針ノ木岳〜雪渓を登り山頂へ


- GPS
- 05:43
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,500m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:50
天候 | 文句なし快晴 ・・山頂は風強いが吹き飛ばされるほどではない |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
早朝は雪が固いが10時頃には腐った雪に 山頂部は雪はやや固く12爪アイゼンやピッケルは必須(相当に慎重に下った) 全線で雪があり問題なくスキーで登れます デブリもあったがきのう雨が降ったためか柔らかくなっており頑張ればスキーでも突破できる 雪崩の心配・・ 僕がターンすると弱層で小さな雪崩を誘発させた。下に人がいない状態で滑ること。 斜滑降のみとかにする・・ |
その他周辺情報 | 薬師の湯 700円(割引券なし一般料金) |
写真
装備
個人装備 |
山スキー K2(COOMBACK TLTビンディング付き)
12爪アイゼン
ピッケル(雪山装備一式)
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感想
はじめは尾瀬の平ヶ岳に行こうと考えていたが、前日は仕事で遅くなり夜間の出発ができなくなった。
そして東京朝発では平ヶ岳までの稜線に夕方に着くかどうか・・ その状態で大雨の予報では平ヶ岳は諦めるしかなかった。
そして代替え案として浮上したのがこの針ノ木雪渓から山頂への計画
去年の夏に針ノ木岳に登っているので積雪期に登ってみたくなった。
もともと1泊2日の予定組める日程だったので前日に扇沢に入っていれば楽 GWで30日は天気がいいという予報なので駐車場の状況が分からず、駐車場に立ち寄って状況を確認してから食事に出掛けた。
22:00には無料駐車場に着いたが、7~8割は埋まっており空いていたスペースにクルマを停めると早々と寝てしまった
5時に起床 何度か目が覚めてしまったが5〜6時間寝られて体調へいい。
前日に買っておいた朝食を食べる 6時少し前にクルマをでて扇沢でトイレなどを済ます。
インターネット登山届け(コンパス)でも提出していたが、遭対協の係員が登山届の書くようにと勧めていたので従い提出してから出発。
さっそくデブリがお出迎え 下の方はほぼデブリで埋め尽くされていたが、右岸はさほど荒れていないのでシールで登っていく
何カ所かデブリを乗り越えなければならないが、暖かくなってきたせいかデブリは凍っておらず乗り越えやすかった。
それにしても思ったよりツボ足の人が多い。
僕の前には4人いたが、3人はツボ足だった。
足が取られて大変だろうに・・ しかし先頭の人は足が驚異的に早くとうとう追いつけなかった。
ヤマクボ沢出会いから上は開けた沢筋 こんなところで雪崩に遭ったらひとたまりもない。 なので尾根に近いところを登るようにしたが、そうそう上手い具合にはいかない。
どうしても横切らなければならない場面も出てきてしまう さすがに怖かったが、上には誰もいないので雪崩の心配はなかった。
ヤマクボ沢のコル(稜線)に出た すると強い風が吹き荒れていた。
ここから先はスキーでは登れない。スキーをデポしてピッケル片手に登りだす。
はじめはツボ足で登れたが、山頂直下はどうみてもツボ足は無理・・ その直前で12爪アイゼンを装着。
ギリギリのタイミングでアイゼンを付けたが結構危なかった。
これを逃したら滑落するような場所だった。 ピッケルを刺して一歩ずつ上るような感じ。
山頂が目前に迫ってきたが、風は強く冷たい 思う存分に写真を撮り下山。
登りはまあ余裕だったが、下りはめちゃくちゃ怖い 慎重にアイゼンを効かせピッケルを刺して降りていく。
スキーをデポしたところでドロップしたが、下手くそな僕は斜滑降しかできなかった。
連続ターンすると足がパンパンでとても満足にターンできない 体力不足だなあ
それでも1時間30分ほどで登山ゲートに着いてしまった
ゆっくり後片付けをして温泉に向かった。
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