高妻山 >>> 急登の後に絶景 <<<
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,468m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下はやや急なのでバランスを崩さないように |
その他周辺情報 | 下山後、戸狩温泉「暁の湯」に入りましたが、やや茶色で効能がありそうな湯でした。小さめですが露天風呂も有り。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
今日も晴天で気持ち良い散歩だ・・・がカメラが不調でピントが合わないで誤動作を繰りかえしている。つい3日前まで全く普通だったのに。
キャンプ場を歩いていると、戸隠山の荒々しい岸壁が朝日に照らされて見事だ。こちらからだと蟻の戸渡もちょうどよく見える。
弥勒尾根は1560m付近までほとんど雪はなく軽快に歩くことができた。その後はほとんど雪面となり、途中傾斜がきつくなる1650m付近でアイゼンを履いた。本日の先行者のトレースや昨日以前のトレースがあり、ルートを探す必要はない。今朝は少し寒く感じたが雪はクラストしていなく、登りやすかった。途中一部夏道を縫いながら急傾斜を詰めると五地蔵山(六弥勒)に着く。ここで一気に展望が開けて目指す高妻山が目の前に現れ、左手には白馬岳〜鹿島槍ヶ岳方面がよく見える。右手には焼岳・燧岳・妙高山、黒姫山、そして背後には飯綱山。この時期は雪があるので山容が分かり易い。まだ高妻山山頂までは結構距離があるので休み休み進もう。
カメラは少し復調して14-150mmのズームを最低にすると時々ピントが合うようになってきた。今朝寒くて凍結でもしたのだろうか?
2053Pから前方を見ると山頂直下の急登にとりつく4〜5人のパーティーが見える。
9勢至の辺りからは戸隠山〜西岳が間近に見える。
山頂直下は斜度35度以上が暫く続き一部40度を超えるところがある。ここはストックをピッケルに持ち替えて進む、ステップが確り付いているのでバランスを崩しさえしなければ滑る心配はない。先行パーティーが間近になり、かなりの斜度であることが実感できた。
山頂は正に360°の絶景が待っていた。前方の乙妻山、その後ろに焼山・火打山・妙高山と左手に雨飾山、特にこの山は今の残雪のため布団菱がはっきり見える。
そして西側には白馬3山から鹿島槍ヶ岳方面、と立山・劔岳がよく見える。昨年通過した不帰のキレットが懐かしい。更に槍・穂高まで続いているさすがにぼやっとしている。
相変わらずカメラは不調でズームを利かせると全くピントが合わず、遠くの山々を撮影することができない。
山頂付近にはイワツバメが何十羽も飛び交っている。下界より早いようだ。
高妻山と天気に乾杯し、少し早いがパンとおにぎりで軽い昼食にした。
下山時もステップは確りしているので後ろ向きになる必要は無かった。途中やや傾斜が緩いところで50mくらいのロングシリセードができた。
五地蔵山から一不動方面へ向かい1857Pまで行ってみたが、一不動からの下山コースの残雪の様子がいやらしかったので、引き返して弥勒尾根を降りた。
あとは緩い尾根を下るだけなので、足への負担が軽くて気持ちの良い散歩である。
登山口の沢では水量が多く渡渉地点から20mほど上流に中州状の部分を見つけ無事登山靴のまま通過できた。・・・が、道路を沢が氾濫している部分(朝は飛び石伝いに渡れた)がどうにもいけない。結局靴を脱いで渡渉したが、雪解け水が冷たく足が痺れた。またコンクリートの道路が傾斜していて、しかも滑りやすく結構危険でもあった。
今朝はカップ麺の予定だったが、ジェットボイルの種火用のライターが不調であきらめたのだった。下山時に試してみるとちゃんと着火して、やはり今朝の冷え込みが不調の原因のようだった。低温仕様のライターが必要だな。
今回は絶景といくつかのトラブルで、記憶に長く残りそうな山旅であった。
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