神威岳
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- GPS
- 09:01
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 2,283m
- 下り
- 2,293m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道235号を走り、道の駅三石を越えて浦河町荻伏より道道348号を野深方面に曲がり、山に向かって直進すると元浦川林道に行き着きます。 元浦川林道に入って約20kmほどのダート路を走ると神威山荘前登山口です。 駐車スペースわりと広めです。 ダート路は路肩が弱い箇所や、落石が多数ありますので走行には注意を要します。 圏外ですので、万が一のためにもスペアタイヤは積んでおいた方が良いです。 林道は落石・崩壊等によりゲート開通状況は直前に確認を要します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
350m 神威山荘前に登山ポストあり。 渡渉は行きは深くて膝下、帰りは膝上になり水流も少し強くなっていました。 尾根取付きまでは多数の渡渉を繰り返します。巻道もあります。ピンクテープは多数ありました。 440m 二股 右 直進すると中ノ岳方面です。どちらにもピンクテープがありましたが、神威岳へは右へ進みます。 524m 左 岩に赤ペンキでマーカーやケルンも多数ありました。 710m 二股 右 少し進むと雪渓で埋まっています。 750m付近 尾根取付き 目印の大岩は雪渓の下です。ピンクテープが目印として残っていました。沢靴をデポしました。ここからはひたすら急登が続きますので、補給と休憩をして備えました。 1445m付近 国境稜線を示す?看板が。判読はできませんでしたが、中ノ岳と神威岳の方向を示しているのでしょうか… 1600m 山頂間際では登山道にも雪は残っているので、踏み抜きに注意。 お昼頃は柔らかい状態でした。 巻道に登山道にと笹被りでダニが多数おります。こまめに払いました。 |
その他周辺情報 | 三石温泉 蔵三 日帰り入浴料金 440円 時間 10:00-22:00 朝湯 5:00-9:00 |
写真
感想
日高の神威岳へ登頂して来ました。
昨年の台風の影響で大被害を受けた日高の山も、林道アクセスで登れる山は限られているようです。
昨年秋に登頂した時に、山頂からの眺望が得られていなかったので。
1時起き3時出発で、登山スタートは7時になってしまいました。
日の出スタートにしたかったのですが、暗い中の林道走行は気持ち的に避けたく。
元浦川林道は3度目なのに、すっかり忘れており途中本当にあっているのか、ちょっとだけ不安になりました。
約20kmほど走行で終点の神威山荘に到着。
沢靴に履き替えて、登山準備。
とても気持ちが引き締まり、気持ちも高揚しているなかスタートです。
巻道でのダニには涙目気味でしたが、こまめに払いながら歩きました。
ディート30のマダニ対策にもなる虫除けスプレーを全身にかけてきました。
犬用のダニスプレーはありましたが、人間用にも販売されだしたのですね。
強い成分だから12歳以下は使用できないようです。
またダニ取りピンセットにアルコールを含ませた脱脂綿も携行しましたが。
さすがの日高の山では、ダニは大小様々、数え切れないほどをこまめに払いながら歩きました。
沢沿い歩きも要所にあるピンクテープも見ながら、歩きやすいところに、渡りやすいところを考えながら歩きます。
ケルンがあったり、岩にマーカーがあったりもします。
決められた一本道を歩くのではないことに、楽しさを感じます。
標高750m付近の尾根取付きで、沢靴からトレランシューズに履き替えて、おやつを食べて休憩しました。
沢靴に持ち過ぎてしまった水をデポしていきます。
水分3Lにゼリー飲料500gにホットコーヒー300ml持参しましたが、気温が高くなかったので、水750ml、スポーツドリンク500ml、ゼリー飲料200g、ホットコーヒー150mlを摂取。
ここから850mは急登が続きますので、バテないようにゆっくりペースで登って行きました。
残念ながら下では晴れておりましたが、山の上ではガスの中。
無情にも小雨が降ってきて、濡れた笹にも、全身ずぶ濡れ状態となってしまいました。時々冷たい風に震えました。
山頂も近くなると雪渓も残っており、登山道上にも残雪があるので、登山道をロストしないよう、踏み抜かないように慎重に歩きました。
雪はお昼近いと、柔らかく歩きやすい状態でした。
山頂に到着しました。
再訪も眺望は得られませんでした。
幸い風は弱く寒くもなかったので、着替えなくても大丈夫でした。
山頂標識に三角点を撮影してから、お昼休憩しました。
さすがにおにぎりを食べて、ホットコーヒーにデザートで一休憩します。
山頂独り占めで贅沢な時間をしばし過ごしました。
帰路を考えるとのんびりとはしていられないのが、残念ではあります。
下山時も休み休みとなってしまいました。
怪我をする以前は下山時に休みたいと思った事はないので、悲しいまでに落ちてしまった足の筋力アップを継続して、まずは以前の状態まで戻していかなくてはと思いました。
尾根取付きが見えた時には安堵しました。
沢靴に履き替えてから、おやつを食べて休憩しました。
帰りの沢歩きは、増水していることもあり、渡渉する地点を選ぶ必要性がありましたが、慎重に渡りました。
疲労の溜まった足での沢沿い歩きは、ペースも落ちる一方でしたが、中ノ岳との分岐点まで着いた時には、これで渡渉も残すは1箇所のみと安堵する気持ちと、日高の山歩きが終わってしまう一抹の寂しさとが入り乱れる複雑な心境となりました。
久しぶりに五感をフル稼動させて、たっぷりと歩けた充実した山行となりました。
眺望はまたも得ることができずで、再訪しなくてはならないのですが^ ^
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