ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1120511
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

春の弥山川・双門ルートから弥山・八経ヶ岳周回

2017年04月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:13
距離
21.6km
登り
2,358m
下り
2,358m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:22
休憩
0:50
合計
12:12
距離 21.6km 登り 2,366m 下り 2,358m
5:24
27
6:08
73
7:21
7:34
96
9:10
9:19
190
12:29
12:45
51
13:36
7
13:43
13:47
32
14:19
55
15:14
11
15:25
37
16:02
16:10
61
17:36
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅ー<地道>ー神戸三田ICー<中国道>ー吹田JCTー<近畿道>ー松原JCTー<阪和道・南阪奈道>ー葛城ICー<R24・R309>ー熊渡
-
コース状況/
危険箇所等
●熊渡から弥山川入渓ポイント(白川八丁)
 林道を30分ぐらい歩いたら分岐がある。右はカナビキ尾根への登山路で、左は弥山川に入渓するルート。途中で1か所、崩壊している部分があるが通過は容易。そのあとすぐに弥山川の水流のない河原に着く。いわゆる白川八丁。このさき全般を通して一番大切なのは、赤リボンを見失わないこと。見失ったらそのまま進まずに立ち止まって赤リボンを探すこと。これは本来のルーファイではないが、利用するに越したことはない。

●白川八丁から仙人前テラス
 弥山川は伏流していて、水流はしばらく無い。しばらく歩いてガマ滝に着く。かならず水量をチェックすること。今回の水量(写真参照)なら登山靴でも遡行可能だが、多くなると沢靴に履き替えた方がいい。登山靴を水没させてしまうと、豆ができやすくなる以外に、登山靴では滑り易くなって転倒の可能性が高くなる。この先は大変長いのだ。渡渉を何回か繰り返した後、ちょっとした岩登りがあって一の滝の吊り橋に着く。吊り橋を渡ると、これでもかっ!という程たくさんの、長いハシゴが連続する。木枝や根っこを掴んで登る部分もあり、余裕をもって登らないとバランスを失ってしまうので注意。仙人前テラスから見る双門滝はすばらしい。さすが名瀑100選の滝。

●仙人前テラスから狼平
 テラスからまだまだハシゴは連続するが、ザンギ平方向に向かって大きく高巻きする。この下りは結構激しいので、ゆっくり時間をかけて慎重に下ること。クサリはあるが、ロープを張って懸垂下降したいぐらいの下りだ。下降点にはちょっと休憩できる河原がある。しばらく河原を歩いたり脇道に入ったりするが、とにかく赤リボンを見失わないこと。でないと高難度の登りやトラバースになってしまう。今は雪に覆われてルートを喪失しそうになる場所が何か所かあるが、もうじきに無くなるだろう。アイゼンは持っていたが出す必要はなかった。あちこちにバイカオウレンが咲いていた。最後に鉄杭の刺さった岩場をグイッと登るとブラブラ鉄バシゴが現れる。意外に腕力が要るので、女性や重装備では結構つらいかも知れない。荷物と別に登った方がいいかも知れない。鉄バシゴのあとにはすぐに空中クイが現れる。ここで落ちたらケガでは済まされないが、ここでの事故は少ないらしい。集中するからだ。このあたりにはオオミネコザクラが咲くらしいがまだ早かった。このあと15分ほど河原を進めば狼平の吊り橋に到着する。ここまでがバリエーションで、ヘルメットやハーネスを解除する。なお、このルートは逆走(下降すること)が禁止されている。

●狼平から弥山・八経ヶ岳
 少し階段状の登りを進むと登山路の右脇に水がでているので、必要があれば汲んでおくといい。その他、ここは一般ルートなので、他の方のレコを参照してほしい。

●八経ヶ岳から高崎横手
 八経ヶ岳は9割の登山者がピストンし、今回のルートのように向こう側へ降りる人は少ない。なぜなら9割の登山者が行者還トンネル西口からピストンするからだ。いつも、もっといろんなルートを楽しめばいいのにと思う。登山路はしっかりしている。明星ヶ岳の肩(弥山辻)で大峯奥駆道と分かれ、広い尾根を進む。ここはレンゲ道と呼ばれ高崎横手まで広い尾根は続く。高崎横手は狼平から約30分ほどで登ってこれるので、ここで時間をチェックしよう。時間が遅くなってしまった場合は、予定をあきらめて狼平の避難小屋でビバーグしよう。ここから熊渡までは、ダッシュしても2時間以上かかるし、カナビキ尾根のルートは暗いと分かりにくい。

