守門岳 保久礼から二口周回ヒメサユリ咲はじめた花街道
- GPS
- 06:12
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,277m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:11
天候 | 曇りで無風 羽虫が多かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■「二口駐車場」 40台駐車可 更に拡張中か? トイレ有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
■保久礼コースは、泥濘もあるが、最短距離で山頂まで行ける登山者の多いコースなので階段などが整備されており歩きやすい。 ■大岳から青雲岳の稜線上では、大雪庇の残骸の雪のうえを歩くところも残っているがほぼ夏道。 ■二口コースはブナ林などの樹林帯の急登で滑りやすい。道が落ちてしまっている箇所があったので注意しながら通過した。 |
その他周辺情報 | ■高齢者センターとちお『越後とちお温泉 おいらこの湯』 「おいらこの湯」とは、「俺んちの湯」、「俺の家の風呂」ということだそうだ。 ぬめりのある泉質で温泉風味は大変良い。 湯加減は少々熱めの42.5℃。 大人400円 高齢者250円 ■「道の駅ルート290とちお」 栃尾の油揚げ(あぶらげ)これに尽きる。 揚げたてを食べられる。 おいらこの湯が近く便利なので車中泊が多いようだ。 |
写真
感想
これからの登山シーズンに備えて日本二百名山守門岳で練習登山。
この日の予報は晴れであったが、終始曇り空。無風で羽虫が多く、立ち止まると瞬く間に群がってくるのでおちおち休めない。守門の雪解けは進み、稜線の一部で残雪はあるもののほぼ夏道である。ところどころ沢水などによる泥濘に気を付けながら歩く。
40台収容の二口駐車場に6時45分到着。夏山の山開きを既に終えた休日ではあるが、駐車スペースには余裕があった。ここの二口登山口からでは無く、林道二分線を20分程歩いた二分駐車場の守門岳登山口から入って保久礼コースを登り、二口登山口に下りてくる計画である。
守門岳登山口から保久礼小屋までは泥濘が多いが、小屋を過ぎると階段など整備されており歩きやすい。雪解けで、いよいよ花が盛りの登山道で、写真撮影でたびたび立ち止まるが、上に行くほど羽虫が多くなり、立ち止まるたびに羽虫に集られる。花の種類も多くて名前のわからない花が多数あった。下山後に本やネットで調べるのであるが、それでもわからない花が残ってしまう。
大岳まで登り詰めて南の稜線に出ると、目の前に筋状に雪が残る守門岳が現れる。大雪庇の残骸であろう雪がところどころ残る稜線からは、常に雄大な守門岳を眺めながら歩くことになる。大岳からは急坂を大きく下り、下りきった後に大雪庇の残骸を何回か踏みながら進んで青雲岳に至る。
守門岳手前の青雲岳は池塘のある広い山頂である。ベンチで休憩や食事を取る登山者も多い。平坦で木道が整備されており、木道が終わって少し登ると守門岳山頂である。
守門岳山頂では浅草岳や越後三山などを一望しながらの食事休憩。この日は薄くガスがかかっていたが、視界を遮るものが無いので眺望の良い山頂である。
しばらくして気がつくと、登山道脇で入れ替わり立ち替わり撮影者が絶えない一角があった。聞くと、希少種の「オノエラン」だそうで、よく見ないとそれとは気づかない小さな花が一株だけあった。他を見渡してもどうやらここにしか無い。もちろんこの人気者は撮ってきた。
下山に使った二口コースは、急坂が続くので苦労する。コースのほとんどがブナ林などの樹林帯で、岩や根が濡れて滑りやすいので気を付けるが、落ち葉でカモフラージュされているので何度もスリップしてしまう。道が落ちてしまっているところもあって、保久礼コースに比べて二口コースの整備はあまり進められていないようだ。
羽虫に追われるようにペースが早かったので汗だくである。下山後は「おいらこの湯」で汗を流した。
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