北高尾山稜,景信山東尾根等【一部検証山行】
- GPS
- 08:39
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,146m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 8:39
※歩行距離約15.1キロ,累積標高差登り:1250m,下り:1189m。
天候 | 晴れ(暑い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:梅の里入口バス停 → 【バス】 → JR高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1 富士見台以降の北高尾山稜は,アップダウンの連続。平行移動はほとんどない。また,スリップ注意。 2 景信山東尾根は,最近まで,立入自粛(「登山道ではない。」旨記載の看板が設置されていた)ルートであった。現在も,登山道の整備は十分とはいえず,経験者向け。急坂が多く,下降時注意。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
着替え
|
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感想
今回は,八王子城跡を起点とし,八王子神社,富士見台と登りを進め,富士見台から北高尾山稜を縦走し堂所山に至り,その後,景信山まで陣馬高尾縦走路を歩き,景信山から,最近までバリエーションルート(通行自粛要請あり)であった東尾根から下山するコースを歩いた。
北高尾山稜については,ちょうど1年前に歩いた時の記録
(2016年5月21日記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-878085.html)
を参照されたい。
当該記録に記載のとおり,北高尾山稜は,実にアップダウンの多い縦走路であり,ストイックさにあふれている。そのストイックさにより,今回のようなハイカーで賑わう時期にあっても,人はまばらであり,静かなハイキングが楽しめる。今回は,その時点でこの夏一番の暑さを記録したこともあり,暑さでバテ気味となり,アップダウンの連続が相まって,ペースが上がらなかった。
時間をかけて,午後3時,堂所山に到着。何と,山名標識が立派になっていた。また,ベンチも新しくなっており,以前の寂れた山の雰囲気の印象が一掃された。このタイプの山名標識は,この後到達した景信山でも同じであり,高尾エリアの山に共通して設置されているようである。
その後,陣馬高尾縦走路に入る。ここは,高尾山から陣馬山まで伸びる尾根であり,ハイカーで賑わう極めてメジャーな登山道である。しかし,4時前でもあり,閑散としていた。わずかに,トレラン等がいたくらいである。
景信山に到着すると,そこそこのハイカーが休憩していた。しかし,皆,5時台のバスに乗るべく,早々に,山頂を後にした。我々も下山を開始する。
今回の核心である,景信山東尾根(以下単に「東尾根」という。)を歩くのである。東尾根は,私は何度となく歩いてきた道であるところ,その入口に「ここから先は登山道ではありません。」旨記載の看板と,規制ロープが施されていた。しかし,最近の他の情報によると,上記看板等がなくなり,倒木や藪が撤去されるなど,登山道として整備されているとのことである。今回は,これを検証するべく,ルートとして選択した。
景信山の一般下山道をしばらく進むと,小下沢(こげさわ)と小仏バス停との分岐道標がある。ここを小下沢方面(東)に歩く。さらにしばらく進むと,小下沢林道・日影バス停方面を示す道標がある。ここを更に直進する。すると,以前はあった上記看板等がない。そのまま,明瞭な踏み跡を歩く。以前は,歩行にやや難儀した倒木や藪はなくなっている。快適に歩くことができる。しばらく道なりに歩く。アカマツやモミの木が美しい。木々にみとれていると,「大久保山」という手製の山名標識がある地点に至る。このタイプの山名標識(四等三角点さん作成?)は,至る所で見ることができる。とても風情があり,しっかりした作りの標識である。
その後は,かなりの急斜面を下降することになる。東尾根は,登山道となったのかもしれないが,決して「一般」登山道ではない。滑落の危険がある。ロープの設置が望ましい。また,ビギナーハイカーにおいては,道迷いのリスクもあろう。要注意である。なお,個人的には,東尾根は,急傾斜の登り道ばかりなので,登り向けではないと思う。
同伴者をフォローしながら,下山。下山地は,木下沢(小下沢ではない。)梅林である。バスの時刻を見ると,40分待ちとなった。よって,ここで,着替えや火照った体をクールダウンすることとした。
JR高尾駅に着いた時には,午後7時。空いているだろうと思い,いつもの浅川食堂で締めの飲食を行った。
今回は,東尾根の検証を始め,それなりに手ごたえのある縦走ができたので,充実した山行となった。
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