八ヶ岳/山小屋のお風呂めぐり
- GPS
- 56:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,656m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
美濃戸口11:00⇒美濃戸山荘11:55〜12:10⇒行者小屋14:20〜30⇒地蔵ノ頭15:35⇒赤岳天望荘15:40
6/25
天望荘6:40⇒地蔵ノ頭6:45⇒三叉峰7:35⇒横岳7:50〜55⇒大ダルミ8:25⇒硫黄岳8:45⇒夏沢峠9:20〜35⇒箕冠山10:20〜30⇒根石山荘10:40
6/26
根石山荘7:10⇒箕冠山7:15⇒オーレン小屋7:50〜8:30⇒夏沢鉱泉9:00〜10:50⇒桜平ゲート11:10
天候 | 6/24〜26、3日間とも雨と霧、強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【下山】タクシー・桜平〜茅野駅 |
写真
感想
6/24(金)
先週の蓼科山に続き、今週も山に吸い込まれる様な感じで八ヶ岳に来ていました。それも天気が悪いのを承知で金曜日に有給とって3日間行程にしちゃいました。
美濃戸口から通い慣れた道を歩く。といってもここを歩くのは3年ぶり。時間にも余裕があるので、キッチリマイペースで進み今日は赤岳天望荘まで。何を隠そう今回の山行のテーマは「山小屋とお風呂」です。だからピークハントなどド返しです。なので過去に20回登った赤岳の頂上はパスします。
6/25(土)
悪天候を納得ずくで山の上にいるとはいえ、梅雨前線と台風5号の影響で半端なじゃない風です。予定通り進むか躊躇する。でも小屋を出ると風は吹いたり止んだり。冬山の風とも違う。よし行けると思った。仮に地蔵を下山するとしても、地蔵上部の足場の悪い中を、向かい風にあおられながら下るのもいやらしい。確かに風は舞っているが極地的に吹き荒れる突風に注意し、ルートを間違えなければ大丈夫と思った。
何度も行き来した区間でもあり、コースを知ってる強みかな。でも慎重に行きましょう。三叉峰の少し先の風がすざましかった。ちょっとヤバイ程の突風でした。
横風にあおられながらカニの横バイも横岳付近の岩場も手堅く通過。硫黄岳を越え、夏沢峠の樹林帯に入りホッと一息です。「山小屋とお風呂」の2日目は根石山荘。ここもお風呂があるんです。いつも素通りしていたこの山小屋に泊まって見たかった訳です。
お昼前に着いて小屋でホントにのんびりできました。先を急ぐ為にセカセカ歩いてた時には考えもしなかった事です。その分だけ山がよく見える様な気がしました。明日もどうせ天気悪いもんね。あと、雨の山歩きは長靴いいですね。長靴でも結構歩けるもんです。
6/26(日)
根石山荘付近は元々風の強い地点である。更に根石岳先の白砂新道分岐付近も河原小場沢からの風が一ヶ所に集まる箇所だ。天候は回復せず相変わらず強風が舞っている。昨日よりも凄いかも。その上今日は雨が加わっている。大事をとって天狗岳はあきらめ桜平に下山とした。
一応この山行の目的は達成してる訳で、危険を侵してまで頂上にこだわる気持ちもないのでね。天狗岳は過去に17回登っているのでまたの機会で十分です。箕冠山からオーレン小屋へのショートカット道を進み、オーレン小屋へ。この小屋には26年前に泊まった事がある。小屋も新しくなったね。上がってコーヒーを飲む。
あと途中の夏沢鉱泉は沢の流れを利用した水力発電を実用化している山小屋です。それの観察もかねて鳴岩川の源流を下る。夏沢鉱泉でお風呂に入り、小屋の浦野さんに水力発電の事を少し聞けました。水流の高低差がちょうどいいのだそうで。常時6キロワットの電気を発電しているそうで。一件の山小屋で使う電気としては十分の様ですね。余った電気はお風呂の保温に活用しているそうです。
夏沢鉱泉でもくつろいだ後は、桜平からタクシーで茅野駅に出る。山は大荒れの天候だったけど、今回のテーマである「山小屋とお風呂」を満喫出来た山旅でした。駅前の茅野市民館で美術展やカラオケ大会を見物して車中の人となる。八ヶ岳の良さを改めて実感です。また来ようと思います。
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