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Yamareco

記録ID: 1129961
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

快晴の北穂高岳

2017年05月03日(水) ~ 2017年05月05日(金)
 - 拍手
fineridge その他1人
GPS
56:00
距離
34.3km
登り
1,687m
下り
1,684m

コースタイム

1日目
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
6:50
60
7:50
50
8:40
20
9:50
100
11:30
150
14:00
10
14:10
2日目
山行
7:45
休憩
2:05
合計
9:50
6:00
145
8:25
8:40
130
10:50
12:40
190
15:50
宿泊地
3日目
山行
4:30
休憩
0:00
合計
4:30
8:00
0
宿泊地
8:00
130
10:10
130
12:20
10
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
平湯温泉あかんだな駐車場よりバスにて上高地
コース状況/
危険箇所等
横尾から雪道となりました。

<涸沢〜北穂>
涸沢カール内におけるあずき沢(奥穂へのルート)や北穂沢(北穂へのルート)は雪が緩む時間になると雪崩の確率がかなり高くなり危険です。現にこの日目の前での滑落(無事でなにより)、下山後1時間のちくらいに北穂沢での雪崩を目の当たりにし、あらためて春山の恐ろしさを知りました。これだけたくさんの人がいて「みんな登ってるんだから大丈夫」と思っていた気分を少し改めなければと思います。
あと、6時出発でしたが、すでに明るくなっている5時出発のほうが、安全度はさらに高まるのかなと思っています。

登りはアイゼンがよく効きました。下りはだんだんとグズグズし、ズボズボいきますが、下りキックステップをしっかり踏み込み、ピッケルを活用しながら降れば、滑落の心配はないように思います。
朝の上高地、ええ天気です。
2017年05月03日 06:38撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 6:38
朝の上高地、ええ天気です。
穂高を見ながらのんびり出発。
2017年05月03日 06:48撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 6:48
穂高を見ながらのんびり出発。
徳沢。
2017年05月03日 08:39撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 8:39
徳沢。
途中治山工事中のため河原の林道を歩きます。
2017年05月03日 09:29撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 9:29
途中治山工事中のため河原の林道を歩きます。
横尾到着。えらい人で大賑わいでした。
2017年05月03日 09:51撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 9:51
横尾到着。えらい人で大賑わいでした。
前穂の尾根が見えます。
2017年05月03日 10:10撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 10:10
前穂の尾根が見えます。
本谷橋付近より屏風岩
2017年05月03日 11:31撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 11:31
本谷橋付近より屏風岩
本谷出合付近より
2017年05月03日 11:38撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 11:38
本谷出合付近より
涸沢カールがやっと見えてきました。
2017年05月03日 13:05撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/3 13:05
涸沢カールがやっと見えてきました。
小屋が見えてから着くまでが、どうしようもなく遠かった。
2017年05月03日 13:23撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/3 13:23
小屋が見えてから着くまでが、どうしようもなく遠かった。
ヒコーキ雲の祝福
2017年05月03日 13:32撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
2
5/3 13:32
ヒコーキ雲の祝福
テントがバンバン増えていきます。疲れた体に整地は堪えます。
2017年05月03日 15:56撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/3 15:56
テントがバンバン増えていきます。疲れた体に整地は堪えます。
飛ばして撮ってみるとキレイ
2017年05月03日 16:41撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/3 16:41
飛ばして撮ってみるとキレイ
明日の好天を祈り、この日はさっさと眠ります。
2017年05月04日 04:33撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 4:33
明日の好天を祈り、この日はさっさと眠ります。
奥穂〜涸沢岳のモルゲン
2017年05月04日 05:09撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 5:09
奥穂〜涸沢岳のモルゲン
涸沢岳〜北穂南陵のモルゲン
2017年05月04日 05:09撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/4 5:09
涸沢岳〜北穂南陵のモルゲン
出発前に撮っておきます。
2017年05月04日 05:53撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 5:53
出発前に撮っておきます。
奥穂って涸沢からだとあまり目立たないピークなんですね
2017年05月04日 05:59撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 5:59
奥穂って涸沢からだとあまり目立たないピークなんですね
前穂を見上げる
2017年05月04日 05:59撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/4 5:59
前穂を見上げる
ちょっと登って振り返る!
2017年05月04日 06:31撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 6:31
ちょっと登って振り返る!
テント村が砂粒のようです
2017年05月04日 06:57撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 6:57
テント村が砂粒のようです
このレベルの迫力は日本じゃ数える程しかないんじゃないか。
2017年05月04日 06:57撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 6:57
このレベルの迫力は日本じゃ数える程しかないんじゃないか。
常念岳
2017年05月04日 07:51撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 7:51
常念岳
傾斜の緩い箇所でみなさん小休止。
2017年05月04日 07:51撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 7:51
傾斜の緩い箇所でみなさん小休止。
松涛岩
2017年05月04日 08:18撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
2
5/4 8:18
松涛岩
やっとのことで北穂登頂!
気持ちよすぎる!
2017年05月04日 08:29撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
4
5/4 8:29
やっとのことで北穂登頂!
気持ちよすぎる!
奥穂方面
2017年05月04日 08:25撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
2
5/4 8:25
奥穂方面
鳥も止まらぬ滝谷方面
2017年05月04日 08:25撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
2
5/4 8:25
鳥も止まらぬ滝谷方面
南アルプスと富士山まで見えます。
2017年05月04日 08:31撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
3
5/4 8:31
南アルプスと富士山まで見えます。
白山連峰
2017年05月04日 08:31撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
2
5/4 8:31
白山連峰
笠ヶ岳から三俣など、黒部源流方面
2017年05月04日 08:33撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
2
5/4 8:33
笠ヶ岳から三俣など、黒部源流方面
前穂をバックに
2017年05月04日 08:41撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
3
5/4 8:41
前穂をバックに
槍ヶ岳、奥は後立山連峰
2017年05月04日 08:42撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
2
5/4 8:42
槍ヶ岳、奥は後立山連峰
常念岳
2017年05月04日 08:42撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 8:42
常念岳
絵葉書用
2017年05月04日 09:48撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 9:48
絵葉書用
ズンズン下ります。いつ起きるかわからない雪崩にかなりビビってます。
2017年05月04日 10:24撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 10:24
ズンズン下ります。いつ起きるかわからない雪崩にかなりビビってます。
ザイテングラート寄りにアリのような人の列。
2017年05月04日 10:24撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 10:24
ザイテングラート寄りにアリのような人の列。
涸沢小屋まで下りてきました。
2017年05月04日 10:45撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 10:45
涸沢小屋まで下りてきました。
テン場の奥は前穂方面からのデブリだらけ。
2017年05月04日 10:45撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
2
5/4 10:45
テン場の奥は前穂方面からのデブリだらけ。
横尾まで下山、北穂を振り返ります
2017年05月04日 14:34撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/4 14:34
横尾まで下山、北穂を振り返ります
横尾へ続く雪の道〜♪「穂高よさらば」が頭から離れません。
2017年05月04日 15:34撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/4 15:34
横尾へ続く雪の道〜♪「穂高よさらば」が頭から離れません。
前穂の峰はどこからでも見えるんですね。
2017年05月04日 15:34撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/4 15:34
前穂の峰はどこからでも見えるんですね。
横尾へ到着。かなり疲れました。
2017年05月04日 15:43撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/4 15:43
横尾へ到着。かなり疲れました。
横尾のテント場風景。雪はけっこう浅いです。
2017年05月05日 06:42撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/5 6:42
横尾のテント場風景。雪はけっこう浅いです。
横尾のテント場風景その2。土の部分にもテント張れます。
2017年05月05日 06:42撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/5 6:42
横尾のテント場風景その2。土の部分にもテント張れます。
3日目の朝。横尾をゆっくりスタート、上高地目指します。
2017年05月05日 07:46撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/5 7:46
3日目の朝。横尾をゆっくりスタート、上高地目指します。
お食事中のお猿さん
2017年05月05日 08:34撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/5 8:34
お食事中のお猿さん
前穂の峰
2017年05月05日 09:17撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/5 9:17
前穂の峰
明神からは梓川右岸ルートをとりました。
2017年05月05日 10:13撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/5 10:13
明神からは梓川右岸ルートをとりました。
キレイなグリーンの流れ
2017年05月05日 11:03撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
5/5 11:03
キレイなグリーンの流れ
六百山
2017年05月05日 11:06撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/5 11:06
六百山
猿の成る木。画面内に10匹以上おられます。
2017年05月05日 11:11撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/5 11:11
猿の成る木。画面内に10匹以上おられます。
写真で馴染みの景色。新緑はもう少し先かな。
2017年05月05日 11:20撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/5 11:20
写真で馴染みの景色。新緑はもう少し先かな。
河童橋に到着です。
2017年05月05日 11:26撮影 by  NIKON 1 J4, NIKON CORPORATION
1
5/5 11:26
河童橋に到着です。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック サブザック アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ピッケル テント ガスコンロ ガスカートリッジ シュラフ シュラフカバー 食器類 食材

