帝釈山（オサバ草祭り初参加）

2017年06月13日(火) [日帰り]

• GPS: 03:42
• 距離: 2.6km
• 登り: 278m
• 下り: 268m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:29
• 休憩: 1:09
• 合計: 3:38

8:24 馬坂峠駐車場
9:28 10:37 帝釈山
12:02 馬坂峠駐車場

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険個所は特になし。田代山への下り方面には滑りやすい残雪がありました。

写真

6/13 4:07

昨夏に桧枝岐村のお蕎麦屋さんで話を聞いていた「オサバ草祭り」。今年の期間中に行けるのはこの日くらいしかなかったので、天気予報が外れる事を願って未明から現地へ向かった。

6/13 5:38

雨が降ったり止んだりで一向に晴れる気配のないまま、東北道の西那須野塩原ICを5時に下りた。だんご3兄弟の標識のある国道121号、352号、400号の重用区間を新緑を眺めながら進む。

6/13 5:47

キセキレイ。凄い量の虫は巣まで持ち帰る途中かな。

6/13 5:58

サルが群れで移動していて何頭か道路に飛び出してきた。

6/13 7:24

馬坂峠までの長い林道。幾つかある段差の大きい箇所だけ慎重に走行すれば普通乗用車でも問題のない整備された砂利道。

6/13 7:34

林道を40分近く走って馬坂峠。西那須野塩原ICからココまで下道で約100km。埼玉県からは約250kmの道のり。

6/13 8:01

しばらくすると軽トラックに乗った小父さんが「3名ですね」と人数分のオサバ草祭りの記念バッヂを手渡してくれた。

6/13 8:24

8時過ぎに支度をして登山スタート。雲は多いけれど強い日差しも時々見られる様になった。今回の山行も天候に恵まれた。

6/13 8:26

登山開始2分でオサバ草と初対面。登山道の足下にちょこんと咲いている。とてもとても可愛らしい。想像していたより凄く小さくて驚いた。

6/13 8:35

新緑の混じった葉は絵の具の「ビリジアン」と「きみどり」の様。子供の頃はその2色を混ぜるのが好きだった事も思い出した（笑）。

6/13 8:38

何とも可愛らしい。

6/13 8:38

米粒の様なつぼみ。

6/13 9:15

ミツバオウレン。

6/13 9:17

アカケダニ。鮮やかな赤。そちこちに居た。

6/13 9:18

ドウダンツツジっぽいけれど一体どうだんだろう…なんて。帰宅後に調べるとコヨウラクツツジという種だった。

6/13 9:34

オオカメノキ。

6/13 9:35

イワナシ。

6/13 9:37

観察してばかりで先へ進まない（笑）。スタートから1時間以上も観察し続けてやっと南西方向の展望が開けて山頂も間近。

6/13 9:39

帝釈山山頂に到着。中央分水嶺の一つ。標高2,059.9m。山頂標識は折れていた。

6/13 9:39

雨水は太平洋側へ。

6/13 9:40

そして日本海側へ。

6/13 9:49

燧ケ岳は雲の中に。

6/13 9:52

山頂で記念撮影を。

6/13 10:00

僅かな間だけ雲が切れて光り輝く幻想的な会津駒ケ岳が観られた。田代山へは行かずに貸し切りの帝釈山山頂で大休憩。

6/13 10:31

飛んでいる虫を夢中で食べるウグイス。保護色なのでその姿をジックリ観られる事は滅多に無いので虫さまさま。
https://goo.gl/e91Hig

6/13 10:47

下山を開始。

6/13 11:18

ヤマザクラ。

6/13 11:35

オサバ草の葉はオジギ草に少し似ていて手でそっと触れると動き出しそう。華奢だったので触れなかったけれど。

6/13 11:54

オサバ草と階段。

6/13 11:58

オサバ草とクツ。

6/13 12:02

オサバ草と木道。

6/13 12:04

おのおの下山。

6/13 12:05

全員無事下山。

6/13 12:06

燧ケ岳がやっと姿を現してくれた。昨年6月7日に俎�瑤泙播个辰浸�より全然雪が多い。桧枝岐村は特別豪雪地帯なので本来の姿なのかも。
https://goo.gl/iB5Mua

