日光駅〜奥白根山〜湯沢峠〜女夫淵温泉
- GPS
- --:--
- 距離
- 77.2km
- 登り
- 4,437m
- 下り
- 3,871m
コースタイム
馬返 0:05
中禅寺湖 1:20
竜頭の滝 2:38
湯元 5:14
前白根山 7:10
奥白根山 8:22
ロープウェイ山頂駅 9:36
丸沼温泉 10:47
湯沢峠 11:53
日光沢温泉 13:29
女夫渕 14:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | GPSは谷間で多少飛んでおります。 |
写真
感想
以前から温めていた尾瀬繋ぎをついに敢行。戦場ヶ原の自然探求路、奥白根の未踏ルート、湯沢峠を繋ぐ日光満喫旅である。
退勤後、水戸〜宇都宮の高速バスで宇都宮へ。このバスはJRより若干安いし、快適に眠れるので、不眠修行前の移動には好都合。しかも、終バスの宇都宮着が20時52分とやや早く、宇都宮ディナーをする口実ができる。ということで、ラーメンで燃料補給するために「みんみん」ならぬ「めんめん」へ。ここは食べログでも高評価で行列を心配していたが、すんなり入れた。でもテーブル席はいっぱいの人気ぶりで期待高まる。期待が高まりすぎた感もあるが、燃料補給完了。終電の1本前に乗れたので、日光駅には予定より50分早く出発。
真夜中の日光界隈は観光客はおらず、粛々といろは坂へ。すると、ここには狂気の走り屋(ランではない)が多数。金曜のいろは坂は騒々しく、途中救急車までサイレンを鳴らして走っていた。距離を短く、かつ暴走車に轢かれないためにはどのコースをとれば良いかを考えつつ、また彼らのドリフトテクニックを確認しつつ、黙々と歩く。
中禅寺湖に到着すると暴走車はいないが、湖畔に釣り人が多数集まっている。遊漁券の発売開始を待っているようだ。竜頭の滝までこれば喧噪はなくなるものの、クマ出没注意の標識があったりするので、鈴をつけて、気休め。竜頭の滝からの戦場ヶ原に抜ける歩道は初めてであるが、周囲が暗闇で何も見えない。しかも高度を上げて木道地帯になると霜が凍って滑りやすい。さらに睡魔も襲ってきて、木道を脱線しそうになること多数。
夜明けを待ちつつゆっくり進むが、歩きでは寒い。やはり予定通り終電にすればよかったと後悔。湯滝の上に登ると湯ノ湖であるが、強風が吹いていて、この先が思いやられる。6時間半かかって湯元の駐車場に到着。
ここからは太陽も出てきて睡魔もなくなるが、外山への急登がきつい。期待の残雪も徐々に多くなってくるが、道がわからなくなるほどではない。尾根に上がって雪のある尾根南側の開けた部分を行くが、これは間違いで北斜面側に正しい道があるようだ。ほどなくして正規の道を合流し、前白根にむかう。ここでは樹氷がたくさんあり、きれいだった。太陽も出ているので溶けかけた樹氷が降ってくる。登山道には落ちだ樹氷がたくさん堆積していた。
前白根に登ると奥白根と五色池がばっちり見え、完全に睡魔が消えた。やはりお天気は重要だ。てんきとくらすで「C予報」の通り、強風が吹き荒れていたが、あまり問題ではない。
頂上には4名の方が休息していたが、風が強く寒いので長居できる場所ではなく、写真を撮ったら下る。ロープウェイ山頂駅方面に下っていくと、ゴンドラで登ってこられた方とすれ違う。皆、「もう行ってきたんですか、速いですね」というが、「ゴンドラ使ってないんで」と何回答えたことか。集団の高校生に「日光駅から徹夜で歩いてきたんだよ」と言ったら、「鉄人だ〜」と持ち上げてくれた。
ロープウェイ山頂駅は足湯があったり、花壇があったり、ここだけ来る人にも楽しめるよう趣向が凝らしてある。スキーゲレンデを下って国道に合流し、丸沼に向かい、いよいよ湯沢峠。ソフト藪を覚悟していたものの、道は明瞭でピンクリボンが随所にあった。日光沢温泉側も明瞭だが、徒渉がたくさんあるのと、一か所だけ倒木で迷いやすい場所があり、そこを気を付ければ全く問題なし。
ヒナタオソロシ観瀑台すぎの吊り橋を渡ると、鬼怒沼への道と合流し、この旅の最後の目的を完遂。自宅と尾瀬がつながった。あとは遊歩道を女夫淵まで歩いて終了。15時25分のバスに乗って、列車を乗り継ぎ、自宅帰宅は21時25分。6時間もかかった。移動中、爆睡していたのは言うまでもない。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する