早池峰山-薬師岳【ハヤチネウスユキソウとの出会い】


- GPS
- 07:30
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 7:30
天候 | ガス・強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
▽岳駐車場 ・無料で100台 ・東北道花巻ICより35km。途中、コンビニは意外と5件ほどあります ・本日は4時着で先行12台。14時過ぎ帰着時で20台ほどでしたが、スペース外の駐車も多数あり、朝は100台を超えたものと思われます ☆マイカー規制について ・6/11(日)から8/6(日)までの土日祝はマイカー規制が実施され、午前5時から午後1時までの間、岳駐車場から先へはシャトルバスを利用するしかありません(片道700円)。始発は5:30 ・5時までなら河原の坊駐車場まで行けますが、13時まで車を動かすことは一切できなくなります ・規制時間内の規制区間(岳駐車場⇆江繋)での車両移動は違反となり、警察に連絡されるとのこと ・なお、河原の坊コースは崩落のため閉鎖されており、小田越ピストンが一般的ですが、小田越に駐車場はありません ・規制の概要↓ https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisetsu/801/804/p004010_d/fil/20160612-01.pdf ・シャトルバス時刻表↓ https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisetsu/801/804/p004010_d/fil/20160612-02.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ▽小田越⇆早池峰山頂 ・序盤の木道は濡れていると非常に滑る ・そしてなんといっても蛇紋岩。しかも超人気百名山なので歩かれ過ぎていて、蛇紋岩のツルツルに更に磨きがかかっています。雨中雨後は要注意です ・ハシゴ2箇所あり。譲り合って ▽小田越⇆薬師岳 ・序盤の木道は濡れていると非常に滑る ・ハシゴ1箇所あり ☆登山ポスト 登山口にあり。しかし、名前と天候等を書くだけの簡単なものでした。 係りの方も「よかったら書いてって~」くらいのレベル。 ☆トイレ事情 ・早池峰は、早くから携帯トイレの普及に力を注いでいる山です。小田越と山頂避難小屋で携帯トイレ購入できます(1つ400円、3つで1000円) ・小田越コースをスタートして程なくしてトイレブースがあります。小田越登山口にもトイレがあるのに、設置場所が中途半端なのでは? ・山頂避難小屋のトイレも、携帯トイレ使用のトイレブースだったはず |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ・盛岡泊だったのでとりあえず宿に直行したため、温泉は未入浴 ・花巻温泉が至近で色々あると聞きます ☆飲食店 ▽わんこそば(そば処東屋本店) ・わんこそばの名店。一度は体験しておきたい ・100杯で記念手形もらえます http://www.wankosoba-azumaya.co.jp ☆その他の観光地 ▽道の駅はやちね ・地元大迫産のワインが揃っています ・早池峰山のバッジもここで買えます ・走り屋のタイヤ跡がたくさんついていたので、車中泊には不向きか?(未確認) http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/michi-no-eki/iwate/iw15.html ▽早池峰ダム ・道の駅はやちねの正面。ダム湖の向こうに早池峰山と薬師岳が聳えているので、登ったら見ておくべき http://www.pref.iwate.jp/kennan/hana_doboku/hayachine/008394.html |
写真
感想
久々の3連休。
本当は某山に、その山でしか咲かない固有種をテン泊で楽しむ予定だったのですが、天気が思わしくなく断念。
そしたらmoricocoが「固有種の咲いている山で、晴れそうな数少ない山がある」と言いだし、岩手県の早池峰山を挙げてきた。
片道567km。一体何を言い出すのかと驚いたが、確かにハヤチネウスユキソウも咲き始めたという情報もあり、死ぬまでに一度は観ておきたいとは思っていたので決行することに。
若い頃は玉川温泉(秋田県)日帰りとかも余裕だったのに、もうダメですね。交代運転で行きます。
天気予報は外れ、夜明け前の岳駐車場は小雨まじり。
梅雨末期ということを考えたらこれで十分でしょう。
始発の5分前の臨時便(?)に乗車。
小田越登山口に到着する頃にはガスガスに。
それでも、久々の北東北の深い森の雰囲気を感じるにはもってこいの天気。
花々も徐々に現れ始め、百名山と同時に花の百名山でもある早池峰をゆっくり登っていく。
樹林帯を越えると西風が猛烈な勢いでガスを流すも、なかなか切れず。
ミヤマシオガマやミヤマオダマキが咲き乱れるなか、白い花もチラホラ見られるように。
固有種ハヤチネウスユキソウとの遭遇です。
先週谷川岳で見たホソバヒナウスユキソウとは明らかに異なり、確かにデカイ。
途中お話しした詳しい方によると、ミヤマウスユキソウも混ざっているとのことで、事前の勉強が不可欠です。
有名なハシゴを登り山頂部に近づくと、不思議とほぼ無風に。
時折ガスが切れて、垣間見られる青空に一喜一憂しながら下山の途に。
大勢の登山客が登ってきます。
小田越に到着すると、シャトルバスは30分前に発車したばかり。
次のバスまで1時間半ほどあるので、予定にはなかった向かいの薬師岳にも登ってみることに。
これが大当たりで、早池峰には見られなかったオサバグサやイソツツジなどが咲く花の名山でした。
特にオサバグサは大豊作で、2週間前に訪れた帝釈山(檜枝岐村)のオサバグサ祭とは比較にならないほどの群生を楽しめました。
薬師岳の山頂からは早池峰の大展望が広がっているようですが、本日は何も見えず。
再訪を心に誓う。
その時の旬を目的に山を歩くと楽しめますね。
今回改めてそのことを感じました。
下山後は盛岡に移動し、初のわんこそばを体験。
蕎麦自体もなかなか旨く、こちらも楽しむことができました。
やっぱり東北が大好きです。
コメント
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kazu405さん、こんばんは
気合いの日帰りですか!
走行距離1200kmで12000円、自分の最高は白山の750kmなので、
考えられない距離です。
累積の11万kmは山行に励んでいる勲章ですね。
露に濡れたハヤチネウスユキソウは見事ですが、
透明なツバメオモトに感動しました。
葉っぱが特徴的なのでわかると思いますが、
これはもう別の花みたいですね。
こんな花見たら、これだけで満足感に浸れそうです。
花の種類も多くてさすが東北!という感じですね。
hirokさん、こんばんは。
あっ、盛岡泊まりです!
流石にもう北東北日帰りは無理です…
そして12000円は帰路の料金で、往路は休日割引8000円ほどでしたので、計20000円ほどとなりました。
ハヤチネウスユキソウももちろん感動でしたが、
透明ツバメオモトのインパクトは強烈でしたね。
北東北にはなんだかんだ言って毎年行っているのですが、花の多さ、紅葉の素晴らしさ、温泉、食べ物、全てが最高です。
土日では行程が厳しいのが難点ですねー
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