白馬鑓ヶ岳
- GPS
- 10:18
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,117m
- 下り
- 2,114m
コースタイム
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:19
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
去年の今頃はすでにシーズンアウトしていたが、今年はまだまだ滑ることができそうだ。
去年は記録的な雪不足に加えて、体調不良と、試験勉強があって早々にシーズンアウトしていたが、今年はもう少し滑りたい。
猿倉に向かいスキーを担いで出発する。大雪渓は歩いたことはあるけどまだ滑ったことはない。
しかし、登山者が多そうだと思い、鑓温泉方面に行ってみることにする。こちら側のルートは初めてだ。
40分ほど歩けば、スキーで歩けるほどの積雪量になり、スキーで小日向のコルまで登りあげた。
小日向のコルから杓子沢やこれから向かうルートの全容が見えた。
うむ、遠すぎる。この時期の夏道は使えないと思われるので、いったん200m以上下って、また登り返しになる。
帰りにはまた登り返さないといけないのか…
ちょっと心が折れそうになった。
とりあえず200m程を滑走してしまおう。
いったん下ってしまえば、もう行くしかない。
ここから1000m以上ずっと登りだ。
ひたすら登っていると落石がゴロゴロしている地帯がある。ここより上は落石注意ということだろう。
そう思っていたら、人の頭の倍ほどの石が2発音もなく落ちてきた。
初めての落石だ。ちょっと怖かったが、来るとわかっていれば避けるのは難しくなかった。
その後沢は広くなり鑓ヶ岳の山頂がよく見えた。まだ遠い。
稜線まで上がると雪はなくシートラで行く。これが結構面倒だ。
残り100mというあたりで、そろそろタイムリミット。
ガスが多く展望が微妙だったのと、一度歩いたことがある道であることから、もういいや、と思ってしまった。
今いる地点から斜面にドロップすれば、ちょっと狭くてかなり急な斜面もある。
ここを滑ってみたい気持ちもあって、そこからドロップすることにした。
滑走は最高のものだった。急斜面では確かな手ごたえを得た。
そして標高差1000m以上の大斜面を滑る。滑っても滑ってもまだ先がある。雪も快適なザラメだ。
小日向のコルへの登り返し地点まで楽しい滑走だった。
さて、小日向のコルまで登り返しだ。この登り返しがなかったらどんなに楽か。
大した登りではないのだが、すでにヘロヘロなので精神的にかなりキツい。
ペースダウンしながらもひたすら登った。
小日向のコルへ着いたら大休止。景色を楽しんでから下山。
猿倉方面への滑りも、なかなか楽しかった。滝が出るまで滑走し、登山道に合流してシートラで車まで戻った。
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