鳳凰三山(↑ドンドコ沢 ↓中道)
- GPS
- 08:54
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,136m
- 下り
- 2,149m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:49
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料金(1日750円)は下山後に払いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースには関係ありませんが、薬師岳小屋は現在改築中で営業していないようです。 |
写真
感想
梅雨明け前ですがせっかくの三連休、天気の良さそうな日を選び鳳凰三山を歩いてきました。
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4時半頃に青木鉱泉に着きました。既に多くの車がありましたが、無事駐車することができました。(料金は下山後に払いに行きました。)
多くの人が出発の準備をしていました。
青木鉱泉の母屋の前からドンドコ沢の登山道を歩き始めました。
草が朝露に濡れていたので、今回はスパッツを使いました。
工事現場を迂回する沢の上からは、朝日を浴びた緑の山腹とその奥に観音岳らしき山が見えました。
ドンドコ沢のコースは、樹林帯で遠くの景色を楽しむことはできませんが、滝見物ができます。(時間・体力面を優先すれば滝に寄らない方が良いと思います。)
最初の南精進ヶ滝は立派でした。
白糸ノ滝を見た後、悩んだ末鳳凰の滝を見に行くことにしましたが、途中で道を失ってしまい見ることができませんでした。
最後の五色ノ滝は滝つぼまで降りることができます。今回は水しぶきに虹が掛かりきれいでした。
五色ノ滝を見た後、上りの斜度が緩むとオベリスクが見えました。ここは水の流れもあって花も咲いていて、庭園のような感じでした。
ここから程なく鳳凰小屋に着きました。
鳳凰小屋に着くと、小屋のスタッフが元気に挨拶をしてくれて気持ち良かったです。
水が豊富なのも大変ありがたい。コーラを買ってしばらく休憩しました。
鳳凰小屋から樹林を抜けて稜線を目指しました。この上りはザレていて歩きにくいですが、それ程長くなく見晴らしも良いので、周りを眺めながら焦らずにゆっくり歩けばそれなりに楽しめると思いました。
オベリスクの基部に辿り着くとお地蔵さんが迎えてくれました。
楽しみにしていた甲斐駒ケ岳は、既にかなりガスが沸いていました。
オベリスクへは登らず、赤抜沢ノ頭に向かいました。
既に体は疲れていて、赤抜沢ノ頭への僅かな上りもきつかったですが、上りきると白峰三山が目に飛び込んできました。展望も良く、山頂が広いので休憩に適していると思います。高嶺方面との分岐にあたり、数人の方が休んでいました。
赤抜沢ノ頭を後にして観音岳を目指しました。観音岳への上りはきつかったですが、白峰三山の眺めが素晴らしい縦走路でした。
観音岳の山頂は狭く、ゆっくりのんびり休憩という感じではありませんでした。
観音岳から下って行くと薬師岳に着きました。
こちらは広々していますが、日差しを避けられる場所は限られます。
南下してくる人よりも、夜叉神峠方面から上がって来る人の方が多いようでした。
下山のための時間を気にしながらも、景色を楽しみました。
間ノ岳は雲が取れましたが、農鳥岳は雲の中から出てきてはくれませんでした。
名残惜しいですが、ずっといるわけには行かないので下山にかかります。山頂から東へ中道を下りました。樹林帯の道で、ポイントと言えるのは御座石と林道出合くらいです。青木鉱泉までは標高差が約1700mあるので、山頂で終わったつもりでいると、つらい道になってしまうと思いました。
青木鉱泉の駐車場に着くと、料金の支払いを促すメモがワイパーに挟まれていました。このメモを持って、青木鉱泉の正面玄関右手から勝手口に回り、1日分の750円を支払って本日の行動終了となりました。
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白峰三山を眺められる稜線の縦走路は、素晴らしいと思いました。
駐車場の状況から想像したよりは静かな山歩きを楽しめました。
歩き出しの標高が5〜600m高かったら、大賑わいの山になるのかな。
はじめまして。同じ時期にこのルートを登ろうと計画していましたが、老化による膝痛がでて断念しました。縦走路からの眺め想像すると良いですね。登った気分でレコを拝見させてもらいました。
はじめまして、cham115さん。メッセージありがとうございます。
鳳凰三山は白峰三山のすばらしい展望台だと思いました。
膝痛が出てしまい計画を断念したとのことですが、痛い所があったり、痛みが出ることへの不安があると、山行も十分に楽しめないですよね。
早く膝が回復し、cham115さんが楽しく山を歩けるようになることをお祈り申し上げます。
初めまして!
私も先週歩いたコースです。
レコを読んでいて当時の興奮が蘇り、思わずコメント書き込みさせていただきました。
鳳凰の滝への道は藪と倒木に阻まれた荒れた道を行く必要がありました。
ご指摘の通り、登山口があと500m上にあればもう少し登山者が多くなり、道もしっかり付けられるのかと思います。
とは言え、そこそこキツイ道のりだからこその静かな山旅という事もあり、悩ましいものですね^_^
初めまして、 dtoyaziさん。コメントありがとうございます。
鳳凰の滝は事前にチェックしておらず、行こうかどうか迷った末に、折角だから寄っていくことにしました。
緊張感無く踏み跡を追って行った結果、とても一般登山道の道と思える状況ではなくなり、踏み跡も消えてしまいました。基本に従えば戻るべきなのでしょうが、道標からそれ程時間も経っておらず、進行方向左手に鳳凰の滝、右手には登山道があるのは間違い無かったので、右手方向に歩き易そうな所を探して登山道(トラロープが張ってある場所)に復帰しました。
dtoyaziさんのお話からすると、私は倒木を嫌がった人の踏み跡に従ってしまったのでしょうか。恥ずかしい限りです。
これからもよろしくお願いします。
gen0715さん,こんにちは。
5/28に大無間山〜大根沢山でお会いしたhushiyamaです。
鳳凰三山からの展望がすばらしいですね。
ボクも2年前かな,青木鉱泉から同じコースを歩きましたけど,
北岳の存在感に圧倒されましたよね。
秋にはまた深南部の山々へ向かうつもりです。
どこぞのお山で,またお会いできるのをたのしみにしています。
hushiyamaさん、こんちには。
コメントありがとうございます。
鳳凰三山の稜線は、最高の白峰三山展望台だと思います。
私も北岳を見てまた登りたくなってしまいました。
私も涼しくなったら深南部を歩いてみたいと思っていますので、
お会いできたらうれしいです。
(現在、戸中山林道は通行止で、黒法師岳・不動岳へは行けないようです。)
http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/tenryu/
gen0715さん,戸中山林道についての情報,ありがとうございます。
ゲートの先に通行止区間があるんですね。
「秋には不動岳」と考えていたので,林道情報,この先もチェックします。
hushiyamaさん、こんにちは。
「NEW」となっていますが、いつUPされたのかは分からない情報です。
秋になれば、ヤマレコでも戸中山林道の情報が出てくると思います。行ってみたけど登山口に辿り着けなかったというのは、避けたいですよね。
自分は、ゲートまで車で入れて普通に登れる状態になったら行きたいと思っています。
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