オーレン小屋テント泊〜峰の松目〜赤岩の頭〜硫黄岳
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- GPS
- 21:49
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
15:55桜平-16:25夏沢鉱泉-17:10オーレン小屋
6月12日
6:50オーレン小屋-7:50峰の松目8:00-9:10赤岩の頭9:20-9:50硫黄岳10:25-12:00オーレン小屋12:25-13:00夏沢鉱泉13:25-14:00桜平
天候 | 雨のち曇のちのちガスでもセーフ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
桜平まで砂利道を30分ほど走ります。普通の乗用車では下を擦ってしまうところがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
オーレン小屋を7時前に出発しましたが樹林帯に残雪があり、踏み抜いてしまう恐れがあります。また、溶けたところが凍り非常に滑ります。 登山道に木の枝が張り出し歩きづらいところや頭をぶつけてしまう場面がありました。 登山ポストは夏沢鉱泉にあります。 入浴は夏沢鉱泉650円、オーレン小屋500円でできます。 下山後は「縄文の湯」に入ってきました。 入浴料は大人400円で飲食ができます。飲み物は牛乳、ソフトドリンクがありますがビールは無いので飲みたい方は他で買って持ち込んでください(持込OKです!) http://www.city.chino.lg.jp/kbn/03010274/03010274.html |
写真
感想
梅雨の間隙を縫って八ヶ岳テント泊をしてきました。メンバーは4月に棒ノ嶺山行と同じ愉快な仲間たちです。
初日の朝、関東地方はあいにくの土砂降りで、中止が危ぶまれましたが現地の予報は昼過ぎから次の日の夕方まで雨マークがとれていました。
ただし、昼に桜平に集合の予定が大きく崩れてしまい、オーレン小屋のテント場で落ち合うことになりました。
桜平までは長い砂利道が続きます。気をつけて運転しないと車の下を擦ってしまいます。また、帰りには何台かのタクシーやワゴンとすれ違いました。道が狭いので注意が必要です。
桜平には無料の駐車場があり、その手前にも何台か停められます。桜平から夏沢鉱泉まで林道歩きです。割となだらかで、滝や森の景色を楽しみながら歩きます。森は苔むした岩石に木が生い茂り八ヶ岳らしい景色です。
夏沢鉱泉には登山ポストと水場があります。帰りに水をいただきましたが、おいしい水でした。
夏沢鉱泉より先は林道が狭くなり、水たまりが何カ所かありました。また、道の脇に流れている川には水力発電機がありました。発電した電力は夏沢鉱泉とオーレン小屋に供給されているようです。
夕方になってやっとオーレン小屋に到着し、全員が揃いました。17時を過ぎていましたが、この時期は陽が長いのでよかったです。
オーレン小屋はテント泊1000円で風呂、水洗トイレ、水場があります。風呂は別料金ですがゆったり入れる大きさで、テント泊の場合17時30分から20時まで入れるとのことでした。トイレは清潔で快適で協力金100円でした。また、水は無料で好きなだいただけます。
それからはスノコにテントを張って、コーヒー、食事の準備、お風呂とそれぞれやりたいことをやって宴会をしました。この日は曇っていましたが風がなく21時頃の気温は7℃くらいあって寒くはなかってです。
翌日朝4時頃目が覚めました。気温を測ってみるとテント内が8℃で外は2℃くらいでした。こんな時間に起きてもしょうがないので得意な二度寝に突入し、5時に活動を開始しました。
食事をとって7時前に硫黄岳登山に出発です
【前置きが長く続きました。ここから登山開始です】
テントサイト脇にある登山道を通って、峰の松目へ向かいます。最初はなだらかな道でしたが、硫黄岳と峰の松目分岐あたりから残雪で道が埋まります。残雪は腐って踏み抜いてしまうか、融けてから凍結して氷になったミックスなので、注意が必要です。
峰の松目山頂手前から急登になるのですが左に崖下へのびる道があり、そこからの景色は南八ヶ岳と南アルプスの山々が望める絶景ポイントでした。ちょっとスリルがあるところなので気をつけて堪能しました。
峰の松目は展望がなく三角点と山頂を示す標識があるだけです。ここはさっさと写真を撮って次の赤岩の頭へ向かいます。
赤岩の頭は結構遠くに見え、コースタイム通りにいかないかと思いましたが歩いてみると案外早く着きました。ここからは南八ヶ岳主峰のパノラマが目の前に広がります。改めて写真を見てみるとテンションが最高潮に達したオッサン(我々です)3人がどうしようもないくらいはしゃいでいて笑えます。でもサイコーに気持ちのいい絶景だったー!
