四阿山、根子岳(クマとの遭遇@@;)
- GPS
- 09:56
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,184m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
10:30牧場からそれ樹林帯へ
10:35雨具装着(20分程ロス)
11:40樹林帯抜ける
12:00根子岳(コーヒーブレイク30分)
12:30根子岳発
13:15根子岳と四阿山のコル
14:30四阿山山頂
15:15山頂発
15:35四阿高原ルート9合目(2200m)
16:05四阿高原ルート8合目(2100m)
16:26四阿高原ルート7合目(2000m)間違いに気がつく
17:00中尾根方面分岐
17:30トレランコース分岐(下りへ)
17:35尾根から離れるので戻り
17:41トレランコース分岐(のぼりへ)
17:45尾根道合流のトラバース藪漕ぎ開始
17:50クマ遭遇
18:10中尾根登山道合流(2020m)
19:30駐車場
天候 | 雨のち曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊いました。。。 登山道外れない方がいいと思われます。 トイレは牧場駐車場の所にあります。 牧場へは入場料200円/1名必要です。 |
ファイル |
(更新時刻:2011/06/12 12:24)
|
写真
感想
本当は八ヶ岳計画していたんですが、あいにくの天気予報。
長野北部や新潟の方は晴れ予報もあったので、山を変更して四阿山へ変更。
菅平牧場へは9:30位に到着。
到着時点ではガスの真っただ中で雨も結構降っていてどうしたもんか思っていると、
雨がやみガスが風に飛ばされ視界が開けてきました。
これはなんという心憎い演出などと思いながら準備開始。
出発までには再びガスに巻かれてましたけどね@@;
雨は降ってなかったので、上だけカッパ着て10時には出発にしました。
ガスで展望のきかない牧場横の登山道を淡々と登って行きます。
ガスでなんも見えないし一本調子の登りで結構しんどかったです。
30分ほどで牧場からそれて樹林帯に。
程なくして雨脚が強まり、カッパの下も着ることに。
言うまでもありませんが、カッパの下履くときは靴脱ぎましょうね。。。
横着して中に泥いっぱい付着><
途中根子岳までの距離が書いてある標識があるのですが、
残り800m〜500mの間の300mの距離感がすごくおかしいです。
どっちか間違ってると思われ。。。
そんなこんなで根子岳到着。
ガスでなんも見えません。。。
コーヒー休憩として、先に進みました。
根子岳から四阿山への稜線は結構切れてます。
雨で滑りやすかったので注意しながら進みましたが、
こんなとこでこけたらヤバいよねと言おうとしたら直後にコケましたorz
割と痩せ尾根だったのでちょっとドキドキ@@;
岩場を抜けると笹の稜線になり、コルを過ぎて登りになります。
この登りがかなり急で、シャリバテ気味なのもあって結構辛かった。
が、その途中ガスが晴れてきて、振り返ると絶景が!
それに励まされなんとか登り切りました。
山頂で昼食をとり下山開始。
その時は気がついてませんでしたが、下山早々道を間違えます。
この記録のルート図を1/25000地形図で表示し、今回持参した地図を記録としてリンクしたので見比べてください。
私の地図だと山頂少し下の分岐を左に、その後の分岐を右に、後はまっすぐ行けば、
菅平牧場に至るようにみえます。
しかし最初の分岐を左にそれるのは誤りで、その次の分岐を左にそれて後はまっすぐというのが地形図からわかります。それが正解だったのです。
その分岐を写真も撮っていましたが全く頭の中に入っていなかったため、
何の疑念も持たず、現在地の確認もしないでだいぶ進んでしまいました。
しかし踏み跡は薄く、ほとんど見えなくなる部分も現れ、これはおかしいと思い、
ケータイで現在地を確認。ナ・・ナンダッテ?!なぜこんなとこにいる??
それは中尾根ではなくその東側の尾根を延々下っていたログでしたorz
その時点では戻るのは大変な選択だったので、そのまま進み、四阿高原から牧場に行くことにして進みました。
1840mまで高度を下げた所で中尾根へ通じる道の分岐がありました。
トレイルランコースと案内があり、走れるぐらいなら道の状況もいいのではと思い、
諦めていた中尾根に戻れそうだったので、そちらに進みます。
これが持っていた地図には載っていないために、色々判断を誤ることに。
分岐から若干登り気味に中尾根に向かっていきます。
順調に尾根に近づいていましたが、トレランコースは下、尾根に乗るような登る道との分岐が。
トレランコースを少し進みましたが、どんどん中尾根は離れていき
中尾根から派生した支尾根にそって進む気配に。
ケータイで確認しこれは離れてしまうなと思い、登る道へ戻ります。
(帰ってから調べると野口みずきクロカンコースだった模様)
http://www.sugadaira-trail.jp/pdf/map_40km.pdf
分岐に戻り登ると中尾根からの支尾根の付け根に出ました。
尾根道に戻るにはそこから100m近く登り返すような道になっています。
地図で見る限りは150m程西に水平移動すれば尾根道に合流できるようになっていて、
その途中は膝ぐらいの高さの笹藪だったので、横着して藪漕ぎで中尾根に乗ろうとしました。
100m程進んだ所で同行者がクマがいる!!!逃げて!!!と突然叫びました。
周りを確認すると進行方向50m位先にクマが立ち上がるのが見えました。
こっち見てます。にらみ合うこと数秒色々考えました、
ナイフは?ザックの奥深くすぐに出せそうもない。てかそんなもんクマの間合いに入らないと届かないよね。それもう終わってない?