感想

3年前の夏、大キレット通過中雨に見舞われなんとか北穂に到達。翌日も雨で穂高縦走を断念、泣く泣く下山した雨の涸沢は景色もなく辛い思い出としてのみ残ってしまいました。

快晴だった今回、まあ残雪なので景色はまた違うんですが、ひたすらに明るい涸沢やそれを囲む穂高の峰々を知ることができて何よりです。日本の山岳景観としては現実離れしていて、ちょっと頭がボーッとするような気分でした。

当初の予定は行ったことのない奥穂ピストンだったのですが、ウワサに聞く雪壁などの急傾斜を、登ることはできても、ピッケルを使用した後ろ向き下降?など、どうしても下山に不安を拭えないままでした。考えた末、前回何も見えなかった「明るい北穂からの景色」を見せてもらおうと北穂ピストンに切り替えました。

雪の斜面をひたすら登る快感、見上げれば碧、白、黒だけのシンプルで力強い色彩。思い出すたびに、どんどんのめり込んでしまう自分を感じてしまいました。ただ、タイミングや場所をほんの少しズラせば、雪崩が頻発、ヘリの音もずっとしていました。すごく人が多いだけに「みんな登ってるんだから大丈夫」と思っていた気分を少し改めなければと思います。

しかし北穂から見る前穂のピーク群は素晴らしい!
そして、たくさんの名だたるピーク群に囲まれ、それのベースとなる涸沢は、登山者やクライマーがほっと一息つける山上の我が家なのかなと、下りてきてはじめて感じることができました。

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