前穂高北尾根
- GPS
- 112:00
- 距離
- 35.2km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 2,021m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:05
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 11:00
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:40
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気温が高いためか雪が柔らかく、踏み抜がところどころあった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
ハーネス
ヘルメット
カラビナ
クイックドロー
スリング
|
---|---|
共同装備 |
テント
ロープ
|
感想
20代のメンバーを連れて行きました。前穂高北尾根から奥穂を超えて天狗のコルから岳沢に降りる計画だったが、メンバーの体力技術がまだ予定ルートに追いついていなかったので奥穂から涸沢にエスケープ。
涸沢に着いたのはお昼頃、天気が良く気温も高く、北尾根への登りは中々疲れた。こちらから行くのは初めてなので直接コルに出ることが出来ずに6峰からトラバースしたが、雪質が悪く手間取り。ここらあたりでメンバーの疲労が激しくなり、スピードが落ちた。
コルに着いたのは15時で疲労を考えるとここで張る方が良かったが、先に行きたいと言うので5峰に取りついた。ロープを出すと休憩が取れるので体力的には多少楽だったようだ。
4.5のコルで張りたかったが手前のリッジトラバースで踏み抜が多くなってきたので行動を中止して、少し引返して稜線を切り崩してテントを張った。
翌日は4時30分発、4峰を超えて、3峰1ピッチ目で、今朝涸沢を出てきた2人に追いつかれた、彼らは小屋どまりで奥明神沢を降りるという軽量速攻パターン。
北尾根のクライミング自体は難なくこなして前穂高9時に着いた。そこから奥穂に向かうが、クライミングなら休みも取れるし気合も入るので目立たなかったが、この時期の吊尾根のようにビミョーに悪く労力のいる縦走になると基礎体力とアイゼンワークの実力がはっきりしてくる。こういうのに慣れない今回のメンバーは見事にはまり最後には少し歩くと腰をおろすような状態だった。共同装備と彼の個人装備の大部分を移動してほぼ空身で歩いてもらった。
そんなこんなでようやく奥穂に着いたが、この状態でこれ以上さ先に進める訳もなく涸沢にエスケープすることにした。
とはいえ、奥穂からの下りも結構やばいので慎重にクライムダウンしてもらった。最後の鎖や梯子が出てきたらもう安心。時間は15時で、今日はここで泊りかな。
翌日夜明け前にテン場を出た。早朝なのに雪は早くも柔らかく、急なところはクライムダウンを強いられた。涸沢について一安心。後は歩くだけだ。もっともいつもこの最後の歩きがつらいのだけど。
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