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Yamareco

記録ID: 114610
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

峰の松目へ、阿弥陀岳、赤岳、硫黄岳経由で

2011年06月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:23
距離
23.6km
登り
2,247m
下り
2,206m

コースタイム

美濃戸口4:45-舟山十字路分岐6:20-不動清水7:00-8:55阿弥陀岳9:30-10:50赤岳11:30-12:38横岳12:42-13:26硫黄岳13:30-14:45峰の松目14:50-15:25オーレン小屋15:30-17:04唐沢鉱泉入り口(山の神)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口のバス停付近に駐車場。一日500円。トイレ有り。
コース状況/
危険箇所等
御小屋尾根から阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳、峰の松目と縦走するJの字に似たコース。御小屋尾根の上部から、ずっとこれから進む方角の山々が見渡せる。
全般に渡って、アイゼン等の冬山装備はもう不要。

<美濃戸口-御小屋尾根-阿弥陀岳>
最初に別荘地を通るが、要所に小さな道標が有るので、明るい時間帯なら迷う事は無い。暗い内に出発する際には少し注意が必要。登山道に入ると、ずっと尾根沿いなので、積雪期でも迷う事は無さそう。不動清水から先は急登で、積雪期は少し大変かも。現在、登山道に雪は無い。歩いている人は少ない。


<阿弥陀岳-赤岳-横岳-硫黄岳-赤岩の頭>
行者小屋方面から多くの人が登って来るので、これ以後は人が多い。登山道に雪は無いが、花には少し早い。阿弥陀岳からの下りは、遠くから見ると急峻で大変そうだが、実際に歩くとそれ程でも無い。地蔵の頭の先、日ノ岳の下に少し雪が残っているが、鎖が出ているので大丈夫。

<赤岩の頭-峰の松目-オーレン小屋-唐沢鉱泉入り口>
意外な事に、赤岩の頭-峰の松目間のコースの半分はまだ雪に覆われている。スパッツは着けた方が良い。たまに雪を踏み抜くので。踏み跡は有るので迷う事は無い。樹林帯で展望はあまりないが、静かな登山を楽しめる。
峰の松目からは、来た道を引き返して、オーレン小屋の分岐からオーレン小屋に向かう。この間は完全に雪に埋もれており、斜面をトラバースしながら下って行く。雪もこの時期は緩く、所々で踏み抜くので少し歩き辛い。
オーレン小屋から唐沢鉱泉入り口までは、長い道のりだが新緑が気持ち良い。