ここから硫黄岳山頂はもうすぐです。
硫黄岳山頂に着くと風が強く、かなり寒かったようです。このときの気温が10℃くらいでしたが体感温度は0℃近かったかもしれません。山頂は平らでかなり広かったです。
ここからの眺めは八ヶ岳、そして大迫力の爆裂火口が圧巻です。ピーカンだったら北アルプスや中央アルプスがバッチリ観えたのでしょうが、贅沢はいいません。やっぱりここでも広い山頂をはしゃぎながらアッチへコッチへ飛び回り愉しいひとときを過ごしました。
あっ、爆裂火口から北へ広がる八ヶ岳の森を俯瞰する景色もいいんです!
充分絶景を堪能したあとはオーレン小屋へ下山です。ここからは峰の松目を通らないで真っ直ぐ小屋へ向かいます。ダケカンバの森を抜けてあっという間に到着です。途中に少しだけ滑りそうなところがありましたが問題なくテントへ帰還できました。
帰りは車で真っ直ぐ進んだところにある「縄文の湯」で温泉につかり、食事をとってお開きにしました。
今回も非常に愉しい山行でした。付き合っていただいたお二人とお世話になったオーレン小屋、夏沢鉱泉のスタッフの方々、そして素晴らしい八ヶ岳に感謝です。ありがとうございました
ムービーは風の音がうるさいのでボリュームをしぼってご覧ください
お世話になりました。
お話した通り、私にとっては亡き友人の鎮魂の山行でもありました。
その後、この話には触れていませんが、想いを置いて来れた事に安堵しています。
また、行きましょうネ〜♪
お疲れさまー。
とっても愉しい山旅をありがとう!
今回で2回目。すっかり仲良しですなー。
次は俺presentsの計画を立てます。
またいきましょーねー。
同じ日にオーレン小屋に泊っていました
私たちは土曜日にガスガスの硫黄岳を周回したので、なぁ〜んにも見えない状況
誰もいない山頂で「本当は何が見えるんだー
ありがとうございます。見えました
オーレン小屋はすてきな小屋でした
clioneさん、はじめまして!
同じ日にオーレン小屋に泊まっていたなんて奇遇ですね
ちょうど、夕方に到着したときに小屋では夕食の時間だったらしく、すき焼きのいい匂いにやられました
それは置いといて、爆裂火口のムービーをアップしましたので、よければご覧ください
clioneさん
コメント頂きありがとうございます。
小屋にお泊まりだったということで、ある意味羨ましいです。
なぜかというと、あの小屋食のスキヤキです!
私たちは、明けても暮れても、棒ラーメンでした(笑)
私は山に食材を持って行って自炊するのが好きなので、今回は鴨ネギの蒸し物を作ってみました。
次回は是非、スキヤキにチャレンジしたいと思います。
私、すきやきのお肉(オーレン小屋は桜肉使用)が苦手でして…
お肉は相方にすべて食べてもらった次第でして
そちらの宴会にすきやき持参で伺えばよかったですね
ちなみに鴨は大好きです
先日、某山ショップで「山の棒ラーメン」が売ってました。なんと!11種類のビタミン配合の1食入りの棒ラーメンです。
ご存じでしたか?
もちろんGETしてきました
これからも楽しい山行山食を
PS.「爆裂火口」拝見しました
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