やっぱり三大急登 甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)日帰り
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,388m
- 下り
- 2,387m
コースタイム
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日のため駐車場はガラガラ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から刃渡りまでは落ち葉が多く歩きやすい 中盤から上は急登になりハシゴ、鎖が多くなる 七丈小屋の水場はまだ水が出ない 七丈小屋から上は若干残雪あり、アイゼンは要らないと思うが滑りやすく体力を消耗する 8合目あたりからは切り立った場所も出てくるため通行に注意 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
梅雨の晴れ間を狙って以前から行きたかった甲斐駒黒戸尾根に行ってきました。
七丈小屋の水場はまだ水が出ないため、水を多め(ハイドレーションに水1.7Lと予備に500mlのペットボトル)に持って装備を整えました。
また、先週のトレランレースで痛めた爪が剥がれそうになっているためしっかりテーピングして、トレッキングポールを持って久しぶりにトレランではなく登山を楽しむことにしました。
前日の夜に駐車場に到着し、寝袋にくるまって車中泊してヘッドライトなしで行動できる4時30分に早めのスタートをしました。
登山口からしばらくは、落ち葉が多くとても歩きやすい道なので快調に進んでいるとだんだんお腹が痛くなってきました(^_^;)
原因は夕食の後に飲んだ冷たいカフェオレです。私は大人になってから冷たい牛乳に弱くなってしまったのですが、夕食に飲んだものが影響するとは考えずに悲劇を招きました。
それからは山頂まで定期的に腹痛が襲ってきて、急登で疲れて休んでいるのかお腹が痛くて耐え忍んでいるのかわからない状態で登って行きました。
また、七丈小屋から上は残雪もあり、滑りやすい足元に体力を奪われながら山頂を目指していきました。
この苦しみも次第にやわらぎ、山頂についてみると雲海に浮かぶ南ア、中央ア、北アの展望が出迎えてくれました。
北アの方は槍まではっきり見える展望で、しかも気温も暖かく居心地の良い山頂を堪能しました。(しかも独り占め)
しばらく休んでいるとだんだんガスが上がってきたので、下山しました。
下山中はガスが出てきて七丈小屋の上のあたりで道をロストしました。
スゴロクの「振り出しに戻る」のようなテンションダウンを味わいながら、下山しました。
その後は足の具合もそれほど悪くはなく、予定の時間よりも早めに下山できました。
下山後はむかわの湯という温泉に立ち寄りましたが、これが期待以上に良い湯で山行の疲れを癒してくれました。
Araさん、黒戸ピストンお疲れさまでした。
いよいよ、登山モード全開のようですね。
それにしても、腹痛を抱えながらこのタイム。
あいかわらず、速いですねぇ〜。
私もがんばらないと・・・・。絶対、無理です。笑
Araさん、おはようございます。
黒戸尾根を昼前に下山してしまうなんて凄すぎです
それも体調が優れない状況で
山行後のむかわの湯、いい感じですね
さくっとって感じで行っちゃいましたね。
今回は登山モードとのことですが、
十分に早いですね。
雲海の上の景色が、それまでの疲労、苦労などなど忘れされてくれると思いました。
お疲れさまでした!
Araさん、おはようございます
黒戸尾根は
登って感動・・・来て良かった!
下って地獄・・・もう登らない!
と思ってもまた登りたくなる魅力(魔力)が
あるような気がします 笑
只今、登らないより魔力が優ってきたので
行こうかな・・・と思ってます 笑
しかし登山で4時間切るんですね・・・凄いな
昨年よりヤマレコに記録が上がる度にチラ見している男です・・・
心の声→え〜、ツラくないの?怖くないの?標札に「7時間」ってヤバくない?標高差もヤバくない???
そしてコメント欄に登場されている某黒戸尾根LOVERさん方の熱い想いに・・・更にチラ見を続けてしまう訳なのであります
牛乳による腹くだし、って僕も経験ありますがキツかったと思います!山の中でなりたくない症状の上位に入りますね!
本当にその上、爪などイマイチなコンディションの黒戸尾根・・・自分に挑戦されたのでしょうが、とても素晴らしいと思いました!ド根性が伝わってまいりました!
本当にお疲れ様でした
今年か・・・来年に行ってみようと思います!
