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Yamareco

記録ID: 1120740
全員に公開
ハイキング
東海

【徳山湖】若丸山 ヤブで楽しむブナの新緑

2017年04月28日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 岐阜県
 - 拍手
ヤドカリ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:45
距離
12.9km
登り
1,139m
下り
1,135m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:37
休憩
2:08
合計
11:45
距離 12.9km 登り 1,139m 下り 1,138m
5:17
95
塚駐車場
6:52
7:01
130
梨ヶ平分岐
9:11
9:14
102
・1072
10:56
12:39
84
14:03
14:05
91
・1072
15:36
15:47
75
梨ヶ平分岐
17:02
ゴール地点
この日は稜線で数十秒間ほど残雪の上を歩きましたが、基本残雪は全くありません。
今後、落葉樹のヤブが芽吹きだせば見通しも効かず、困難になると思われます。
天候 はじめ曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道303号→国道417号で徳山湖に入り、塚白椿隧道を抜けたところにトイレのある駐車場。
現在、駐車場の大部分がトンネル工事車両の回転場になっており、駐車スペースは狭くなっています。トイレの前に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
公式な登山道ではありませんが、大部分において春の若丸山への登山者による目印と踏み跡がしっかりあります。
残雪を利用して歩かれているであろう・1072と若丸山直下がかなり手強いヤブで踏み跡も見当りませんでした。特に下りでは尾根芯が見えないほどなので、単独はなるべく避け、仲間同士で進路を注意しあう方がいいかと思いました。
若丸山へ向け、北東の尾根へ進むところ(当レコでは梨ヶ平分岐としています)の最初の下りは足元が切れ落ちているので慎重に進んでください。あとは基本的には広い尾根です。
その他周辺情報 「道の駅 星のふる里ふじはし」
http://www.ibikogen.com/michinoeki.html
道の駅敷地内に「いび川温泉・藤橋の湯」
http://ibigawafujihashisp.wixsite.com/987654321
予報に反してまだ曇り空の塚駐車場。昨秋の梨ヶ平ブナ黄葉鑑賞ハイク以来の再訪。
2017年04月28日 05:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 5:17
予報に反してまだ曇り空の塚駐車場。昨秋の梨ヶ平ブナ黄葉鑑賞ハイク以来の再訪。
秋はボーボーだった取付きまでの道も今はスッキリ。
2017年04月28日 05:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 5:20
秋はボーボーだった取付きまでの道も今はスッキリ。
目印多数の尾根取付き。
2017年04月28日 05:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 5:23
目印多数の尾根取付き。
植林の急登を登りきると平たんに。新緑も日差しなくさえない。
2017年04月28日 05:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 5:35
植林の急登を登りきると平たんに。新緑も日差しなくさえない。
再びの急登は新緑のブナ林。
2017年04月28日 05:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 5:43
再びの急登は新緑のブナ林。
昨秋に歩いて黄金のブナ黄葉に感激した広くて緩い尾根。残雪はほんのわずか。
2017年04月28日 06:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 6:36
昨秋に歩いて黄金のブナ黄葉に感激した広くて緩い尾根。残雪はほんのわずか。
越美国境はいまだ雲の中ですが、揖斐方面はすっかり晴れているようです。蕎麦粒山かな?
2017年04月28日 06:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 6:45
越美国境はいまだ雲の中ですが、揖斐方面はすっかり晴れているようです。蕎麦粒山かな?
梨ヶ平分岐から北東の尾根に入ります。出だしは足元注意の急な下り。
2017年04月28日 06:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 6:51
梨ヶ平分岐から北東の尾根に入ります。出だしは足元注意の急な下り。
ようやく尾根に日差しが差すようになりました。ブナも輝きます。
2017年04月28日 07:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:12
ようやく尾根に日差しが差すようになりました。ブナも輝きます。
目指す若丸山も姿を見せます。
2017年04月28日 07:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 7:24
目指す若丸山も姿を見せます。
能郷白山にはまだ雲が。
2017年04月28日 07:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 7:29
能郷白山にはまだ雲が。
雪は消えても踏み跡はしっかりあります。これなら残雪期限定の山とは言えない?
2017年04月28日 07:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:31
雪は消えても踏み跡はしっかりあります。これなら残雪期限定の山とは言えない?
ブナの芽吹きは早い。もうかなり新緑前線が上がってきていますね。
2017年04月28日 07:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
4/28 7:34
ブナの芽吹きは早い。もうかなり新緑前線が上がってきていますね。
残雪期にはこれは見れませんよ。
2017年04月28日 07:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 7:44
残雪期にはこれは見れませんよ。
自然派ハイカーには今が一番です。やっぱり緑がいいです。
2017年04月28日 07:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 7:46
自然派ハイカーには今が一番です。やっぱり緑がいいです。
美しいブナ林が続きました。
