黄蓮谷左俣
- GPS
- 28:31
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,768m
- 下り
- 2,764m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:45
- 山行
- 17:13
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 19:36
- 山行
- 1:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:52
天候 | 12/21 晴れ→曇り〜粉雪(風あったかな?記憶にないぐらいなので無かったのかな?) 12/22 曇り?ガス?時々晴れてた(天気は小屋内にいたので正確にはわからないです。また風ですがトイレに出た時にそれなりにありましたが問題ない程度だと思いました。) 12/23 晴れ(稜線上は強風?沢内は風は問題なかったです) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
▶登山ポスト:尾白川渓谷駐車場にあります。 ▶トイレ:尾白川渓谷駐車場、七丈小屋にあります。 ▶ルート状況(2024.12.23現在のものです。) ◆アプローチ ・一般登山道の黒戸尾根を七丈小屋まで登ります。 ・二合目を過ぎた熊笹帯から雪がチラホラ。四合目の刀利天狗からは雪がしっかりありました。 ・七丈小屋から六丈沢下降地点までは黒戸尾根の登山道を下ります。六丈沢への下降地点には目印となる開力霊神と記された石碑があり六丈沢の右岸側から下降していきますが、今回は下降点を間違えて本来下るべきところから少し手前のよくわからない石碑を開力霊神と記された石碑と勘違いしてそこから下降してしまいました。六丈沢の左岸側からの下降となり六丈沢から左へ外れていき何か違う気がしたのでGPSログを確認して間違っていることに気づき右へ修正しながら下降しました。途中で傾斜が急になったので60mダブルロープ1本で懸垂下降2回で六丈沢の沢床へ下り、そこから右岸側を下降していき、最後は60mダブルロープ2本で懸垂下降2回で六丈沢右岸から左岸へ斜めに下り黄蓮谷の沢床(六丈沢出合の上)へ下りました。 ◆黄蓮谷左俣(4級上、后 ・ロープは大滝60m(yachimayuリード、60m1ピッチでは少し足りず残り少しをヤマパンが先に登り肩絡みビレイでyachimayuを確保。)、幅広20m滝(ヤマパンリード、左端の傾斜の緩いところを登る)で出しました。 ・上2つの滝以外はフリーで登りました。難しくはないですが高さがあるので落下厳禁!! ・氷質は極端水っぽい氷やスカスカ氷もたまにありましたが概ね良かったです。 ・幅広20m滝から上はラッセルでした。前日は人が入って無かった?&前日の風雪でトレースは無くなってましたが何となく人が歩きそうなところを歩くとや雪の下は締まっていて足首ぐらいまでしか潜りませんでした。(吹き溜まりのところやトレースを外すと膝上まで潜りました。) ・22夜の小屋泊中、風の音がずっと酷かったです。(21夜より酷かったです。うるさすぎて21時から1時間ぐらい寝れなかったなー。)朝は七丈小屋から下降点までは風はそこまで強くなく六丈沢下降の時も風は無し。黄蓮谷に下りたら沢内は気になるほどの風ではなかったです。(上空の雲の流れは速かったので稜線上は強かったのかな?)稜線に抜けた夕方頃には風はもう収まっていて問題なく歩けました。 ◆下降 ・下降は八合目の少し上で黒戸尾根の登山道に合流してそこから一般登山道を下山します。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
アイスアックス×2
アイゼン
60mダブルロープ
アイススクリュー(13〜17cm)×5
アイススクリュー(21cm)×1
クイックドロー×3
アルパイン用クイックドロー×2
ビーコン
その他登攀装備1式
|
---|---|
共同装備 |
ツエルト
ファーストエイドキット
|
感想
黄蓮谷アイスとはタイミングが合わず右俣・左俣共に登れてないと言うyachimayuさんと2泊3日で右俣・左俣の2本を登る計画を立てました。風が強い予報ですが・・・まー何とかなるでしょう!
Climbing
ヾ響
・予定していた12/22の右俣は小屋番さん情報でルートに最近人が入っておらず胸ラッセルになるかもで1日で抜けるのは厳しいのいでビバークも想定してくださいと言われ、yachimayuさんと相談して即決でパスしました(笑)どうせ天気もあまりよくない予報だしラッセルしにいっても楽しくないもんねー
・予報通り風はありましたがそこまでの強さではなく問題なかったです。(小屋停滞した12/22も問題なかったと思います。12/23の方が風強かったかも・・・それでも登攀には問題なかったですが。)
・12/23の左俣は貸切でした!(七丈小屋も21夜はキャンセルとかで空いてました。22夜は貸切。)
・大滝60mは前回の広河原沢左俣でバーティカルが厳しかったので日和ってyachimayuさんにリードしてもらいました。フォローでノーテンで登りましたが中間の氷質が微妙に悪かったです。
・幅広20m滝も同じく日和っていろいろ理由をつけて左端の傾斜の緩いところをリードしました。
・幅広20m滝から上はノートレースのラッセルでしたが、何となく人が歩きそうなところを歩いたので雪下は締まっていて無駄に潜ることはありませんでした。(たまに大胆に潜るところもありましたが・・)
反省
・六丈沢への下降地点にある目印となる開力霊神と記された石碑とその少し手前にある石碑を間違えて六丈沢の右岸側から下降してしまいました。こんなに急だった?変だな?と何か違う気がしたのでGPSログを確認すると間違っていたことに気づき右へ修正しながら下降しましたが、途中で傾斜が急になったので60mダブルロープ1本で懸垂下降2回で六丈沢の沢床へ下りました。そこからは安心の右岸側を下降していき、最後は60mダブルロープ2本で懸垂下降2回で六丈沢右岸から左岸へ斜めに下り黄蓮谷の沢床(六丈沢出合の上)へ下りました。間違いに早く気付いた点や躊躇なくロープを出して懸垂下降した点は良かったですが、そもそも下降点を間違えたのは良くなかったです。(暗くて文字がハッキリ見えなかったのにしっかり確認しなかったのは悪かったです。あらためて写真で見ると全然違うし!)
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