記録ID: 6958793
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
明神岳主稜(5峰から主峰、前穂高)
2024年06月21日(金) ~
2024年06月22日(土)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 16:12
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,759m
- 下り
- 1,759m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:00
距離 4.0km
登り 1,107m
下り 9m
13:13
2日目
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:52
- 合計
- 9:02
距離 8.2km
登り 653m
下り 1,750m
15:11
天候 | 1日目 8時頃降り始めて13時前まで雨。 午後は徐々に雲が取れて夕方には快晴。 2日目 午前中高層雲はあるものの概ね晴れ。 午後は曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
1日600円(午前0時から24時で計算) 23時50分に入場すると10分で600円 H)アルピコ さわやか信州号 6/20 2225発 6/21 0500頃着 三列シートは12000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルートです。踏まれていますが、岩場はしっかりと手ごわいので自己責任でお願いします。 上高地から岳沢の天然クーラー手前の7番の札まで登山道。 7番の札から5峰までは、尾根伝いにひたすら登る。 踏み跡は明瞭。 稜線で晴れるよう、雨雲レーダーを確認しながら木陰で雨宿りしながら登りました。 ちなみにほぼ全行程で電波取れます。 雨雲の状況が分からなかったら多分撤退していたかも。 テン場は、5峰の手前の台地2500m付近に4張程度。その下にも景色の良さそうな良好な場所が1張あり。 5峰台地の先は、4峰基部に2張、3峰先に1張、主峰上1張、前穂頂上に2張程度を幕営可能な場所を確認。ただし、下地や風を考えると5峰台地が一番いいです。 明神岳5峰から前穂頂上までの間のルートを通じて、ルートファインディングと脆い岩屑には集中力が必要です。 5峰、4峰は直登、3峰は岳沢側を巻く。4峰の上部は少し不明瞭なところがあるので注意。 3峰の巻道を探す時、高度を下げ過ぎないように。残置の古いロープが目印(だいぶ傷んでいるので、テンションはかけたくない(触りたくない))。 2峰は頂上の少し先から懸垂降下。支点には沢山ロープが巻いてあります。 懸垂下降は最初に20m降りると大きな大きなテラス、その後15m程度の合計2ピッチ。 主峰の前穂側は慎重にクライムダウン。ルートは不明瞭です。 前穂への登りが大変。ここもルートは不明瞭ですが、岳沢側の稜線下をトラバースするような形で進みます。 前穂-岳沢間の重太郎新道上の雪渓は1ヶ所、5m程度でアイゼンは出しませんでした。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉♨️ ひらゆの森 600円 レストランも併設 |
写真
装備
MYアイテム |
Highland
重量:-kg
|
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個人装備 |
確保器
ハーネス
ヘルメット
カラビナ
スリング
アイゼン
|
共同装備 |
懸垂用ダブルロープ50m(1800g)
ドームツェルト一式(本体+フロントフライ+ペグ少々950g)
グラウンドシート150g
ストーブ・クッカー(500g)
|
感想
初日の雨の中の5峰への登りは消耗しました。
午後に晴れてくれて本当に良かった!
全体的にザレている箇所が多く落石に注意が必要です。
2峰の懸垂降下は想定どおり。
主峰のクライムダウンはルーファイが大切。
前穂への登りは意外と大変でした。
それ以上に重太郎新道は疲れる。
と、いろいろ書きましたがとっても楽しいバリエーションルートでした。
直前の天気予報が好転して決行としたが、5峰南西の台地に着く直前までザーッと雨が降る時間帯があり、久しぶりの雨中の山行。sampeiさんが帰りたそうだし、撤退も考えましたが、午後から晴れるという予報を信じて良かった。
幕を張ってからは夕方にかけて金色に変わる山岳の豪華な景色を飽きずに眺めておりました。
翌日も穏やかな天候で、穂高と上高地の景色に囲まれながら明神岳の岩稜を登りました。5峰の岩稜登山、4峰のルーファイ、3峰のトラバース、2峰の懸垂、主峰のクライムダウンとそれぞれ大いに楽しめました。このルートだと前穂が一番大きいピークなんで、満腹後にさらに一皿出てきたみたいな感じはありましたけど、まあいいです。
事前の想像よりだいぶキツかったのですが、至福の登山となりました。sampeiさん、お付き合いありがとうございました。
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