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Yamareco

記録ID: 1166275
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

女峰山(寂光滝→霧降高原)

2017年06月10日(土) ~ 2017年06月11日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
28:09
距離
17.2km
登り
2,012m
下り
1,303m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:17
休憩
0:38
合計
6:55
8:04
41
田母沢バス停
8:45
9:00
8
若子神社
9:08
9:08
98
10:46
10:55
115
12:50
12:54
98
14:32
14:42
17
2日目
山行
6:28
休憩
0:57
合計
7:25
4:46
44
5:30
5:52
85
7:17
7:25
10
水場
7:35
7:39
52
8:31
8:41
64
9:45
9:57
66
11:03
11:04
2
11:06
11:06
65
12:11
霧降高原バス停
天候 6/10(土)晴れ後冷たい雨。夜中は強風が吹き荒れる
6/11(日)晴れ。朝は冷え込んで霜柱が立つ。
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
▼行き
板橋4:32ー(JR線:赤羽・南浦和・南越谷…東武線:新越谷・南栗橋・栃木)ー東武日光
東武日光駅7:55=(東武バス:奥細尾行き)=田母沢御用邸記念公園

▼帰り
霧降高原13:15=(東武バス)=JR日光駅
東武日光15:31ー(南栗橋・新越谷・武蔵浦和のりかえ)ー18:31板橋
コース状況/
危険箇所等
⛄残雪状況
今回歩いた登山道上に残雪はありませんでしたが、登山道脇には残雪がしっかりあります。
帝釈山〜富士見峠あたりはまだ残雪があるかもしれません。

🗻登山道状況
●若子神社〜寂光・裏見分岐
下部はやや荒れ気味の急坂。尾根筋を行くべきか、巻き道を歩いて大丈夫なのか、迷うような場所もあります。

❣寂光・裏見分岐〜荒沢出合【笹薮猛烈】
標高1600m付近の笹薮は破線ルート並みに激しいです。
現状では目印を追えば迷う心配はないのですが、笹で登山道が埋もれて、踏み跡も分散しているため、極めて歩きにくい状態です。

●荒沢出合〜唐沢避難小屋
水場の直下でガレ沢を渡りますが、両岸の標高差があり、
特に下りの場合はルートがわかりにくいかもしれません。

●唐沢避難小屋〜女峰山
ガレ場を渡るまでの下部はルートがばらけ気味です。
ガレ場を渡る場所も、いくつか踏み跡ができており、場所によっては危険です。「ここを渡って大丈夫?」と思ったら、周囲を見渡して道標やペンキ印を探しましょう。

●女峰山〜一里ヶ曽根水場
ロープの付いた急坂が2か所。下りの2つ目のロープ場では間違って登山道でないガレ場を降りないよう、進行方向を落ち着いて確認。
水場はP2295手前のコル付近にあります(道標から至近)。