<温泉>
もみの湯500円、17時以降は300円と得。食事も19時まで提供。泊まり客用と日帰り用と分かれている(日帰り用は下)。
今日は遅いスタートですが、まだ朝日の時間です。快晴の天気が素晴らしい展望を与えてくれました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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今日は遅いスタートですが、まだ朝日の時間です。快晴の天気が素晴らしい展望を与えてくれました。
そのアップです。手前が富士パノラマスキー場なので、奥は中央アルプスですね。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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そのアップです。手前が富士パノラマスキー場なので、奥は中央アルプスですね。
来し方を振り返って。
2011年06月05日 10:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
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来し方を振り返って。
これから向かう御小屋尾根の稜線です。
2011年06月05日 10:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
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これから向かう御小屋尾根の稜線です。
手前の稜線が、登ってきた御小屋尾根の稜線です。その後ろ少し左が御岳山、左端が先ほどの中央アルプス、右端が北アルプスです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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手前の稜線が、登ってきた御小屋尾根の稜線です。その後ろ少し左が御岳山、左端が先ほどの中央アルプス、右端が北アルプスです。
左手は権現岳、その右に編笠山と、去年南八ヶ岳の大周遊をした時の山々が見えます。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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左手は権現岳、その右に編笠山と、去年南八ヶ岳の大周遊をした時の山々が見えます。
左の写真の編笠山の後ろの山のアップです。北岳、甲斐駒、仙丈の南アルプスです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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左の写真の編笠山の後ろの山のアップです。北岳、甲斐駒、仙丈の南アルプスです。
2011年06月05日 10:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
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阿弥陀岳の頂上が近付いて来ると、この様な岩場が出てきます。
2011年06月05日 10:03撮影 by  FinePixViewer Ver.5.4, FUJIFILM
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阿弥陀岳の頂上が近付いて来ると、この様な岩場が出てきます。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ほんとに良い天気でした。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ほんとに良い天気でした。
手前は阿弥陀南稜ですね。そのうち登ってみたいですね。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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手前は阿弥陀南稜ですね。そのうち登ってみたいですね。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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富士見パノラマスキー場が随分下になってきました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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富士見パノラマスキー場が随分下になってきました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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スイングパノラマで180度ほどを撮ってみました。
2011年06月05日 10:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
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スイングパノラマで180度ほどを撮ってみました。
右上のスイングパノラマの風景を、分割して撮ったのが、これからの4枚です。まずは左端。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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右上のスイングパノラマの風景を、分割して撮ったのが、これからの4枚です。まずは左端。
その右横。登ってきた御小屋尾根が随分下になりました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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その右横。登ってきた御小屋尾根が随分下になりました。
さらにその右横。奥は北アルプスです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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さらにその右横。奥は北アルプスです。
さらにその右横。手前がこれから行く、硫黄岳、峰の松目の稜線です。下りられそうでしょう?
奥に蓼科山と天狗が見えています。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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さらにその右横。手前がこれから行く、硫黄岳、峰の松目の稜線です。下りられそうでしょう?
奥に蓼科山と天狗が見えています。
ここはほぼ阿弥陀岳の山頂です。よって登って来た御小屋尾根の写真を撮りました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  FinePixViewer Ver.5.4, FUJIFILM
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ここはほぼ阿弥陀岳の山頂です。よって登って来た御小屋尾根の写真を撮りました。
硫黄岳も近くなってきました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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硫黄岳も近くなってきました。
右奥がほんとの阿弥陀岳の頂上です。ここまで来ればすぐです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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右奥がほんとの阿弥陀岳の頂上です。ここまで来ればすぐです。
阿弥陀岳の頂上に着きました!
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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阿弥陀岳の頂上に着きました!
阿弥陀岳の山頂、バックは横岳です。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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阿弥陀岳の山頂、バックは横岳です。
これから登る赤岳です。かっこいいですね。下りて登り返すのが大変そうですが。。。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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これから登る赤岳です。かっこいいですね。下りて登り返すのが大変そうですが。。。
富士山、写真だと拡大しないと判りませんが、肉眼だと、この日はとっても大きく見えました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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富士山、写真だと拡大しないと判りませんが、肉眼だと、この日はとっても大きく見えました。
去年はこの後、左に見える権現に向かいました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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去年はこの後、左に見える権現に向かいました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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権現岳のアップです。最後の登り返しがきつかったのを思い出しました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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権現岳のアップです。最後の登り返しがきつかったのを思い出しました。
真ん中の中岳から赤岳のアップです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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真ん中の中岳から赤岳のアップです。
その中岳から、逆方向の阿弥陀岳のアップです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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その中岳から、逆方向の阿弥陀岳のアップです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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これからいよいよ赤岳への登り返しです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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これからいよいよ赤岳への登り返しです。
さらに赤岳の後に行く、横岳、硫黄の稜線が綺麗ですね。流石に近づいたので迫力が有ります。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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さらに赤岳の後に行く、横岳、硫黄の稜線が綺麗ですね。流石に近づいたので迫力が有ります。
横岳のアップです。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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横岳のアップです。
