花と大雪渓の鳥海山(湯ノ台コース)
- GPS
- 08:22
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,158m
コースタイム
天候 | 晴れ/山頂付近はガス模様 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*雪渓では軽アイゼンを使用。 *外輪から御室方面への下りはザレており、落石を起こさないよう注意が必要。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴:鳥海山荘(@510円) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
熊鈴・笛
ヘッドランプ
予備電池
GPSロガー
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
軽アイゼン
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
県内どの山域も微妙な感じの三連休初日は、比較的良さそうな鳥海山へ湯ノ台口から。滝ノ小屋で団体客をパスさせてもらって取り付いた八丁坂には素晴らしい青空が広がり、心地良い風が吹き渡ります。ハクサンシャジンやフウロ、トウゲブキなどの花々を楽しみながら上がり河原宿小屋で小休止。大きく雪渓の残る山頂方面と豊かな雪解け水のせせらぎ、周囲に咲き乱れる春〜夏の花々を眺めながら、ここは本当に天国のようなロケーションにある小屋だなと隊長と再認識します。
小屋から少し歩いて軽アイゼンを装着、いよいよ広大な雪渓に取り付くと、以前滝ノ小屋の管理人さんに教えてもらった「大雪渓は左側を行くように」という教えを守って一歩ずつ上がり、最上部で小雪渓へトラバース。小雪渓はピンクテープの見える方向へ斜めに進んで薊坂の入口に到達。薊坂には雪が溶けるのを待ち構えていたミヤマキンポウゲやヨツバシオガマ、ホソバイワベンケイなどが咲き誇っており急登の辛さを慰めてくれます。サンカヨウも一株見つけました。
外輪まで上がるとガスがたゆたう中にも新山がはっきりと見え、予定どおり山頂まで行くことを決定。イワイチョウやイワブクロ、アオノツガザクラ、そして今年も出会えたチョウカイフスマの可憐な姿を楽しみながらドロップポイントまで進み、外輪を慎重に下って達した雪堤?を渡って新山の取り付きへ。大きく雪の残るこの時季はこちら側からだと比較的楽に新山に到達しますが、ガスに覆われた感じで残念ながら遠望は利きません。写真を何枚か撮ってそそくさと山頂を後にし、外輪まで登り返して乾杯・昼食としました(隊長、ナポレオン御馳走さまでした)。
その後も新山は姿を見せてくれませんでしたが、雪渓の残る鳥海の優しく雄大な景色と可愛いらしい花々、雪渓を渡る爽やかな風を楽しみながら下山。もう何度目かの鳥海山ですが、鳥海は歩くたびにその素晴らしさが深まっていくような山だと感じた山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する