貸切山頂グルメ赤岳《真教寺尾根〜県界尾根》
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- GPS
- 10:36
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 2:44
- 合計
- 10:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バスの転回スペースには駐車してはならない。 スキー場上部駐車場は関係者以外駐車禁止となっている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県界尾根登山口には登山ポストないので事前に届出。 ※県界尾根(大門沢)〜真教寺尾根へのトラバース道 無雪期は笹原におおわれてトレースを外し易い 間違えた踏み跡も多く、不明瞭になったら引き返すのが無難。 ※真教寺尾根 2100メートル辺りから雪道。 樹林では残雪多く、雪も締まって歩き易い。 陽当たりの良い斜面では腐れ雪、森林限界上のガレ場は夏道。 森林限界付近の急斜面は残雪多く、気温の上がる時間帯では踏み抜き地獄となる。 スラブ状の一枚岩に残雪は無いが取り付きに雪斜面トラバースは大きく踏み抜きそうなので手前から岩場を上りハイマツトラバースして鎖の途中に取り付いた。 上の2つの岩場(鎖)は雪も少しあるが夏道で鎖も半分以上出ていた。 ※竜頭峰トラバース〜山頂 ほぼ夏道で雪凍結がわずかにある。 ※県界尾根 頂上小屋裏より残雪で鎖のあるハイマツ帯の岩稜は雪で覆われてる。 ハシゴの斜面も完全に雪で見えないので道標になるものは見当たらないのでRF必要。 雪の状況でルート取りが異なりトレースも分散してる。 雪稜トラバースから最後の鎖、ハシゴ(10−6)では雪は一旦無くなる。 樹林限界より下では多くの残雪、踏み抜き多数、倒木も多い。 樹林帯の雪は小天狗の先2100メートル辺りで夏道になった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
非常食
調理用食材
調味料
飲料
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ヘルメット
ストック
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感想
GW中に多くの山岳事故報道
今年は雪が多く、晴天続きの連休は雪崩事故が目立った。
明日は我が身と思い、アルプス行きの計画は中止
白紙になった計画を変更して向かった美しの森の登山口
連休明けの静かで人の気配は全くない道を進んだ。
美しの森は春の陽気で気持ち良い
大門沢から真教寺尾根へのルートに入ると途中の笹藪をルーファイして尾根に上がる。
標高2000過ぎて予想より早く雪道になりチェーンスパイクを使うが刃が短いので腐れ雪にはイマイチ。
尾根に西から吹き込む風は強く冷たい。
牛首山を過ぎると数十メートルは夏道で扇山前後も陽当たり良い場所の雪解けは早く、春の八ヶ岳だった。
森林限界付近で一面残雪になったが南面の雪はザクザク
強かった風も穏やかになり
久しぶりにピッケルを使って楽しく登る
主稜線から岩場、ハシゴ、少しだけの雪
誰も居ない山頂に到着。
何度も歩いているコースだったが、過去最高の晴れ空で歩けた真教寺尾根、のんびりし過ぎて登頂が14時過ぎてしまった。
西からの風があるがさほど寒くないので三角点の南側を休憩場所。
この時間だから出来る貸切休憩♪
食べたり飲んだり楽しい一時♪
ちょっと肉が多すぎたので、チャンポンは少な目にしました(^_^;)
時間も遅いので撤収して県界尾根へ進んだ。
積雪期にここを下るのは2回目。
前回は数年前の1月
その時は降雪後で吹き溜り斜面にはトレースも無くトラバースが危険過ぎて谷沿いのハイマツ帯を下り、斜度が緩い下の方でトラバースして尾根まで樹林を登り返した辛い思い出。
残雪期でも北東面の尾根は沢山の雪
急斜面の腐れ雪は踏み抜きと同時に滑落しそうなので、後ろ向いてピッケル2本で四足歩行のが安全に早く降りれる。
トラバースも雪は安定していて無難に通過
ハシゴと長い鎖の10−6指導標まで降りて尾根の核心部を過ぎてホッとする。
樹林に入ると踏み抜き気味でハイペースでは歩けない
倒木で荒れ気味の所も多く、山頂より小天狗まで1:10
野辺山分岐を過ぎてすぐに夏道でアイゼン外す。
日没頃に大門沢林道まで下り、月明かりの夜空を見ながら登山口へ着いた。
残雪期の真教寺尾根、県界尾根
晴れて静かな山頂
仕事柄GW(連休)は無いが自分なりに楽しめた休日でした。
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