霊仙山・花図鑑 ヒルに脇腹噛まれて出血大サービス
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- GPS
- 06:15
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 975m
- 下り
- 966m
コースタイム
天候 | 曇・一時晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・金糞岳の鳥越林道は土砂崩れのため通行止めの表示があり、急遽行き先を霊仙山へ変更 ・山ヒルに注意 ・ヤマシャクヤクは実になっていた ・今畑の廃村にユキノシタが咲いていた ・花の時期としては微妙だったが、多くの花が見られた ・醒井養鱒場 http://samegai.siga.jp/ ・霊仙山登山の絵地図 http://www.maibarashi.jp/img/po_oshirase_ryozen-MAP1.pdf http://www.maibarashi.jp/img/po_oshirase_ryozen-MAP2.pdf |
写真
?1=マルミノヤマゴボウ?
?2=ジンチョウゲ科・オニシバリ
?3=コバンコナスビに似ている?
?4=ユリ又はランの仲間?
?5=ハナヒリノキ?
?6=ハタザオ?
?7=オオマツユキソウ
どっちでしょうか?
参考・知恵袋(クロアゲハ?オナガアゲハ?・・・う〜ん。。)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1040919590
クロアゲハかな〜?
アゲハチョウ科・アゲハチョウ属
感想
昼前に金糞岳と白倉岳に登ろうと高山キャンプ場の鳥越林道入口に到着すると、「土砂崩れのため通行止め」との表示で簡易ゲートで閉鎖されていた。行き先変更を余儀なくされた。近くと言えば伊吹山だが、前回登ったばかりなので霊仙山へ行くことにした。途中にあった三島池に立ち寄り、池を1周した。マガモがいたので撮影を試みたが、日差しが無く少し暗かったため、うまく撮影できていなかった。
醒井養鱒場の先の榑ヶ畑の登山道に向かった。以前に来た時よりも林道の舗装が進んでいて、ずいぶん通行しやすくなっていた。登山口に着いた時にはまだ車は1台もなかった。上空は曇っていて、梅雨時期とあって足元は湿っていてヒルがいそうな感じだったが、その姿は確認できなかった。汗拭峠から一旦下り、廃村となった今畑の廃虚となった集落に到着。生垣の隙間にユキノシタ科らしき綺麗な花が咲いていた。花弁が二枚しかなく、咲き終わりなのかと他の花を見渡したがどれも同じようだった。家に帰って調べてみると、やはりユキノシタ科の植物でユキノシタだった。なんと大きな花弁が2枚の変則な花だった。民家の生垣で植えられていたものかも知れない。
今畑の登山口から急坂を上っていくと途中に春先には福寿草が咲く宗金寺があった。その先のブナ林では、落下した枝にブナの実が成っていた。迷いやすい笹峠付近には、多賀町が設置した新しい標識があり、東側の山腹を巻くよう進んだ。東斜面の杉の植林地が間引きされ見通しがきくようになっていた。その後石灰岩の点在する急斜面を登って行くと、近江展望台に到着。上空はガスが出ていてほとんど展望がなかった。その先の稜線は石灰岩の岩場が続き歩きにくかった。西斜面には多くのヤマシャクヤクが見られたが、花は終わって実になっていた。途中で前方をシカの群れが横切った。その先の稜線から眺めると4匹ほどは霊仙山の南斜面で草を食べているのが見られた。やがて少し日が差し始め、少し青空も見えるようになった。霊仙山の最高点の手前にはバイケイソウの群落があったが、まだ蕾だった。山頂付近にはまだニリンソウが咲いていた。またトリカブト(カワチブシ)の葉が至る所に生い茂っていて秋には紫の花が多く見られそうだった。
最高点と三角点に立ち寄り経塚山から下山ルートに向かった。途中ですれ違った方からTシャツに血が付いているとの指摘を受け、ヒルに噛まれたいたことに気が付いた。一度足の中が痒かったので靴下を脱いでヒルチェックをして異常がなかったが、まさか脇腹を噛まれているとは思わなかった。蒸し暑かったのでTシャツをズボンから外に出していたのが失敗だったようだ。足は危ないと思ったのでスパッツを装着していたのだが、意外なところをやられてしまった。Tシャツを脱いで、ヒルをチェックしたがどこにも見当たらなかった。噛まれた箇所に小さな固まりがあったのでヒルかと思い引っ張ったら、噛まれた箇所のカサブタのようで、そこから流血してしまった。証拠写真を記念に撮ってみたがピンボケだった。話によると3合目〜4合目当たりにたくさんいて、休憩中にリュックまで上ってきていたとのこと。下山時に、実物を確認しようとしたがその時には見当たらなかった。
途中で多くの登山者とすれ違い。駐車場に戻ると30台近く駐車してあった。
この時期、霊仙山あたりはヒルが多いですね。私も献血してしまいました。最大の原因はシカの増加らしいです。枝の先などに待機して、下に動物が通るのを上で待っとるんです。ここを通過するふりをして戻って振り返ると、ひどい場合は上から雨のように降ってくるのが確認できます。ヒルといってもナメクジみたいな種類ではなく、黒い毛虫みたいな種類で、ハナヒルというやつです。
皮膚に付いて吸血されている時は、どんなに気色悪くても、絶対に振り払ってはいけません。吸盤というか針というか、これが傷口に残ってしまい数ヶ月その痒みに苦しまなければなりません。基本的には、満腹になって自ら退散するまで待たなければなりません。その意味では、alpsdakeさんのように後で気づくのが最もしあわせ?(すみません!)なのかもしれません。
ただひとつだけ対策があります。ライターなどで軽くあぶるのがいいです。そうすれば、いやがって自ら退散してくれます。 ひるまずにトライしてみてください。あれっ。。。
miyma02さん こんばんは
吸盤のようなものがあるとは知りませんでした。大変参考になりました。
植物の写真撮影に夢中になり、地面すれすれのアングルで撮影していた時に接触したのか? 上から落ちてきたかは分かりません?
3箇所程、噛まれた痕があり若干かゆみが残っています。
満腹になって、勝手に逃げてくれたのでしょうね。
以前夏に霊仙山に登った時は、自宅に帰り靴下を脱ぐと血で汚れていて、中に太ったヒルがいました
画像検索したら同様な写真が出てきました
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4GGLL_jaJP366JP367&biw=1259&bih=822&tbm=isch&sa=1&q=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%93%E3%83%AB&oq=%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%93%E3%83%AB&aq=f&aqi=g2g-r1&aql=&gs_sm=e&gs_upl=2406l4178l0l7l7l0l0l0l1l537l1329l0.1.1.1.0.1
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