ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1201254
全員に公開
ハイキング
日高山脈

やめときゃよかった?ペテガリ岳

2017年07月16日(日) ~ 2017年07月18日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
47:16
距離
45.4km
登り
4,394m
下り
4,384m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:06
休憩
0:24
合計
3:30
8:33
90
スタート地点
10:03
10:27
96
2日目
山行
12:06
休憩
0:36
合計
12:42
3:39
208
7:07
7:07
94
8:41
8:45
107
10:32
10:56
87
12:23
12:29
90
13:59
14:01
140
3日目
山行
3:05
休憩
0:24
合計
3:29
4:20
115
6:15
6:39
70
7:49
ゴール地点
天候 3日間曇り、時々雨 7/18午後は雷雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
元浦川林道は工事で閉鎖になる恐れがあります。出発前に念のために浦川町役場で問い合わせた所、7/18から閉鎖のような話でびっくりしました。慌てて北海道森林管理局にTEL したところ、7/18に入札があり、業者が決まり次第、工事日程が決まり、日程によって閉鎖とのことでした。以下のURLを参照して、行かれる場合は北海道森林管理局に確認のTELした方が良いかなと思います。 www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/hidakananbu/mountaintrail.html
コース状況/
危険箇所等
峠までの沢道は、登りの時は赤布を探して慎重に登られた方が良いと思います。ペテガリの道は迷うことのない一本道です。1050のコブの後半の藪漕ぎと、頂上直下の這松こぎがあります。
林道終点。 車が5、6台 連休なので結構いるんだと思いました。
2017年07月16日 08:33撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/16 8:33
林道終点。 車が5、6台 連休なので結構いるんだと思いました。
とりあえず、渓流シューズを履いて出発です。渓流シューズを履くのは初めてです。
2017年07月16日 08:52撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/16 8:52
とりあえず、渓流シューズを履いて出発です。渓流シューズを履くのは初めてです。
最初の渡渉点。水量は少ない。
2017年07月16日 08:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/16 8:38
最初の渡渉点。水量は少ない。
滝の右岸、向かって左を巻きます。
2017年07月16日 09:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/16 9:29
滝の右岸、向かって左を巻きます。
レコにあったように、ここは向かって右を行きます。
2017年07月16日 09:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/16 9:57
レコにあったように、ここは向かって右を行きます。
よく滑る、峠直下の急斜面。ペテガリ山荘におられた団体さんは”どろ壁”と呼んでいました。
2017年07月16日 10:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/16 10:06
よく滑る、峠直下の急斜面。ペテガリ山荘におられた団体さんは”どろ壁”と呼んでいました。
道道静内中札内線の林道をひたすら歩きます。
2017年07月16日 11:08撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/16 11:08
道道静内中札内線の林道をひたすら歩きます。
ペテカリ山荘。途中で雨に降られました。
2017年07月16日 12:05撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
7/16 12:05
ペテカリ山荘。途中で雨に降られました。
1050のコブ付近から左方。
2017年07月17日 05:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 5:42
1050のコブ付近から左方。
1050のコブ付近から右方。雲海が綺麗です。
2017年07月17日 05:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/17 5:42
1050のコブ付近から右方。雲海が綺麗です。
中ノ岳でしょうか。その奥に神威岳があるはずです。
2017年07月17日 06:53撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 6:53
中ノ岳でしょうか。その奥に神威岳があるはずです。
1301のコブ付近。ペテガリが見えてきました。
雲が濃くなってきました。
2017年07月17日 08:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/17 8:26
1301のコブ付近。ペテガリが見えてきました。
雲が濃くなってきました。
頂上直下の這松の海。
2017年07月17日 11:11撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 11:11
頂上直下の這松の海。
ペテガリ頂上。長かった。
2017年07月17日 10:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
7/17 10:55
ペテガリ頂上。長かった。
2017年07月17日 10:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 10:55
ヤブで下が見えません。
2017年07月17日 11:25撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 11:25
ヤブで下が見えません。
オトギリソウ?
2017年07月17日 13:04撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/17 13:04
オトギリソウ?
シャクナゲ
2017年07月17日 13:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 13:07
シャクナゲ
2017年07月17日 13:40撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 13:40
エゾシオガマ
2017年07月17日 14:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/17 14:00
エゾシオガマ
平坦な道は急ぎます。
2017年07月17日 14:18撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 14:18
平坦な道は急ぎます。
オニユリ
2017年07月17日 14:48撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 14:48
オニユリ
オトギリソウ?
2017年07月17日 14:50撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/17 14:50
オトギリソウ?
ようやく、登山口に。
2017年07月17日 16:24撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/17 16:24
ようやく、登山口に。
道道静内中札内線の林道を帰ります。
2017年07月18日 05:17撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:17
道道静内中札内線の林道を帰ります。
林道と峠道の分岐点。
2017年07月18日 05:34撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:34
林道と峠道の分岐点。
2017年07月18日 05:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 5:35
また、嫌な”どろ壁”を降ります。
2017年07月18日 06:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 6:38
また、嫌な”どろ壁”を降ります。
2017年07月18日 07:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:37
2017年07月18日 07:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:37
平坦な場所に。もうすぐです。
2017年07月18日 07:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:41
平坦な場所に。もうすぐです。
雨で増水を心配しましたが、思ったほど水量多くなく、むしろ拍子抜け。
2017年07月18日 07:49撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/18 7:49
雨で増水を心配しましたが、思ったほど水量多くなく、むしろ拍子抜け。