赤岳への最後の登りです。皆さん、頑張って登ってきています。
2011年06月05日 10:03撮影 by  FinePixViewer Ver.5.4, FUJIFILM
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赤岳への最後の登りです。皆さん、頑張って登ってきています。
2011年06月05日 10:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
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阿弥陀岳が少し遠くなりました。
2011年06月05日 10:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
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阿弥陀岳が少し遠くなりました。
右奥はキレットから権現に向かう稜線です。
2011年06月05日 10:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
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右奥はキレットから権現に向かう稜線です。
富士山、写真では少しぼけているのが残念です。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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富士山、写真では少しぼけているのが残念です。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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またまた南アルプスのアップです。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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またまた南アルプスのアップです。
富士山、これだけアップにすると判りますね。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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富士山、これだけアップにすると判りますね。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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赤岳山頂です。南アルプスも綺麗に見えます。登ってきて良かったと思える瞬間です。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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赤岳山頂です。南アルプスも綺麗に見えます。登ってきて良かったと思える瞬間です。
昔良く泊まった頂上小屋です。次はいつ泊まれるでしょうか。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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昔良く泊まった頂上小屋です。次はいつ泊まれるでしょうか。
いきなり、横岳にワープです。もちろん実際には歩いて来たのですが。。。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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いきなり、横岳にワープです。もちろん実際には歩いて来たのですが。。。
今朝登って来た、阿弥陀岳、赤岳が逆に見えています。ちょっと不思議な気分です。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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今朝登って来た、阿弥陀岳、赤岳が逆に見えています。ちょっと不思議な気分です。
これから向かう硫黄岳はすぐそこですね。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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これから向かう硫黄岳はすぐそこですね。
いきなり硫黄岳の頂上にワープです。阿弥陀岳、赤岳に、さらに横岳が加わりました。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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いきなり硫黄岳の頂上にワープです。阿弥陀岳、赤岳に、さらに横岳が加わりました。
硫黄岳の火口、迫力です。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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硫黄岳の火口、迫力です。
天狗もすぐそこに見えます。また登りたいですね。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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天狗もすぐそこに見えます。また登りたいですね。
ここは赤岩の頭の少し手前です。ここだけ少し雪が残っています。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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ここは赤岩の頭の少し手前です。ここだけ少し雪が残っています。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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硫黄岳を振り返って。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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硫黄岳を振り返って。
天狗を横から見た感じですね。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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天狗を横から見た感じですね。
これから登る峰の松目はもう少しです。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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これから登る峰の松目はもう少しです。
2011年06月05日 10:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
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峰の松目への登山道は、その行程の半分程が、この様にまだ雪に覆われていました。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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峰の松目への登山道は、その行程の半分程が、この様にまだ雪に覆われていました。
オーレン小屋との分岐です。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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オーレン小屋との分岐です。
雪道を登ります。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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雪道を登ります。
いかにも樹林帯の道ですね。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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いかにも樹林帯の道ですね。
峰の松目の山頂です。樹林帯なので見晴らしは有りません。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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峰の松目の山頂です。樹林帯なので見晴らしは有りません。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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木々の間から阿弥陀岳や赤岳が見えているのですが、写真だと判らないのが残念です。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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木々の間から阿弥陀岳や赤岳が見えているのですが、写真だと判らないのが残念です。
オーレン小屋への道は、この様に完全に雪に覆われていました。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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オーレン小屋への道は、この様に完全に雪に覆われていました。
来しかたを振り返って。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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来しかたを振り返って。
やっとオーレン小屋に着きました。一杯テントが張っていました。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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やっとオーレン小屋に着きました。一杯テントが張っていました。
春の小川、良いですね〜。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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春の小川、良いですね〜。
この辺りはもう林道ですね。4駆だと登ってこれそうです。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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この辺りはもう林道ですね。4駆だと登ってこれそうです。
林道の脇に流れ込む小さな小川、新緑がまぶしいです。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
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林道の脇に流れ込む小さな小川、新緑がまぶしいです。
ちょっと判り難いのですが、天岩戸の標識の様に、後ろは岩とになっています。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
6/5 10:20
ちょっと判り難いのですが、天岩戸の標識の様に、後ろは岩とになっています。
唐松の新緑、綺麗でした。
2011年06月05日 10:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
6/5 10:20
唐松の新緑、綺麗でした。

