峰の松目へ、阿弥陀岳、赤岳、硫黄岳経由で
- GPS
- 12:23
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,247m
- 下り
- 2,206m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御小屋尾根から阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳、峰の松目と縦走するJの字に似たコース。御小屋尾根の上部から、ずっとこれから進む方角の山々が見渡せる。 全般に渡って、アイゼン等の冬山装備はもう不要。 <美濃戸口-御小屋尾根-阿弥陀岳> 最初に別荘地を通るが、要所に小さな道標が有るので、明るい時間帯なら迷う事は無い。暗い内に出発する際には少し注意が必要。登山道に入ると、ずっと尾根沿いなので、積雪期でも迷う事は無さそう。不動清水から先は急登で、積雪期は少し大変かも。現在、登山道に雪は無い。歩いている人は少ない。 <阿弥陀岳-赤岳-横岳-硫黄岳-赤岩の頭> 行者小屋方面から多くの人が登って来るので、これ以後は人が多い。登山道に雪は無いが、花には少し早い。阿弥陀岳からの下りは、遠くから見ると急峻で大変そうだが、実際に歩くとそれ程でも無い。地蔵の頭の先、日ノ岳の下に少し雪が残っているが、鎖が出ているので大丈夫。 <赤岩の頭-峰の松目-オーレン小屋-唐沢鉱泉入り口> 意外な事に、赤岩の頭-峰の松目間のコースの半分はまだ雪に覆われている。スパッツは着けた方が良い。たまに雪を踏み抜くので。踏み跡は有るので迷う事は無い。樹林帯で展望はあまりないが、静かな登山を楽しめる。 峰の松目からは、来た道を引き返して、オーレン小屋の分岐からオーレン小屋に向かう。この間は完全に雪に埋もれており、斜面をトラバースしながら下って行く。雪もこの時期は緩く、所々で踏み抜くので少し歩き辛い。 オーレン小屋から唐沢鉱泉入り口までは、長い道のりだが新緑が気持ち良い。 <温泉> もみの湯500円、17時以降は300円と得。食事も19時まで提供。泊まり客用と日帰り用と分かれている(日帰り用は下)。 |
写真
感想
土曜の天気予報が晴れになったので、急遽6月の月一登山をこの日にしました。ただ金曜日は上の娘とかみさんが、コンサートに出かけて帰りが遅かったので、下の娘の世話をしなければならず、出発は1:30分。金曜日の朝6時に起きて、土曜日の夜11時20分に寝るまで、睡眠は1時間しか取れませんでした。。。
結局、歩き始めが4時45分と、ここ数回の中では一番遅い出発となりました。ほんとは3時頃に出発して、もう少し違ったコースどりにするつもりだったのですが。。。
今回の山行の目的は2つ有りました。1つ目は御小屋尾根から阿弥陀岳までの確認です。20年程前に歩いたきりなので、初めてと同じです。冬季に南八ヶ岳の小周回(硫黄、横岳、赤岳、阿弥陀岳)を計画して、ずっと途中で断念しているのです。
最新の失敗記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-89828.html
踏み跡が無いと思える、阿弥陀岳-御小屋尾根が最大の難所で、どの位時間がかかるか予測できないのが問題でした。今回、いつもと逆周りをしてみて思った事は、積雪期の夜間でも、御小屋尾根は迷う事は無いだろうという事です。今回の様な反時計周りも有りかもですね。
この日は天気が良くって、富士山や南アルプス、中央アルプス、北アルプスと遠くまで見渡せてとっても良かったです。この日に無理に行って正解でした。
阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳と歩くにしたがい、変わりゆく景色も最高でした。やっぱりこのコースは良いですね。
今回のもう一つの目的は、まだ行った事の無い峰の松目に登る事でした。阿弥陀岳、赤岳と少し休み過ぎたのと、出発が2時間弱遅かったせいで、峰の松目へのルートどりと、その後のルートが問題になりました。
時間的には、赤岩の頭に荷物をデポして、峰の松目まで往復するのがすじでしょう。しかしこれは面白味に欠けます。硫黄岳から夏沢峠、オーレン小屋、峰の松目、赤岩の頭と周るのが、重複が無く次に妥当なコースでしょう。
ただ峰の松目から延びる稜線が、如何にも降りれそうだったので、赤岩の頭、峰の松目のコースにしました。
峰の松目への道程は、意外に雪が残っていて、雪山散歩が楽しめました。湿気も多く、苔むした樹林帯の道は、他に人も無く静かな山行が楽しめました。
丹沢だと道の無い所でも歩いているのですが、峰の松目から先は木間も詰まっていて、歩きにくそうでした。当初の予定どおりなら、時間も有るのでトライしてみたい所ですが、断念しました。
さてオーレン小屋との分岐に戻ってきて、同じ道を引き返すのが嫌になりました。当初の予定では、3時頃に出発して、峰の松目から先が無理そうなら、オーレン小屋に降り、南立科台別荘地を通って、美濃戸口と美濃戸間の林道に抜ける予定でしたが、時間的に無理でしょう。
ただオーレン小屋方面も20年位、行ってないのでそちらに足が向いてしまいました。途中でタクシーを呼ぼうと思ったのですが、唐沢鉱泉入り口まで降りた所で、美濃戸との分岐まで、乗せてもらおうとヒッチハイクをした所、美濃戸口まで送っていただきました。
