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Yamareco

記録ID: 1182629
全員に公開
ハイキング
道東・知床

羅臼岳(岩尾別コースピストン)

2017年06月27日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:54
距離
14.4km
登り
1,471m
下り
1,473m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
1:47
合計
8:52
5:54
85
7:19
7:21
9
7:30
7:30
44
8:14
8:35
16
8:51
8:51
32
9:23
9:24
14
9:38
9:39
25
10:04
10:10
5
10:15
11:23
7
11:30
11:33
20
11:53
11:53
11
12:04
12:04
28
12:32
12:32
12
12:44
12:44
40
13:24
13:27
9
13:36
13:37
67
14:44
14:45
1
14:46
ゴール地点
天候 曇一時晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◼アクセス
女満別空港より、約100km・車で約2時間。
ウトロ市街地より、約13km・車で約30分。

コース状況/
危険箇所等
◼危険箇所
特筆すべき危険箇所はありません。
羅臼岳山頂直下は岩場の急登で、転滑落と落石に注意。


◼コース状況
登山道は、よく整備されていますが、ピンクテープ等の目印が圧倒的に少ないです。

また、例年6月中旬までは、残雪が残る。
仙人坂付近のつづら折れが雪面トラバース。
大沢入口〜羅臼平は雪渓歩き。
羅臼山頂直下は雪面直登。

夏道が出ていればほぼ迷わないが、残雪期は弥三吉水の先と銀冷水〜大沢入口付近は、雪で登山道が埋まる上、低木のブッシュとなり、ルートの判別がつきづらい。

◼ヒグマ対策
直面はしませんでしたが、登山道にはヒヅメの跡や糞をよく見かけます。
熊除け鈴では届かないという話も聞きましたので、笛やラジオ等を利用しましょう。
また、熊除けスプレーも、購入すると高価ですが、知床自然センター等で1,000円/日(+デポジットで2,000円渡して、使用しなければ返金)でレンタルできるようですできるです
その他周辺情報 ◼コンビニ
ウトロにコンビニ2〜3軒。
道の駅 うとろ・シリエトク

