一切経山・東吾妻山
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- GPS
- 06:30
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 595m
- 下り
- 591m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り、強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【浄土平ビジターセンターから酸ヶ平避難小屋】 雪渓2箇所、いずれもアイゼン不要です。その他、特に危険箇所はありません。 【酸ヶ平避難小屋から一切経山】 危険箇所はありません。ですがザレた登山道ですので転倒には注意してください。 【酸ヶ平避難小屋から鎌沼】 危険箇所はありません。鎌沼の雪渓も溶け、木道が顔を出しています。 【鎌沼から東吾妻登山口】 危険箇所はありません。 【東吾妻登山口から東吾妻山頂】 前半は泥濘多数。と言うか川の中を歩くような感じです。泥濘が過ぎると残雪が現れます。ノーアイゼンで行けますが、踏み抜きには要注意です。 【東吾妻登山口から浄土平ビジターセンター】 危険箇所は特にありませんが、泥濘が数箇所あります。 【浄土平湿原】 特に危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 高湯温泉『のんびり舘』さんを利用しました。入浴料700円です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
フリース
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯(GPSアプリ)
タオル
ストック
ナイフ
エマージェンシーシート
携帯予備バッテリー
ガスカートリッジ
トレッキングポール
携帯トイレ
コッヘル
ソフトシェル
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感想
以前から気になっていた、『魔女の瞳』を見に一切経山へ行って来ました。実は去年の秋に浄土平までは来たのですが、悪天候のため断念した経緯があります。今回も天候が微妙でしたが、なんとか日曜には回復してくれたので山の神様に大感謝です!ただ、風だけは強かったので、防寒だけはしっかりと準備し出発です。すぐにイワカガミの大群落がお出迎え。火山帯らしい景観と可憐な花々の共演に心踊らせながら進むと程なく湿原にたどり着きました。酸ヶ平です。ここから分岐を一切経山へ。火山帯特有のザレた道を40分程進めば登頂です。そこにはお待ちかねの『魔女の瞳』が…!太陽の光加減で目まぐるしく湖面の色合いが変化する様は、まさに『魔女の瞳』。言い得て妙とはこの事です。しばらく見惚れてしまいました。
『魔女の瞳』に別れを告げ、次なる目的地、鎌沼へ向かいます。酸ヶ平から鎌沼への道は大好きな湿原。ミツバオウレンが出迎えてくれましたが、花々はこれからが本番。これからの季節が楽しみです。
さて、天候次第ではこのまま浄土平へ戻ろうかと思っていたのですが、東吾妻山にはガスもかかっておらず、樹林帯なので風もそれほど強くはないと考え、行って見ることにしました。予想はしていましたが、道はドロドロ。川の中を進むようでした。高度を上げると今度は残雪が!アイゼンは不要ですが、かなり緩んでおり、踏み抜きに注意しながら進みました(何度か踏み抜いたのはナイショです)。樹林帯を抜けると雪も消え、見事な展望が得られました。残念ながら磐梯山は見えませんでしたが、残雪が残る吾妻連邦は見応えがあるものでした。
東吾妻山を下山後は湿地帯を浄土平まで戻ります。登山道脇には咲き始めの生気にあふれたチングルマが多くの登山者の目を楽しませていました。
帰りがけ、浄土平湿原に寄り道です。そこには遠目からもわかるワタスゲの大群落が!草原一面に揺れる綿毛が何処と無くファンタジックで、見る者を楽しませます。駐車場から歩いて数分で来れるとあって、一般観光客もこの風景を楽しんでいました。
吾妻連峰は見所が多い山域です。今後、何度も訪れることになると思います。全てのルート、山々を歩くのには何年かかるかわかりませんが、いつか縦走して西吾妻山まで行って見たい…。そう思わせてくれる良い山行でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。皆様が良い山行に巡り会えますように…。では!
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