しかもその方は、ヤマレコさんだったのです。 aonuma1000さんで、とっても助かりました。
aonuma1000さんのレコ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=114518&com_id=148193&com_rootid=148193&com_mode=flat&com_order=0#comment148193
ところでこの日は、朝からずっと休憩する時以外は、ランニングだけでした。日焼け止めを塗ってはいたのですが、日に焼けて体中がひりひりです(/_<) 足の筋肉痛は、予定より距離が短くなったので軽くてすみましたが、この日焼けにはまいりました(;^_^ 速乾にさらに紫外線カットの服は無い物でしょうか。
Futaroさん、お疲れ様です。
相変わらず、タフなコース歩きですね。Futaroさんにとっては、まだまだ距離不足?なのでしょうか。 私も今度、Futaroさんの歩かれた半分くらいの距離で八ヶ岳ハイクを計画したいと思います。
Futaroさん
八ヶ岳お疲れ様でした。
梅雨の中休みで良い天気でしたね。
ここの稜線は展望、遠望が良いので
いつ来ても良いです
地図を見た時、帰りはどうやって車に帰ったのだろうと
思ったのですが、ラッキーでしたね
Futaroさん、こんばんは
土曜日は梅雨入りが嘘のようなよい天気・視界のよさで、無理していったのが大正解でしたね
そしてヒッチハイクはaonuma1000さんに出会えて幸運でした さぞ車内でヤマレコ話で盛り上がったことでしょう
ロング前の睡眠は私も課題です。徹夜のまま突撃になることが多いので・・・
sssさん、今晩は。
提出した登山計画書は達成したので、登山としては計画どおりでしたが、南立科台別荘地を通って、美濃戸口と美濃戸間の林道に抜ける道を歩けなかったのは残念でした。
美濃戸口から入ると、大体は美濃戸経由になるので、いつもこの脇からの道が気になっていましたから。
八ヶ岳、やっぱり良いですね。これからツクモグサが綺麗だそうなので、是非sss さんも行って下さい
kankotoさん、今晩は。
ええ、梅雨の中休みで絶好の登山日和でした この稜線、ほんとに良いですよね。四季おりおりに楽しめます。
確かにこのルート取りは変ですよね。aonuma1000さんにはほんとに感謝です。
予定どおり3時に出発できていたら周回したのですが、ちょっとあの時刻だと無理ですね
shira-gaさん、今晩は。
睡眠は問題ですよね。歩いている時はまだしも、帰りの車の運転が大変です。談合坂SAでいつも少し休むのですが、それでも目がしょぼしょぼしてしまいます。
ところでaonuma1000さんがヤマレコをやっているというのは、美濃戸口に着いて知りました。だから車中はその話は無かったです。
きっとこの日は、沢山のヤマレコさんとすれ違っていると思います
こんばんはFutaro様
私の方へのコメントありがとうございます。
いやはや、こちらのアップや最近の訪問者の方の
アップを見ていたらホントにMM・・MM”・!・”「ドM」の方ばかり。
Futaroさんに、このコース取りは・・と
ご注進めいたことを申しすみませんでした。
もしかして、車で送りすぎてしまったかと心配しております。お節介すぎましたか???
まぁお許し下さい。
aonuma1000様、そのせつは有難うございました。
元々出発の時点で周回は諦めていました。初めての所は、明るい時に歩かないと意味が無いので。早く風呂に入りたかったので大変助かりました。
ところで「ドM」は、shira-gaさんだけです(;^_^A 他の人は普通だと思います(会った事は無いですが多分。。。)。
ちなみに以下の日記に、去年驚いた記録を残しました。読むと結構びっくりしますよ。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1201-detail-16112
そこに書いている、ainuさんに教えていただいた、間瀬さんってかっこ良いんですよ。僕もファンになりました
http://www.trailrunning-ohkoku.jp/face/2010/07/9.html
6/4は梅雨というのに良い天気でしたよね。
今週の土日は駄目そうですが・・・
それにしても峰の松目とは渋い。
冬に行ったときは赤岩の頭から全くトレースがありませんでした。
地図には積雪期通行禁止だの、展望なしだの無茶苦茶な言われっぷりですからね(笑
登山前の睡眠不足は誰もが経験することでしょうか。仕事家族があればしょうがないもんですかね・・・
おはようございます。
確かに峰の松目は展望なしですが、この独特な名前が気になって、1度は行ってみたいと思っていました。
感想にも書いていますが、そこから延びる稜線がいかにも美濃戸方面に降りられそうだったので、獣道を探しながら降りて見たいな〜と。
機会があったら挑戦したいと思います。登りの方が時間の余裕が有って良いかもしれませんけどね。
こんばんわ。お名前は時々拝見しております。
6月4日、ほんとにいい天気でしたよね!