◼駐車場
木下小屋脇に5台前後の駐車スペース。狭いです。
WCあります。
木下小屋は、例年6月中旬〜下旬にオープンとのこと。

◼温泉
登山口の岩尾別温泉他、ウトロ周辺の宿泊施設で日帰り入浴可。
羅臼側登山口にある熊の湯は、湯はかなり熱めですが無料でおすすめ。
木下小屋より登山開始。
今年は、6/17よりオープンしたそう。
2017年06月27日 05:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
6/27 5:53
木下小屋より登山開始。
今年は、6/17よりオープンしたそう。
序盤は緑豊かな樹林帯。
1
序盤は緑豊かな樹林帯。
立派な木。
イチヤクソウ???
2017年06月27日 06:14撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 6:14
イチヤクソウ???
登山道はかなり踏まれており、とても歩きやすい。
1
登山道はかなり踏まれており、とても歩きやすい。
ミヤマハンショウヅル???
2017年06月27日 06:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 6:18
ミヤマハンショウヅル???
エゾノハナシノブ
2017年06月27日 06:32撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 6:32
エゾノハナシノブ
チシマフウロ
2017年06月27日 06:33撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 6:33
チシマフウロ
岩場にも何かの花が。
2017年06月27日 06:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
6/27 6:29
岩場にも何かの花が。
オホーツク展望台。
ここまで40分と好ペース。
2017年06月27日 06:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 6:34
オホーツク展望台。
ここまで40分と好ペース。
650m岩峰
2017年06月27日 07:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:03
650m岩峰
ウコンウツギ
2017年06月27日 07:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:12
ウコンウツギ
ハクサンチドリ
2017年06月27日 07:15撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:15
ハクサンチドリ
2017年06月27日 07:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:30
2017年06月27日 07:30撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:30
2017年06月27日 08:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 8:09
弥三吉水。
雪解け水が滾々と。
山と高原地図には要煮沸と書いてある。
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弥三吉水。
雪解け水が滾々と。
山と高原地図には要煮沸と書いてある。
弥三吉水から先は、低木帯が続く。
ピンクテープはほぼなく、登山道が雪で埋まる時期は、ルートの判別かつきづらい。
2017年06月27日 07:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:24
弥三吉水から先は、低木帯が続く。
ピンクテープはほぼなく、登山道が雪で埋まる時期は、ルートの判別かつきづらい。
極楽平。
残雪期は踏み抜き地獄…(^^;)
2017年06月27日 07:40撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:40
極楽平。
残雪期は踏み抜き地獄…(^^;)
山頂方面が見えるはずなんだが、ガスの中。
2017年06月27日 07:40撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:40
山頂方面が見えるはずなんだが、ガスの中。
仙人坂。
積雪期は、急斜面の雪面トラバースが数回ある。
2017年06月27日 07:57撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 7:57
仙人坂。
積雪期は、急斜面の雪面トラバースが数回ある。
銀冷水手前の沢筋。
このようなよく似た沢筋が多く、雪で登山道が消えると、間違って迷い込みやすい。
2017年06月27日 08:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 8:13
銀冷水手前の沢筋。
このようなよく似た沢筋が多く、雪で登山道が消えると、間違って迷い込みやすい。
銀冷水。
2017年06月27日 08:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 8:16
銀冷水。
銀冷水の携帯トイレブース。
6月頭に訪れたときは、東側の沢筋に入り込み、かなり上部まで登ったところで眼下にこのトイレブースが見え、ロストに気付いた…(^^;)
2017年06月27日 08:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
6/27 8:28
銀冷水の携帯トイレブース。
6月頭に訪れたときは、東側の沢筋に入り込み、かなり上部まで登ったところで眼下にこのトイレブースが見え、ロストに気付いた…(^^;)
大沢入口。
ここより、雪渓に入っていく。
前回は、この案内板も雪の下に隠れていたため、尾根を行くか雪渓を直登するかで迷った。
2017年06月27日 08:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 8:46
大沢入口。
ここより、雪渓に入っていく。
前回は、この案内板も雪の下に隠れていたため、尾根を行くか雪渓を直登するかで迷った。
大沢の雪渓。
この辺りで上昇気流が強まる。
さすがに半袖は寒いので薄手のジャケットを羽織る。
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大沢の雪渓。
この辺りで上昇気流が強まる。
さすがに半袖は寒いので薄手のジャケットを羽織る。
雪渓を見下ろす。
この日はツボ足で問題なかった。
2017年06月27日 08:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 8:56
雪渓を見下ろす。
この日はツボ足で問題なかった。
羅臼平。
今回は、テント一張。
2017年06月27日 09:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 9:21
羅臼平。
今回は、テント一張。
お腹空いたので小休止。
2017年06月27日 09:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 9:18
お腹空いたので小休止。
羅臼平のフードロッカー。
ヒグマ対策。
2017年06月27日 09:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 9:23
羅臼平のフードロッカー。
ヒグマ対策。
エゾコザクラ
2017年06月27日 12:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 12:16
エゾコザクラ
少しガスが取れてきた。
2017年06月27日 09:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 9:23
少しガスが取れてきた。
おっ!
晴れそうな予感!
…も束の間、すぐにガスる(笑)
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おっ!
晴れそうな予感!
…も束の間、すぐにガスる(笑)
羅臼側は、割と雲少なめ。
2017年06月27日 09:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 9:54
羅臼側は、割と雲少なめ。
岩清水。
山頂直下の急登を前に、癒しスポットで一休み。
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岩清水。
山頂直下の急登を前に、癒しスポットで一休み。
メアカンキンバイ
2017年06月27日 11:51撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 11:51
メアカンキンバイ
エゾノツガザクラ
2017年06月27日 09:59撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
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6/27 9:59
エゾノツガザクラ
エゾノツガザクラ
2017年06月27日 10:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 10:01
エゾノツガザクラ
キバナシャクナゲ
2017年06月27日 09:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 9:46
キバナシャクナゲ
山頂直下はガレた岩場。
2017年06月27日 10:08撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
6/27 10:08
山頂直下はガレた岩場。
山頂着いた!
ガッスガス…(^◇^;)
2017年06月27日 10:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 10:24
山頂着いた!
ガッスガス…(^◇^;)
うーん…。
もう少しでがガスが取れそう…
2017年06月27日 10:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 10:48
うーん…。
もう少しでがガスが取れそう…
もう少しでガスが取れそう…
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もう少しでガスが取れそう…
もう少しでガスが取れそう…
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もう少しでガスが取れそう…
晴れたッ!
奥に見えるのは、知床の玄関口・海別岳。
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晴れたッ!
奥に見えるのは、知床の玄関口・海別岳。
三角点。
ガスが取れたので、標識を再撮影。
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ガスが取れたので、標識を再撮影。
撮っていただく
2017年06月27日 11:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 11:04
撮っていただく
撮っていただく
2017年06月27日 11:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 11:00
撮っていただく
知床連山も、あと少しでガスが取れそう!
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知床連山も、あと少しでガスが取れそう!
もうちょい!
山頂より、三ツ峰をアップで。
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山頂より、三ツ峰をアップで。
山頂直下の雪渓。
下ります。
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山頂直下の雪渓。
下ります。
再び曇る。
2017年06月27日 09:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark III, Canon
6/27 9:52
再び曇る。
縦走路も気持ちよさそう!
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縦走路も気持ちよさそう!
再び羅臼平へ。
大沢雪渓を下る。
大沢雪渓を下る。
大沢雪渓を振り返って。
2017年06月27日 12:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 12:34
大沢雪渓を振り返って。
2017年06月27日 14:43撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 14:43
下山!
2017年06月27日 14:45撮影 by  iPhone 6s, Apple
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6/27 14:45
下山!
木下小屋の中。
2017年06月27日 14:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
6/27 14:48
木下小屋の中。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ バーナー コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ
備考 上記装備以外に、トレーニング兼ねて、テント, テントマット, シェラフ, アイゼン, ピッケル, スリング, カラビナ, 細引き, ハーネス, 三脚, 水3Lなどを背負ってます。

