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Yamareco

記録ID: 1122404
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雪山ハイキング
甲信越

苗場山 〜〜〜たっぷり過ぎる雪とカモシカ〜〜〜

2017年04月30日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.1km
登り
1,169m
下り
1,169m

コースタイム

6:55大ゼンの滝の先の駐車スペースー7:25林道T字路ー8:15 3合目ー11:25坪場ー12:05苗場山頂ー14:25 3合目ー15:30駐車スペース
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大ゼンの滝の先の駐車スペースを利用
コース状況/
危険箇所等
坪場手前の急斜面は慎重に。
その他周辺情報 結東地区の「萌木の里」の温泉を利用しましたが、露天風呂は開業前でした。
駐車スペース 5台くらい入りそうでした
2017年04月30日 06:55撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 6:55
駐車スペース 5台くらい入りそうでした
林道T字路、除雪はここまで。
2017年04月30日 07:26撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:26
林道T字路、除雪はここまで。
のよさの里側からの道もしっかり除雪されていて、こちら側からならここまで車で来れたようだ。
2017年04月30日 07:26撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:26
のよさの里側からの道もしっかり除雪されていて、こちら側からならここまで車で来れたようだ。
最初は除雪されていたが
2017年04月30日 07:27撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:27
最初は除雪されていたが
いきなり急斜面のトラバースに。一瞬引き返そうかと思った。
2017年04月30日 07:30撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 7:30
いきなり急斜面のトラバースに。一瞬引き返そうかと思った。

先を見るとカモシカが背を向け顔だけこちらを向け、睨んでいるのかと思ったら動かない。
2017年04月30日 07:30撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 7:30

先を見るとカモシカが背を向け顔だけこちらを向け、睨んでいるのかと思ったら動かない。
暫くこの姿勢のまま
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暫くこの姿勢のまま
更に少し下にもう一頭。こいつも同じ姿勢で動かない。どうもこの姿勢が寝ている姿勢のようだ。しかも一番怖い人間の来る方向に顔を向けて。
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更に少し下にもう一頭。こいつも同じ姿勢で動かない。どうもこの姿勢が寝ている姿勢のようだ。しかも一番怖い人間の来る方向に顔を向けて。
ふ〜一息。
2017年04月30日 07:45撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:45
ふ〜一息。
でかい木が根元からゴッソリ。今年の大雪の爪痕?
2017年04月30日 07:55撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:55
でかい木が根元からゴッソリ。今年の大雪の爪痕?
3合目のトイレ
2017年04月30日 08:15撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:15
3合目のトイレ
初めの尾根道は迷うところもなく軽快に進める
2017年04月30日 08:50撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:50
初めの尾根道は迷うところもなく軽快に進める
そして緩斜面。(1650m付近)
2017年04月30日 08:50撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:50
そして緩斜面。(1650m付近)
山頂方向 ルートは右側へ
2017年04月30日 09:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 9:39
山頂方向 ルートは右側へ
あの台地?を目指す
2017年04月30日 09:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:39
あの台地?を目指す
下側に広がる緩斜面
2017年04月30日 09:39撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:39
下側に広がる緩斜面
坪場下のU字状谷下部から
2017年04月30日 10:17撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 10:17
坪場下のU字状谷下部から
手前に見えているのは布岩山か?
2017年04月30日 10:17撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 10:17
手前に見えているのは布岩山か?
気温の上昇とともに小さなデブリが
2017年04月30日 10:18撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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気温の上昇とともに小さなデブリが
どうやらこの方向が一番早そう
2017年04月30日 10:52撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:52
どうやらこの方向が一番早そう
ヤッター、ついに急斜面終了。
2017年04月30日 11:21撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 11:21
ヤッター、ついに急斜面終了。
ずっと目印にしていた2036P
2017年04月30日 11:21撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ずっと目印にしていた2036P
反対側
2017年04月30日 11:22撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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反対側
山頂台地に出た!取り合えずBCのトレースに従って左寄りで。
2017年04月30日 11:24撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂台地に出た!取り合えずBCのトレースに従って左寄りで。
2039Pの左には鳥甲山
2017年04月30日 11:25撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:25
2039Pの左には鳥甲山
2080Pから岩椙山方面
2017年04月30日 11:25撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 11:25
2080Pから岩椙山方面
そして山頂ヒュッテ方面、2階が見えているから積雪は3m位か
2017年04月30日 11:56撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:56
そして山頂ヒュッテ方面、2階が見えているから積雪は3m位か
山頂挿し木場所から、越後三山・巻機方面
2017年04月30日 12:05撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 12:05
山頂挿し木場所から、越後三山・巻機方面
巻機山〜谷川岳
2017年04月30日 12:05撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:05
巻機山〜谷川岳
朝日岳の向こうに至仏、左にうっすら燧ケ岳
2017年04月30日 12:05撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:05
朝日岳の向こうに至仏、左にうっすら燧ケ岳
谷川岳〜平標山
2017年04月30日 12:05撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:05
谷川岳〜平標山
越後三山アップ
2017年04月30日 12:06撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:06
越後三山アップ
赤倉山からナラズ山、と奥に白砂山か?
2017年04月30日 12:06撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 12:06
赤倉山からナラズ山、と奥に白砂山か?
鳥甲山はわかりやすいね。こちらから見ると山頂ヒュッテの積雪は5m位に。風上と風下の違いか?平均で4m位か。
2017年04月30日 12:06撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:06
鳥甲山はわかりやすいね。こちらから見ると山頂ヒュッテの積雪は5m位に。風上と風下の違いか?平均で4m位か。
岩椙山、この時期白くて目立つね。
2017年04月30日 12:07撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 12:07
岩椙山、この時期白くて目立つね。
右が佐武流山・・・か?
2017年04月30日 12:07撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 12:07
右が佐武流山・・・か?
急斜面を無事降りた。最後はシリセードで気持ちよく。
2017年04月30日 13:15撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:15
急斜面を無事降りた。最後はシリセードで気持ちよく。
3合目直前の尾根から ここもシリセードが気持ちいい
2017年04月30日 13:44撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:44
3合目直前の尾根から ここもシリセードが気持ちいい
3合目から振り返る
2017年04月30日 14:23撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 14:23
3合目から振り返る
除雪終了地点に戻った
2017年04月30日 14:58撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 14:58
除雪終了地点に戻った
大ゼンの滝 水量がすごい
2017年04月30日 15:40撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 15:40
大ゼンの滝 水量がすごい
萌木の里 
2017年04月30日 16:41撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 16:41
萌木の里 
桜はこれから満開に
2017年04月30日 16:42撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 16:42
桜はこれから満開に