●P2295〜赤薙山
危険個所はありませんが、アップダウンが激しく登り・下りとも体力を消耗します。

❣小丸山〜霧降高原バス停【登山道荒廃】
「天空回廊」の完成後は整備されていないようで、笹が繁茂して荒れ放題。特に下山では使用しないのが賢明です。
その他周辺情報 □■□■ 落とし物拾いました □■□■
唐沢避難小屋の近くで、スントの腕時計を拾いました。
お心当たりの方はご連絡ください。
▼6/10(土)
今回の女峰山は、昨年秋に続いて若子神社からのスタート。「若子」は「じゃっこ」と読むことに初めて気づきました。(神仏分離前は「寂光寺」という名称だったとか)
2017年06月10日 08:41撮影 by  SH-06E, SHARP
2
6/10 8:41
▼6/10(土)
今回の女峰山は、昨年秋に続いて若子神社からのスタート。「若子」は「じゃっこ」と読むことに初めて気づきました。(神仏分離前は「寂光寺」という名称だったとか)
ひとまず寂光滝を眺めてからのスタート。
東京では暑くなる予報でしたが、風もヒンヤリして涼しい中のスタート。
2017年06月10日 08:58撮影 by  SH-06E, SHARP
7
6/10 8:58
ひとまず寂光滝を眺めてからのスタート。
東京では暑くなる予報でしたが、風もヒンヤリして涼しい中のスタート。
序盤は結構急な登りが多い。
2017年06月10日 09:31撮影 by  SH-06E, SHARP
6/10 9:31
序盤は結構急な登りが多い。
自然林の中にそびえる、杉の巨木。根本には祠があるので、神木なのかもしれません。
2017年06月10日 09:34撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 9:34
自然林の中にそびえる、杉の巨木。根本には祠があるので、神木なのかもしれません。
その祠の傍で咲いていた花。
ササバギンラン??(わかる方いたら教えてください_(._.)_)
2017年06月10日 09:40撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 9:40
その祠の傍で咲いていた花。
ササバギンラン??(わかる方いたら教えてください_(._.)_)
序盤はカエデ類、ブナ、ミズナラ、シロヤシオなどの自然林の中を進みます。
2017年06月10日 09:45撮影 by  SH-06E, SHARP
6/10 9:45
序盤はカエデ類、ブナ、ミズナラ、シロヤシオなどの自然林の中を進みます。
自然林を抜けて、カラマツ地帯に入ります。
このカラマツは植林っぽい雰囲気です。
2017年06月10日 10:02撮影 by  SH-06E, SHARP
6/10 10:02
自然林を抜けて、カラマツ地帯に入ります。
このカラマツは植林っぽい雰囲気です。
カラマツ林の中にレンゲツツジがぽつぽつ咲いてました。
2017年06月10日 10:04撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 10:04
カラマツ林の中にレンゲツツジがぽつぽつ咲いてました。
気になる「聖天岩」方面の分岐。踏み跡は下草に埋もれてしまったか、わかりませんでした。
2017年06月10日 10:11撮影 by  SH-06E, SHARP
6/10 10:11
気になる「聖天岩」方面の分岐。踏み跡は下草に埋もれてしまったか、わかりませんでした。
周辺にはレンゲツツジが目立つ中、頑張っている
ヤマツツジを見ました。
2017年06月10日 10:22撮影 by  SH-06E, SHARP
6/10 10:22
周辺にはレンゲツツジが目立つ中、頑張っている
ヤマツツジを見ました。
去年の秋にも見たスカートはいたカラマツ。
2017年06月10日 10:43撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 10:43
去年の秋にも見たスカートはいたカラマツ。
裏見の滝からの道と合流。
ひんやりとした空気に包まれて歩きやすい気温なのですが、思うように体が動きません。
2017年06月10日 10:46撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 10:46
裏見の滝からの道と合流。
ひんやりとした空気に包まれて歩きやすい気温なのですが、思うように体が動きません。
シロヤシオがまだ咲いていました。
2017年06月10日 11:23撮影 by  SH-06E, SHARP
6/10 11:23
シロヤシオがまだ咲いていました。
満開の株も。
2017年06月10日 11:27撮影 by  SH-06E, SHARP
6/10 11:27
満開の株も。
標高1600m付近は猛烈な笹薮。
目印が豊富なので道に迷うことはないのですが、踏み跡が錯綜し、本来の登山道がどこなのか非常にわかりづらいです。道がトラバース気味になって沢筋を渡るとようやく藪から解放されます。
2017年06月10日 12:13撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 12:13
標高1600m付近は猛烈な笹薮。
目印が豊富なので道に迷うことはないのですが、踏み跡が錯綜し、本来の登山道がどこなのか非常にわかりづらいです。道がトラバース気味になって沢筋を渡るとようやく藪から解放されます。
前日見た天気予報よりも早く雨。雨宿りに良い木があったので、レインウェアを装着。その後雨脚がどんどん強くなったので、我ながら良いタイミングでした。
2017年06月10日 12:34撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 12:34
前日見た天気予報よりも早く雨。雨宿りに良い木があったので、レインウェアを装着。その後雨脚がどんどん強くなったので、我ながら良いタイミングでした。
志津からの登山道と合流してしばらくしたあたり。
時折青空も見えますが、雨は断続的に降って、気温もだんだん下がってきます。
2017年06月10日 13:00撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 13:00
志津からの登山道と合流してしばらくしたあたり。
時折青空も見えますが、雨は断続的に降って、気温もだんだん下がってきます。
ガレ沢の横断地点。両岸の標識の位置に高低差もあり、どこを歩くべきかに前回同様悩みます。
2017年06月10日 14:23撮影 by  SH-06E, SHARP
6/10 14:23
ガレ沢の横断地点。両岸の標識の位置に高低差もあり、どこを歩くべきかに前回同様悩みます。
避難小屋下の水場に到着。
荒沢出合からここまでの急坂、前回はそれほど苦労しなかった記憶があるのですが、雨のせいなのか今回は本当に疲れました。
2017年06月10日 14:32撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 14:32
避難小屋下の水場に到着。
荒沢出合からここまでの急坂、前回はそれほど苦労しなかった記憶があるのですが、雨のせいなのか今回は本当に疲れました。
そういえば全行程を通じてイワカガミはあまり見ませんでした。
【6/19追記】他の方のレコみると、特に霧降ルートではイワカガミはたくさん咲いていたとのこと。なんで気づかないんだろ。
2017年06月10日 14:50撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 14:50
そういえば全行程を通じてイワカガミはあまり見ませんでした。
【6/19追記】他の方のレコみると、特に霧降ルートではイワカガミはたくさん咲いていたとのこと。なんで気づかないんだろ。
水場からの登りも相変わらずキツイ。
でも小屋が近いのがわかりきっているので、気分的にはだいぶ楽です。
2017年06月10日 14:51撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 14:51
水場からの登りも相変わらずキツイ。
でも小屋が近いのがわかりきっているので、気分的にはだいぶ楽です。
ようやく唐沢避難小屋に到着。
昨年の秋よりかなり時間がかかった…と思って記録を見返したら、むしろ今回のほうが早い到着でびっくり。
2017年06月10日 14:58撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/10 14:58
ようやく唐沢避難小屋に到着。
昨年の秋よりかなり時間がかかった…と思って記録を見返したら、むしろ今回のほうが早い到着でびっくり。
▼6/11(日)