2017年04月28日 07:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:56
美しいブナ林が続きました。
若丸山が近づきます。
2017年04月28日 08:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:06
若丸山が近づきます。
尾根芯の足元にはセッピの名残も。乗っかってみるとこの景色。
2017年04月28日 08:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 8:29
尾根芯の足元にはセッピの名残も。乗っかってみるとこの景色。
イワウチワはいたるところで群れ咲いています。
2017年04月28日 08:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
4/28 8:32
イワウチワはいたるところで群れ咲いています。
・1072が近づくと徐々にヤブっぽくなってきました。尾根芯に残雪は一かけらもなし。
2017年04月28日 08:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:47
・1072が近づくと徐々にヤブっぽくなってきました。尾根芯に残雪は一かけらもなし。
で、完全にヤブコギへ。積極的に先頭を買って出る山だよ姉さんの姿が見えない。
2017年04月28日 09:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:06
で、完全にヤブコギへ。積極的に先頭を買って出る山だよ姉さんの姿が見えない。
シャクナゲと常緑の灌木のヤブはかなり手厳しい。
2017年04月28日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 9:11
シャクナゲと常緑の灌木のヤブはかなり手厳しい。
・1072を登り切って降りたところから若丸山。尾根芯には全く雪がないのがハッキリわかります。
2017年04月28日 09:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:16
・1072を登り切って降りたところから若丸山。尾根芯には全く雪がないのがハッキリわかります。
最後の登りは初めは楽勝ムードでした。このまま行けちゃうんかな?とか。ちゃんと道になっていました。
2017年04月28日 09:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:23
最後の登りは初めは楽勝ムードでした。このまま行けちゃうんかな?とか。ちゃんと道になっていました。
残雪は谷筋だけ。でも尾根芯に道があるので問題なし。
2017年04月28日 09:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:27
残雪は谷筋だけ。でも尾根芯に道があるので問題なし。
景色もよくなってきました。笹ヶ峰や千回沢山方面。
2017年04月28日 09:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:35
景色もよくなってきました。笹ヶ峰や千回沢山方面。
徐々にヤブになりますが、尾根芯をかわせばまだイケル…(汗)
2017年04月28日 09:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:41
徐々にヤブになりますが、尾根芯をかわせばまだイケル…(汗)
しかしついに本格的なヤブに突入。甘くはなかった。シャクナゲと常緑の灌木のバリケード、岩の巻き。写真を撮る余裕なし。
2017年04月28日 09:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 9:53
しかしついに本格的なヤブに突入。甘くはなかった。シャクナゲと常緑の灌木のバリケード、岩の巻き。写真を撮る余裕なし。
なんとか若丸山の肩に上がりました。時間にすれば30分ちょっとの激ヤブ区間でしたが、長く感じました。
2017年04月28日 10:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 10:24
なんとか若丸山の肩に上がりました。時間にすれば30分ちょっとの激ヤブ区間でしたが、長く感じました。
さすがにここからは残雪尾根のビクトリーロードの予定でしたが…^^; 全然ありませんでした。
2017年04月28日 10:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
4/28 10:27
さすがにここからは残雪尾根のビクトリーロードの予定でしたが…^^; 全然ありませんでした。
マンサクの花に慰められます。
2017年04月28日 10:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 10:29
マンサクの花に慰められます。
足元の斜面には残雪があり、展望が開けます。
2017年04月28日 10:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 10:34
足元の斜面には残雪があり、展望が開けます。
能郷白山の雲も取れました。
2017年04月28日 10:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 10:36
能郷白山の雲も取れました。
ここ、唯一の雪上歩行区間。一瞬でしたが。
2017年04月28日 10:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 10:37
ここ、唯一の雪上歩行区間。一瞬でしたが。
ヤブの向こうに若丸山頂上が見えました。
2017年04月28日 10:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 10:44
ヤブの向こうに若丸山頂上が見えました。
ですが、簡単には進めません。
2017年04月28日 10:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 10:45
ですが、簡単には進めません。
近くて遠いヤブの若丸山。
2017年04月28日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 10:51
近くて遠いヤブの若丸山。
最後の最後でヤブが低くなりペースアップ!踏み跡すらあります。よっしゃ、これでいただきだ。
2017年04月28日 11:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 11:02
最後の最後でヤブが低くなりペースアップ!踏み跡すらあります。よっしゃ、これでいただきだ。
ついに若丸山に到着です(^^)v感無量。
2017年04月28日 11:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