来年の方が良いかなぁ〜
Araさん、
黒戸尾根お疲れ様でした。
最近人気?の黒戸もこの時期の平日は
貸切ですね。
八合目からガスっていない山頂が見えると
テンションアップしますね。
山頂からの素晴らしい展望、羨ましいです
トレランモードも一段落して、これからは夏山シーズンに向けて登山モードに切り替えていきたいと思います。
夏の間に北アに2回くらいはロングコースの山行に行きたいと思っています。
また、それに向けてクライミングジムに行きたいと思っているのですが、爪を痛めてしまったので私のキツメのクライミングシューズは履けない状態になってしまいました。
あと、タイムといえばこのルート、トレッキングポールないほうが速そうだなと思いました。
鎖や階段が多いですし、ポールがじゃまになる時が多かったです。
昨日は体のコンディションが悪かったので、タイムは意識していませんでしたが、結婚記念日の約束に間に合うように下山時刻は意識していました。
その甲斐あって?昼前には下山しましたが、腹痛には相当悩まされました。
下山後のむかわの湯はとてもよかったので、あの辺りに山行に行かれるときはおすすめです。
登山と書きましたが、トレランと登山の境目がはっきりしているわけではないので、わたし的にはトレッキングポール持って急ぎ過ぎないモードを登山モードとしようかなと思います。
といっても、今回は門限があったのである程度急ぎ足になりました。
もうすぐ北海道キャラバンですので、登山ファンが憧れる山々をおもいっきり楽しんできてください。
山行記録楽しみにしています。
>と思ってもまた登りたくなる魅力(魔力)が
>あるような気がします 笑
魔力に負けて、ぜひ登っちゃって下さい。楽しいですよ〜
でも、獲得標高が大きいのでサポートタイツやテーピングなどの膝痛対策はしっかりしたほうが良いと思います。
登山の件ですが、登山といっても門限があったので結構ガシガシ登りました。
楽しむことが大事なので、私も今度時間があったらのんびり景色を楽しみながら登ってみたいと思います。
私は甲斐駒初めてだったので、黒戸尾根については良く調べないで登りました。
なので、正直ド根性が必要だとは思っていなかったのです。
でも、その黒戸の急登と牛乳腹痛&剥がれかけた爪のトリプルパンチはド根性のいる強敵でした
特に何度ともなく襲ってくる腹痛はその度にスローダウンし、行動不能になりました。
そんな時に思い出すのは漫画岳のくみちゃんの名言「トイレはそこら辺」という言葉なのですが、波が襲ってきたときに限って周りに人がいたり、そこら辺をみると切り立った崖だったりとタイミングを逃してしまいました。
それに山への影響も気になりましたし・・・
まあ、汚い話はこの辺にしておいて、jimsonさんもぜひ黒戸に行かれて楽しんできてください。
その時は牛乳飲まないようにご注意を
黒戸人気ありますね。
私は4時30分に登りはじめましたが、平日にもかかわらず山頂につくまでに5組くらいの先行者と出会いました。
それと途中から見える山頂付近の遠いいことと言ったら、私はkankotoさんと違いテンション上がるどころかがっくりきてしまいました。(腹痛のせいもありますが )
山頂での展望はとても良かったです。展望の良いぽかぽか陽気の山頂独り占め、kankotoさんがいつも味わっている最高のシチュエーションでした
Araさん、
さすがトレランで鍛えている健脚、
体調が悪いのに黒戸尾根から甲斐駒を
往復できるとは流石ですね!
私は夏の凄く暑い日に登り、
脱水症状になった苦い経験があります。
夏は北アですか、、、
いーですねーーーーー!
もう1000円高速ないけど、
私達も北アに1回位は行きたいです。(涙)
manabu
山行中の腹痛は辛いだろうなと想像はしていましたが、想像通りとても辛かったです。
そのせいもあってか、2.2L持っていった水は1Lも飲まずに重しになりました
(水を飲む度にお腹がいたくなったのです )
でも、脱水症状とハンガーノックは避けるべく無理して水とジェルを口にしました。
夏の北ア、行きたいですよね〜
私も1000円高速が無くなるのは痛すぎますが、あの素晴らしい山と景色のために小遣いを節約しながら高速代を貯めたいと思います。
Araさん、腹痛の悪コンディションの中、お疲れ様でした。
結婚記念日に黒戸尾根を登って、待ち合わせの時間に帰るという離れ業、かっこいいですね
三大急登と言われるだけあって、登りはもちろんですが、下りが膝にきそうですね
いつかチャレンジしたいと思ってます
それと、いつも気になっていたものの、躊躇していた、むかわの湯の情報ありがとうございます
よさそうなので、機会があれば行ってみます
結婚記念日に待ち合わせの時間に帰るというのは、一般的にはかっこ良いのですが、私の場合は・・・(ご想像にお任せしますが)けっしてかっこいいわけではなく、門限に怯えながらの山行でした。
(内緒ですが、本当の門限は記念日の外食ではなく、その前の子どもの習い事の送り迎えでした )
と我が家の家庭の事情はさておき、むかわの湯はなかなか良かったです。
ミネラル濃度の濃い泉質と登山後に優しいぬるめの湯が体を癒してくれました。
風情はあまりありませんが、登山後の回復には良いと思います。
こんにちは Araさん
同じ日に甲斐駒に登ったURU-12と申します。
笹平下で追い抜かれ、七丈小屋の上ですれ違いました。
七丈小屋上で、
「神社はこちらですか?」と、私に道を訪ねられました。
道をロストされていたんですね。
苦しそうなお顔をしていたのは、腹痛だったのですか。
しかしながら、腹痛で、普段よりは遅い登山モードで、このタイムですか。
凄いですね!
