まだ咲いてたツクモソウ、おまけにクリンソウまで、硫黄岳から横岳まで


- GPS
- 06:20
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,141m
- 下り
- 1,151m
コースタイム
車も通れる林道なので、広いしとても歩きやすい道です。何気に急な勾配かもしれません。
7:45夏沢鉱泉
沢沿いの道を歩きます。この区間も大きな岩や石はないので、普通に歩けます。
8:25オーレン小屋
ここからは、少し勾配もありシラビソ林の樹林帯の中を歩きます。
8:50夏沢峠
尾根に出ますが、初めは樹林帯の中で、硫黄岳にとりつくと急に森林限界になり石のザレ場を九十九折りに高度を上げて行きます。南側から風が吹き上げてきます。
9:35硫黄岳
山頂は、とても広く平たい石が一面に。でも蓼科山の頂上のように歩き辛くはありません。中央に木碑があります。前回はガスで夏沢峠へ下りる山道がわかりませんでしたが、今日のガスはそれほどではありません。硫黄岳山荘まではザレ場を下ります。要所要所に大きなケルンがあり、ガスっている日には良い目印になります。
9:52硫黄岳山荘
硫黄岳山荘からは、登りで周りに木もないので風がまともに吹き付けます。
10:05台座の頭
横岳までは、道も狭くなり鎖場と鉄はしごも登場して、ちょっと怖いかも。でも想像していたほどではありませんでした。この区間の南側の斜面にツクモソウが咲いていました。
10:35横岳10:45
頂上はあまり広くなくて、大きな岩がいくつかありました。もちろん横岳の木碑もあります。晴れていれば360度のパノラマ眺望なのでしょうが、本日は清里方向のみ若干の視界がありました。
11:40硫黄岳
石のザレ場を下ります。
11:55赤岩の頭
ここからは、初めは低木のハイマツ?の中を下ります。この区間を過ぎるとシラビソ林の樹林帯の中を歩きます。
12:30オーレン小屋12:50
13:40桜平
天候 | 曇り、ガス時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はよく整備されています。 |
写真
感想
今日も、梅雨時期の合間の晴れ予想です。ここは、最近ヤマレコでもその情報が多く寄せられているツクモソウを見に行くしかないということで八ヶ岳の硫黄岳と横岳への山行を決定しました。昨年の11月にも硫黄岳から横岳、赤岳への縦走を計画したのですが、ガスと強風で硫黄岳までしか登ることが出来ずにいたので、いつか横岳に登ろうと思っていました。
というわけで、本日の山行の目的は1.ツクモソウをみること。2.横岳のピークハント。の2点が大きなテーマでした。
高速道路の深夜割引を利用するために高速道路に4時に乗る予定だったのですが、寝坊して1時間遅れのスタートとなり、ほぼ快晴の中央高速道路を飛ばします。笹子トンネルを抜けて笛吹川を渡ると、八ヶ岳方面のみ雲が・・・・。諏訪南インターチェンジを下りて、桜平方面に向かう最中も、やはり八ヶ岳は雲で見えず。三井の森CCあたりでは、引き返して別の山へと転戦しようかとも思いましたが、そのまま桜平への砂利道に突入して曇天の中へと向かいました。歩き始めてからも、どんどん天気の悪い中へ向かって歩いている感じで、テンンションは下がる一方です。
オーレン小屋を過ぎて、夏沢峠に出ると風は強いし、気温は下がり、ガスも上昇して来ました。この調子では、硫黄岳登頂も危ないかなと思いつつ、何とか硫黄岳の山頂に到着。ここで、やはり、桜平から5時に登ってきたという方と、立ち話しをすると、天気も悪いのでこのまま下りるとのこと。私も少し迷ったのですが、とりあえず行けるところまで行こうと横岳に向かって歩き始めました。前回の風に比べれば、まだ若干弱かったので大丈夫だろうと思いながら、硫黄岳山荘を通過してから、そろそろツクモソウが咲いているかもと山道脇をキョロキョロしながら歩いていると、あっという間に台座の頭から鎖場まで来て、何とか横岳の山頂まで着きました。あとはツクモソウだけなのですが、横岳の先まで行かなければならないのかと思っていると、反対側から登ってこられた方が、赤岳側には咲いておらず硫黄岳側に咲いてるのではということで、私も戻ることにすると鎖場の少し先の南側の斜面にツクモソウが咲いていました。私が登って来る時は見過ごしてしまったようです。喜んで写真を撮影していると、突然明るくなり、雲が切れて青空が・・・・。このあたりから、すべてが好転し、帰りの林道脇には全く期待していなかった、クリンソウまで咲いていました。
災い転じて福となるという諺がありますが、あと1時間寝坊すれば、行きの硫黄岳の山頂あたりで晴れて、さらに最高であったのかと欲をかいたことを考えたりしてしまいましたが、今日は十分に最高の山行でした。
ハクサンイチゲと混生しているムラサキの花は、マメ科の花のように見えました。
オーレン小屋のサイトにある花情報で見たところ、オヤマノエンドウのようです。
今週末も休みが微妙ですが、ツクモグサもウルップソウも見られるとのことで、行きたい山です
sssさん、こんばんは。suezouです。
ツクモグサが見られて良かったですね。
八ヶ岳は花が盛りに入っていてとても
楽しめたことと思います。
todokitiさんもおっしゃられておりますが紫の花は
オヤマノエンドウです。今は結構な大株もあったことと
思いますよ。
八ヶ岳の花はやはり赤岳−横岳間が多いのでまた
お越し下さいませ。もう少しするとコマクサが
咲き出します。硫黄山荘周辺のコマクサの具合はどうでしたか。
八ッお疲れ様です。
目的の花を見ることが出来て良かったですね。
花は天候に拘わらず見ることができるので、咲いている時期さえ外さなければ少々の曇りでも決行ですね。
今回は期待以上の成果があったみたいで何よりです。
私もオーレンにその内にテント泊に行こうかと思っています。
山登りというより、単にテントでまったりしたいだけなんですけどね
todokitiさん、コメントありがとうございます。
花の名前を教えていただきすいません。早速、写真に名前を入れたいと思います。
天気が快晴というわけではなかったので、花ばかりに目が移った山歩きでした。
suezouさん、コメントありがとうございます。
硫黄岳山荘付近のコマクサは、まだ咲いていませんでしたね。あと少しでしょうか。
私は、山梨の山に登る回数が多いのですが、良い山が沢山あって最高ですね。「週末は山梨にいる」という感じです。これからも積極的に、お邪魔させていただきます。
MATSUさん、コメントありがとうございます。
オーレン小屋の皆さまは、本当に感じの良い方々ですね。下山時に高山病の症状が出てしまい少し休憩させていただきました。
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