●高崎横手から熊渡
 広い尾根が続くのでルートを失わないように注意が必要だ。特に雪で覆われてしまうと登山路がわからなくなってしまう。カナビキ尾根への分岐には写真のような判りやすい案内板があるので、まず間違うことはないだろうが、この案内板がないと、尾根が広いだけにルーファイは難しい。カナビキ尾根の下降は途中から赤リボンが左へ降りろと案内しているが、これに従えばいい。少しダルイが登山路は尾根を大きく巻きながらジグザグに下っていく。ボクは今回初めて、これに従った(笑)。
その他周辺情報 ・天川村(てんかわむら)、天の川(てんのかわ)温泉は大規模修理で長いあいだ休業中だったが、この4月より新装オープンされている。11時〜20時、火曜日定休、600円。内装が新しくなったが、木の香りがいい。さらにクルマで20分ほど先に”みずはの湯”という施設もオープンされたそうだ。
http://yamatoonsen.com/
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早朝5時に登山口となる熊渡に着いたが、すでにたくさんの駐車・・・ボク以外は釣り師だろうが・・・
2017年04月30日 05:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 5:23
早朝5時に登山口となる熊渡に着いたが、すでにたくさんの駐車・・・ボク以外は釣り師だろうが・・・
登山口の橋。
2017年04月30日 05:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 5:23
登山口の橋。
橋にツーリング仕様のロードバイクが2台。想像するに、川合や坪内から登ってきてここに下山するのかも?
2017年04月30日 05:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 5:23
橋にツーリング仕様のロードバイクが2台。想像するに、川合や坪内から登ってきてここに下山するのかも?
登山口にはBOXやイラストマップがある。
2017年04月30日 05:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 5:25
登山口にはBOXやイラストマップがある。
印刷して配布してほしいぐらいよくできたイラストマップ。
2017年04月30日 05:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 5:25
印刷して配布してほしいぐらいよくできたイラストマップ。
弥山川は左下へ進む。帰りは右側の林道を降りてくる。
2017年04月30日 05:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 5:52
弥山川は左下へ進む。帰りは右側の林道を降りてくる。
実は先の看板にこの表示があるが、だれも見れない位置にある。
2017年04月30日 17:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 17:10
実は先の看板にこの表示があるが、だれも見れない位置にある。
ちょっと崩壊。
2017年04月30日 05:55撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 5:55
ちょっと崩壊。
弥山川の白川八丁。伏流していて、しばらく水流はない。ど真ん中を進めばいい。
2017年04月30日 05:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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弥山川の白川八丁。伏流していて、しばらく水流はない。ど真ん中を進めばいい。
下流はすぐに堰堤があり、こんな感じ。
2017年04月30日 05:57撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 5:57
下流はすぐに堰堤があり、こんな感じ。
ヤマザクラがいい感じで咲いていた。
2017年04月30日 06:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 6:04
ヤマザクラがいい感じで咲いていた。
上品な雰囲気だにゃー。
2017年04月30日 06:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 6:04
上品な雰囲気だにゃー。
左側に案内があるが、しばらく沢づたいに進む。
2017年04月30日 06:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:10
左側に案内があるが、しばらく沢づたいに進む。
左側(右岸)に登れという案内だが、そのまま真っすぐ進んでガマ滝を見てから左に登ったほうが登りやすい。
2017年04月30日 06:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:18
左側(右岸)に登れという案内だが、そのまま真っすぐ進んでガマ滝を見てから左に登ったほうが登りやすい。
昔の落ちた歩道は、そのまま放置されている。
2017年04月30日 06:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:24
昔の落ちた歩道は、そのまま放置されている。
ガマ滝。この水量なら登山靴のままで遡行できる。
2017年04月30日 06:24撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 6:24
ガマ滝。この水量なら登山靴のままで遡行できる。
左側へ登ったら新しい歩道が設置されているが、落石ですぐにボコボコになる。
2017年04月30日 06:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:28
左側へ登ったら新しい歩道が設置されているが、落石ですぐにボコボコになる。
水力発電の施設の左上へ登る。
2017年04月30日 06:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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水力発電の施設の左上へ登る。
なんだろう?
2017年04月30日 06:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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なんだろう?
ななめの木製歩道は、すべりやすいので注意。
2017年04月30日 06:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:33
ななめの木製歩道は、すべりやすいので注意。
基本的にこのテープが正しい。ほかの色のテープは参考程度にしよう。今年もすでに整備が入っているようだ。
2017年04月30日 06:35撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:35
基本的にこのテープが正しい。ほかの色のテープは参考程度にしよう。今年もすでに整備が入っているようだ。
すぐに鎖場。
2017年04月30日 06:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 6:38
すぐに鎖場。
岩が濡れてツルツル。