すれ違った後、暫く後ろ姿を拝見し、見とれてしまいました。
時々、レコ拝見させていただきます。
よろしくお願いいたします。
おー覚えています。
道を教えていただきありがとうございました。
あの時は道をロストして登山道に戻った後だったので、正しい道を確認させていただき安心して道を進むことができました。
タイムは去年からトレランを始めたので、だんだん早く行動ができるようになってきたところです。
でも、早ければ良いわけでもないので楽しむ登山を信条としたいと思っています。
後ろ姿の件ですが、私はそれほど素晴らしいわけではないので、きっと下ったお腹を耐えながら山を下っていく必死の姿を見ていただいたのだと思います
今後ともよろしくお願いいたします。
途中、刀利天狗で追いつかれた者です
オレンジの服着ていました
あの速さにびっくりしました・・
その後頂上でまたお会いしました
展望が見れたのは私とAraさんだけだったようです
これからも頑張って下さい
また出会ったときは宜しくです
URU-12さんに続きTONGAさんもヤマレコユーザーの方だったのですね。
あの時わかれば、色々とお話させていただきたかったです。
山頂から下りはじめて駒ヶ岳神社の本社で身支度を整えなおすためにしばらく過ごしていた時に山頂で景色を堪能されているTONGAさんの姿が見えました。
身支度を山頂でやってればもしかしたら色々お話できたかもしれませんね。
刀利天狗でお会いしたときはちょうど腹痛MAXの時で尻に火がついた状態になっていたのだと思います。
また出会ったときは色々とお話させてください。
Araさん、はじめまして。
私は、日帰りしかできないので、できるだけ早く登ることは心がけています。
Araさんの記録を見て、あ、こんなコースもできるんだと思っていたら、皆さんのコメントで速すぎると。
地図で見ると、これって標準時間の半分以下でしょうか?
これって、多少は走った状態なのでしょうか?
最近、だんだん速い方を見つけているような気がします。
だんだん自信をなくしていきそう
私も日帰りしかできないので、その中でいろいろな山に行けるようにペースは早めです。
最近はトレランも始めました。
今回のルートのコースタイムは、私も後で知ったのですが標準で15時間30分みたいです。
私の今回の山行タイムは山頂および途中の休憩時間を入れておおよそ7時間でした。
そして、トレラン雑誌に掲載されているこのコースのトレランモデルタイムが休憩なしで7時間でした。
ということで、今回の私のタイムは標準のコースタイムの40%くらいでトレランのモデルタイムよりちょっと早いくらいでしょうか。
どのようなペースで登ったかといいますと、登りは山頂まで早足ペース、その中でも平坦地はちょっと小走りです。(腹痛のスローダウンもしばしばありましたが)
下りはある程度重力に任せて場所によっては走っています。
このコースはある程度歩ける方であれば早出して日帰り登山する方もたくさんいらっしゃいます。
日本アルプス三大急登として人気のコースですのでおすすめです。
ちなみに去年の夏は槍ヶ岳、剣岳、奥穂〜西穂縦走の日帰りアルプスをやりましたので、もしよろしければみてみてください。
槍ヶ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-72734.html
剣岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-76007.html
奥穂〜ジャン〜西穂
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-77561.html
鳳凰三山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-64370.html
これらはトレラン始める前なので、今回よりはちょっとゆっくり目のペースです。
Araさん こんばんは
遅いコメでごめんなさい。
多くの登山者の憧れ、甲斐駒の山容は素敵ですね。
Araさんが黒戸尾根からの登頂された日、私は誕生日だったので二重の喜びになりました。(遅くまで仕事だったので、お祝いはしてません。)
体調を壊されていたのに、頑張られましたね。
おめでとうございます。
やはり、トレランされている方は驚異的に早い事が、よくわかりました。
下山後は へ入る時間もとれて良かったですね。
sumikoさん、おはようございます。
誕生日だったとのことでおめでとうございます。
私も7月後半に誕生日を迎えるのですが、家族に昨日注文したトレランザックの話をしたら、それ誕生日プレゼントねと有無を言わさずプレゼントを決定されたところです
今回の腹痛は本当にまいりました。
manabuさんの体調不良の山行記録を拝見したことがありますが、とてもつらいことがわかりました。
当たり前ですが山登りは体調万全じゃないとダメですね。
二度と山行前に乳製品を食べないことを教訓にしました。
それとトレランの効果ですが、おっしゃるように筋力のアップにはつながっているようです。
甲斐駒の下山後も疲れはあまりありませんでしたし、翌日も筋肉痛も疲れもありませんでした。
トレラン始めてこのようなプラス効果を享受しています
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