感想

土曜の天気予報が晴れになったので、急遽6月の月一登山をこの日にしました。ただ金曜日は上の娘とかみさんが、コンサートに出かけて帰りが遅かったので、下の娘の世話をしなければならず、出発は1:30分。金曜日の朝6時に起きて、土曜日の夜11時20分に寝るまで、睡眠は1時間しか取れませんでした。。。

結局、歩き始めが4時45分と、ここ数回の中では一番遅い出発となりました。ほんとは3時頃に出発して、もう少し違ったコースどりにするつもりだったのですが。。。

今回の山行の目的は2つ有りました。1つ目は御小屋尾根から阿弥陀岳までの確認です。20年程前に歩いたきりなので、初めてと同じです。冬季に南八ヶ岳の小周回(硫黄、横岳、赤岳、阿弥陀岳)を計画して、ずっと途中で断念しているのです。
最新の失敗記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-89828.html

踏み跡が無いと思える、阿弥陀岳-御小屋尾根が最大の難所で、どの位時間がかかるか予測できないのが問題でした。今回、いつもと逆周りをしてみて思った事は、積雪期の夜間でも、御小屋尾根は迷う事は無いだろうという事です。今回の様な反時計周りも有りかもですね。

この日は天気が良くって、富士山や南アルプス、中央アルプス、北アルプスと遠くまで見渡せてとっても良かったです。この日に無理に行って正解でした。

阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳と歩くにしたがい、変わりゆく景色も最高でした。やっぱりこのコースは良いですね。

今回のもう一つの目的は、まだ行った事の無い峰の松目に登る事でした。阿弥陀岳、赤岳と少し休み過ぎたのと、出発が2時間弱遅かったせいで、峰の松目へのルートどりと、その後のルートが問題になりました。

時間的には、赤岩の頭に荷物をデポして、峰の松目まで往復するのがすじでしょう。しかしこれは面白味に欠けます。硫黄岳から夏沢峠、オーレン小屋、峰の松目、赤岩の頭と周るのが、重複が無く次に妥当なコースでしょう。
ただ峰の松目から延びる稜線が、如何にも降りれそうだったので、赤岩の頭、峰の松目のコースにしました。

峰の松目への道程は、意外に雪が残っていて、雪山散歩が楽しめました。湿気も多く、苔むした樹林帯の道は、他に人も無く静かな山行が楽しめました。
丹沢だと道の無い所でも歩いているのですが、峰の松目から先は木間も詰まっていて、歩きにくそうでした。当初の予定どおりなら、時間も有るのでトライしてみたい所ですが、断念しました。

さてオーレン小屋との分岐に戻ってきて、同じ道を引き返すのが嫌になりました。当初の予定では、3時頃に出発して、峰の松目から先が無理そうなら、オーレン小屋に降り、南立科台別荘地を通って、美濃戸口と美濃戸間の林道に抜ける予定でしたが、時間的に無理でしょう。
ただオーレン小屋方面も20年位、行ってないのでそちらに足が向いてしまいました。途中でタクシーを呼ぼうと思ったのですが、唐沢鉱泉入り口まで降りた所で、美濃戸との分岐まで、乗せてもらおうとヒッチハイクをした所、美濃戸口まで送っていただきました。
しかもその方は、ヤマレコさんだったのです。 aonuma1000さんで、とっても助かりました。
aonuma1000さんのレコ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=114518&com_id=148193&com_rootid=148193&com_mode=flat&com_order=0#comment148193

ところでこの日は、朝からずっと休憩する時以外は、ランニングだけでした。日焼け止めを塗ってはいたのですが、日に焼けて体中がひりひりです(/_<) 足の筋肉痛は、予定より距離が短くなったので軽くてすみましたが、この日焼けにはまいりました(;^_^ 速乾にさらに紫外線カットの服は無い物でしょうか。

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コメント

こんにちは
 Futaroさん、お疲れ様です。

 相変わらず、タフなコース歩きですね。Futaroさんにとっては、まだまだ距離不足?なのでしょうか。    私も今度、Futaroさんの歩かれた半分くらいの距離で八ヶ岳ハイクを計画したいと思います。
2011/6/5 13:26
八ッ良いですね
Futaroさん