2017年04月30日 06:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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岩が濡れてツルツル。
いきなり小さなバイカオウレンが咲いていた。
2017年04月30日 06:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 6:42
いきなり小さなバイカオウレンが咲いていた。
うれしー。
2017年04月30日 06:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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うれしー。
古い歩道。
2017年04月30日 06:44撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:44
古い歩道。
惨憺たる状態。歩かないですよ・・・念のため(笑)
2017年04月30日 06:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:47
惨憺たる状態。歩かないですよ・・・念のため(笑)
橋の裏の左側からルートになる。
2017年04月30日 06:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:47
橋の裏の左側からルートになる。
またバイカオウレン?。メシベ?が緑っぽくなって、ちょっと雰囲気が違う・・・?
2017年04月30日 06:49撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 6:49
またバイカオウレン?。メシベ?が緑っぽくなって、ちょっと雰囲気が違う・・・?
ルート崩落のたびに高巻きルートが設置される。
2017年04月30日 06:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 6:50
ルート崩落のたびに高巻きルートが設置される。
表示杭の種も立っている。
2017年04月30日 07:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 7:13
表示杭の種も立っている。
沢の対岸は柱状節理だな。
2017年04月30日 07:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 7:22
沢の対岸は柱状節理だな。
古いペンキマークにまどわされて、少しルートを失った。注意、注意。
2017年04月30日 07:23撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 7:23
古いペンキマークにまどわされて、少しルートを失った。注意、注意。
こんなとこ進むんです。面白いでしょ?
2017年04月30日 07:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 7:25
こんなとこ進むんです。面白いでしょ?
最初の岩登り地点。ここは簡単。
2017年04月30日 07:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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最初の岩登り地点。ここは簡単。
右上に歩道が見える。
2017年04月30日 07:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 7:28
右上に歩道が見える。
巨岩のあいだを水流が流れる。
2017年04月30日 07:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 7:28
巨岩のあいだを水流が流れる。
こういうルートは場所は平和でいいですね!
2017年04月30日 07:34撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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こういうルートは場所は平和でいいですね!
一の滝。
2017年04月30日 07:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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一の滝。
吊り橋で右岸に渡る。
2017年04月30日 07:45撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 7:45
吊り橋で右岸に渡る。
この案内板を見落とすと左上に進んでしまい、えらいことになる。
2017年04月30日 07:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 7:52
この案内板を見落とすと左上に進んでしまい、えらいことになる。
すぐにクグリ岩があるはずなので、なければルートミスしている。
2017年04月30日 08:17撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 8:17
すぐにクグリ岩があるはずなので、なければルートミスしている。
長いハシゴ。心肺機能のテスト。
2017年04月30日 08:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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長いハシゴ。心肺機能のテスト。
今回も、ひーひー言わされた。
2017年04月30日 08:39撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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今回も、ひーひー言わされた。
遡行してきた弥山川が眺められる。
2017年04月30日 08:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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遡行してきた弥山川が眺められる。
こんどは、急な下りのハシゴ。大腿四頭筋にくる。
2017年04月30日 09:07撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 9:07
こんどは、急な下りのハシゴ。大腿四頭筋にくる。
仙人前テラスに着いた。狼平まで約半分といったところか。ここでゆっくり回復させよう。
2017年04月30日 09:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 9:13
仙人前テラスに着いた。狼平まで約半分といったところか。ここでゆっくり回復させよう。
テラスから見た双門滝(遠景)。さすが名瀑百選。
2017年04月30日 09:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 9:11
テラスから見た双門滝(遠景)。さすが名瀑百選。
テラスから見た双門滝(ちょっとアップ)。すばらしい瀑布だ。
2017年04月30日 09:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 9:11
