白馬岳 蓮華温泉から絶景、天空の稜線。雷鳥とも遭遇♪
- GPS
- 12:12
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,941m
- 下り
- 1,939m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 12:20
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はないように思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
|
---|
感想
先月14日に燕岳に登りましたが、今回は約1ケ月ぶりの登山です。
今回もなかなかハードスケジュール。
前日夜まで仕事、帰宅後準備して10時に出発。
京都から、糸魚川IC経由、蓮華温泉まで約6時間。
糸魚川ICに着いたのが3時過ぎ。少しだけど眠れそう。
しかしここで少しアクシデント。
このまま蓮華温泉に向かうと糸魚川ICに戻るガソリン残るかな?って。
不安になって、糸魚川IC下りてガソリンスタンド探すが、24時間営業店は見当たらず。
いかんな・・・諦めて再度高速道路にて30キロ程戻り給油。
往復で1時間のロス、結局現地到着が6時前と約1時間遅れで一睡も出来ず。
6時前に到着&登山開始となりました。
駐車場から見れる景色は、残雪の山々でした♪
テンション上げて行きましょう!
それにしても、あまりにも眠く、しんどくて、せめて1時間だけでも寝て登るか迷いましたが、出発。
道中、新潟の長岡から来られてたご夫婦と一緒になり、少しお話して、抜きつ抜かれつしながらの山行。白馬大池までお花を楽しまれに行かれるそうです。
森林限界を超え白馬大池まで来ると、雪渓が拡がる美しい景色。
そして残雪の朝日岳、雪倉岳が美しい。
ここからは、この雪景色を見ながらの山行となる。
なだらかではあるが、ここから400m近い標高差を、稜線を辿って登っていくことになる。
多くの下りてこられる方とすれ違う。皆さん、きっと小屋泊ね。
緑と白のコントラストの美しい朝日岳、雪倉岳、振り返ると白馬大池、こんな綺麗な景色を見ながらゆっくりと標高を上げていく。
そしてどんどん上がり稜線に出ると、眼下には雲海が拡がる。
あまりにも絶景が続き、天気も申し分ない。
山頂まで持ってくれ・・・願いはそれだけ。
稜線上にポコンと高く飛び出た”船越の頭”へ。
ここからの景色がまた絶景!360度のパノラマ♪
これから進む、小蓮華山へ続く美しい稜線美、雲海、辿ってきた稜線と大池。
いやぁ、ほんとこのコース、見所しかないなぁ!
ここから更なる天空の稜線を登りますが、あれ?意外に長いぞ(笑)
ま、いーか♪
間もなく小蓮華山山頂だ、と思った時、下りて来られた方から
「そこの草の陰にライチョウいるよ!」
実は初ライチョウ!
下りて来られる方々、そして長岡から来られたご夫婦とライチョウとの出会いを楽しませてもらい、山頂へ向かいました。
小蓮華山の山頂へ。
何じゃこら!・・・
360度パノラマの大絶景、
そして白馬岳へ延びる稜線、
ここまでで一番の景色だな。
ほんと、このコース恐るべし!
長岡のご夫婦から自家製のパウンドケーキを一切れ頂き、パワーも頂戴し、白馬へ向かいます。
ご夫婦はここで大池に引き返されるそうです。
ここまでの道中、ありがとうございました。
睡眠不足でへばり、気持ちが折れそうだった樹林帯をこのお2人のおかげで楽しく抜けて来られた。
さあ、更なる天空の稜線へ。
コースタイムで1時間30分か。
それにしても暑くなってきたな。日差しもきつくなってきた。
しかし油断してたらガスが上がって来そうやし早くしないとな。
それにしてもこの稜線、まったく足が進まない。
景色が良すぎるのだ。
少し進んで見渡すと、角度や高さが少し変わるだけで見える景色が変わるため、思わず足が止まってしまう(笑)
しかもこの稜線、反対側はまあまあ切れ落ちていて、高度感もなかなか。
最高です。
景色と高度感を満喫しながら進んでいきます♪
そうこうしながら山頂直下まで来たら、反対側に劔岳が見えてきた。
山頂へ続く一本の線、正にヴィクトリーロード。
そして山頂へ到着です。
意外に長かったな。
山頂は混雑するほど人は多くなかったが、少しだけ山頂写真待ち。
撮ってもらったり、自撮りしたり♪
天気最高!暑い!景色絶景!