この日の唐沢小屋は4人+1人+自分の計6人。今回も同宿の方にも恵まれて快適な一晩を過ごさせていただきました。強い雨のピークは夕方くらいまででしたが、明け方近くまで強風が吹き荒れて非常に寒かった。
2017年06月11日 04:42撮影 by  SH-06E, SHARP
1
6/11 4:42
▼6/11(日)
この日の唐沢小屋は4人+1人+自分の計6人。今回も同宿の方にも恵まれて快適な一晩を過ごさせていただきました。強い雨のピークは夕方くらいまででしたが、明け方近くまで強風が吹き荒れて非常に寒かった。
昨日の雨と今朝の冷え込みで、アチコチに霜柱が立っていました。
2017年06月11日 04:54撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 4:54
昨日の雨と今朝の冷え込みで、アチコチに霜柱が立っていました。
女峰山、5回目の山頂です。
もっと何度も登っている感覚があるのは何故だろう。
2017年06月11日 05:29撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:29
女峰山、5回目の山頂です。
もっと何度も登っている感覚があるのは何故だろう。
未踏の大真名子・小真名子。果たして登る日は来るのか。
2017年06月11日 05:29撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:29
未踏の大真名子・小真名子。果たして登る日は来るのか。
大小真名子の後ろには皇海山から錫ヶ岳・日光白根山への両毛国境。
2017年06月11日 05:30撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:30
大小真名子の後ろには皇海山から錫ヶ岳・日光白根山への両毛国境。
燧ケ岳。こちらはまだ残雪が豊富。
その左は平が岳でしょうか。
2017年06月11日 05:30撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:30
燧ケ岳。こちらはまだ残雪が豊富。
その左は平が岳でしょうか。
燧ケ岳〜会津駒ケ岳方面
2017年06月11日 05:31撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:31
燧ケ岳〜会津駒ケ岳方面
日光白根山周辺。
太郎山、金精峠のさらに向こうにうっすらと苗場山が見えています。
2017年06月11日 05:31撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:31
日光白根山周辺。
太郎山、金精峠のさらに向こうにうっすらと苗場山が見えています。
2017年06月11日 05:32撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:32
鋸山〜皇海山。
こちらもいつか登る日は来るのでしょうか。
2017年06月11日 05:32撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:32
鋸山〜皇海山。
こちらもいつか登る日は来るのでしょうか。
中央左のピークは温泉ヶ岳。その右の残雪の稜線は至仏山へと続く上信国境のようです。
2017年06月11日 05:33撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:33
中央左のピークは温泉ヶ岳。その右の残雪の稜線は至仏山へと続く上信国境のようです。
2017年06月11日 05:34撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 5:34
帝釈山方面の稜線。
ぼちぼち山頂を後にして、この写真とは逆の霧降高原へと向かいます。
2017年06月11日 05:39撮影 by  DMC-FZ7, Panasonic
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6/11 5:39
帝釈山方面の稜線。
ぼちぼち山頂を後にして、この写真とは逆の霧降高原へと向かいます。
P2295とP2318のコルに到着。すぐ近くに水場があります。
2017年06月11日 07:17撮影 by  SH-06E, SHARP
1
6/11 7:17
P2295とP2318のコルに到着。すぐ近くに水場があります。
水量もまずまず。コップ2杯ほど飲んでみました。
2017年06月11日 07:19撮影 by  SH-06E, SHARP
6/11 7:19
水量もまずまず。コップ2杯ほど飲んでみました。
P2295に到着。来し方を振り返って。
2017年06月11日 07:37撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 7:37
P2295に到着。来し方を振り返って。
これから向かう赤薙山方面。
まだまだアップダウンは続きます。
2017年06月11日 07:37撮影 by  SH-06E, SHARP
6/11 7:37
これから向かう赤薙山方面。
まだまだアップダウンは続きます。
アズマシャクナゲ。花はそれほど多くはなかった。
2017年06月11日 07:41撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 7:41
アズマシャクナゲ。花はそれほど多くはなかった。
赤薙奥社跡到着。
アップダウンの連続でかなり疲れ気味。しかし、ここから赤薙山までの区間はさらに苦しく感じます。
そして、このキツいコースを霧降から日帰りピストンで歩く人の多いことに驚かされます。
2017年06月11日 08:41撮影 by  SH-06E, SHARP
2
6/11 8:41
赤薙奥社跡到着。
アップダウンの連続でかなり疲れ気味。しかし、ここから赤薙山までの区間はさらに苦しく感じます。
そして、このキツいコースを霧降から日帰りピストンで歩く人の多いことに驚かされます。
赤薙山からは樹林帯の荒れた道をしばらく急降下すると、東側の展望が大きく開け、赤薙山までのタフな登山道から解放されます。
2017年06月11日 10:24撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 10:24
赤薙山からは樹林帯の荒れた道をしばらく急降下すると、東側の展望が大きく開け、赤薙山までのタフな登山道から解放されます。
2017年06月11日 10:24撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 10:24
「焼石金剛」の標識。
近くに金剛堂らしきものは見当たりませんでした。
2017年06月11日 10:32撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 10:32
「焼石金剛」の標識。
近くに金剛堂らしきものは見当たりませんでした。
シロヤシオ。画面中央奥は高原山。
2017年06月11日 10:38撮影 by  SH-06E, SHARP
2
6/11 10:38
シロヤシオ。画面中央奥は高原山。
小丸山のゴールはもうすぐ。
2017年06月11日 11:01撮影 by  SH-06E, SHARP
1
6/11 11:01
小丸山のゴールはもうすぐ。
小丸山に到着。ここからは「天空回廊」の階段を降りる予定を変更して旧道へ。
しかし、この旧道は整備されず、笹に埋もれて荒れ放題。本来の道がどこだかわからず、ひどい目にあいました。
2017年06月11日 11:12撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 11:12
小丸山に到着。ここからは「天空回廊」の階段を降りる予定を変更して旧道へ。
しかし、この旧道は整備されず、笹に埋もれて荒れ放題。本来の道がどこだかわからず、ひどい目にあいました。
ベニサラサドウダン。
日の向きのせいできれいに映らず残念。
2017年06月11日 11:24撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 11:24
ベニサラサドウダン。
日の向きのせいできれいに映らず残念。
キスゲ平から1時間もかかってようやく悪路から解放されました。
2017年06月11日 12:12撮影 by  SH-06E, SHARP
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6/11 12:12
キスゲ平から1時間もかかってようやく悪路から解放されました。