テラスから見た双門滝(ちょっとアップ)。すばらしい瀑布だ。
テラスからもハシゴは続き、その頂点がこのあたり。(ショートカットの場合)
2017年04月30日 09:47撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 9:47
テラスからもハシゴは続き、その頂点がこのあたり。(ショートカットの場合)
北側の景色。どなたか山座同定してちょ?
2017年04月30日 09:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 9:48
北側の景色。どなたか山座同定してちょ?
平行な歩道。この先、急な下降ルートになるので、ゆっくり慎重に下ろう。
2017年04月30日 09:53撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 9:53
平行な歩道。この先、急な下降ルートになるので、ゆっくり慎重に下ろう。
下降が終わって小休止できるポイント。透明な水流に癒される。
2017年04月30日 10:19撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 10:19
下降が終わって小休止できるポイント。透明な水流に癒される。
雪渓は、踏み抜きとルート喪失に注意する。
2017年04月30日 10:35撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 10:35
雪渓は、踏み抜きとルート喪失に注意する。
沢沿いを歩く。
2017年04月30日 10:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 10:42
沢沿いを歩く。
おっ、またバイカオウレンだ。
2017年04月30日 10:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 10:50
おっ、またバイカオウレンだ。
このあたりのバイカオウレンは普通サイズだった。
2017年04月30日 10:51撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 10:51
このあたりのバイカオウレンは普通サイズだった。
葉っぱもしっかりバイカオウレンだ。
2017年04月30日 10:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 10:52
葉っぱもしっかりバイカオウレンだ。
こんな案内板があった。左の沢は修覆山につきあげているようだ。
2017年04月30日 10:55撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 10:55
こんな案内板があった。左の沢は修覆山につきあげているようだ。
このあたりは、沢のど真ん中にある巨岩を登っていく。
2017年04月30日 11:00撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 11:00
このあたりは、沢のど真ん中にある巨岩を登っていく。
巨岩の上にケルンが積んである。
2017年04月30日 11:01撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 11:01
巨岩の上にケルンが積んである。
透明な弥山川ブルー。
2017年04月30日 11:05撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 11:05
透明な弥山川ブルー。
積雪がここまで覆っているハシゴはここだけ。
2017年04月30日 11:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 11:16
積雪がここまで覆っているハシゴはここだけ。
癒されます。
2017年04月30日 11:17撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 11:17
癒されます。
積雪のヘリを進みます。
2017年04月30日 11:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 11:31
積雪のヘリを進みます。
最後の岩登りパート。ブラブラ梯子。
2017年04月30日 12:06撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 12:06
最後の岩登りパート。ブラブラ梯子。
意外に腕力を必要とします。
2017年04月30日 12:06撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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意外に腕力を必要とします。
すぐに空中クイ。
2017年04月30日 12:09撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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すぐに空中クイ。
振り返って見ると、こんな感じ。
2017年04月30日 12:11撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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振り返って見ると、こんな感じ。
雪渓が醜い。
2017年04月30日 12:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 12:12
雪渓が醜い。
ずっとこのテープに従うこと。でないと高難度のルートに迷い込んでしまう。
2017年04月30日 12:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 12:18
ずっとこのテープに従うこと。でないと高難度のルートに迷い込んでしまう。
狼平に着いた。緊張から解放されて、平和な雰囲気で思わずほおが緩む。
2017年04月30日 12:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 12:28
狼平に着いた。緊張から解放されて、平和な雰囲気で思わずほおが緩む。
避難小屋の中は誰もいなかったが、となりにテントが一張りあった。
2017年04月30日 12:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 12:29
避難小屋の中は誰もいなかったが、となりにテントが一張りあった。
時間が判りやすいルート図。時間がなければ、ここを終点にして周回するのもいい。
2017年04月30日 12:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 12:29
時間が判りやすいルート図。時間がなければ、ここを終点にして周回するのもいい。
ここでヘルメット、ハーネス解除。ここから先は一般ルートだ。
2017年04月30日 12:39撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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ここでヘルメット、ハーネス解除。ここから先は一般ルートだ。
この階段のすぐ左に水が出ているので、補給していこう。まだまだ先は長い。
