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記録ID: 114707
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

45.金峰山 「響(ひびき)」

2011年06月04日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.9km
登り
874m
下り
1,154m

コースタイム

0525富士見平小屋-0610大日小屋0620-0650大日岩0655-0740砂払いの頭0750-0835金峰山山頂 所要時間:3時間10分

0935金峰山山頂-1105大日岩-1125大日小屋1140-1220富士見平小屋 所要時間:2時間45分 (テント撤収)

1300富士見平小屋-1325瑞牆山荘 所要時間25分


天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瑞牆山荘前の無料駐車場を利用。50〜60台は駐車出来ますが、前日が平日なので余裕で駐車出来ました。翌日戻ったら多くのクルマが道の脇に駐車してました。
コース状況/
危険箇所等
道の状況は砂払いの頭から金峰山小屋分岐までは稜線歩きとなりますが、絶壁を歩くことになりますので、強風時バランスを崩して落下・・・・。ということも起こりうると思いますので、気を付けて通過したいものです。

登山ポストは瑞牆山荘登山口にあり。

下山後の締めの温泉は信玄公の隠し湯 増富の湯を利用。温度がぬるめで湯船の中で居眠りする方もいるほど(笑)。食堂も併設。ドライバーに対する配慮かキリンのノンアルコールビールが売られているのも高ポイントです。
金峰山山頂でゴーカイチェンジ! (C)海賊戦隊ゴーカイジャー
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金峰山山頂でゴーカイチェンジ! (C)海賊戦隊ゴーカイジャー
今日の朝食 「孤高の人」の主人公 加藤文太郎が好んで食べたという甘納豆ぜんざいをスライスもちを入れて食べた
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今日の朝食 「孤高の人」の主人公 加藤文太郎が好んで食べたという甘納豆ぜんざいをスライスもちを入れて食べた
富士見平小屋から派手にいくぜ!
富士見平小屋から派手にいくぜ!
登り始めはこんな感じ
登り始めはこんな感じ
大日小屋
大日小屋から大日岩を見上げる
大日小屋から大日岩を見上げる
大日岩から八ヶ岳が見えた
大日岩から八ヶ岳が見えた
砂払いの頭からの南アルプス
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砂払いの頭からの南アルプス
富士山がきれいでした!
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富士山がきれいでした!
南アルプス 白峰三山と鳳凰三山
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南アルプス 白峰三山と鳳凰三山
昨日登った瑞牆山
昨日登った瑞牆山
絶壁に気を引き締める
絶壁に気を引き締める
金峰山山頂
五丈岩前でゴーカイチェンジ!
五丈岩前でゴーカイチェンジ!
五丈岩を制した勇者一号 30代男性
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五丈岩を制した勇者一号 30代男性
同じく勇者二号 中高年男性
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同じく勇者二号 中高年男性
無事に下山
信玄公の隠し湯 増富の湯
信玄公の隠し湯 増富の湯

感想

瑞牆山の続き・・・・

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-114589.html

第45座 響(ひびき)
金峰山(2011年6月4日)

 6月4日の夜中に目が覚めてしまって、眠れないまま朝を迎えることとなった。この時点でテントは僕のも含めると4張ほど点々と張れれているのだが、起きている様子がなかったので、そのままずるずると寝てしまうことになってしまった。そのうちに瑞牆山荘から登ってくる登山者の靴音で、さぁ、僕も動こうかという気になった。

 朝食は前日に仕込んでおいた白飯にふりかけとお湯をかけて食べ、今回初の試みとして、新田次郎著「孤高の人」の主人公・加藤文太郎が好んで食べたという甘納豆ぜんざいを作ってみた。作り方は甘納豆と水と砂糖適量を入れ煮るだけであるが、それだけでは片落ちなので、スライス餅を入れてみた。食べてみると本当にぜんざいの味でおいしかった。残念なのがスライス餅が溶けて食感がなかったことだろう。ここで大峰山のときに使った韓国の餅、トックが在庫切れなのが惜しまれた。

 5時25分に富士見平小屋を出発。最初は緩やかに登っていき、平坦になって、降るなぁ〜と思っていたら、6時10分に大日小屋に着いた。先を見上げると大きな岩がある。それが大日岩なのだと思う。取りあえずはそこまで登ることに。この段階で標高は2000メートルを越えているはずで、いつまで林の中を歩くんだと考えていた。新緑の中を歩くのも、これまたいいと思いつつ、6時50分大日岩に着いた。そこから初めて八ヶ岳の山々を見ることが出来た。

 7時40分に砂払いの頭に着いた。ここで稜線に踊り出て、森林限界突破である。四方を見渡すと南アルプスの白峰三山や鳳凰三山の山並み、そして富士山が頂に雪をまとい鎮座していた。空気がきれいなせいか、この日の富士山はポスターや絵葉書の写真であるような見事な姿が僕の目の前にあった。こんなきれいな富士山を生でみたのは生まれて初めてなような気がする。しかし、ここからは南側が切れ落ちている断崖なので、落ちないように一歩一歩確実に登っていった。

 そして、8時35分に金峰山山頂に着いた。山頂で久々となる三角点踏みと記念撮影をした後、山頂と五丈岩の間でザックとストックを置いた。ここでひときわ目立つのが五丈岩である。高さは15メートルで金峰山のシンボルとなっている。僕から見れば、まさに「山上の石舞台古墳」といった趣であろう。実際に登ることが出来て、僕がいた間でも五丈岩の頂に立った二人の「勇者」が誕生した。最初の一人は30代男性、その次が中高年の男性だった。僕はというと登る根性すらなかった。10年前だったら登っていたかも知れないが・・・・。

 山頂に1時間停滞して、ようやく下山を開始したのが9時35分だった。しかし、大日岩を目指す途中でお腹の調子が悪くなった。でも、結構多いのだな、金峰山に登って来る登山者が・・・・。我慢に我慢を重ねて・・・・。ようやく着いた大日小屋では一目散にトイレに駆け込んだのはいうまでもないことである。

 12時20分に富士見平小屋に到着。この頃になるとテントが20張も張れれていて驚いた。急いでテントを撤収し、13時に富士見平小屋を出発。13時25分には瑞牆山荘に到着。その時には多くのクルマが沿道に停めてあって、昨日を入山日にして良かったなと思った。
これだけ多いと、山頂が狭い瑞牆山のこと。一休みするのにすら難儀しただろう。そう考えると昨日のうちに瑞牆山に登ったのは正解だったと思った。

 締めの温泉は武田信玄公の隠し湯 増富の湯という公共温泉へ入った。源泉はぬるめで、その湯に浸かっている人の顔を見ていると、皆気持ちよさそうな顔をしている。中には湯船の中で寝ている人もいた。僕は時間がなくて早々に引き上げたが、もう少しまったりしたかったなぁ・・・・。と思った。風呂上りにノンアルコールビールで乾杯! これから始まる長時間ドライブに備え英気を養った。

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コメント

ゲスト
akira1969さん、こんにちは!
瑞牆山、金峰山でしたか。

金峰山から見える富士山などなど素晴らしいですね!

日記も拝見しました。
akiraさんはどちらに再度行きたいですか。
どちらが良いといったら迷わず金峰ってところですね!

お疲れさまでした!
2011/6/13 17:19
ご来訪感謝!
Ulmatsuさん、ようこそいらっしゃいました。

どちらかといえば金峰山ですかね。

次は五丈岩登頂にチャレンジ? かな?
2011/6/18 17:26
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