り占めすることができました。暫くすると次第に遠くの山々がかすみ始め、予報通り天候が悪化しそうなので、あまりゆっくりとはせず駒の小屋目指して下り始めました。踏み後のないゲレンデのような斜面をスキーをするように駆け下りましたが、爽快感たっぷり、最高でした。
駒の小屋でオリジナル手拭と山バッヂを購入し、下山を開始し、丁度駐車場についた途端雨が降り始めました。「駒の湯」で露天風呂に浸かっているときには、周囲は真白くなるくらい篠突く雨「豪雨」にあっという間に変わり、のんびり下山していたらきっと厄介なことになっていたと胸をなでおろしました。
○燧ケ岳(御池登山口)
今日は本当は御池登山口から燧ケ岳に登る予定でした。
前日(28日)に下見で御池駐車場に行ってみたら、なんと七入で通行止めで道路が封鎖されているではありませんか。5月2日から通れるようになるそうです。
がっかりして、宿に戻る途中、武田久吉メモリアルホールと白幡史郎写真美術館に寄ろうとしたら、これまた4時前なのに閉館、橋を渡るとセンサーが作動するから渡るなという冷たい掲示があるではありませんか。
仕方なく前夜泊の宿に戻りチェックインし、少し町を散策しました。
桧枝岐歌舞伎が5月12日に開催されるそうです。そういえば桧枝岐村はまだ桜が咲いておらずピンクの蕾状態で綻んでいませんでした。そのころに満開になるのでしょうか。
桧枝岐村は苗字は星さんや橘さんばかり、街道の両脇に墓が沢山ありましたが、そういった墓碑銘の墓ばかりでした。六地蔵は子供の間引きの暗い過去の象徴だそうです。
○山びこ山荘
誰かのヤマレコを見て偶々この宿を予約したのですが、女将さんもご主人もとても心配りよくしてくれる気持ちのいい方々で、さらに食事がとてもおいしく、お気に入りの宿を一つ見つけたという感じです。生ビールと尾瀬の水をサービスしていただき恐縮です。
今回登れなかった燧ケ岳に御池登山口から登る際にはまた利用しようと思いました。
私以外の二組の宿泊客は常連の釣り客のようでした。
○今日から小屋開き
「駒の小屋」は本日4月29日から小屋開きだそうです。
まだまだ雪に埋もれている状態で、小屋開きの準備、本当に大変だったことでしょう。小屋の入り口には地元の家々と同じで、鯉幟が泳いでいました。
入口は山頂方面でしたが、最初は反対側に回ったため、まだ閉まっているのかと勘違いしてしまいました。
今日から泊まる方もいるとのことでした。
○山菜(かっぽう=コシャク)
滝沢登山口に降りて駐車場に向かって歩いている途中、土手で山菜取りをしているおばちゃんが一人いました。何を採っているのかと尋ねたら「かっぽう」とのこと、新潟の田舎出身の私でも知らなかったので、後で調べてみたら「コシャク」ともいう春の山菜のようです。おばちゃんはお浸しにすると旨いよと教えてくれました。
※燧ケ岳に登ることができませんでしたが、会津駒ヶ岳に雪山歩きで冬ルートで登ることができてとても満足です。嫋やかな山容と違い、意外と急坂(キュウハン)ばかりで、きつい登りが延々と続きます。二日連続で燧ケ岳と会津駒ヶ岳に登ろうと考えていたのですが、そうできなくて体力的には逆に良かったと思いました。
70歳のスキーを担いで登ってこられた方をはじめ、予想以上に山スキーを目的でスキーを担いだりシールを貼ってスキー歩きで登ってこられる方々がたくさんいるのにびっくりしました。
宿の女将さんはじめ、途中で行き会った方々、小屋番の方、そしていつもながら山の神様と家族に今回も感謝します。
とても楽しい山歩きができました。
駒の湯で自動ドアにぶつかってけがをしたり、雪焼けで顔が真っ赤になったりしましたが、とても疲れも含めて充実感を味わうことができた山行でした。
皆様ありがとうございました。
雪と青空が綺麗だね。
今回も無事に下山できてよかったです。
頬お大事に!
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