2017年04月30日 12:48撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 12:48
この階段のすぐ左に水が出ているので、補給していこう。まだまだ先は長い。
あちこち登山路が雪で覆われていて、失いがちになるが、足跡があるので大丈夫だ。
2017年04月30日 13:21撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 13:21
あちこち登山路が雪で覆われていて、失いがちになるが、足跡があるので大丈夫だ。
弥山近くになると立ち枯れの景色に変わる。
2017年04月30日 13:22撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 13:22
弥山近くになると立ち枯れの景色に変わる。
対面に八経ヶ岳。木立の下の斜面は白い。
2017年04月30日 13:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 13:28
対面に八経ヶ岳。木立の下の斜面は白い。
弥山に登る登山路。
2017年04月30日 13:33撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 13:33
弥山に登る登山路。
弥山1895mに着いた。
2017年04月30日 13:38撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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弥山1895mに着いた。
立ち枯れが多い登山路の間を八経ヶ岳に向かう。
2017年04月30日 13:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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立ち枯れが多い登山路の間を八経ヶ岳に向かう。
八経ヶ岳1915mに着いた。
2017年04月30日 14:16撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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八経ヶ岳1915mに着いた。
忘れていたが、今日は良いお天気だったんだ(笑)
2017年04月30日 14:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 14:18
忘れていたが、今日は良いお天気だったんだ(笑)
弥山へピストンして戻る多くの登山者を尻目に、明星ヶ岳へ向かう。
2017年04月30日 14:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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弥山へピストンして戻る多くの登山者を尻目に、明星ヶ岳へ向かう。
雪渓が広がっていたが、足跡があるので大丈夫。
2017年04月30日 14:30撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4/30 14:30
雪渓が広がっていたが、足跡があるので大丈夫。
明星ヶ岳の肩にある分岐で弥山辻。ここまでは、世界遺産・大峯奥駆道だ。
2017年04月30日 14:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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明星ヶ岳の肩にある分岐で弥山辻。ここまでは、世界遺産・大峯奥駆道だ。
広いレンゲ道の雰囲気。
2017年04月30日 14:34撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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広いレンゲ道の雰囲気。
雪がなければ、ぶっ飛ばす。
2017年04月30日 14:39撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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雪がなければ、ぶっ飛ばす。
高崎横手。狼平から約30分で登ってこられるので、ショートカット周回もできる。
2017年04月30日 15:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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高崎横手。狼平から約30分で登ってこられるので、ショートカット周回もできる。
いい感じの登山路。
2017年04月30日 15:50撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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いい感じの登山路。
ここでカナビキ尾根に分岐する。
2017年04月30日 16:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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ここでカナビキ尾根に分岐する。
カナビキ方面へ吸い込まれそうな斜面。
2017年04月30日 16:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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カナビキ方面へ吸い込まれそうな斜面。
しばらく降りたら左へ降りろという表示。これまでボクはここを直進していたが、登山路に従って降りるなら、左へ!
2017年04月30日 16:46撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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しばらく降りたら左へ降りろという表示。これまでボクはここを直進していたが、登山路に従って降りるなら、左へ!
カナビキ橋に着いた。やれやれ、今回もヘロヘロだわ!
2017年04月30日 17:06撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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カナビキ橋に着いた。やれやれ、今回もヘロヘロだわ!
このあたり、地峯国有林って言うんだぁ。
2017年04月30日 17:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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このあたり、地峯国有林って言うんだぁ。
やっとこさゴール。お疲れさまでした。
2017年04月30日 17:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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4/30 17:36
やっとこさゴール。お疲れさまでした。
撮影機器:

