マイナールートから高見山 桃俣から新緑の天狗山を経由して

2017年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: 04:37
• 距離: 8.0km
• 登り: 732m
• 下り: 714m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:34
• 休憩: 1:06
• 合計: 5:40

9:24 桃俣登山口
10:46 11:00 天狗山
11:28 11:30 台高尾根分岐
12:06 12:51 高見山
13:24 台高尾根分岐
13:48 13:53 天狗山
14:11 廃道分岐
14:39 廃道下河原
15:04 桃俣登山口

桃俣登山口9:24-高角神社-10:46天狗山11:00-11:28台高尾根分岐11:30-12:06高見山(昼食)12:51
　-13:24台高尾根分岐-13:48天狗山13:53-14:11廃道分岐-14:39廃道下河原-15:04桃俣登山口
　

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桃俣奥山の高角神社前の空き地に駐車。
20台以上停められそうですが、到着時も戻ってきたときも我が愛車のみでした。

コース状況／危険箇所等

登山口からいきなり急坂です。
尾根に乗るとなだらかになるかと思ったら、
高見山地の尾根に向かって突き上げる支尾根なので、斜度はほとんど緩みません。
左右はどちらも切れ落ちていて、滑落するとただではすみませんが、
踏み跡はしっかりしているので油断しなければ問題ありません。
カヤト山で高見山地の稜線に出て一安心ですが、高見山の手前に崩落が待っています。
帰路は、1/25000地図に記載のある(というか、この道しか記載がないのですが)、
天狗山とP724のほぼ中間点から桃俣谷に下るルートを下ってみましたが、
予想どおり、完全に廃道でした。
下り始めてしばらくは踏み跡があるような感じだったのですが、
すぐに倒木や藪だらけの急斜面というか、ほとんど崖を降りる羽目に(^^;
下りきった桃俣川の源流沿いの道跡も、
桟道が腐っていたり橋が落ちていたりで、廃道感があふれています。

その他周辺情報

登山ポストは気づきませんでしたが、駐車した空き地の脇に、登山届を出していない人は宇陀署に連絡するよう立て看板が出ていました。
連絡を受けた宇陀署はどうするんでしょうか？
そもそも、ここって圏外だし。

写真

6/10 9:24

登山口。
「ももまた」かと思ってた…

6/10 9:24

高角神社の境内を通る。
お参りをして出発。

6/10 9:33

いきなり急坂。

6/10 9:40

コアジサイがひっそり。

6/10 9:46

尾根に上がり一息。

6/10 9:48

今日は読図訓練も兼ねる。

6/10 9:56

しょっちゅう答合わせ(笑)

6/10 10:25

道の両脇はけっこう崖。

6/10 10:31

けっこう急尾根。

6/10 10:42

ブナの新緑が気持ちいい。
渡る風も爽やか。

6/10 10:50

天狗山993m。
黒石山へのジャンクション。

6/10 10:54

常念小屋で食べ残した蒟蒻。
意外にイケる。

6/10 11:04

樹間から古光山。

6/10 11:16

馬酔木の茂みを抜けると、

6/10 11:18

大展望が開ける。

6/10 11:19

曽爾から伊賀の山々が一望。

6/10 11:21

倶留尊山、手前に古光山、
右に尼ヶ岳、大洞山。

6/10 11:21

どっしり大きい三峰山。

6/10 11:20

足元には苔の森。

6/10 11:26

イタヤカエデが眩しい。

6/10 11:28

高見山地の稜線に飛び出す。
稜線の先に三峰山。

6/10 11:30

台高の山並。

6/10 11:30

高見山。

6/10 11:47

稜線に大きな崩落。
下から見えるアレだね。

6/10 11:48

覗いてみる。

6/10 12:01

山頂の祠が見えてきた。

6/10 12:02

近づいてくる。

6/10 12:06

到着。

6/10 12:13

三角点。1248m。

6/10 12:07

高角神社。
登山口の神社の奥宮かな？

6/10 12:08

南に悠遠台高山脈。

6/10 12:10

西にはさらに遠く大峰山脈。

6/10 12:15

冬は人で溢れる避難小屋。

6/10 12:27

合味道香辣海鮮味。読めないけどスパイシーシーフード。

6/10 12:49

冬だったらモンスターが並ぶあたり。

6/10 12:50

でも今は花の季節。

6/10 12:51

奥香肌に落ちるように下山。

6/10 12:58

山頂を振り返る。

6/10 12:58

これから下る北尾根を一望。
その先に奥伊勢の山々。

6/10 13:03

ブナの巨樹。

6/10 13:04

6/10 13:07

崩落地を燕が群れ舞う。

6/10 13:08

崖に営巣しているらしい。

6/10 13:24

北尾根の分岐から三峰山。
一度は縦走してみたい。

6/10 13:48

再び天狗山。

6/10 13:53

激下り。

6/10 14:12

地図にしかない道。
なんとなく踏み跡っぽいが、

6/10 14:24

そのうち荒れ放題に。
道なんか跡形もない。

6/10 14:33

下に川が見えてきた。
強引に、でも慎重に下降。

6/10 14:39

下りきった河原。
踏み跡と赤テープにほっ。

6/10 14:40

ここを下った…

6/10 14:39

下ったルート。

6/10 14:45

橋が落ちている(^^;

6/10 14:48

腐った桟道を慎重に行く。

6/10 14:55

広くなってようやく安心。

6/10 14:55

花を愛でる余裕も戻る。
ウツギかな。

6/10 14:56

この花はなんだろう。

6/10 14:58

渡渉。

6/10 15:03

もう一度渡渉すると、
愛車が待つ桃谷登山口。

6/10 15:08

下山後にクーラーから牛乳。
冷たくて気持ちいい。

6/10 15:27

山深くて何もない僻地なのにログハウスがたくさん。

6/10 16:10

いつも異様なでかさに呆れる大神神社の鳥居。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

ikomaniyon

杉谷や平野からは何度も登った高見山へ、初めて北尾根から登ってみました。
思ったより急坂でしたが、湿気が少なく爽風もよく通ってほとんど汗もかかず、
高見山地の稜線近くまで展望もないのですが、その分ブナ林の新緑を楽しめました。
よく晴れ渡った山頂からは、いつもの大展望が広がり最高の山日和でした。
帰路の廃道下山は、たぶんそうだろうと思いながら下り始めました。
「なんとかなるだろう」「ダメだったら登り返せばいい」で始めて、
幸い無事に下山できましたが、万が一を考えるととってはいけない行動でした。
よい子はぜったい真似をしないように(^^;