4/28 11:03
ついに若丸山に到着です(^^)v感無量。
うれし過ぎて珍しく山だよ姉さんに記念写真を撮っていただく。山頂での写真なんて何年振りだろうか(ぼかし入れてますが)。オッサン気合いの赤パンツ。
2017年04月28日 11:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 11:06
うれし過ぎて珍しく山だよ姉さんに記念写真を撮っていただく。山頂での写真なんて何年振りだろうか(ぼかし入れてますが)。オッサン気合いの赤パンツ。
冠山への稜線は残雪がつながっているようにも見えます。
2017年04月28日 11:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 11:07
冠山への稜線は残雪がつながっているようにも見えます。
銀杏峰・部子山。福井県の山は白いですね。
2017年04月28日 11:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 11:07
銀杏峰・部子山。福井県の山は白いですね。
笹ヶ峰、千回沢山、不動山、美濃俣丸、三周ヶ岳、黒壁などなど。
2017年04月28日 11:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 11:09
笹ヶ峰、千回沢山、不動山、美濃俣丸、三周ヶ岳、黒壁などなど。
白山は残念賞。
2017年04月28日 11:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 11:11
白山は残念賞。
1時間半ほど大休止をしているうちに、かなり晴れてきました。
2017年04月28日 12:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 12:34
1時間半ほど大休止をしているうちに、かなり晴れてきました。
越美国境もすっかり。
2017年04月28日 12:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 12:34
越美国境もすっかり。
さあ、ヤブ漕いで下山しますよ。
2017年04月28日 12:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 12:56
さあ、ヤブ漕いで下山しますよ。
登りでは余裕なく気づきませんでしたが、シャクナゲの花芽が結構あります。もう見にはこないけど(笑)
2017年04月28日 13:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 13:11
登りでは余裕なく気づきませんでしたが、シャクナゲの花芽が結構あります。もう見にはこないけど(笑)
下りが難しかった。尾根芯が見えないんです。声を掛け合って慎重に。
2017年04月28日 13:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 13:24
下りが難しかった。尾根芯が見えないんです。声を掛け合って慎重に。
今日はイワウチワがずっと癒してくれました。
2017年04月28日 13:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 13:42
今日はイワウチワがずっと癒してくれました。
全てのヤブ地帯を抜けたら、ここからは新緑を楽しんでいきましょう。
2017年04月28日 14:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:34
全てのヤブ地帯を抜けたら、ここからは新緑を楽しんでいきましょう。
いい季節になりました。この時期の奥美濃のヤブ山は日本一美しい。
2017年04月28日 15:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 15:07
いい季節になりました。この時期の奥美濃のヤブ山は日本一美しい。
こんな公園のようなところも。若丸公園とでも名付けたい。
2017年04月28日 15:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 15:12
こんな公園のようなところも。若丸公園とでも名付けたい。
梨ヶ平分岐に戻って、若丸山を望みます。すそ野の新緑が鮮やかです。
2017年04月28日 15:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 15:51
梨ヶ平分岐に戻って、若丸山を望みます。すそ野の新緑が鮮やかです。
名残の残雪を楽しんで下ります。
2017年04月28日 15:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 15:56
名残の残雪を楽しんで下ります。
きれいですね。
2017年04月28日 16:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 16:00
きれいですね。
これこそ期間限定の景色です。
2017年04月28日 16:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 16:05
これこそ期間限定の景色です。
ブナ新緑と残雪。
2017年04月28日 16:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 16:10
ブナ新緑と残雪。
ブナ越しの若丸山。
2017年04月28日 16:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 16:13
ブナ越しの若丸山。
薄暗かった今朝とはまるで違う輝き。
2017年04月28日 16:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 16:16
薄暗かった今朝とはまるで違う輝き。
ヤブの若丸山、本当に素晴らしかったです。
2017年04月28日 16:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 16:19
ヤブの若丸山、本当に素晴らしかったです。
冠山とヤマザクラと新緑。
2017年04月28日 16:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 16:21
冠山とヤマザクラと新緑。
このあたりはすっかり緑色。
2017年04月28日 16:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 16:28
このあたりはすっかり緑色。
朝はうつむいていたカタクリがあちこちで開花していました。
2017年04月28日 16:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 16:49
朝はうつむいていたカタクリがあちこちで開花していました。
撮影機器:

感想

一般的には尾根コースで行く場合、残雪期に登る山とされている徳山湖左岸の若丸山に敢えてヤブで登ってきました。
昨年にとあるお方のヤブでの登頂記録を拝見して以来、何とか自分も行ってみたいと思っていて、昨秋に梨ヶ平に出かけた際に同行の山友・山だよ姉さんに提案したものの、あえなく却下され(というかド叱られ)てしまいました。が、なんとその日、そのとあるお方がまたしてもヤブの若丸山に登られたのです。それでとうとう山だよ姉さんもその気になってくれたようで、ヤブの茂る前で日の長いGW頃ならということになり、この日を迎えたというわけです。なぜか世間より1日早く連休の始まったウチの会社に感謝(^^)v

【塚駐車場〜梨ヶ平分岐】
登山道のないヤブ山とされている若丸山ですが、残雪期には多くの登山者が訪れるためしっかりとした踏み跡と目印が付いており、十分に登山道レベルの道が続いています。
取付きから植林の急登を目印を追って登り、いったん平たんになります。獣捕獲用の檻を見て、再び今度はブナ林の急登。そこからはブナ林の広がる広くて緩やかな道を進みます。快晴予報に反しての曇り空で、せっかく芽吹きの季節を迎えたブナ林も精彩を欠いて残念。おかげで?道草もなく若丸山と梨ヶ平の分岐に到着。若丸山へはここから北東の尾根へ入ることになります。
ちなみに梨ヶ平とはこの分岐を南南東へ進んだ先にある、良いブナ林の楽しめる三角点のことです。若丸山にしか用はないよと言われる方には何の興味もないところでしょうが。

【梨ヶ平分岐〜・1072】
若丸山へ向けて足元の切れ落ちた尾根を慎重に下ります。高所恐怖症の私にはココが一番の注意箇所かと思いました。
その後は再び尾根幅も広くなり、新緑のブナ林の中を気持ちよく進んでいきます。青空も広がって、モチベーションも上がってきます。依然としてしっかりした道が続いており、順調に若丸山に近づいてきました。
事前情報でシャクナゲのヤブがあるという・1072への登りは初めはなんとか踏み跡もありましたが、最後は情報通りの灌木のバリケードが立ちふさがります。ここは弱点をさがして右に左にでなんとかクリア。最後はちょっと痩せたコブを降りて残雪の小広場のような鞍部に。ここからいよいよこれから取付く若丸山直下の切り立った斜面状の壁を見上げます。

【・1072〜若丸山】
いよいよかと覚悟を決めて登りにかかるものの、再びしっかりした踏み跡があり急ではありますが問題なく登っていけます。周囲の山々の展望も広がり始め、まさかこのまま行けちゃうんじゃないの?などと山だよ姉さんと話しながら快適な登りを続けていくうち、徐々に尾根芯ヤブとなり、斜面の獣道を灌木の枝をかわしながらの登りとなりました。
そしてとうとうそれも行き詰まり、ついに本格的なヤブコギが始まります。尾根芯を外さない範囲で弱点を探り右へ左へとはい上がります。大きな岩を巻き、シャクナゲと常緑の灌木の頑丈なバリケードに立ち向かいます。足は着地することができず灌木の枝を渡り歩くような感じ。足を上げるのにも一苦労です^^;
そしてついに若丸山の肩に登り上げました。本当の激ヤブ区間は時間にしたら30分と少しくらいですが、とてつもなく長く感じました。
しかしこれでヤブからの解放…とはいきませんでした。予定ではここからはさすがに雪が残っていて、快適にビクトリーロードをたどって山頂へという目論見での日どり決めだったんですが、見事にそれは外れてしまいました(^^ゞヤブ丸出し。
でもここまできたら撤退の2文字はあるはずはなく、気合で山頂を目指します。周囲に広がる大展望に励まされヤブを掻い潜り、踏み倒し、転がされ、ビンタをくらい、脛にコブを作り、ほんのなけなしの残雪も踏みながらの前進。そしていよいよ若丸山頂上が近づくとふいにヤブの背丈が低くなって踏み跡さえも現れて一気にスピードアップ。ついにヤブ期の若丸山に到着しました!当然の貸切。
うれしさのあまり、私にしては珍しく山頂での記念写真を山だよ姉さんに撮ってもらい、雲が多いながらも周囲に広がる大展望を楽しみながらの大休止となりました。
それにしても女性の中でも小柄な山だよ姉さん、積極的に何度も先頭でヤブをこいでの若丸山登頂。あなた凄いと思います。