感想

 体力は若い頃の2/3、登山技術も初心者のままどころか、バランス感覚が悪くなりよく転倒するようになりました。
 そんな私が、ペテガリに登ろうと思ったのは、昨年、暑寒別岳に登った後、ある宿で、北海道中の山を1、2ヶ月かけて登ろうと思っているという、私と年恰好がよく似た人の話を聞いてからでした。
一人では無理と躊躇していましたが、これ以上歳を重ねたら絶対無理と頑張ってみることにしました。

 連休中は天候が心配でしたが、案の定、出発時はどんよりとした曇り、別の山に変更しようかと、一応、林道の状況だけでも見ておこうと、神威山荘近くの元浦川林道終点まで行きました。
 雨は降っていなく、それでは、ペテガリ山荘だけでも行ってみようかという気になり、初めて渓流シューズを履き、峠に登り、中札内線の林道に出たところで雨。当日はペテガリ山荘に泊まりました。
 
 当日にペテガリを登ろうとされていたグループの方は、やはり雨で途中で全員撤退されたようでした。
 ところが、午後3、4時ごろ雨が止み日差しが・・・。ラジオを持っている方が、日高地方は、翌日午前中は曇り、午後雷雨と・・・。
 
 天気予報を信じ、途中で雨が降れば撤退と決めて、翌朝、先に進んでみることにしました。当日、登る人は私以外は一人。それも20歳近く若い方でした。
 聞いていた通り、1050のコブまでの後半は笹薮がひどく、先を思いやられました。ただ、右手は中ノ岳でしょうか望め、雲海が綺麗で癒されました。 
 幸いなことに、1301のコブまで雨に降られず、それならと、そこで初めて、頂上に登ると意を強くしました。
 直下1時間前くらいからでしょうか、急に雨が降り出してきて、本格的になりました。
 最初は笹薮が、そのうち醜いハイマツの藪漕ぎとなり、夢中で格闘しているうちに頂上に立てました。
こんな天気に、私のようなものでも頂上に立てるのだと感動ひとしおでした。
 
 寒いので小休憩して退却しましたが、小一時間してからでしょうか、雨がものすごくなり雷が鳴り出しました。近くで雷が落ちる度に、怖くて、金属の熊よけ鈴をストックにつけていたので、手放したりしました。足が思うようには動かず、と言って、無理して捻挫でもしようものなら、山中に取り残されますので、心で急いで下山しました。  
 
 途中、”やはりやめておきゃよかった”と何回も思いました。親父さん(熊)のことなんかすっかり忘れていました。1293のコブあたりから雨も小降りになり、雷もやみほっとしました。無事、山荘まで降りて確認したのですが、ダニも付いていませんでした。
 水が不足したというレコを読んで、水3.5L持って行ったのですが、数日来の高温が嘘のように気温が低く、山荘から頂上往復に使った水はスポーツドリンクも含め1.6Lでした。
 
 翌日も雨で、今度は峠道の沢筋と、最初の渡渉点の水位が心配でした。幸いなことに、増水は大したことはなく杞憂に終わりました。
 
 今回の山行は、林道修理のため、7/18に入札があり、業者が決まり次第、林道閉鎖になると聞いていたので、そのことが頭の片隅から離れず、少々無理をしたようです。
 雷が怖くて、あれだけ、途中”やめておきゃよかった”とつぶやいていましたが、無事帰還すると”やはり、登ってよかった”と思いました。現金なものです。でも、無理は禁物です。つくづく思いました。

 ペテガリ山荘は立派な良い山小屋でした。
道道静内中札内線の林道は車が通れないので、元浦川林道経由で峠道を開拓された方に感謝です。

 fenix5Xによりgpsログを記録しましたが、ペテガリ山荘周辺をうろうろしたログが含まれているためか、距離が異常に長くなっています。おそらく10km以上長くなっていると思われます。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1947人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [3日]
ペテガリ岳・神威岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら