富士山（富士宮ルート）

2017年05月20日(土) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 8.9km
• 登り: 1,405m
• 下り: 1,396m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 1:42
• 合計: 6:54

6:57 富士宮口五合目
7:10 7:13 富士宮口新六合目
7:14 7:14 六合目雲海荘
7:46 7:56 新七合目御来光山荘
8:26 8:28 元祖七合目山口山荘
8:59 9:19 八合目池田館
9:55 10:01 九合目萬年雪山荘
10:24 10:27 九合五勺胸突山荘
10:56 11:00 富士宮口頂上
11:00 11:28 駒ヶ岳
11:29 11:30 富士宮口頂上
11:34 11:34 三島岳
11:47 12:02 富士山
12:09 12:09 三島岳
12:13 12:13 富士宮口頂上
12:23 12:32 九合五勺胸突山荘
12:40 12:40 九合目萬年雪山荘
12:48 12:48 八合目池田館
13:13 13:13 新七合目御来光山荘
13:41 13:41 六合目宝永山荘
13:50 13:51 富士宮口五合目
13:51 ゴール地点

天候

快晴！（七合目付近より下はガスがち）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士宮口五合目駐車場（無料／350台）
　

コース状況／危険箇所等

●コース全般
八合目から上でアイゼン＆ピッケルを使用。

●五合目〜八合目
五合目から六合目まではトラバース気味に緩やかに標高を上げていきます。
六合目を過ぎると九十九折の夏道の登山道となり、
標高を上げるにしたがって岩っぽくなってきます。
新七合目手前に少し長めの雪渓があります。

●八合目〜剣ヶ峰
八合目から上は雪。頂上までしっかり繋がっていて直登できます。
浅間大社からお鉢に沿って西に400mほど進んだところが剣ヶ峰となります。

※下りは山頂から六合五勺まで雪渓を伝って下ることができます
　
　

写真

クルマで富士山スカイラインを登っているとカモシカがいました（photo komemame）

五合目の登山口より山頂を見上げます

こちらは愛鷹山と駿河湾

富士宮口よりスタートです

歩き出しからすでに標高2400m

六合目まではトラバース気味に登っていきます

ほどなく六合目に到着

この辺りは雪がありません

（photo komemame）

宝永山が見えてきました

六合目を過ぎると九十九折の夏道を進みます

新七合目手前には長めの雪渓

新七合目に到着

振り返って愛鷹山

標高を上げるにつれて周囲は岩ゴロになってきました

眼下には富士宮五合目登山口が見えています

八合目に到着。ここで休憩がてらアイゼン＆ピッケルの準備をします

八合目からは快適な雪道

八合目上の鳥居

直登します

八合目を過ぎると風も出てきました

山頂を見上げ途方に暮れるkomemame

眼下には雲が湧き上がってきましたが…

上の方は良い天気

たくさんの人が頂上を目指してます。ここはどこのゲレンデ？って感じでした

一歩ずつ足を前に出すしかない

ここからがツライんだよなぁ

山頂手前の鳥居

富士山本宮浅間大社奥宮に到着

komemameもやってきました。ここでお昼を食べてから…

剣ヶ峰に向かいます

ヨロヨロ。背後には白山岳

雲がモクモク

ちょっと霞んでる

馬の背を登ります1

馬の背を登ります2

空の色が蒼い

剣ヶ峰山頂に到着

火口をバックに（photo komemame）

剣ヶ峰より。白山岳

剣ヶ峰より。久須志岳

剣ヶ峰より。伊豆岳と成就岳

剣ヶ峰より。南アルプス中〜南部。左から聖〜赤石〜荒川〜塩見。眼下は天守山地

剣ヶ峰より。こちらは塩見〜白峰三山

やっぱり富士山からの眺めは特別だなぁ

五月下旬なのにこの景色

さて下山開始です

正面は三島岳

質感ありありの雲

お釜

火口壁1

火口壁2

奥宮まで戻りました

下りは快適

滑り降ります

下りは元気なkomemame

雲に向かって下ります1

雲に向かって下ります2

山頂を振り返ります

（photo komemame）

当初は宝永山に寄ろうと思ってんだけど、こんな感じなので帰ります

輪っか

雪があるところを選んで下ります

標高を下げるとどんどん雪が汚れ気味に

雲海に突入。六合五勺まで雪渓を伝って下ることができました

六合五勺からは夏道を下ります

六合目を通過

あとひと息です

五合目登山口まで戻りました

お疲れ様でした！

感想

danyama

もう少し雪と戯れるか、気分を一新して夏靴に履き替えるか、迷うこの時季。
今年はもう少し雪を踏んでいたいなぁという感じ、ということで富士山へ。

やっぱり富士山は他の山とは違って、山登りではなく富士山登りでした。

komemame

富士山はなかなか足が向かない山。
できたら避けたいくらいの存在でした。
苦しくて、カラダがいうこときかなくて、
風もすごいし、単調だし……
辛いイメージしかなかったから。

もう、やっぱりそのとおりでした。
さすがナンバーワンはそう簡単にのぼらせてはくれません。
いつもどおり苦しかった。

けれどまわりには重いスキーやスノーボードを担いで、
登っている人がたっくさん。
このひとたちも頑張っているのだから！と、
できるだけ余計なエネルギーをつかわないように、
余分な動きをしないように景色もみないで、目の前の一歩一歩に集中するのみ。
気づいたら、口からよだれが出ていました（←くち閉じろ。笑）。

なんどももうリタイヤしようかと思いましたが、
幸いだったのは、ものすごくよい天気で
富士山にしては風も弱かったこと。
おかげで、山頂までいくことができました。

なんていう達成感。
たいして歩いていないのに、満足感は半端なかった！
すごく満ち足りた気分になりました。
富士山でこんな気持ちが良かったのははじめて。

やっぱり富士は特別な存在。
今度からはいやだいやだと毛嫌いしないで、もう少し足を向けてみようと思います。
いろんな意味でもっともっと一番に近づくために！


おしまい。