感想

恒例の女峰山です。

「恒例」といっても実はまだ5回目なのですが、気分的には10回くらい登ったような感覚があるのが不思議です。

夏の女峰山は、過去3回はいずれも行者堂からの「黒岩尾根」でした。
この時期の黒岩尾根は見晴らしの良い尾根道に、レンゲツツジなど各種ツツジや、黒岩周辺に咲くユキワリソウの群落など、自分が女峰山を好きになった要因が凝縮されています。

若子神社からのルートは昨秋に続いての2度目です。
黒岩尾根に比べると歩く楽しさという点ではもう1つです。
それでもこのルートを選択した理由は、人が少ないことが1つ、もう1つはルート上に水場があること。
午後に雷雨の可能性があったため、小屋についてから雨の中を水汲みに急斜面を昇り降りするのは億劫だなあ…と考えたためです。

実際のところ昼前から降り出した雨は、14時前後を中心にまとまった雨となりました。雨量自体はそれほどでもないながら、時間とともに気温も下がり、小屋に到着後はフリースとダウンを着込んでも寒さを感じるほどでした。その意味では今回のコース選択は正しかったのかな、と思います。

夕方までに雨はほぼ上がったものの、風は次第に強まり、未明まで強風が吹き荒れていました。夜中に「ウェザーニューズ」のアプリでチェックした情報では「6月としては記録的な寒気」が日本列島に流れ込んでいたとのこと。翌朝は小屋周辺から頂上にかけてあちこちで霜柱が立っていました。

下山は体調に余裕があれば、大真名子から三本松…といきたかったのですが、5年ぶり2回目の霧降高原へ。
前回は疲労困憊の記憶だけが残っていましたが、今回もやっぱり疲れました。赤薙奥社〜赤薙山周辺の細かいアップダウンの連続は本当に堪えます。
それにしても、このハードなコースを日帰りする人の多いことに驚かされます。

最後、小丸山で話をした男性の方に勧められるままに(?)、天空回廊の階段ではなく、旧道のハイキングコースを下山しましたが、これが大失敗。
天空回廊の完成後は放置されているようで、荒れるに任せています。

下山時点では特になんともなかった右膝が、よく朝起きたら腫れ気味・・・。
しばらく山はお休みになりそうです。

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