【ピストンで下山】
満足感いっぱいでの下山ですが、油断は禁物。残雪期ならトレースをたどるだけですが、斜面状のヤブ尾根はむしろ下りの方が難しい。常緑のヤブで見通しが効かず尾根芯がつかめない。お互いに進路が外れていくのを注意しあいながら慎重にクリア。
そしてやっと安心できるところからは日差しに若葉を眩しく光らせるブナ林を存分に楽しみながらのんびりと下りました。

結局、本当にひどいヤブは全行程の中ではわずかな区間、時間にすれば20%くらいといったところでしょうか。これを残雪期限定と決めつけてしまうのはもったいないような気もした素晴らしいブナ新緑の若丸山でした。

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コメント

新緑
こんばんは
若丸の新緑いいですね、自分は2年前の5月3日に行きましたが新緑のブナ林に斜光があたっていい感じだったのが印象に残っています。
そしてシャクナゲのやぶこぎが山行を思い出深いものにしてくれました。
木製の「若丸山」の標識を持って自分も山頂写真を撮りました(自撮りですけど)。
2017/5/1 22:15
Re: 新緑
hanamaruteさん、コメントありがとうございます。
その伝説のレコはもちろん拝見しています。しかも繰り返し
2年前の春はどこもブナの芽吹きから若葉への展開が早くて、hanamaruteさんのレコの新緑はきれいですね。今回もこれを期待していましたがすこし早かった感じです。
シャクナゲのヤブこぎは確かに忘れられないものとなりそうで、うっかり忘れて再訪してしまうような心配はありませんね
改めてこれを単独で冠山まで周回してしまうhanamaruteさんの凄さを思い知りました
これからも活躍を期待しています
2017/5/1 23:23
憧れ
hermit-crabさん こんにちは〜

あぁ憧れの若丸・・・
残雪期に今季集大成で予定していた若丸・・・(寝坊してオジャンとなるw)
もう藪も見え始めてるこの時期に登頂とはーーーー
スゴイ スゴすぐる
登頂写真 にも喜びがあふれてますね
青空に赤パンがカッコイイですぞ〜  おめでとうございます birthday

新緑のブナもとっても素晴らしいんですが・・・
36〜37枚目のお写真のような藪見るともう・・・shock
枝がこっち向いて刺さってくるし太いわ固いわってめっちゃキツそうな藪漕ぎ
本当にお疲れさまでした

若丸から能郷白山や冠山が見られるなんて・・・ 雲の影が映ってとってもキレイ  あぁ更に憧れが増しますw
2017/5/2 20:45
Re: 憧れ
blackさん ありがとうございます
平和大好き自然派ハイカーのhermit-crabもやるときはやるんです〜

blackさんは痛すぎる大寝坊でしたね。でもね、blackさんが考えてるほどメチャクチャなヤブでもなかったですよ。これまでのblackさんのヤブこぎ経験を考えたら、まだ今のうちなら十分可能だと思います。
きついのは36〜37枚目よりもやっぱり壁状急斜面のシャクナゲと常緑のヤブこぎでした。肩まで上がれば平たんですから。この時期ならではの美しさもありますよ。だだ単独はちょっとですけどね

あの赤パンは、激ヤブと一戦交えるときの戦闘服なんです 気持ちの問題だけですが

いずれにしても考えられないようなスピードで経験値を上げている勉強熱心なblackさんなら、若丸も近いうちにあっさりとやっちゃうでしょう
2017/5/2 21:31
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