感想

◼6/5 羅臼岳手前で敗退
スタートが08:00と遅れた上に、残雪とブッシュによりルートの判別が付かず、弥三吉水と銀冷水の先で道迷い。
本州の百名山のようなピンクテープ等の目印はありません。
仙人坂の雪面トラバースに、踏み抜き地獄も加わり、大幅に時間ロス。
12:00の時点で大沢雪渓辺り。
突っ切れば登頂できたと思いますが、下山中の日没を避けたかったため、羅臼平手前で撤退。

◼6/27 再登頂
前回の反省を踏まえて、スタートを2時間早め、万が一の時間切れでも山中泊できるよう、テント泊装備を背負ってピークを目指す。

スタート時点では曇り空。
山頂付近もガスに覆われてましたが、東北を通過してくる高気圧の勢力圏内に入る時間帯に晴れてくれないかなぁ〜、なんてことを期待しつつ登山開始。

前回の登頂から3週間が経ち、あれほど苦戦した残雪は消え、大沢雪渓の一部と羅臼岳山頂直下の雪渓を除いては、ほぼ夏道が出てました。
雪さえなければ、道迷いの可能性は低いと思います。

今回、アイゼン等は不要でしたが、雪の残り方と早朝の凍結具合によっては、6月いっぱいはアイゼン・ピッケル等があった方が安心です。

羅臼平の手前辺りから、風が強まりました。
雪渓の上では、半袖では肌寒く、薄手のジャッケットを羽織りました。

山頂直下は、岩稜帯の急登です。
三点支持で問題なく通過できるレベルですが、ツアー客や団体も多いため、前後の落石には充分気をつけたいところです。

晴れ間を待ったりしつつ、結局1時間ほど山頂で過ごしましたが、羅臼平に下りる頃には、再び雲に覆われ、一番良いタイミングで山頂に立てました。

この日は、12組ほど入山されてましたが、素晴らしい展望を何組かの方々と共有することができました。

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コメント

スゴイ
6月に再アタックしてるので、北海道の方と思いきあ関東からだったんですね〜〜登頂おめでとうございます㊗
2017/6/30 23:23
Re: スゴイ
コメントありがとうございます!
ずっと気付かずですみませんでした (;^_^A
なかなか行けないので、一回で目的できればいいんですけど、色々ありますね(笑)
2017/12/27 23:03
いえいえ(^ω^)
w))来年の6月中ばに今度は斜里岳予定してます〜
2017/12/28 12:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 道東・知床 [日帰り]
羅臼岳 (木下小屋〜羅臼岳ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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