坊村〜鎌倉山〜峰床山/八丁平〜大悲山口
- GPS
- 07:10
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,258m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・復-〈京都バス〉17:37発 大悲山口〜出町柳駅前 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース状況-鎌倉山からオグロ坂峠までの尾根道は標示板がなく、左側に支尾根が沢山あるので道迷いに注意。 |
写真
感想
峠の向こうに山里があり、その奥にまた山がある。「峰床山」は京都市内から20km近く離れた、京都北山でも最も奥深い山の1つです。この山は平凡な山の多い北山にあって、きりっとしまった山容をもつ。頂上直下にある高層湿原の「八丁平」もこの山を特色づけている。
そんな北山を愛する3名の山友が鎌倉山・峰床山をめざす。
7:45「出町柳」から朽木行の京都バスに乗り「葛川坊村」で下車。
今日のコースは坊村から鎌倉山、オグロ坂峠、八丁平、峰床山そして大悲山口まの縦走です。バスは臨時便が出るほど登山者が多いが、そのほとんどは武奈ヶ岳に向かう登山者です。
9:00 坊村の「葛川市民センター」をスタートする。
駐車場も満杯ですが、鎌倉山に向かう登山者は私たち3名のみだ。
登山口から急登が続くが間もなく林道に出る。林道を横切り再び尾根に取り付く。
9:50「ぶな平」に到着する。この辺りはブナ、ミズナラ、クリなどの新緑の広葉樹が美しい。
ここから鎌倉山山頂直下までシャクナゲとイワカガミが群生し、尾根は華やかな表情を見せている。
9:40「鎌倉山」に着く。途中で出会った峰床山に行く6人組のパーティーと暫くの間、談笑する。それでも静かな山頂だ。
鎌倉山から峰床山を目指す。「千年杉」を通過、アップダウンを繰り返しながら緩やかな尾根道がオグロ坂峠まで続く。そして左側には沢山の支尾根が伸び、尾根や沢の源頭は新緑に包まれ静かに佇んでいる。
11:50「オグロ坂峠」に着く。
オグロ坂峠は切り通しのV字型の峠で、中央には小さな祠が置かれている。もともとオグロ坂は、小浜と京都を結ぶ鯖街道のひとつであり、古の面影が強く残っている。
峠を左折して八丁平に向かいます。八丁平の標示板を右折、八丁平の北側に沿いながら平坦な道を進む。
標高800mの「八丁平」は深い山の中にポッカリ開けた周囲八丁あると云われる湿原です。900mの標高をもつ四囲の山々が皆低い丘のように見える。それらの丘のような山襞から流れ出した細流が八丁平に集まって伊賀谷の源流を作っている。
周囲の山々は春の新緑に萌え立ち、湿原には枯れたススキ、イヌツゲ、ヒツジグサ等が混成し、その間に老松が忘れられたように点在している。
八丁平は高層湿原と言われていますが、実際には水は中央部にあるのみで、全体的には笹の生い茂った平地という感じです。
12:10 八丁平の周囲に遊歩道が設けられているベンチのあるところで一休憩する。エネルギー補給をして分岐を左折、湿原の西側に回り込みクラガリ谷をつめて峰床山に向かう。
12:50「峰床山」山頂に到達する。峰床山山頂は10m四方の広場になっていて、ベンチもおかれ展望もまずまずです。
東には、比良連山が鎮座し、西には丹波高原の山々が連なり、南には花背の山々が見渡せます。そして二等三角点(点名は久多村II)があります。
眺望を暫し楽しんだら、下山にかかります。再びT字型の鞍部に出ますが尾根を直進します。間近に「皆子山」を見ながら尾根を下っていき、途中で林道を横切ります。
さらに下ると十字路に出ます。
13:50 ここが「俵坂峠」です。「右:花背・大悲山」の標識に従って進みます。クリやミズナラの樹林帯の中を下り、更に北山杉の急坂の尾根を一気に下ると、沢の合流する「俵坂歩道」と表示された平坦な林道に出合います。
寺谷川の清流に沿い大悲山林道を、峰定寺を目指して歩いていきます。
15:20「大悲山峰定寺」の山門に出ます。
ゆっくりと境内を散策、下山の無事を感謝して「大悲山口バス停」に向かう。林道の周囲は自然の宝庫でシャクナゲ、シャガ、ツツジなどが咲いていました。
16:00 大悲山口に到着。今日の山行は終了する。
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