装備

個人装備
一般日帰り装備 ヘルメット ハーネス 下降器 ロープ(今回は8mm×30m) カラビナ数枚 スリング数本 沢靴 アイゼン ツェルト

感想

 沢あり岩あり泥壁ありの総合格闘技的バリエーションルート、弥山川・双門ルートから八経ヶ岳を周回して来ました。通常、登山靴でも登れる沢ルートで、技術的には難しいルートではないのですが、脚力だけではない総合的な体力が求められます。この時期に登ったのは初めてで、自分にとっての体力測定ルートでもあるのですが、前回(2016年10月)に続き、今回も12時間以上かかってしまいました。なんともふがいないです。

 このルートはそんなに難しいルートではないとはいえ、普通の登山装備で登るのは如何なものかと思います。少なくともヘルメットは必要ですし、パーティに最低1本以上のロープが必要です(ソロなら本人)。ヘルメットは落石のためというよりは、転倒したときに自分の頭を保護するためです。沢は浮石だらけだし、すべりやすいので転倒の可能性が高いので絶対必要です。ロープはルート迷いや増水などで高巻きや沢から脱出するときに使用します。ATCなどの下降器を使った懸垂下降技術もできたらあったほうがいいです。重たくなっても、なにか緊急事態になったときに対応できる装備を持ちましょう。こうした安全を担保しない軽装備で、たとえ登れたとしても、それは登ったことになりません。単に運が良かっただけで、それは遭難予備軍です。自分(ら)だけは大丈夫といった過信で、これまで、このルートで、どれだけ多くの登山者が遭難・死亡してきたか、枚挙にいとまがありません。県や村の遭対協もうんざりしています。挑戦される方は、くれぐれもご注意を!
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コメント

八経ヶ岳周回 etc
kuma-san、こんにちわ。
またまた背筋ぞくぞくの沢登り、お疲れさまでした
こちらは写真を見ているだけで精一杯です。
なんだろう〜はミヤマシキミっぽいです
2017/5/1 17:46
Re: 八経ヶ岳周回 etc
さくちゃん、まいど。
こんな写真で、ゾクゾクするッ?
ゾクゾク敏感症やね。

たしかに、シキミっぽいね。
盲点でした。
クマ
2017/5/1 22:59
弥山川・双門ルート
kumaさん、お疲れさんです。
季節的には、まだ早い様ですが・・・・。
空中梯子の手前に、オオミネコザクラの群生地があります。
仙人前テラスでヒカゲツツジも咲いていて、5月半ばが見どころ
でしょうか、危険なのでお薦めはいたしませんが。
イチヨウランも咲いていましたね。
2017/5/1 18:11
Re: 弥山川・双門ルート
ストラッセさん、まいどです。
そーなんですよね。
オオミネコザクラには、ちょっと早かった。
でも、見たいので、5月中旬にまた来ますよ。
もしよかったら、一緒にどうですか?
ストラッセさんのペースにあわせますよ。
ボクより速いと、ちょっと困りますが・・・
クマ
2017/5/1 23:12
定番ですね
クマさん、こんにちは。
コメさぼってまして、ごめんちゃい。

またここに行かれたのですね。
あんたも好きね〜って感じですが、
クマさんが好きなのもよくわかるいろんな要素がつまったタフで魅力的なルート。
レコを見るたび行きたい気持ちが強くなります。
前回(だったかな?)のレコで紹介されてた遭難事件は論外としても、軽い気持ちで行ってはいけないというのもよくわかります。
ワタシの足だと日帰りはギリギリかな。
2017/5/3 11:38
Re: 定番ですね
GWなかびにお勉強のクマですぅ。
コメありがとうざんす。

ここはボクの衰えを測定するルートですから、定番です。
昔は、ここに来るたびに、
体じゅうが筋肉痛&アザだらけになったんで、
来るのはイヤだったんですが、
嫌よ嫌よも好きのうち・・・との格言通り、
好きになって10数年になります・・・

いずれ、ご一緒できたらと思いますが、
お互い、ヨボヨボかもです(笑)
クマ
2017/5/3 13:58
拝見させていただきました。
貴重な情報ありがとうございます
参考にさせていただきます
2018/5/1 23:18
Re: 拝見させていただきました。
タルグチさん、はじめまして。
これは去年の記述ですが、大丈夫でしょうか?今年は融雪が早いのと、もうオオミネコザクラは咲いているでしょうね。ボクも行きたいのですが、予定がいろいろあって地団駄踏んでます

奈良県遭難対策委員会に知人がいることもあって、ちょっと厳し目に記述してしまいましたが、このルートの場合、何よりも大切なのは、ルーファイ能力と体力です。この2点がしっかりしていたら、遭難することはまずないでしょう。お気をつけて行ってきてください。

クマ
2018/5/2 9:20
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