大熊山 〜出来たてホヤホヤの登山道を登って〜
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 991m
- 下り
- 985m
コースタイム
→14:20取り付き→14:30車デポ地
天候 | 【富山県富山の当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:30.1℃ 最低気温:16.8℃ 露点温度:17.5℃ 湿 度:57% 風 向:南南西 風 速:3m/s 現地気圧:1004.1hPa 海面気圧:1006.1hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:--- 日 の 出:4:32 日の入り:19:09 薄雲の中登り始めて 14:00から雷鳴ありドシャ降り雨に遭いパンツまでずぶ濡れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
鎖で通行止めされている最終地に車デポ。 車デポ地から林道を10分歩き林道が大きく左曲する地点に直進する獣道あり。 その獣道を進むと赤札で標識された登山道あり。そこが大熊山登山道です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:登山道付近には確認できず。 登 山 道:大熊山は早乙女岳に続く尾根にあるピークで剱岳の大展望台の ひとつとして富山県内では知られた山でしたが、 夏登山道が無く雪山限定で登られていた山だったそうですが、 昨年2010年秋に登山道が切り開かれて県内の登山愛好家の間では話題 になっていた山です。 登山道全体は木々は切り取られ枝打ちされていますが、 決して整備の行き届いた登山道ではなく獣道の様相。 少々の藪漕ぎありました。 赤札標識あり一本道で迷わないだろうと思っていたのですが・・・ 下山時に1500m付近の木々の生える残雪地で別谷筋に下りてしまって 降りて登って40分も時間をロスしてしまいました。 【取り付きから1200mまで】 噂通り傾斜のキツイ斜面が続きます。 ロープが7箇所あり、どのロープ場も距離は短いのですが急登です。 これまた見事な巨木の立山杉が目を引きます。 【1200m〜山頂】 キツイ傾斜が少し緩みます。9日の時点で 1400m地点と1500地点に残雪地あり、赤札が切れていたりしました。 下山時に自分は迷ってしまいました。 軽アイゼンなど使用しませんでしたが硬雪なので滑りますので 下山時は慎重に 1570m過ぎからなだらかになり開けてきて雪尾根を歩きます。 山頂は藪山を切り開いた中にありました。 他の登山者:なし 立寄り温泉:つるぎふれあい館アルプスの湯 場 所:富山県中新川郡上市町湯上野8番地 入湯料金:600円 TEL :076-473-9333 FAX :076-473-2388 開館時間:午前10時〜午後9時まで(入館8:30まで) 休 館 日:月曜日・祝日の翌日・12月31日〜翌年1月2日まで http://www.town.kamiichi.toyama.jp/hp/spot/spot07.html |
写真
感想
6月9日(木)天気予報では18時に雨であるが天気は持ちそうなので山行き決行☆
今日は以前から大熊山へ
大熊山は早乙女岳に続く尾根にあるピークで剱岳の大展望台のひとつとして
富山県内では知られた山でしたが、夏登山道が無く雪山限定で登られていた山
だったそうですが、昨年2010年秋に登山道が切り開かれて県内の登山愛好家の
間では話題になっていた山です。
登り始めは薄雲ですがイイ陽気。気分よく登り始めます。
剱岳北稜の山々は取り付きから傾斜のキツイ登りで始まることが多いそうですが
大熊山もその、他の北稜の山々と同じ急登で始まります。
4日に登った中山ほど整備された登山道ではなく、新しい登山道なので
それほど踏み締められていないのでフカフカした急登。
そして、巨木好きの小生を楽しませてくれる立山杉。
中山でも、コレでもか!!ってほど堪能したのですが、ここでも中山以上に
個性的で独創的な立山杉。
その立山杉を登山道が巻きながら登って行きます。
途中、立山杉のトンネルを通ったり、木の合間を通ったり
まるでアスレチックスを通っている気分に♪
しかし・・・コレだけ木の根を踏んでしまうと・・・枯れて行くのではないか・・・
って心配。
巨木の立山杉は嬉のですが1200間では急登。そして7箇所のロープ場。
どのロープ場も距離は短いのですなかなかの急登。
1200mから少し傾斜は緩む。
1400mと1500mに積雪地あり硬雪で少々滑りますが、軽アイゼンを使用せず。
そして1575mから開けてきて見晴らしのいい雪尾根を行きます。
するとカエルの大合唱が
雪解けの池沼湿原に人形山でもみたガマガエル。
君の本名はニホンヒキガエルって立派なお名前なんですね。
どうも繁殖期なのか沼地を覗くと長い紐状の卵塊がいっぱいでした。
雪尾根を歩くと木々の刈り込んだ場所に大熊山山頂標識。
はい。カエル君たちの合唱のファンファーレ♪の中登頂。
剱岳や毛勝三山や大日連山の大展望が大気が不安定で雲に隠れていました。
今日の剱岳は恥しがり屋で雲で頭を隠していますよ☆
山頂下の雪田で涼みながら昼食にして1時間ほど山座同定していても
山々の山頂は雲から顔を出さず。ゆえに下山することに。
気をつけなければならない残雪地での下山なのに
1500m付近の残雪地でムラサキヤシオツツジを赤札と勘違いして
別谷筋へ降りてしまって
『まったく、見覚えがない!? 間違えた』と取って返して40分の時間をロス。
この40分が今後・・・・響いてズブ濡れに・・・。
元の尾根筋に戻って下山を始めた頃から、雲が・・・。
そして14:00に遠くで雷鳴が
厚い雲が張り出してきて森林の中は真っ暗に
ザックカバーを掛けていると
そしてついに雷鳴と共に稲光!!!ザザザァ〜ッてドシャ降り雨に
急登であったので足元に気をつけながら雨に降られながらゆっくり下山。
もう車も近いし、雨に濡れて帰ろうと
しかしかなりの本降りでパンツまで濡れました。
でも実は・・・雨に濡れるのも嫌いじゃないんですよね♪
雨に濡れた木々や花々って生き生きして見えて
だからか、雨上がりの山って活気がある気がするんですよね。
って低山の暴風じゃないからんですけどね。
3000m級の暴雨風雨は好きになれませんが・・・・
まだ、北陸は梅雨に入っていないのですが来週あたりに梅雨入りだとか
そして今日、沖縄は梅雨明けとかで本当に日本って四季折々だなぁ・・・
雨には降られましたが、自分以外に登山者もなく
静かな山行きって好きです。
下山後
濡れた身体を温めるためにアルプスの湯へ
今日もイイ体験。
イイ山行きでした。
大熊山さん。ありがとうございました。
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