6/13 12:22

オサバ草と戯れてノンビリし過ぎてしまった（笑）。帝釈山を堪能してきたので格別な記念バッヂとなった。機会があれば田代山にも登ってみたい。

6/13 12:53

ヤマキマダラヒカゲ。多分。

6/13 13:08

林道の途中にある橋の近くに車を停めて舟岐川に寄り道。夏の様な風景。

6/13 13:11

カジカガエル。美しい鳴き声は夜になってから。

6/13 13:13

まるで夏休みの様な光景。でもとても涼しい。

6/13 13:14

湧き水を飲みに来たシータテハ。沢山居た。

6/13 13:33

キリ。花だけ見るとジャカランダっぽい。

6/13 14:15

色々寄り道しつつ御池駐車場へ移動。田代山湿原へ行かなかった代わりに御池田代の湿原に入ってみる事にした。

6/13 14:15

コミヤマカタバミ。

6/13 14:18

ミズバショウ。

6/13 14:18

フキ。

6/13 14:21

リュウキンカとミズバショウ。

6/13 14:24

なんという風景ナノデショウ。

6/13 14:28

お花畑を期待して姫田代から上田代まで行ってみようと思ったけれど、昨年と違ってまだまだ冬の雰囲気が残っていた。でも程良い硬さの雪質だったので滑り止め無しで歩けた。

6/13 14:46

姫田代を通過して間もなくガサガサッ！と大きな音がした。後続のメンバーが僕と同様に倒木を手で避けた音かと思い、振り返ってみるとメンバーは何もしてなかった…（汗）。

6/13 15:04

大事を取って引き返す。せっかくの尾瀬の静けさが台無しになるけれど、熊鈴に加えて少しの間iPhoneで激しいロックを鳴らしたり。笹薮を越えて木道に戻ると気分的に安心。

6/13 15:10

濡れるとガラスの様に透けるサンカヨウ。まだココしか咲いてなかった。

6/13 15:14

燧ケ岳の登山口付近の水芭蕉は凄く大きくて何となく野菜畑の様だった。

6/13 15:22

木道に積もった雪が鳥の顔のスケルトンの様。

6/13 15:26

御池駐車場に戻ってきた。熊と遭遇しなくて良かった。本日のカルヤマクンは終了。桧枝岐名物の裁ち蕎麦を食べに移動。

6/13 16:16

「えー…ヨモギ…あ…コシアブラかな…あとは岩魚…」という店員さん。アピール弱いのが好感だけれど、食べた側としては「山菜の王様コシアブラ！岩魚も？美味しい！！」という感想。

6/13 17:11

〆は源泉掛け流し「燧の湯」。なんと500円。大変気持ち良い温泉だったので普段より長く浸かってしまった。ここからまた約250km走行して24時前に無事帰還。楽しい一日だった。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX50V SONY

iPhone 6 Apple

OLYMPUS STYLUS SH-2 オリンパス

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 登山靴 靴下 手袋 レインウェア ザック 補給食 飲料 地形図 コンパス 常備薬 スマホ 手ぬぐい ストック カメラ 携帯三脚 熊鈴 予備バッテリー バーナー CB缶 クッカー

感想

005HARRY

埼玉県から桧枝岐村までは大変遠いのですが、無茶の効きそうな？友達を誘って帝釈山登山を日帰り強行しました。帝釈山はオサバ草や様々な植物の見どころも多く、なかなか先へ進みませんでした（笑）。岩場に表面だけ溶けた硬めの滑りやすい残雪があったため、予定していた田代山は大事を取って見送りました。こういうノンビリした山行も好きなので大変楽しめました。

※画像撮影は主に以下の通り
SH-2 , iPhone7 @005HARRY
DSC-HX50V @123Romina
iPhone6 @shinobuyama