申し分ない山頂の光景です。
下の方からガスが上がって来そうな気配ですが、しばらく景色を楽しませてもらいました。
猿倉の方から上がって来られたご夫婦に劔をバックに写真を撮って頂きました。
正直、時間的には推しているのですが、ここまで水1.5リットル飲んで、0.5リットル開けてザックに差している状態。
下山には不安なので、小屋へ水を調達に下りることに。
往復30分くらいかかるけど、仕方ないな。
帰り道とは反対側にある白馬山荘まで下りました。
いやぁ、ここも景色いいねぇ!
予定外ですが、ここでランチに。
でも時間ないし、火は使わずサッサと済ませました。
水とバッジをゲットし、再び山頂へ。
おっと!
坂でライチョウ発見♪
しばらく観察。
いやぁ、今日は本当についてますね♪
そうこうしてたら、あっという間に辺りはガスに包まれていきました。
山頂に着く頃には、山頂より少し低い高さはすべてガスの中に。
いやぁ、ついてたというか、持ってたというか、いや、それよりも凄いのは「ヤマテン」の予報だ。
前日、行くかどうか迷ったのだが、ヤマテンでは「午前中は概ね晴れ。午後からは全般的に霧が上がって包まれる」となっていたが、まったくその通りになった。
見事です。
しかしヤマテンの予報には続きが。
「後立山連峰では、午後からにわか雨が降ることもある」
霧が濃く、少し冷えてきたのと、時間が推しているので、急いで下りることに。
グイグイ下りていき、あっという間に三国境に。
ここで登って来られた何人かの方とお会いする。
疲れてたのか、ぼーっとしてたのか、ここで少し道を間違えた。
こんな簡単な場所で???
縦走路を戻らずに、朝日岳方面に降りてしまいました。
下り切ったところで雪渓、すぐ様気付き引き返し登り返しました。
この登り返しキツい!
稼いだアドバンテージはご破算です(笑)
気を撮り直して再出発。
霧時々晴れ、そんな感じになってきました。
ここから多くの登って来られる方とすれ違いました。
雨の心配はなさそうです。一安心ですが、山の天気は急変するから最後まで気を抜かずに。
霧に包まれて、一切の遠望や標高の低い位置の景色は見えませんが、北アルプス特有のザレた三角の稜線をグイグイ進んで下りたり登り返したりを繰り返し、ようやく小蓮華山へ。
往路と違い、人は自分以外には一人だけ。
景色も霧に包まれ、朝とはまったく別物(笑)
さ、さっさと降りなければ。
ここから大池までは、ひたすらにグイグイ下りました。
大池の手前で足の裏、指の付け根や指の裏が痛くなってきた。
実は今日おNEWの靴。
ご法度なのはわかってましたが、履きおろしする時間すらなかったのです。
ま、よくここまで大丈夫だったな(笑)
大池まで来た。
気分的には安心だが、ここから標準タイムで2時間はかかる。
大池での休憩はパスして下ります。
登山道は雪解け水で川になっていました。
あかん、足が痛くてペースが上がらんわ。
ここで子供なら「もう歩けない」と言いたいところだが、山は登ったら下りなければならない。
ここへ来て、また寝不足の疲れも一気に襲ってきた。
ゆっくり、コースタイムペースで進み、1時間で天狗の庭。
もう歩きたくないが、何とか時間は読めた。
ここからもコースタイム通りに進み、蓮華温泉に6時には下りれました。
大池からの最後の2時間は少し辛かったけど、無事下山出来ました。
それにしてもこの日の白馬岳山行は最高でした♪
絶景の天空の稜線、美しい残雪、切れ落ちた稜線の高度感、そして天気、
どれを取っても申し分なかった。
寝不足山行以外は最高でした(笑)
蓮華温泉からの白馬岳、最高でした♪
そして無事安全な山行に感謝。
今回もお付き合い頂き、ありがとうございました♪
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