八ヶ岳お疲れ様でした。
梅雨の中休みで良い天気でしたね。

ここの稜線は展望、遠望が良いので
いつ来ても良いです

地図を見た時、帰りはどうやって車に帰ったのだろうと
思ったのですが、ラッキーでしたね
2011/6/5 15:11
睡眠
Futaroさん、こんばんは

土曜日は梅雨入りが嘘のようなよい天気・視界のよさで、無理していったのが大正解でしたね

そしてヒッチハイクはaonuma1000さんに出会えて幸運でした  さぞ車内でヤマレコ話で盛り上がったことでしょう

ロング前の睡眠は私も課題です。徹夜のまま突撃になることが多いので・・・
2011/6/5 20:11
もうちょっと歩きたかったのですが
sssさん、今晩は。

提出した登山計画書は達成したので、登山としては計画どおりでしたが、南立科台別荘地を通って、美濃戸口と美濃戸間の林道に抜ける道を歩けなかったのは残念でした。

美濃戸口から入ると、大体は美濃戸経由になるので、いつもこの脇からの道が気になっていましたから。

八ヶ岳、やっぱり良いですね。これからツクモグサが綺麗だそうなので、是非sss さんも行って下さい
2011/6/5 21:03
やっぱり八ッ良いですよね〜
kankotoさん、今晩は。

ええ、梅雨の中休みで絶好の登山日和でした この稜線、ほんとに良いですよね。四季おりおりに楽しめます。

確かにこのルート取りは変ですよね。aonuma1000さんにはほんとに感謝です。

予定どおり3時に出発できていたら周回したのですが、ちょっとあの時刻だと無理ですね
2011/6/5 21:10
睡眠
shira-gaさん、今晩は。

睡眠は問題ですよね。歩いている時はまだしも、帰りの車の運転が大変です。談合坂SAでいつも少し休むのですが、それでも目がしょぼしょぼしてしまいます。

ところでaonuma1000さんがヤマレコをやっているというのは、美濃戸口に着いて知りました。だから車中はその話は無かったです。

きっとこの日は、沢山のヤマレコさんとすれ違っていると思います
2011/6/5 21:15
人のつながり再発見です。
こんばんはFutaro様

私の方へのコメントありがとうございます。
いやはや、こちらのアップや最近の訪問者の方の
アップを見ていたらホントにMM・・MM”・!・”「ドM」の方ばかり。
Futaroさんに、このコース取りは・・と
ご注進めいたことを申しすみませんでした。
もしかして、車で送りすぎてしまったかと心配しております。お節介すぎましたか???
まぁお許し下さい。
2011/6/5 21:56
そん事ないです。大変ありがたかったです。
aonuma1000様、そのせつは有難うございました。

元々出発の時点で周回は諦めていました。初めての所は、明るい時に歩かないと意味が無いので。早く風呂に入りたかったので大変助かりました。

ところで「ドM」は、shira-gaさんだけです(;^_^A 他の人は普通だと思います(会った事は無いですが多分。。。)。

ちなみに以下の日記に、去年驚いた記録を残しました。読むと結構びっくりしますよ。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1201-detail-16112

そこに書いている、ainuさんに教えていただいた、間瀬さんってかっこ良いんですよ。僕もファンになりました
http://www.trailrunning-ohkoku.jp/face/2010/07/9.html
2011/6/5 22:35
こんばんわー
6/4は梅雨というのに良い天気でしたよね。
今週の土日は駄目そうですが・・・

それにしても峰の松目とは渋い。
冬に行ったときは赤岩の頭から全くトレースがありませんでした。
地図には積雪期通行禁止だの、展望なしだの無茶苦茶な言われっぷりですからね(笑

登山前の睡眠不足は誰もが経験することでしょうか。仕事家族があればしょうがないもんですかね・・・
2011/6/9 2:07
名前がそそられますよね。
おはようございます。

確かに峰の松目は展望なしですが、この独特な名前が気になって、1度は行ってみたいと思っていました。

感想にも書いていますが、そこから延びる稜線がいかにも美濃戸方面に降りられそうだったので、獣道を探しながら降りて見たいな〜と。

機会があったら挑戦したいと思います。登りの方が時間の余裕が有って良いかもしれませんけどね。
2011/6/9 9:27
初めまして
こんばんわ。お名前は時々拝見しております。

