日帰り黒戸尾根 猛者たちにまぎれ最恐のアトラクションに挑む 達成感がハンパない
- GPS
- 13:40
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,469m
- 下り
- 2,400m
コースタイム
- 山行
- 12:46
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 13:39
天候 | くもりときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はきれいないトイレあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
七丈小屋からすぐのところ少しだけ残雪個所ありますが慎重にすすめば問題ありませんでした。鎖やハシゴ箇所多数あります。鎖場はステップがきってあるので難易度は高くないですが垂直箇所の鎖、梯子は慎重に |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
27Lザック
サングラス
ゲイター
ダブルストック
雨具
昼ご飯
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ロールペーパー
携帯
ストック
ナイフ
プラティパス ハイドレ1.5
GPS
|
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感想
やったぜー!!
黒戸尾根日帰りピストンをコンプリしました。途中で撤退もよぎりましたがなんとか無事帰還することもできました。年いちでチャレンジ登山を敢行しており昨年の平ヶ岳に続く第二弾となります。じぶんにこの難敵黒戸尾根日帰りを攻略できるのか不安のほうが大きかったが事前の下調べと体力づくりをおこないこの日に備えておりました。今日この日に決行をきめたのは東北遠征の予定を天気予報が悪かったので延期したことと、甲信越も土曜の一日だけが雨マークではなかったのでこの人なりました。
もともとこのチャレンジ山行は毎年7月3連休の中日に行うことを自分の中できめておりました。前日および翌日の休養日をとることができるからです。
感想は達成感がハンパない!!とトレランナー(猛者ども)まじすごい この2つですね。達成感については最後で締めくくるとして、トレランについてですが、なんなんですかねあの尋常じゃないスピード。膝とかこわれないのかと感心してしまいます。ちょっと聞いてみたらそれなりに筋肉痛にはなるらしいです。このコースを走るんですからね。八時間ぐらい?で。じぶんなんか14時間半ですよ。化け物です。そしてハイカーよりもトレランほうが多かったですね。どんなトレーニングしているか興味が尽きません。そして自分を含めハイカーの方がよりも楽しそうな表情が印象的でした。ハイカーさんたちは、、、辛そうでした(辛かったです)。
さて当日はともうしますと睡眠2時間半、1時に自宅を出発、4時に登山口の駐車場に到着、4時半に出発です。すでに多くのハイカー(のちにトレランと判明)が終結しており明るくなるのをまっております。この日の天候は抜群のコンディションでこの修行にはうってつけとなります。1.ドピーカンで体力けずられることがなかった2.梅雨時の割には湿度がそれほどではなくサウナ登山にならなかった 3.頂上についたころにはすがすがしいそよ風と少しの眺望を楽しめた これらの気象条件も今回のチャレンジを成功することができた大きな要因だと思います。きもかわいい登山口入り口わきのキャラのところで登山届を記入し神社で本日の山行の無事を記念し、吊り橋のところで気合を入れます。山頂制覇し無事戻ってやる。いざ参らん!! まだうすぐらいみちをのっけからぐんぐん高度をあげていき、あまり先のこととかは考えず最初だけはペースをゆっくりめに意識して進みます。焦るとろくなことないしエスケープはいくらでもありますからね。1、登山口へ引き返す 2、七丈小屋へ泊る 3、頂上から北沢峠へ下山 逃げ場のない平ヶ岳とちがってエスケープ案があると少しゆとりがもてました。ですのであせらずゆっくりと登りはじめました。ほどなくトレラン数名に抜かれていきます。まじかという感じであっという間です。ほんとすごいです。きょうは黒戸尾根で30人はみかけましたね。ハイカーのほうがすくなかったです。トレランのあいあだでもここは走りごたえがあることで有名みたいですね。笹野平分岐まではもくもくペースを刻んで進みましたが、分岐の標識をみてドン引きしましたね。 “甲斐駒ケ岳 7時間“
だそうです。ここでびびっていても仕方ないですし撤退するかどうかの判断はまだまだです。逆になにくそ魂が静かに燃えだしました。そのごは刃渡りを順調に通過し刀利天狗をすぎ、黒戸山を巻き五合目小屋跡まで急降下となります。ここを過ぎると本格的にハシゴ連ちゃんモードに突入しほどなく七丈小屋の姿が目に飛び込んできました。ここでようやくこれはいけそうだぞ的な感じがしてきましたね。うれしかった。時刻は10時ということでお昼までには頂上にいけそうとなりこのチャレンジも何とかいけそうな見通しのとこまで来ました。第二小屋前で少し休憩してかテンバ横をつうかしてほどなく雪渓を少し歩き、ハイマツ帯に突入です。雲がかかっていることもあり展望はそれほどでもなかったですがやはりいいですよね 森林限界を超えると。八合目でも少し休憩をとり岩場に突入、鎖場をいくつかクリヤしてあの剣の刺さる岩峰脇をのぼっていきます。そしてようやく頂上をとらえることができました。このとき不覚にもうるうるっときてしまいました。しかしここからも楽ではない道をのぼり北沢峠への分岐をすぎ やっと、やっと頂上到着!! イエス、ウィー キャン!! アイではなくあえてここはウィーですよね。黒戸尾根から来たと思われる人たちはハイカーさんもトレランさんも直前までは疲弊しまくっていてへろへろだけど頂上ついたら笑顔がほじけてましたね。ハイタッチしたり。みんな達成感半端ないじゃないかな。自分もガッツポーズでましたよ〜。くだりの感想は聞かないでほしいほど精神がダークサイドに引き刷りこまれそうになりました。気の遠くなるような尾根のくだり気の短いおっさんがぶつぶつと文句をいいながら、最後は独り言も出ないほど疲弊して18時に神社脇の吊り橋までたどりつきました。しばらくダートな地味にきつい道をあるきようやく駐車場に帰還となります。 あ〜終わった、、、 達成感と虚脱感と疲労感がミックスされた感じでしたね。とにもかくにも自分を褒めたいですね。なんとかやり遂げたんですから。これからの山登りに良い経験と自信になったと思います。そしてこの年一チャレンジ企画は続けていきたいですね。自分なりに少しづつハードルを上げていきそれをクリアすることで山ノボラーとして成長していきたいです。
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