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ザック 輪カンジキ アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

思えば1年前、ここに来て標高1500m付近でアイゼンのボルトが外れて紛失し、敗退の憂き目に会ったのだった。
今回はのよさの里から林道を折り返さず、小赤沢から直接3合目方面の林道を登ろうとしたが、大ゼンの滝の先で路面が凍結しており、スノータイヤでも斜度がきついためスリップし出し、あきらめて駐車スペースのある所に停めた。
除雪は林道のT字路まで確りしてあり、下山時に見たらここに2台ほど駐車していた。ここの積雪は1.5m若で、除雪は一気にできず、皮をはぐように何回か彫り込んでいた。
3合目方向に少し進むと除雪は終わり、行く手には結構な斜面があった。
その先にはカモシカが後ろ姿で顔をこちらに向けている、が動く気配がない。さらに斜面の下側にもカモシカがやはり同じ姿勢で、こちらも動かない。・・・そうか寝てるんだ。
早速アイゼンに履き替えて、ピッケル出して・・・歩き出したら前方のカモシカが気づいたようだ。しかしこちらが亀のようなので、なかなか逃げる気配がないが、30mほど?になったところで、とぼとぼと歩いて、道が右折するところを真直ぐ降りて行った。
暫く進むと幹の直径が50cmはありそうな巨木が根こそぎ崩れて、道を塞いでいた。そういえば前回も小規模な崩壊が見られた場所だ。今年は大雪に耐え切れなかったようだ。帰りに何か落ちてこないといいが・・・
その先の大きな沢では雪崩による大規模なデブリがあった。
3合目登山口ではトイレの屋根まで雪がかかっており、積雪は2m以上だ。

この先は登山道は見えないし先行者もいないので、地図と周りの地形を見ながら進む。地図で峰に上がる付近は斜面が一番楽そうなところを進んだが、下山時も適切な所と思えた。
暫く尾根伝いに進むので迷う心配はない。
 
標高1500m付近からいよいよ緩斜面。わかり易いよう、右側の方を進む。1650m付近から前日?のB.Cスキーのトレースがあり、少し安心できた。
次は1760m付近の緩斜面の上をトラバース気味に進んで、あとはUの字状の沢を登る。ここもB.Cのトレースがある。斜度35度超えが標高差150m以上続く。しかも所々アイゼンの爪しかかからないクラスト斜面もある。針ノ木岳のマヤクボ沢を思い出した。あの時もGWだったが、雪がやや腐っていて靴をけりこむと土踏まずまでしっかり入ったので恐怖感はなかったが。約1時間かけて漸く坪場に出た。

またBCのトレースがあり、これをだどって進むと登山道ではなく左の尾根伝いのルートになる。2080m付近に展望の良い小ピークがあり、山頂方面に山頂ヒュッテ(自然体験交流センター)が見える。近づいてみると東側は屋根まで積雪がある。この建物は2階建てなので積雪4m位か。

山頂付近に標識は見当たらないが谷川連峰から越後三山までよく見える。晴天ではあるがあまり遠望は利かず、肉眼で尾瀬の燧岳がかすかに見える程度だ。南側には赤倉山から佐武流山更に白砂山。更に右手には菅平、そして鳥甲山が目立つ。

風が結構強いので、山頂ヒュッテの西側の陰でお昼。ビールで乾杯して、お湯を沸かすのはあきらめ、カレーパンと行動食だけにし、カップ麺はもう少し風の弱い場所まで待とう。

2080mピークで後続者に会う。天気が良いことをとても喜んでいた。
更にBCの方に。

坪場からの下りは、気温が少し上がったため雪がやや柔らかくなり、後ろ向きにならなくても降りることができた。最初は登った時のジグザグルートだったが、途中から直降でき、最後はシリセードが気持ちよかった。
一休みしていると一人の若者が右側の緩斜面に出るルートではなく、直進しようとしている。声をかけてみると、そこを登ってきたが一部急なところがあって、下ろうかを迷っているとのこと。
小生のルートを話し先に降りたが、結局彼も小生のルートを辿り、後で再会した。
下山時に合計3回シリセードでき、アイゼンがあっても手でバランスを取りながら降りるテクニックが身に付けることができた。

3合目の先の沢でBCの方と再会した。今度は二人だった。

車に戻った後、大ゼンの滝ではさすがに水量が多くて、1年前とは比べ物にならないほど立派な滝であった。

帰路、結東の「萌木の里」で温泉へ。この辺は桜がまだ満開になっていなく、そのせいか露天風呂もまだ開業しておらず内湯だけだったが、窓から見える中津川と対岸の景色を楽しみながら、のんびりと疲れを癒すことができた。

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