6月4日、ほんとにいい天気でしたよね!
赤岳山頂かそのちょっと下ですれ違っていそうです
人が多すぎてちょとどなたかわかりそうにはないですが

当日は阿弥陀にはいけなかったのですが、もしいけたらどこから降りようと思ったときに御小屋尾根いいなぁと思いました。でも人が少なさそうなので道を探すことになったら時間的にアウトと思い、時間に余裕をもって歩くときにいきたいと思っていました。

やっぱりよさそうなコースですね
今度いってみたいと思います
2011/6/13 21:29
ほんとにニアミス
tamaoさん、今晩は。

6月4日、お互いに良い天気で良かったですね。tamaoさんのレコを読ましていただきましたが、ほんとにニアミスですね。

まず私が車で美濃戸口のバス停横の駐車場に来たとき、前にいたバスに乗って来られたのですね。登山届けを出している時、お会いしたかもしれません。出発時刻が全く一緒でしたから。

赤岳山頂は判らないですね。ランニングだけの人は僕だけでしたが、記憶に有りますか

バスだと時間が気になりますよね。前は車を持っていなかったので、僕も電車やバスでした。その当時は新宿発の最終電車が、茅野の先まで行ってたので、金曜日はザックを担いで出勤して、残業してからその電車に乗り、茅野からタクシーの相乗りで八ヶ岳には良く行きました。

阿弥陀から御小屋尾根、無雪期なら道は判りやすいので大丈夫ですよ。あの日は同じ時間帯に4組、同じルートで登っていました。皆さん単独行でかなり離れていましたけど。
2011/6/14 18:43
はじめまして
Furtaroさん、ランニング姿で硫黄岳山荘への下りでコケられた方でしょうか?
もしその方であれば、その直後に「こんにちは」とご挨拶をされ、私のことを一気にぬいて行かれました。
そのとき、こちらはだいぶバテていたため、こちらも挨拶をしましたが声が小さかったようで、2度も挨拶をしていただきまして、ご迷惑をおかけしました。
しかし、ものすごい勢いで下られていたので、八ヶ岳にはすごい猛者が居るもんだと思いました。

今度お会いしたときには、爽やかな挨拶が出来るような体力をつけておきたいと思いますので、よろしくです。
2011/6/14 21:51
多分そうだと思います。
kecchoさん、今晩は。

kecchoさんのレコ、先ほど見ました。時間からすると多分、私です。こけたかどうかは覚えていませんが

まだ峰の松目が残っていたので、少し焦っていたのは確かです。でももうへろへろで、確か硫黄岳の登りで抜かれた気がします。大して猛者じゃないですよ。

ところで、実はあの日は天気が良かったので、大勢の登山者がいたので、ヤマレコさんも多いかなと思って、同じ日のレコをチェックしたのですが、tamaoさんとkecchoさんのレコには気づきませんでした。

私の見落としか、お二人とも書いたのが遅かったかですね。
2011/6/14 23:54
御小屋尾根
Futaroさん、こんばんは。

このレコがあったとは本日まで知りませんでした
11年6月だと、私がヤマレコ登録してから4か月で、まだFutaroさんを
存じ上げていなかったころです。

峰の松目から西へ延びる踏み跡、山頂からわずかな間はわりとしっかりして
いましたが、5年前にはなかったのでしょうか。
私はその踏み跡を見て「これなら行ける」と最終判断しました。

冬の御小屋尾根、1年半前に風雪の中を登りましたが、
特に問題ありませんでした  
確かにラッセルはきつかったですが

ところで、私はいつも反時計回りですが、時計回りが普通なのでしょうか。
2016/5/26 19:37
Re: 御小屋尾根
shigetoshiさん、こんばんは。

レコに書いている様に、峰の松目は雪が積もっていました。ですから踏み跡は雪で埋もれていた可能性が有ります。時間も遅かったのでトライしませんでした
冬の御小屋尾根、ヤマレコでも結構レコが上がっていますね。

このレコでは反時計回りですが、冬場の南八ヶ岳を時計周りにしているのは、暗い時に赤岳鉱泉までの安全な道を歩けるからです。同じルートを反時計回りにすると、夜明けを阿弥陀岳の山頂で迎える事になります。あそこの下りを一番寒い時間帯に通ると、凍結していて怖そうでしょう。
2016/5/26 23:25
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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
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体力レベル
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