赤岳山頂かそのちょっと下ですれ違っていそうです
人が多すぎてちょとどなたかわかりそうにはないですが
当日は阿弥陀にはいけなかったのですが、もしいけたらどこから降りようと思ったときに御小屋尾根いいなぁと思いました。でも人が少なさそうなので道を探すことになったら時間的にアウトと思い、時間に余裕をもって歩くときにいきたいと思っていました。
やっぱりよさそうなコースですね
今度いってみたいと思います
tamaoさん、今晩は。
6月4日、お互いに良い天気で良かったですね。tamaoさんのレコを読ましていただきましたが、ほんとにニアミスですね。
まず私が車で美濃戸口のバス停横の駐車場に来たとき、前にいたバスに乗って来られたのですね。登山届けを出している時、お会いしたかもしれません。出発時刻が全く一緒でしたから。
赤岳山頂は判らないですね。ランニングだけの人は僕だけでしたが、記憶に有りますか
バスだと時間が気になりますよね。前は車を持っていなかったので、僕も電車やバスでした。その当時は新宿発の最終電車が、茅野の先まで行ってたので、金曜日はザックを担いで出勤して、残業してからその電車に乗り、茅野からタクシーの相乗りで八ヶ岳には良く行きました。
阿弥陀から御小屋尾根、無雪期なら道は判りやすいので大丈夫ですよ。あの日は同じ時間帯に4組、同じルートで登っていました。皆さん単独行でかなり離れていましたけど。
Furtaroさん、ランニング姿で硫黄岳山荘への下りでコケられた方でしょうか?
もしその方であれば、その直後に「こんにちは」とご挨拶をされ、私のことを一気にぬいて行かれました。
そのとき、こちらはだいぶバテていたため、こちらも挨拶をしましたが声が小さかったようで、2度も挨拶をしていただきまして、ご迷惑をおかけしました。
しかし、ものすごい勢いで下られていたので、八ヶ岳にはすごい猛者が居るもんだと思いました。
今度お会いしたときには、爽やかな挨拶が出来るような体力をつけておきたいと思いますので、よろしくです。
kecchoさん、今晩は。
kecchoさんのレコ、先ほど見ました。時間からすると多分、私です。こけたかどうかは覚えていませんが
まだ峰の松目が残っていたので、少し焦っていたのは確かです。でももうへろへろで、確か硫黄岳の登りで抜かれた気がします。大して猛者じゃないですよ。
ところで、実はあの日は天気が良かったので、大勢の登山者がいたので、ヤマレコさんも多いかなと思って、同じ日のレコをチェックしたのですが、tamaoさんとkecchoさんのレコには気づきませんでした。
私の見落としか、お二人とも書いたのが遅かったかですね。
Futaroさん、こんばんは。
このレコがあったとは本日まで知りませんでした
11年6月だと、私がヤマレコ登録してから4か月で、まだFutaroさんを
存じ上げていなかったころです。
峰の松目から西へ延びる踏み跡、山頂からわずかな間はわりとしっかりして
いましたが、5年前にはなかったのでしょうか。
私はその踏み跡を見て「これなら行ける」と最終判断しました。
冬の御小屋尾根、1年半前に風雪の中を登りましたが、
特に問題ありませんでした
確かにラッセルはきつかったですが
ところで、私はいつも反時計回りですが、時計回りが普通なのでしょうか。
shigetoshiさん、こんばんは。
レコに書いている様に、峰の松目は雪が積もっていました。ですから踏み跡は雪で埋もれていた可能性が有ります。時間も遅かったのでトライしませんでした
冬の御小屋尾根、ヤマレコでも結構レコが上がっていますね。
このレコでは反時計回りですが、冬場の南八ヶ岳を時計周りにしているのは、暗い時に赤岳鉱泉までの安全な道を歩けるからです。同じルートを反時計回りにすると、夜明けを阿弥陀岳の山頂で迎える事になります。あそこの下りを一番寒い時間帯に通ると、凍結していて怖そうでしょう。
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