ストックで目を突く?そんなピンポイントで当たるもんか?
笛吹く?かえって刺激しない??
妙案ないままにらみ合っているとクマが再び4つ足になり離れていくのを確認。
助かったと胸をなでおろし、同行者を追います。
反転し戻ろうとしたらササや背の低い木が複雑に絡み合って足が抜けなくなりました。
ちょっ@@;シャレんなってねーよコレどうすんだよ、クマがこれ見てチャーンスって戻ってくるんじゃ?
慌てれば慌てるほど足が抜けません。俺終わった\(◎o◎)/!
これはクマったとかダジャレが頭に浮かぶ余裕もありません。
写真を撮るとか全く頭に浮かびませんでした。@@;
ちとあきらめに似た心境になりクマに立ち向かうべく再び反転して一歩進むと
スルっと足が抜けました。クマは見えません。
チャーンス!とりあえず撤収!再び同行者を追いますが、めっちゃ足速くて全然追い付きません。駄目じゃん俺orz
とりあえず藪漕ぎ開始地点からきつくても登り返し中尾根に出ることに。
80m程登って中尾根に合流。
そこから笛吹きまくって降りてきました。
無事だったのが何よりの収穫。
牧場から見えた夕焼けが綺麗過ぎて心にしみました。
というかクマ遭遇後見えるものすべてが綺麗でなんか心にしみる感じでした。
今日の教訓。
仝什澎銘崘聴はもっとまめにやりましょう。
▲筌屬砲海修覆鵑色々いる。登山道はそれない。
Nれに乗って走っているだけでも覆面パトカーへの警戒は怠らない。
(26km/hオーバーで切られましたorz)
今回のGive My Climb運動は2354円で通算20,004円になりました。
てか反則金に18,000持ってかれたorz
GRFさん、こんにちは。
クマとの遭遇、大変な目に遭いましたね。
私は経験していませんが、立ち上がると焦りますよね
でも逃げてもらえて何よりでした。
四阿山の中腹ってクマの出そうな雰囲気抜群ですよね。
GRFさんが間違えて入った尾根は、多分あずまや高原ホテルに出る道だと思います。
以前この道を歩き、踏み跡程度の道が続き、心細くなりましたが、
牧場に出てホッとしたことを思い出します。
野生の熊は初体験でしたが、
出そうな雰囲気とか全然ピンと来てなくて、
ガサガサ藪を漕ぎまくってました。
同行者が雰囲気を察して周囲に警戒をして発見してくれました。
同行者に感謝です。
四阿山山頂から下りた階段の分岐点のところを曲がってしまったのですね。
あそこは地図を見てても間違いそうになりますよね。
私も山頂を出発する時鳥居峠は違う。。と地図とにらめっこしてました。
私は下山して舗装道路に出た後、間違えて左を歩いて行って牛舎周辺をウロウロしてました(~_~;)
コメントありがとうございます。
持って行った地図は紛らわしいというか間違ってますからね><;
分岐する道は一本しかなかったと誤認し、それが間違った地図と妙に一致したのが不幸でした。
最後の場所は確かにどっち行っていいんだかわからず、
もう間違えたくないので即刻ケータイで現在地とスタート地点のログ確認しました
というかbonbonmaruさんも四阿山クマってますね
高水三山でも
写真のクマのぬいぐるみが呼んでたり?
GRFさん、お疲れさまです。
道迷い&熊遭遇と大変な山行でしたね
そういえば自分たちも鳥居峠の分岐で5分ぐらい地図とにらめっこしました
ご無事で何よりです。
私もよく道迷いするんですよねぇぇぇ…
ヤマレコを読んでると健脚レポートが多いので、
自分はできるだけ素人なりの体験談を書ければいいなあと思っています。
P.S.やっぱりあの、残り0.8kmと0.5kmはおかしいですよねぇ
結果論ですが道間違え判明後の選択肢を全部バッドチョイスで最もハズレ引いた感じでしたorz
無事だったのでまあ良しということで
道間違いはしょっちゅうですw
間違えた先で合流できるとかはっきりしてればまず戻らないという猪突猛進はイノシシ年故の仕様かもしれません
腱脚レポートの件、気持ち分かります
というかまた身をもって体験してきました
私も素人視点での体験談書き続けていきます
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